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2019/05/30

ポケットティッシュケースの作り方紹介!手縫い方法やアレンジアイデアなど徹底解説

いつも持ち歩くポケットティッシュ。
むき出しで持ち歩くよりもかわいいケースに入れていたほうが、かばんから出したときにもスマートです。

ポケットティッシュのケースは意外と簡単に作れルので、お気に入りの布で手作りしてみませんか?
ポケットティッシュとボックスティッシュのケースの作り方とアレンジアイデアを紹介します。

Large bathroom cabinet candles 342800

ティッシュケース作成に必要な材料や道具

ケース作り方

ティッシュケースを作るのは意外と簡単です。
材料や必要な道具も少ないので、手持ちの裁縫道具さえあれば作ることができますよ。

まずは詳しい作り方を見る前に、必要な材料や道具からチェックしていきましょう。

  1. 好きな色柄の布
  2. 裁ちばさみ
  3. 糸切りばさみ
  4. ミシン
  5. アイロン

ポケットティッシュのケースを作る場合ははぎれでOK。
ボックスティッシュのケースを作る場合は、ある程度大きめの布が必要になります。

ミシンがあれば短時間で仕上げることができますが、縫う場所が少ないので手縫いでも作ることができますよ。
それぞれの作り方はあとの項目で詳しく紹介しますね。

ほかにはレースやリボンを付けてかわいくデコレーションするのもおすすめです。

ポケットティッシュケースの作り方【ミシン編】

ミシンでの作り方


かわいい布を使って作れば、まるでポーチみたいなポケットティッシュケースを作ることができます。
ミシンを使うと本当にあっという間に作ることができ、量産してバザーやフリーマーケットの商品としてもおすすめです。

まずはミシンを使ったケースの作り方を紹介します。
作り方はとっても簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。

  1. 型紙を作る
  2. 布を切る
  3. 上下を三つ折りにして縫う
  4. 中表に折り縫い合わせる
  5. 端ミシンをかける
  6. 表に返す

ポケットティッシュケースの作り方①:型紙を作る

まずは型紙を作ることから始めましょう。
すべて直線なのでサイズさえ分かれば型紙なしでも作ることができますが、布をサイズ通りにカットするために型紙を作っておくと正確です。

ポケットティッシュのサイズに合わせて型紙を作りましょう。
ここでは一般的なサイズに合わせ、『22cm×16cm』の型紙で作ります。

ポケットティッシュケースの作り方②:布を切る

次に布をカットします。
布に作り方①で作った型紙を合わせてまち針で留め、型紙通りに布をカットしましょう。

型紙は縫い代込みなので、縫い代を取る必要はありません。
布はあらかじめアイロンをかけてしわのない状態にしておくとカットしやすいですよ。

ポケットティッシュケースの作り方③:上下を三つ折りにして縫う

16cmの辺を上にして置き、上下を1cm幅で三つ折りにします。
三つ折りにした部分をミシンで縫い合わせましょう。

裁縫に慣れている人は三つ折りにしながらミシンをかけてもOKです。
ミシンに慣れていない人は、三つ折りにした部分にアイロンをかけてしっかり折り目を付けておくとまっすぐ縫いやすいですよ。

ポケットティッシュケースの作り方④:中表に折り縫い合わせる

布の表が上になるように置き、作り方③で三つ折りにして縫い合わせた部分を重ねて中表にして折ります。
この段階で、なんとなくケースのかたちになってきたのが分かると思います。

まち針で留め、両サイドをミシンで縫い合わせましょう。
三つ折りにして重ねた部分は生地が厚く縫いにくく感じることもあるので、ミシンをゆっくり進めましょう。

ポケットティッシュケースの作り方⑤:端ミシンをかける

作り方④で縫った部分の端に、ほつれ防止のために端ミシンをかけます。
ミシンに端を処理する縫い方がある場合は、その縫い方を選択します。

ない場合はジグザグに縫える縫い方があるはずですので、その縫い方を選択して縫ってくださいね。
両サイドとも、端ミシンをかけましょう。

ロックミシンを持っている人は、そちらを使えばよりきれいに仕上がりますよ。

ポケットティッシュケースの作り方⑥:表に返す

ミシンでの作業が終わったら、口から布をひっくり返して表面を出します。
四つ角がしっかり出るように、まち針などを使って丁寧に引き出しておきましょう。

最後に折り目を定着させるために、アイロンをかけて完成です。
実際にティッシュを入れてサイズ感を確かめてくださいね。

ポケットティッシュケースの作り方【手縫い編】

手縫いでの作り方


ティッシュケースは縫う部分が少ないので、ミシンがないという人でも比較的簡単に作ることができます。
端ミシンが欠けられない分、きれいに仕上げるためにちょっと手間はかかりますが、基本の作り方は同じなので手縫いでも作ってみてくださいね。

  1. 型紙を作る
  2. 布を切る
  3. 上下を三つ折りにして縫う
  4. 中裏にして折り縫う
  5. ひっくり返して端を縫う
  6. 表に返す

ポケットティッシュケースの作り方①:型紙を作る

型紙を作るのはミシンの作り方のときと同じです。
同じようにポケットティッシュの一般的なサイズに合わせ、『22cm×16cm』の型紙で作っておきましょう。

ポケットティッシュケースの作り方②:布を切る

こちらもミシンでの作り方のときと同じように、布に型紙をまち針で留め、型紙に合わせて布をカットしていきます。
型紙には縫い代が含まれているのでそのままカットしてOKです。

手縫いの場合サイドを2回縫うので、22cmの辺のほうには端から5mm間隔で2本線を引いておくと、あとの作業がしやすくなりますよ。
布にしわがあると、ミシン以上に手縫いは縫いづらく感じるので、ここではアイロンをきちんとかけておくことをおすすめします。

ポケットティッシュケースの作り方③:上下を三つ折りにして縫う

こちらもミシンでの作り方のときと同様に、16cmの辺の部分を三つ折りにして縫い合わせます。
この時の縫い目は表にも出るので、丁寧にきっちり縫うようにしましょう。

刺繍糸などを使って、あえてランダムな雰囲気で縫い付けてもかわいく仕上がるので、好みで縫い方を選んでみてください。
縫い方によってかなり雰囲気が変わるので、これが手縫いの楽しいところでもあります。

ポケットティッシュケースの作り方④:中裏にして折り縫う

裏面が上にくるように置き、作り方③で三つ折りにして塗った部分を重ねるようにしております。
作り方②で付けた端から5mmのところで縫い合わせましょう。

この縫い目は布の端を隠すためのものなので、5mmほどの間隔で波縫いするだけでOKです。

ポケットティッシュケースの作り方⑤:ひっくり返して端を縫う

サイドを縫い終えたら、ケースをひっくり返します。
ひっくり返すと裏面が表に出るような形になりますね。

まち針で四つ角をしっかり出し、形を整えておきましょう。
作り方②で付けたもう1本の線に合わせて、今度は少し細かい間隔で縫い合わせていきます。

ほつれてしまわないように、しっかりと縫うのがポイントです。

ポケットティッシュケースの作り方⑥:表に返す

サイドを縫い終えたら、あとはケースを表にひっくり返して完成です。
表にひっくり返した時に、内側の布の端が表に出ずきれいな仕上がりになっていると思います。

これが『袋縫い』です。
2回縫う分ちょっと手間はかかりますが、布のほつれを予防しきれいに仕上げるのにおすすめの縫い方です。

慣れてしまえば手縫いでも簡単に作ることができますよ。
仕上げにアイロンをかけておきましょう。

リバーシブルやファスナー付きなどティッシュケースのアイデア3選

ケースアイデア
作り方は同じでも、布や装飾を変えるだけで雰囲気の違うケースを作ることができます。
ちょっとでもかわいくておしゃれなケースを作りたい!という人は、SNSを参考にしてみてはいかがでしょう。

SNSにはおしゃれなティッシュケースがたくさん!
すぐにマネできそうなデザインもあるので、チェックしてみてくださいね。

  1. リバーシブルティッシュケース
  2. ファスナー付きティッシュケース
  3. フタ付きティッシュケース

ティッシュケースのアイデア事例①:リバーシブルティッシュケース

表布と裏布をそれぞれ用意して、どちらにも縫い目が出ないような縫い方をすれば、両方使えるリバーシブルのケースを作ることができますね。
前の項目で紹介した袋縫いをして、端にレースなどを付けてもリバーシブルとして使うことができますよ。

ティッシュケースのアイデア事例②:ファスナー付きティッシュケース

ファスナー付きにすると、一気にポーチ感が増しておしゃれな雰囲気に仕上がります。
ファスナーを付ける手間はかかりますが、見た目もよく仕上がりもきれいになるのが魅力ですね。

ティッシュケースのアイデア事例③:フタ付きティッシュケース

最近人気なのが、このフタ付きデザインのティッシュケースです。
フタを付けてポケットを作ることで、ティッシュ以外にも薬や絆創膏などちょっとしたものを入れておくことができますよ。

少し大きめに作ってお子さんの移動ポッケとして使っている人も増えています。

ボックスティッシュケースの作り方

簡単な作り方


ポケットティッシュだけでなく、お家で使うボックスティッシュにもカバーが欲しいところですよね。
おしゃれなカバーは雑貨屋さんなどでも購入することができますが、お気に入りの布を使って簡単に手作りしてみませんか?

ここではハンカチでも作ることができる、簡単なボックスティッシュカバーの作り方を紹介します。
とっても簡単なので、たくさん作ってくださいね。

  1. 型紙を作る
  2. 布をカットする
  3. 布を縫い合わせる
  4. 布を表に返し周りを縫う
  5. ボタンを付ける
  6. 口になる部分を縫い留める

ボックスティッシュケースの作り方①:型紙を作る

まずは型紙を作ります。
ここでは36cm四方で型紙を作ってください。

ハンカチを使って作る場合は、型紙を作る工程は省略してもOKです。
手ぬぐいを使う場合は、横の長さが36cmのものが多いので使いやすくおすすめです。

ボックスティッシュケースの作り方②:布をカットする

型紙に合わせて布をカットしましょう。
縫い代は含まれているので、36cm×36cmでカットしてOKです。

大判のハンカチを使う場合は、36cm×36cmになるように印をつけておくと作業がしやすいですよ。
このサイズの布を裏表1枚ずつ計2枚用意します。

ボックスティッシュケースの作り方③:布を縫い合わせる

布を中表に合わせ、端から1cmのところをぐるりと縫い合わせます。
このときに、どこか1部分だけ5cm程度ひっくり返すための口を残して縫うようにしましょう。

ボックスティッシュケースの作り方④:布を表に返し周りを縫う

残しておいた口から布を表に返し、アイロンをかけます。
ぐるりと1周布の端にミシンをかけ、これでカバーのベースが完成しました。

どのくらい端を縫うかはお好みで調整してください。
2mmから5mmくらいで縫うときれいに仕上がりますよ。

ボックスティッシュケースの作り方⑤:ボタンを付ける

くるみボタンを2つ用意します。
大きさは自由ですが、1.5cmくらいのものでOKです。

くるみボタンをひとつの角に縫い付け、もうひとつは対角に縫い付けてください。
取れないようにしっかりと縫い付けましょう。

ボックスティッシュケースの作り方⑥:口になる部分を縫い留める

ボタンを付けていない部分が重なるように三角に折ります。
角から9cmのところにそれぞれ印をつけ、印をつけた部分を手縫いで縫います。

ここがボタンをひっかける場所になります。
ティッシュを出す部分が三角になるようにアイロンをかけたら完成です。

おすすめの裁縫の本

趣味で裁縫をしている人は多いですが、もっと仕上がりをきれいにするために、一度基本を見直してみるのもおすすめです。
基本を紹介している本を参考にしてみてはいかがでしょう。

イチバン親切なソーイングの教科書
1188円

こちらの本はすでに裁縫をしている人も、これから始めたいという人も、どちらにも役立つ情報が載っていると話題です。
オールカラーでわかりやすく、これさえあればわからないことも調べられる、まさに教科書といえる1冊。

マチやファスナー付けもとってもわかりやすいですよ。

ティッシュケースの作り方は簡単!

作り方は簡単
小さなはぎれでも作ることができるティッシュケースは、作り方もとっても簡単で、裁縫ビギナーでも作りやすいのが魅力ですね。
ボックスティッシュのカバーもサイズが大きくなるだけで、ポケットティッシュのケースと同じ作り方でも作れますよ。

お気に入りの布を使って、いろいろなデザインのカバーを作ってみてくださいね。

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