ズパゲッティとは
ズパゲッティとは名前だけ見ると洋風麺のスパゲッティをイメージしますが、実際は全く違います。
オランダ実業家女性が考案した編み糸です。
糸自体が生活で必要がない物で作られていることで「エコ糸」とも言われています。
今回は「ズパゲッティバッグの材料と道具や作り方・タッセル・ヘアアクセサリー・ブレスレット・ラグやクッションの作り方」等を紹介します。
環境に優しい毛糸で、楽しい編み物を始めましょう。
ズパゲッティで作れるもの
ズパゲッティは通常の毛糸同様に、色んな物を編むことができます。
- おしゃれなタッセル
- 手首が輝くブレスレット
- 整理しやすい小物入れ
- キュートなポシェット
タッセルは糸やひもを束ねた装飾品であり、キーホルダーとして愛用できます。
他にもブレスレットや小物入れ・ポシェット・帽子等、通常の毛糸でできる編み物が可能です。
ファッションから生活雑貨まで、幅広い作り方があることでも人気があります。
ちょっと大きな物となれば、クッションやソファーカバー等も編めるでしょう。
ズパゲッティバッグ作りの材料・道具
ズパゲッティの糸では、バッグを作ることもできます。
どんなバッグが作れるのか、定番のズパゲッティバッグの材料・道具・作り方を紹介しましょう。
- ズパゲッティ(好きな色)
- ヒトデ型コンチョ(飾り用)
- かぎ針
- 布切りはさみ
- ファスナー
基本中の基本となるズパゲッティバッグになります。
最小限の材料と道具は5つであり、どこでも可能な作り方です。
材料・道具①:ズパゲッティ(好きな色)
ズパゲッティバッグの材料・道具1つ目は「ズパゲッティ(好きな色)」です。
バッグの基本となる毛糸ですから、最初に選ぶ必要があるでしょう。
まずは色合いであり、どんなバッグを作りたいのかカラーやデザインも含めて考案しておきます。
ズパゲッティは再生ひもで通常の毛糸よりも太目の為、早めに編めるでしょう。
単色から混色まで揃っていて、イメージにマッチしたタイプを選ぶことができます。
材料・道具②:ヒトデ型コンチョ(飾り用)
ズパゲッティバッグの材料・道具2つ目は「ヒトデ型コンチョ(飾り用)」です。
ズパゲッティで編んだバッグもおしゃれですが、何か物足りないと感じた時にワンポイントが必要でしょう。
ヒトデ型コンチョは、ヒトデの形をしたモチーフで付けるだけで海をイメージできます。
どんなデザインにしたいかは人それぞれであり、他にも色んなコンチョがあって探してみると良いでしょう。
イメージにマッチする小物アイテムを探す為に、雑貨店巡りをするのも楽しいものです。
材料・道具③:かぎ針
ズパゲッティバッグの材料・道具3つ目は「かぎ針」です。
編み物に欠かせないかぎ針は、通常の毛糸だけでなくズパゲッティでも使います。
しかし毛糸よりも太目の紐状になっている為、できるだけ太いかぎ針を使うことがポイントです。
又、かぎ針がなくても手を使って編める「指編み」もできるでしょう。
指編みであれば、かぎ針等の道具も要らずにどこでも手軽に編めます。
材料・道具④:布切りはさみ
ズパゲッティバッグの材料・道具4つ目は「布切りはさみ」です。
裁断ばさみが適正であり、1回で切れるタイプがおすすめでしょう。
通常の毛糸と違って、ズパゲッティは太目の紐ではさみによってはなかなか切れません。
選ぶ時はしっかり切れるかどうかチェックしてから買うようにしましょう。
又、錆びないように普段から手入れをしておくようにしてください。
材料・道具⑤:ファスナー
ズパゲッティバッグの材料・道具5つ目は「ファスナー」です。
バッグを作る上で、中身が見えないようにファスナーを付けることもできます。
ファスナーといっても色んなデザインやカラーがあり、作りたいズパゲッティバッグの色に合わせましょう。
他にもボタンフックにしたり、マジックテープを使う作り方もできます。
どんなバッグにするのか、中を見せるのか隠すのか見当した上で編んでみましょう。
ズパゲッティバッグの作り方
材料が揃ったら、ズパゲッティバッグの作り方をマスターしましょう。
作り方の工程は10つになっています。
- 輪を作り結び目にする
- かぎ針で1目めを編む
- 底面を編む
- くさり編み
- こま編み
- すじ編み
- 側面を作る
- 持ち手を作る
- フレンジを付ける
- 飾りボタンを付ける
ズパゲッティバッグの作り方は、基本となる編み方をマスターすれば簡単に作れます。
では、1つ1つ作り方工程を見ていきましょう。
作り方手順①:輪を作り結び目にする
ズパゲッティバッグの作り方手順1つ目は「輪を作り結び目にする」です。
ズパゲッティの紐の先で輪っかを作り、くぐらせる部分を作ります。
輪をくぐらせてぎゅっと締め付けていくと、結び目の完成です。
最初の段階の結び目は、今後編んでいく上で抜けてしまわないようにしっかり結び目を作りましょう。
指で簡単な作り方の為、始めからかぎ針でも可能です。
作り方手順②:かぎ針で1目めを編む
ズパゲッティバッグの作り方手順2つ目は「かぎ針で1目めを編む」ことです。
結び目にかぎ針をかけて糸をかけましょう。
スッと引くと1目めが完成します。
この状態を13目まで編んでいくのです。
ただし最初の結び目とかぎ針の輪は目に入れないことが作り方ポイントになります。
作り方手順③:底面を編む
ズパゲッティバッグの作り方手順3つ目は「底面・側面を編む」ことです。
底になる部分はバッグの容量が決まる為、サイズはしっかり検討してから編みましょう。
基本底面は1段目にくさり編み、2段目はこま編みになります。
3段目はこま編み、4段目はすじ編みにしましょう。
くさり編み・こま編み・すじ編みは基本となる編み方であり、事前にマスターしておくとスムーズに編み上げることができます。
作り方手順④:くさり編み
ズパゲッティバッグの作り方手順4つ目は「くさり編み」です。
くさり編みとはその名の通り、くさりの形をした作り方になります。
かぎ針に1周ズパゲッティをひっかけて、輪の部分から引き抜きましょう。
伸縮性の高い素材は編み目がきつくなる為、緩やかに編むように心がけてください。
又、編み針サイズも慎重に選びましょう。
作り方手順⑤:こま編み
ズパゲッティバッグの作り方手順5つ目は「こま編み」です。
こま編みはくさり編みを作り目として作り、裏山にかぎ針を入れて糸を引き出します。
さらにかぎ針に糸をかけて一気に引き抜くのです。
1目のこま編みが完成し、同じように編んでいきましょう。
くさり編みよりも細かく編めることで、しっかりとしたバッグが完成します。
作り方手順⑥:すじ編み
ズパゲッティバッグの作り方手順6つ目は「すじ編み」です。
すじ編みとは、こま編みとは違うすじ状のデザインが特徴になる編み方になります。
作り目を作り、引き抜き編みをした後で下の段のくさりの向こう側にかぎ針をくぐらせましょう。
2つの輪に糸を通して引き抜きます。
すじ編みが完成し、横のラインを強調したい場合にぴったりのデザインが完成です。
作り方手順⑦:側面を作る
ズパゲッティバッグの作り方手順7つ目は「側面を作る」ことです。
バッグの底が完成したら、側面を作りましょう。
バッグの側面を作るには、まずは立ち上がりが必要です。
こま編みは細かく編めることでしっかり立ち上がる為、おすすめの作り方でしょう。
好みの高さになるまでこま編みを続けていきます。
作り方手順⑧:持ち手を作る
ズパゲッティバッグの作り方手順8つ目は「持ち手を作る」ことです。
立ち上がりではくさり編みをして、こま編みでしっかり持ち手を編みます。
くさり編みではゆるく編めてしまう為、細かく編んでしっかり持てるようにこま編みにしましょう。
持ち手はバッグによって異なります。
どこから取っ手を付けるのかどうか、最初に決めておくことが大事です。
作り方手順⑨:フレンジを付ける
ズパゲッティバッグの作り方手順9つ目は「フレンジを付ける」ことです。
付けるか付けないかは好みの問題であり、付けなくても大丈夫でしょう。
結んでから希望の長さにカットする必要がある為、はさみが必要です。
フレンジを入れる目にかぎ針を入れて、フレンジを半分にしてひっかけます。
中に通してから結び、好きな長さでカットすればバッグの作り方完成です。
作り方手順⑩:飾りボタンを付ける
ズパゲッティバッグの作り方手順10つ目は「飾りボタンを付ける」ことです。
バッグの中央におしゃれなボタンを付けると引き締まって、高貴なイメージに仕上がります。
飾りボタンとしてもOKですし、フックをつけるとバッグが閉じられて中身が見えません。
最近では色んなボタンが販売されているので、ズパゲッティバッグに合ったボタンを選んでみましょう。
ズパゲッティタッセルの作り方
タッセルとは、ズパゲッティの紐を束ねた房状の装飾です。
簡単に作れるタッセルの道具と作り方工程を見ていきましょう。
- DMC Hoooked Zpagetti ズパゲッティ
- ナスカン
タッセルは必要な材料も少なくて、誰でも簡単にできる作り方でしょう。
では、詳しく解説します。
材料・道具①:DMC Hoooked Zpagetti ズパゲッティ
ズパゲッティタッセルの材料・道具1つ目は「スパゲッティ」です。
房の元になり、どんな色を選ぶかが作り方ポイントになるでしょう。
単独でキーホルダーとして使う場合はどんな色でもOKですが、バッグ等に装着する時は色合わせが必要です。
房となる部分は単色かグラデーションを付けるかは事前に決めておきましょう。
基本となるのは、赤・ピンク系の明色と青・緑系の暗色で揃えるとキレイに仕上がります。
材料・道具②:ナスカン
ズパゲッティタッセルの材料・道具2つ目は「ナスカン」です。
ナスカンとは、バッグ等ジョイント目的で使える金具を指します。
ズパゲッティを束にして結び、反対のフック部分をバッグ等にかければおしゃれ度がアップするでしょう。
色んな形やカラーのナスカンが売られている為、バッグ等にマッチした色やデザインで選ぶことが作り方ポイントです。
多機能のナスカンは、手芸用を選ぶと失敗しません。
作り方は、まずナスカンに1本のズパゲッティを通して、残りの束を十字に交差させて置きます。
1本のズパゲッティを固結びして揃え、もう1本のズパゲッティをナスカンから1cmぐらいからぐるぐる巻きつけましょう。
ぎゅっと縛ってはみ出た部分をはさみでカット、形を整えて作り方完成です。
ズパゲッティヘアアクセサリーの作り方
ズパゲッティは、簡単なヘアアクセサリーも作れます。
おしゃれなヘアアクセの作り方を紹介しましょう。
- ズパゲッティ
- ヘアゴム
- かぎ針
材料・道具①:ズパゲッティ
ズパゲッティヘアアクセサリーの材料・道具1つ目は「ズパゲッティ」です。
どんな色にするのかは事前にチェックしておき、イメージしながら決めましょう。
キティちゃんのヘアリボンゴムを作る為、あまり長さは必要ありません。
他の物を作った余りのズパゲッティで十分です。
単色でも可能ですが、何色か混ぜてみるのもおしゃれでしょう。
材料・道具②:ヘアゴム
ズパゲッティヘアアクセサリーの材料・道具2つ目は「ヘアゴム」です。
黒や茶のシンプルなゴムでOKですが、使い古した伸びたゴムではなく新品を使いましょう。
又、1本のゴムを自分で切って輪にするのもありですが、既に輪っかになっているタイプは面倒くさくありません。
100均でも何個か売られている為、探してみてください。
ヘアゴムに沿ってズパゲッティを編んでいきます。
材料・道具③:かぎ針
ズパゲッティヘアアクセサリーの材料・道具3 つ目は「かぎ針」です。
通常の毛糸よりも太いズパゲッティは、ジャンボかぎ針が適しています。
1,000円以内で買える為、何本か用意しておくと便利でしょう。
色もイエロー・ピンク・パープルと好きな色をチョイスできます。
キティちゃんのリボンの作り方は、まず2連の輪っかを作ることから始めます。
かぎ針を通して、新たに引っかけて引き抜いてください。
もう一度引っかけてから引き抜きを繰り返していきます。
今度は4本かぎ針に引っかけて、2本ずつ引き抜いていくと円を中心に左右にくさり編みが完成です。
後は真ん中に紐を通して結べば、キティちゃんのリボンが出来上がります。
ズパゲッティブレスレットの作り方
ズパゲッティのブレスレットもおしゃれでしょう。
3つの材料・道具・作り方を見ていきます。
- ズパゲッティ
- チャーム
- ニッパー
ポイントはチャームで、好きな形を選びましょう。
では、ズパゲッティの作り方を詳しく見ていきます。
材料・道具①:ズパゲッティ
ズパゲッティブレスレットの材料・道具1つ目は「ズパゲッティ」です。
グレーやブラックといったカラーは落ち着いた色で、どんなシーンでも重宝します。
又、一緒に着る洋服にも合わせる必要があるでしょう。
グレーやベージュ系は肌にマッチし、使い勝手が増えて便利です。
材料・道具②:チャーム
ズパゲッティブレスレットの材料・道具2つ目は「チャーム」です。
通販で売られているチャームは多く、好みで選ぶと失敗しません。
いくつかまとめて買うとお得でしょう。
使い勝手が広がるハンドメイド用タイプを選ぶようにしてください。
材料・道具③:ニッパー
ズパゲッティブレスレットの材料・道具3つ目は「ニッパー」です。
チャームを取り付ける時に便利なアイテムになります。
手でつなげようとしても、上手く力が入りません。
細かい金属を曲げるのに適したニッパーは、1本は持っているとズパゲッティハンドメイドの必需品でしょう。
作り方はとても簡単なブレスレットで、くさり編みの連続によるシンプルなタイプです。
腕のサイズにもよりますが、20から35目ぐらいが平均でしょう。
くさり編みは表裏がある為、しっかり見極める必要があります。
端を留めて輪っかにしてから、ニッパーを使ってチャームを付けてください。
ズパゲッティでラグやクッションも作れる
ズパゲッティの基本的な編み方をマスターすると、色んな応用の作り方が利きます。
例えば、クッションカバーです。
くさり編みを繰り返すシンプルな作り方ながら、選ぶズパゲッティの色や柄によって豪華に仕上がります。
ザクザク編み上げることで、手作り感があっておしゃれです。
ズパゲッティ作品アイデア実例
ズパゲッティは編み方次第で色んなアイテムの作り方が可能です。
人気の作り方作品を紹介しましょう。
- ニコちゃんの鍋敷き
- 常夏のシーバッグ
- 毛糸カゴ
- おしゃれな水筒カバー
- スマホショルダー
ズパゲッティアイテムは、見ているだけでもテンションが上がりそうです。
では1つ1つ、作り方作品を詳しく解説していきます。
ズパゲッティ作り方作品①:ニコちゃんの鍋敷き
ズパゲッティ作り方作品1つ目は「ニコちゃんの鍋敷き」です。
黄色地にニッコリ笑った顔のニコちゃんは、見ているだけで癒されます。
黄色いズパゲッティと黒のズパゲッティで簡単にできるでしょう。
ズパゲッティデビューの人にぴったりのアイテムです。
ズパゲッティ作り方作品②:常夏のシーバッグ
ズパゲッティ作り方作品2つ目は「常夏のシーバッグ」です。
淡ブルーのズパゲッティのフレンジをたくさん付けることで、常夏の海をイメージできます。
貝殻をチャームとして使うと、より一層海のイメージアップになるでしょう。
夏のマイバッグとして、自分用に作ってみてください。
ズパゲッティ作り方作品③:毛糸カゴ
ズパゲッティ作り方作品3つ目は「毛糸カゴ」です。
趣味の手芸で使う毛糸は意外と収納に困ってしまうでしょう。
ズパゲッティで作ったカゴはおしゃれで、中に入った彩豊かな毛糸がまるで果物のように演出してくれます。
インテリアとして見せる収納もできるでしょう。
ズパゲッティ作り方作品④:おしゃれな水筒カバー
ズパゲッティ作り方作品4つ目は「おしゃれな水筒カバー」です。
2色のズパゲッティを使った水筒カバーは、色鮮やかでひと際注目されることでしょう。
ワンポイントにチャームやボタンを付けることで、より一層おしゃれに演出してくれます。
遠足等に使える水筒は、手作りカバーでテンションも上がるでしょう。
ズパゲッティ作り方作品⑤:スマホショルダー
ズパゲッティ作り方作品5つ目は「スマホショルダー」です。
チャームを付けることで、おしゃれで傷等が付きにくいスマホケースが完成します。
色んなカラーを使って作ることで、その日の気分で付け替えてみましょう。
作り方ひとつで、編み込みの強さが異なって個性的なデザインになります。
スマホ以外にも、小さ目の財布や手鏡を入れておくことも可能です。
編み物に関する記事もぜひ参考にしてください。
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ズパゲッティが買える実店舗
ズパゲッティの糸が買える実店舗は存在します。
例えば、ユザワヤ・オカダヤ等の大型手芸店で取り扱われているのです。
手芸専門店として人気があり、色んな色や柄のズパゲッティが揃っています。
数の多さに、選ぶ枠も作り方も広がるでしょう。
又、実店舗だけでなくインターネット通販も行っている為、自宅からお店が遠い方も安心して利用可能です。
他にもパンドラハウスは、イオンモールに店舗があって全国展開しています。
ズパゲッティの糸の作り方
ズパゲッティの糸は市販で買うことができますが、身近な古着等を使って糸を作ることもできます。
ズパゲッティの糸の作り方を紹介しましょう。
- 要らない布を探す
- 切り込みを入れて繋げる
- つなぎ目が目立たないようにする
- 玉にする
- 無くさないようにカゴに保管する
- 試し編みする
ズパゲッティの糸づくりの工程通り行うと、素敵な糸に仕上がります。
では、作り方を詳しく見ていきましょう。
作り方手順①:要らない布を探す
ズパゲッティの糸の作り方1つ目は「要らない布を探す」ことです。
木綿タイプが使いやすく、要らなくなったTシャツやタオルがベストでしょう。
白いタイプは清潔感がありますが、柄や色があると色んなズパゲッティを楽しめます。
家中の古着や要らなくなった洋服を思い切って引き裂いてみてください。
ズパゲッティの糸の作り方で、全く違った印象に仕上がります。
作り方手順②:切り込みを入れて繋げる
ズパゲッティの糸の作り方2つ目は「切り込みを入れて繋げる」ことです。
Tシャツ等の服を裂いて作ったズパゲッティは長さが足りません。
毛糸と同様に長く巻き上げるには、1つ1つを繋げる必要があります。
ズパゲッティの1本の左右端に切り込みを入れて、別のズパゲッティをくぐらせましょう。
もう1つの切り込みに最初のズパゲッティを通してぎゅっと左右に引っ張れば完成です。
作り方手順③:つなぎ目が目立たないようにする
ズパゲッティの糸の作り方3つ目は「つなぎ目が目立たないようにする」ことです。
切り込みを入れたズパゲッティを引っ張るだけで、しっかりつながるこのスタイルは「スリップノット」と呼ばれています。
あまり引っ張りすぎると逆に目立ちやすくなる為、程よいゆるさが大事です。
普通に結ぶと玉になって目立ちやすく、つなぎ目がゴロゴロしてしまいます。
布を使った糸の作り方はこの方法が基本となり、知っておくと便利です。
作り方手順④:玉にする
ズパゲッティの糸の作り方4つ目は「玉にする」ことです。
毛糸玉のように丸く巻き上げることで、絡まることを防ぎます。
スリップノットを繰り返すことで、毛糸のように長く繋がるのです。
グルグルと最後まで巻き上げれば糸の作り方完成になります。
色んな色や柄の糸玉を作っておきましょう。
作り方手順⑤:無くさないようにカゴに保管する
ズパゲッティの糸の作り方5つ目は「無くさないようにカゴに保管する」ことです。
使う時に色が見つからないということが無いように、1つにまとめておきましょう。
便利なのは、カゴのようなケースに入れることです。
カゴもズパゲッティで手作りすると、見せる収納ができます。
作り方手順⑥:試し編みする
ズパゲッティの糸の作り方6つ目は「試し編みする」ことです。
出来上がったばかりのズパゲッティ玉を使って、試しに編んでみましょう。
基本となるくさり編みやこま編みをして、実際どんな感じに仕上がるか確認しておくことが大切です。
編み方のきつさ加減もチェックできます。
おすすめのズパゲッティ手芸の本
ズパゲッティを始めるのに、専門本が便利です。
初めてでも不安なく作ることができるでしょう。
人気の高いズパゲッティ作り方作品を、イラストで詳しく分かりやすく紹介しています。
特に秋冬デザインが多く掲載されており、独自の編み方やコツも学べるでしょう。
オールカラーで見やすい点でも、人気の1冊になっています。
人や環境に優しいズパゲッティで編んでみよう
今回は「ズパゲッティとは・バッグの材料や作り方・タッセルの作り方・ヘアアクセサリーの作り方・ブレスレットの作り方・ラグやクッションの作り方・アイデア実例」等を紹介しました。
ズパゲッティは、古着や使わなくなったシーツ等を再利用する環境にも人にも優しい糸です。
太目の紐のような糸を編んでいく為、初心者でも簡単にやりやすいでしょう。
編み物デビューの人もキャリアが長い人も、ぜひズパゲッティの魅力を堪能してみてください。