手作り水筒カバーのメリット
近年、エコの観点や熱中症対策として、水筒を持ち歩く人が増えています。
水筒カバーを手作りしたら、より便利に持ち歩きくことができます。
- 水筒を衝撃から守る
- 水筒の結露を防ぐ
- 保冷・保温効果を高める
- 自分の好みにカスタマイズできる
- 小さなお子様にも分かりやすい
メリット①:水筒を衝撃から守る
水筒をそのまま持ち歩くと、落下して衝撃を受ける可能性が高くなります。
カバンやリュックに入れていても、中の荷物とぶつかり合って表面が傷つくことも。
カバーをつけていれば、衝撃が緩和され、傷つく危険性が低くなります。
カバーに取っ手や肩紐を付ければ、持ちやすく、落とす危険性もぐっと少なくなりますね。
カバーを手作りする際に、キルティングやウレタンなどを挟み、弾力性を高めると、より衝撃に強くなるでしょう。
メリット②:水筒の結露を防ぐ
ペットボトルやプラスチック製の水筒の場合、冷たいドリンクを入れたら、気温との差で表面が結露してしまいます。
水筒のまわりの水滴で、服やバッグの中身が濡れてしまうことに。
水筒を手作りカバーで覆うことで、水滴から身を守ることができます。
水滴を吸いやすいタオル生地のような素材や水を通さないラミネート生地のような素材を使ってカバーを手作りすれば、より安心でしょう。
メリット③:保冷・保温効果を高める
ペットボトルやプラスチック製水筒のように魔法瓶タイプ以外の水筒では、時間が経つうちにドリンクが気温と同じになってしまいます。
熱いドリンクは熱いまま、冷たいドリンクは冷たいままで飲みたいものですね。
水筒カバーをつけていれば、保冷・保温効果が高くなります。
適温でドリンクを楽しめる時間を長くできます。
アルミシートを裏地に使えば、より保冷・保温効果を持続できますよ。
メリット④:自分の好みにカスタマイズできる
手作り水筒カバーの一番のメリットは、ご自分の好みにあわせて自由にカスタマイズできることでしょう。
水筒のサイズにあわせてカバーの大きさを変えることはもちろん、使う人の体形にあわせて肩紐を調節したり、使用目的に応じてカバーの形を変えたり。
生地の素材や色、柄もお好みにあわせて自由に選べますね。
市販のペットボトルでも、お好みのカバーをつけることで、おしゃれなマイボトルに変身できますよ。
メリット⑤:小さなお子様にも分かりやすい
園や小学校に、入園、入学したばかりのお子様には、新しい持ち物がたくさん。
お母様と離れて生活するので、自分の持ち物は自分で管理しないといけません。
とはいえ、お友達も皆、同じようなものを持っています。
まだ、文字の読めない小さなお子様には、持ち物の管理は難しいでしょう。
オリジナルの手作り水筒カバーがあれば、お子様にもご自分のものが一目で分かりますね。
お子様が好きなキャラクターや柄を使って手作りすれば、園や小学校の生活がより楽しくなるでしょう。
水筒カバーを手作りする時のポイント
お好みの素材で自由に作ることができるのが手作りの良さ。
素敵な水筒カバーを手作りするためのポイントをご説明します。
- どのように使うかを確認する
- サイズを確認する
- 手縫いできるかどうか
ポイント①:どのように使うかを確認する
水筒カバーを手作りする前に、誰がどのように使うかを確認しましょう。
小さなお子様には、肩からかけられるように肩紐をつけると良いでしょう。
中高校生が部活などで使う直飲みタイプの水筒なら、手に持ちやすいように水筒本体に取っ手をつけるといいですね。
通勤、通学時にカバンやリュックに入れて持ち歩くなら、巾着タイプのように紐がかさばらないほうが収納しやすいでしょう。
Dカンを付けて、紐を取り外せるようにしたり、用途に応じて紐の長さを変えられるようにすると便利ですね。
ポイント②:サイズを確認する
手作りする際に一番大切なのは、収納するもののサイズをきちんと測ることです。
「大は小を兼ねる」とはいえ、あまり大きすぎると、水筒が抜けやすく、使いにくくなるでしょう。
また、見た目もスッキリしません。
とはいえ、あまりにピッタリしすぎると、水筒を出し入れしにくくなります。
水筒カバーを手作りする際には、水筒の円周ぴったりではなく、多少のゆとりを持ちましょう。
目安は水筒の円周+2cm程度のゆとりです。
生地の厚さによっても、必要なゆとりは変わってきます。
使いたい生地をきちんと測って手作りしましょう。
ポイント③:手縫いできるかどうか
お好みの素材、生地で作ることができるのが手作りの良さ。
とはいえ、素材によっては、専用の道具が必要なものもあります。
例えば、レザーは厚さによっては、家庭用ミシンや手縫いでは対応できません。
穴あけパンチなどを使って、レザーをつなげる必要があります。
また、ラミネート生地は、穴があくため、一般的なマチ針が使えません。
洋裁用の仮留めテープやクリップなどが必要になります。
薄手のレザーやラミネート生地は、家庭用ミシンや手縫いでも対応できますが、綿などの生地に比べ、穴があきやすいので、専用の針を使う方が安全です。
綿やポリエステルなどの一般的な生地でも、厚地のものは手縫いするのが大変です。
ミシンを使うことをご検討ください。
手作りの水筒カバーにおすすめの生地
ドリンクを入れる水筒は重みがあります。
カバーを手作りする時は、しっかりとした素材をおすすめします。
- キルティング生地
- ラミネート生地
- タオル生地
- デニム生地
- Tシャツヤーン
おすすめ生地①:キルティング生地
キルティング生地は、2枚の生地の間に綿などの芯を入れ、ずれないようにステッチをかけたものです。
1枚の生地よりも丈夫になり、また、綿芯が入っていて弾力があるので、衝撃を和らげる作用も。
綿や麻などの天然素材生地はもちろん、ポリエステルのような合成繊維でも、洗濯すると縮んだり、ゆがんだりすることがあります。
服以外でも、お子様がこぼしたり、汚しやすい袋やカバーなど洗濯したいものを手作りするには、裁断前に水通し・地直しが必要です。
キルティング生地はステッチがかかっているため、縮んだり、ゆがんだりがほとんどありません。
裁断前の水通し・地直しをしなくても問題ありません。
特に、お子様向けの水筒カバーを手作りするには、最適な生地でしょう。
おすすめ生地②:ラミネート生地
ラミネート生地は、綿などの生地の表面に透明のフィルムを貼り付け加工したものです。
生地の表面をコーティングしているため、水を通しません。
ドリンクの中身をこぼしたり、結露で水滴がついたりなどが心配な水筒のカバーに向いています。
一般には生地の表面が加工されていますが、裏面に加工されたものも。
通常の生地をラミネート加工できるシートも販売されています。
アイロンを使うだけですので、お好みの生地を手軽にラミネート加工することができます。
ラミネート生地の弱点は、一度、針を通すと空いた穴がふさがらないこと。
一般的な布のように、マチ針が使えないので、仮留め用のテープやクリップなどが必要です。
また、そのままミシンを掛けると、布が貼りついてしまい、正しくミシン送りができずに縫うことができません。
ミシンでラミネート生地を縫う際には、ミシンの押さえをテフロン押さえに替えたり、トレーシングペーパーで挟んで縫ったりすると良いでしょう。
ラミネート生地は、慣れないうちは扱いが面倒です。
他の布で水筒カバーの形に慣れてから、ラミネート生地を扱う方が良いでしょう。
おすすめ生地③:タオル生地
タオル地は吸水性に優れ、結露による水滴などを吸ってくれるので便利です。
肌触りも良いので、手に取っても心地よいでしょう。
タオル地は織りが荒いので、裁断するとポロポロとほつれやすいです。
気になる方は、裁断する前にジグザグミシンなどをかけておくとほつれにくくなるでしょう。
また、タオル地は折り返すと厚みが出るので、縫いにくく、縫った後もゴロゴロしておさまりが良くありません。
タオル地の端始末は、お持ちであればロックミシンをかけたり、なければ、家庭用ミシンのジグザグミシンをかけたりするほうが良いでしょう。
水筒を入れる口は、バイヤステープで包んで始末することをおすすめします。
おすすめ生地④:デニム生地
デニム生地は強度があるため、水筒カバーを手作りする生地にも適しています。
履けなくなったデニムのリメイク方法はいろいろなものが提案されていますが、水筒カバーも最適。
シンプルなデザインでも、デニム地ならおしゃれなニュアンスになります。
お揃いのデニム地でトートバックなどを手作りしても、楽しいですね。
おすすめ生地⑤:Tシャツヤーン
Tシャツヤーンは、Tシャツ素材でできた紐(ヤーン)です。
「ズパゲティ」などの商品名で販売されています。
太くてしっかりしたTシャツヤーンは、ザクザク編めて、水筒のように重みのあるもののカバーにもピッタリ。
Tシャツ素材ですから、吸水性もあります。
しっかり編めば、厚みが出ますので、結露対策や衝撃にも対応できますよ。
Tシャツヤーンと似た素材に、デニムヤーンもあります。
その名の通り、デニム地でできた紐(ヤーン)です。
こちらもしっかりとした素材なので、水筒カバーを編むのに適していますね。
布地で作る水筒カバーも素敵ですが、編み物したものもおしゃれ。
ただし、羊毛でできた毛糸は摩擦などに弱く、穴が空きやすいです。
水筒カバーを手作りするには適しません。
摩擦などに強い糸をお選びください。
水筒カバーを手作りするのに必要な道具
布地や糸、針以外にも、必要な道具があります。
使う素材により、必要な道具も変わってきます。
どの素材で水筒カバーを作るかを決めてから道具を揃えましょう。
- 洋裁用メジャー(巻尺)
- 仮止め用クリップ
- ミシン
- ひも通し
- 編み針
道具①:洋裁用メジャー(巻尺)
カバーを手作りするには、対象となる水筒の大きさをきっちり測ることが大切。
水筒の円周を測るには、メジャーが必要です。
手元にメジャーが無い場合は、水筒の底の直径を測って算出できます。
円周の長さ=直径×円周率(3.14)
ですが、水筒の底の形などにより、直径が測りにくく、正確に出せない場合もあります。
メジャーで測った方が安心でしょう。
道具②:仮止め用クリップ
仮止め用クリップとは、生地を仮止めする時に使うものです。
ラミネート生地やレザーなど、マチ針が使いにくい素材に使います。
洋裁用にできていますから、文具用のクリップのように止めた場所に跡が残りません。
また、洗濯バサミよりもコンパクトで挟む力が強いため、生地がずれにくくなります。
クリップではかさばってミシンがかけづらい、生地がずれそうで心配と思われる方は、仮止めテープ(しつけテープとも)をお使いください。
仮止めテープには、水で溶けてなくなるものやくものす状の熱で溶けるものもあります。
素材に応じて、使い分けるとよいでしょう。
道具③:ミシン
ミシンを使えば、しっかりと縫うことができます。
多少、重みのある水筒のカバーでも大丈夫。
手縫いでは、どうしても弱くなりがちです。
また、キルティングのように厚みのある生地は縫いにくく、縫い目が荒くなりやすいです。
ミシンがない、またはミシンが苦手なので使いたくない場合は、手縫いでも対応できますが、ミシンよりも縫い目が弱くなりますので、必ず、返し縫いをしましょう。
より強度を高めるために、同じところを二回縫うのもおすすめです。
縫うのが苦手な方は、布用の接着ボンド(商品名「ボンド 裁ほう上手」)をお使いになっても。
接着ボンドは接着した後でアイロンをかけると、より強度が増します。
洗濯もできますので、手軽に利用できるでしょう。
道具④:ひも通し
巾着型の水筒カバーを手作りする場合、口にひもを通すためのひも通しが必要です。
ひも通しはいろいろなサイズがありますので、使うひもの太さに応じてお選びください。
道具⑤:編み針
Tシャツヤーンなどを編む場合に使います。
編み針には、大きく分けてかぎ編み針と棒編み針があります。
丸く筒状に編むには、かぎ編み針のほうが編みやすいでしょう。
かぎ編み針は、数字が大きくなるほど太くなります。
糸の大きさに合わせて編み針のサイズは変わってきます。
糸のパッケージに対応の編み針の大きさが記載されていますので、そちらを参考にお選びください。
手作りの水筒カバーの作り方
水筒カバーの作り方は、一つではありません。
素材や作りたい形によって、作り方もさまざまです。
- 三角マチで作る方法
- 丸底型
- 巾着型
- ファスナー型
- ヤーンで編む方法
手作り水筒カバーの作り方①:三角マチで作る方法
底を別布にせず、本体と底を一枚の布で作る方法です。
底はマチで対応。
まず、水筒の円周をメジャーで測ります。
円周ぴったりだと出し入れしにくいので、2㎝程度ゆとりを入れます。
また、縫い代1㎝とるので、必要な生地の幅
(円周の半分)+3=生地横幅
次に、水筒の直径を測ります。
半径(直径の2分の1)がマチ作成時の長さになります。
水筒カバーの高さ(深さ)を決めてください。
口の縫い代2㎝+ゆとり1㎝とります。
必要な生地の長さ
(高さ×2倍)+直径+6=生地縦の長さ
必要な生地の長さ×横幅をカット。
布の端始末(裁ち目かがりやジグザグミシンなど)をします。
生地の裏側に、中心とマチの長さを印つけ。
生地を二つ折りし、縫い代1cmで両端を縫います。
縫い代を割ります。
マチの部分が三角形になっているので、縫い代に軽く縫ってとめてください。
表に返し、希望の高さに印をつけ、内側に折り返します。
袋口をミシンをかけて、袋部分のできあがり。
お好みにあわせて、ショルダーや取っ手をつけます。
手作り水筒カバーの作り方②:丸底型
水筒の底部分を別布にする方法です。
側面と底の大きさにあわせて生地を裁ちます。
側面の生地の大きさは、(希望の高さ+3㎝(ゆとり+折り返し))×(水筒の円周+3㎝(ゆとり+縫い代))
底の生地の大きさは、水筒の直径+2㎝(ゆとり+縫い代)の円形
カバー側面生地と、底の生地の周囲を端始末(裁ち目かがりやジグザグミシン)します。
側面生地の両端を、1cm裏側へ折り、アイロンをかけて折り目をつけます。
側面生地の下側も、同様に縫い代1㎝を折り目をつけます。
袋口を裏側に2cm程度織り込んで、縫いましょう。
6.5cm程度にカットしたテープをDカンを挟んで折り曲げます。
Dカンを挟んだテープ2つ用意し、袋口に挟み、縫いつけます。
カバー側面生地の両端を塗って筒状に。
裏を表にし、縫い代1cmで、カバー側面生地と底面生地を縫い合わせてください。
次に肩紐をつけます。
アジャスタ―を使う場合は、肩紐用テープの一方をアジャスターに通して折って縫います。
もう片方の端を、水筒カバー本体のDカンに通し、アジャスターに通しましょう。
アジャスタ―に通した後、反対側のDカンに通して縫いつけます。
肩ひもを適度な長さに調節してできあがり。
手作り水筒カバーの作り方③:巾着型
袋口の折り返し部分4cmで、①三角マチで作る方法や②丸底型を参考に本体の袋を作ります。
ただし、折り返し部分の側面は縫わずにそのままにしておきます。
折り返し部分に紐を通して巾着にします。
紐は、袋口の長さ(袋の幅×2)+結ぶ長さ6~8cmを加えた長さにします。
両端から紐を2本通せば、両方から引っ張ることができます。
手作り水筒カバーの作り方④:ファスナー型
ファスナーをつけたら、水筒の出し入れがしやすいカバーができます。
②丸底型の作り方を参考に、側面生地を折り返してファスナーを縫いつけます。
側面生地はファスナーの幅分、細めにします。
ファスナーはフラットファスナーを使うと、おさまりが良いでしょう。
ファスナーを付ける際に、ファスナーの上止めが布の上端から2cm下になるようにします。
反対側も同様に、ファスナーと側面生地を縫い付けます。
ファスナーを付けた後は、②丸底型の作り方と同じです。
手作り水筒カバーの作り方⑤:ヤーンで編む方法
ヤーンのパッケージを参考に、ヤーンの太さに対応したかぎ編み棒を用意します。
人さし指に糸をかけて輪にします。
輪の中から糸を引き出し、もう一度糸をかけて引き出し。
これで最初の目ができました。
輪にこま編みで1段目6目編みます。
2段目は、1目に2目ずつ編み、編み目を増やしていきます。
水筒の丸底の大きさにあわせて、円を大きくしてください。
底と同じ大きさになったら、編み目を増やさずに、グルグル編んでいきます。
編み目を増やさずに編んでいくと、側面になります。
下の段は強度をつけるために、目の詰まったこま編みに。
上の段はそのままこま編みでもいいですし、長編みで編み時間を短縮してもいいですね。
水筒の高さにあわせて、お好みの高さになったら、最後の段を引き抜き編みします。
お好みにあわせて、持ち手を編んだり、ショルダーをつければできあがり。
手作り水筒カバーデザイン実例
手作り水筒カバーデザイン①:刺し子カバー
シンプルな生地ですが、刺し子をすることでセンスアップしています。
刺し子はおしゃれなだけでなく、布の強度も高くなります。
大人向けのカバーにふさわしいですね。
手作り水筒カバーデザイン②:肩当て付き
水筒カバー本体と同じ布で肩当てもついています。
肩当てがあれば、ショルダーひもが肩に食い込まないので、長時間、移動する時にも安心ですね。
肩当てはマジックテープで取り外せるようになっています。
洗濯したり、他のショルダーへつけたり、便利ですね。
手作り水筒カバーデザイン③:取っ手付き
水筒カバー本体に取っ手がついています。
直飲みする時も、手で持ちやすくて便利ですね。
1.8Lの大きめサイズの水筒ですが、取っ手付きの水筒カバーをつけることで、手に持ちやすく、肩からかけることもできるので、運動会や部活などにも活用できますね。
手作り水筒カバーデザイン④:巾着型
シンプルな巾着型です。
内側は保温保冷シートになっているそうです。
使わない時は、ぺたんこに畳むことができるので収納にも便利。
バッグの中にいれて、出先で購入したペットボトルを入れるのもいいですね。
手作り水筒カバーデザイン⑤:編みぐるみ
ゴリラの編みぐるみでできたカバーです。
こちらはペットボトルを入れています。
お好きな動物でアレンジしても楽しいでしょう。
手作り水筒カバーデザイン⑥:スズランテープで編む
スズランテープとは、ポリエチレンでできたテープのこと。
段ボールを縛ったり、荷造りする際に使われるテープです。
薄くて丈夫でカラフルなテープが何色も揃っているので、ハンドメイドの素材としても大人気。
強度も高く、比較的水にも強いので、サマーバッグやハットの素材にも使われます。
水筒カバーにもいいですね。
こちらの作品は、白と黒のスズランテープで編みぐるみになっています。
ただし、スズランテープは硬くて編みにくく、手に負担がかかります。
グリップ付きの編み棒をお使いになることをおすすめします。
手作り水筒カバーデザイン⑦:子供服のリメイク
子供服、やぶれたジーンズのひざから下を利用して水筒カバーにリメイクしています。
ウエストのゴム部分とベルト通しも再利用されています。
アイディアが素敵ですね。
お気に入りの服から手作りすると、きっとお子様も喜ぶことでしょう。
手作り水筒カバーデザイン⑧:100均水筒カバーのリメイク
一から手作りするのは負担ですが、既存のカバーを使えば手間をはぶけます。
ここでは、セリアの水筒カバーをアレンジしています。
ステッチテープで肩紐を作り、クッションパッドを付けてショルダーつきの水筒カバーを作成。
水筒カバー本体は既製品ですので、失敗の心配がないのでうれしいですね。
おすすめの簡単ソーイングの本
大好評のバッグ作りの基本の本「クライ・ムキのバッグ作りの超基本」の第2弾。
こちらは、全点実物大型紙がついています。
著者のクライ・ムキさんは、初心者にやさしいニットソーイングを提唱したソーイング界のカリスマとも呼ばれている方です。
著書も100冊以上の実力派。
本書も全プロセス写真付きで、使いやすく作りやすいバッグを分かりやすく解説しています。
単にバッグの作り方だけでなく、作品の作り方を通してソーイングの基本テクニックが身につくように解説してあります。
掲載作品
- ハトメバッグ
- ぺたんこバッグ
- スポーツバッグ
- グラニーバッグ
- フラップつきハンドバッグ
- バルーンバッグ
- トラベルバッグセット
- エコバッグ
- 通園通学バッグ
- バケツバッグ
- ボディバッグ
- 斜めがけバッグ
- お手玉バッグ
- スタイリストバッグ
- クラッチバッグ
- 巾着 -がま口
- バネ口ポーチ
- ペットボトルホルダー など45点
手作り水筒カバーを持って出かけよう
暑い季節の熱中症対策だけでなく、乾燥しがちな季節の風邪予防にも水分補給は大切です。
毎回、ペットボトルなどを購入するのは不経済ですし、環境にもやさしくありません。
手作りの水筒カバーがあれば、手軽にマイボトルを持ち歩くことができますね。
熱中症対策のためにも、水筒を持ち歩いて、こまめな水分補給を心がけましょう。