アイロン台の代用になるアイテム
アイロンをかけるときに必要なアイロン台。
購入すると意外と高いし、使用頻度もあまり多くありません。
何か身近なもので代用できるといいですよね?
アイロン台が無いときに代用品として使えるアイテムを8つ紹介します。
- バスタオル
- 座布団
- 段ボール
- 新聞紙
- 雑誌
- ベッド
- 毛布
- アイロンマット
アイロン台代用アイテム①バスタオル
バスタオルを床やテーブルの上に敷くだけで、アイロン台が無い場合に代用品として使用できます。
床やテーブルにアイロンの熱が伝わらないように、2枚以上重ねて使うか、厚手のバスタオルを使うといいでしょう。
少し古くなってきたバスタオルをアイロン台用にしてしまうのもいいですよ。
アイロン台代用アイテム②座布団
テーブルと椅子が一般的になったので、家に座布団あるけど使ってない、という人もいるのではないですか?
そんな座布団もアイロン台が無いときに使用することができるので、捨てずに取っておきましょう。
分厚い座布団だと、クッション性がありすぎてアイロンをかけにくいかもしれません。
少し薄いものを使うか、座布団の上にタオルを敷くと安定しやすくなりますよ。
ただし、化学繊維の生地のものは使わないようにしましょう。
アイロンの熱で、生地が焦げてしまう危険があります。
アイロン台代用アイテム③段ボール
段ボールは程よい厚みと安定感があって、作業がしやすいアイロン台になります。
段ボールの上に布やタオルを敷くとやりやすいでしょう。
アイロン台が家にないという人は、ちょうどいいサイズの段ボールがあったら、代用品として取っておくといいでしょう。
アイロン台代用アイテム④新聞紙
工作をするとき、絵を描くとき、掃除をするときなど、新聞紙はなにかと便利ですよね。
新聞紙も床やテーブルの上に敷いて、アイロン台代わりになります。
紙製品ですが、意外にも新聞紙は熱を通しにくいんです。
ただ、インクが床やテーブルに移ってしまうことがあるので、気をつけましょう。
特に濡れるとインク移りしやすいので、スチームを使うときは注意が必要です。
新聞紙の下に、汚れてもいいタオルなどを敷くと安心です。
アイロン台代用アイテム⑤雑誌
雑誌も新聞紙と同じように、熱を通しにくいんです。
新聞紙よりも安定感があり、ある程度厚みのある漫画雑誌などは、アイロン台が無いときの代用品に向いていて、けっこう使いやすいんです。
雑誌の上に布などを敷いて使いましょう。
大きなものにアイロンをかけるときは、少しやりにくいかもしれませんが、小さなハンカチや子ども用品などにアイロンをかけるときには、ピッタリの代用品です。
アイロン台代用アイテム⑥ベッド
普段寝ているベッドや布団もアイロン台が無い時には代わりに使えます。
常に部屋にあるものなので、特に物を準備する必要がなく、すぐにアイロンをかけ始められますね。
掛け布団はふわふわしてやりにくいので、敷布団やマットレスの上でやるといいでしょう。
熱に弱い素材もあるので、上にバスタオルや布を敷いてからやるのが安心です。
ベッドや布団なら、広々と使えるので、大きなものでもアイロン台を動かす手間なくアイロンがけできますね。
アイロン台代用アイテム⑦毛布
使っていない毛布や古くなった毛布、押し入れに眠っていませんか?
アイロン台が無いときの代用品に使うときは、ウールの毛布が燃えにくいのでおすすめです。
机やテーブルの上に毛布を使いやすい大きさに広げれば、アイロン台の完成です。
アイロンがけでスチームを使って、毛布が湿ったときは、しっかりと乾かしてからしまいましょう。
アイロン台代用アイテム⑧アイロンマット
アイロン専用のマットです。
使わないときは小さく丸めたり、折りたたんでおけるので、収納場所もとりません。
使いたいときにテーブルの上などにさっと広げるだけで、簡単にアイロン台になります。
机やテーブルを痛めたくないという人も、アイロンマットなら安心です。
たまにしか使わないのに大きなアイロン台はいらない、という人は代用品としてアイロンマットをひとつ持っておくといいですよ。
アイロン台の代用品を選ぶポイント
アイロン台の代用アイテムを紹介しましたが、選ぶときのポイントがあります。
アイロンがかけやすいかどうかだけでなく、安全性も選ぶポイントです。
- 平らであること
- 熱に強いこと
ポイント①平らであること
アイロンをかけやすいことが前提ですので、まずは平らであることが代用品のポイントです。
でこぼこしたものでは、作業がしにくくアイロン台としてはイマイチですよね。
また、柔らかすぎず固すぎず、少しクッション性のあるものがおすすめです。
しわになりにくいものが作業しやすいでしょう。
ポイント②熱に強いこと
高温になるアイロンをかけるのに使うので、熱に強いものでなければなりません。
熱に弱く、燃えやすいもの、変形してしまうものは危険です。
また、金属などの熱が通りやすいものは、アイロン中に火傷する危険もあるので、代用品として使うのは避けましょう。
アイロン台の代用品を使う時の注意点
平らで熱に強いものならアイロン台が無い時に代わりに使えます。
ですが、あくまで代わりですので、使うときには注意も必要です。
使用する前のチェックだけでなく、使用中も問題がないか確認しながらアイロンをかけるようにしましょう。
アイロン台代わりに紹介したアイテムを使用するときに注意することが3つあります。
- 熱が伝わっていないか
- スチームの水気
- 当て布を使う
注意点①熱が伝わっていないか
アイロンの熱が代用品の下まで伝わっていないか確認しましょう。
薄い素材ものもだと、熱が下まで伝わってしまうかもしれません。
また、長時間アイロンをかけるときも、熱が伝わって熱くなってしまうことがあります。
デーブルなどの上に代用品を敷いてアイロンがけをするとき、熱が伝わると、天板を痛めたり、跡が付いたりする原因になってしまいます。
注意点②スチームの水気
アイロン台が無いときに、新聞紙や雑誌、段ボールなどの紙素材のものを代わりに使うときには、スチームの水気に注意しましょう。
水気でボロボロになってしまったり、破けてしまうことがあります。
また、スチームを使うと、紙製品のインクが移ることがあるので注意しましょう。
下に汚れてもいいタオルなどを敷いて対策できます。
注意点③当て布を使う
アイロン台の代用に使うものは、使い捨てのものや、使い古したものを使うのがおすすめです。
もし、代用品にダメージを与えたくないという場合は、アイロンの熱が直に伝わらないように、当て布をしてからつかいましょう。
アイロン台の代用品できれいにアイロンがけするコツ
アイロン台の代用品でも、コツを抑えていればきれいにアイロンがけすることができます。
代用品でなくても、アイロンがけに役立つコツを紹介します。
- 霧吹きを使う
- 直線にかける
- 引っ張りながらかける
- スチームを使う
コツ①霧吹きを使う
アイロンをかける前に全体的に霧吹きで湿らせておくと、しわが伸びやすくなります。
特にしわのできやすい綿のYシャツなどは、霧吹きすることできれいにアイロンがけできます。
霧吹きはなるべく霧の細かいものがおすすめです。
コツ②直線にかける
アイロンは直線にかけるのが基本です。
ジグザグにかけたり、横に動かしたりすると、生地がゆがんで、しわの原因になってしまいます。
コツ③引っ張りながらかける
しわをきれいに取るコツは引っ張りながらアイロンをかけることです。
アイロンを持っていない方の手で、縫い目を引っ張るイメージで引っ張ってみましょう。
特にYシャツの襟の部分などが難しいですよね。
裏表両側から、縫い目を引っ張るようにして襟の先へとアイロンがけをするのがコツです。
コツ④スチームを使う
アイロンがけが一通り終わったら、ハンガーにかけましょう。
その状態でスチームを当てながらアイロンをかけることで、アイロンがけの間に服を動かしてできたしわを取ることができます。
また、ふわっとした素材の服やフリルのついた服はアイロンをかけるのが難しいですよね。
そんな服にもスチームを使いましょう。
ふわっとした素材の服は、ハンガーにかけた状態でスチームをかけましょう。
その時も手で服を引っ張りながらスチームをかけるのがコツです。
フリルの服にはアイロンのスチームをかけてから、手で引っ張ってしわを伸ばすときれいに整います。
アイロンがけにおすすめのアイテム
アイロン台の代用品でもコツをおさえればきれいにアイロンがけができます。
アイロンがけがもっと快適になる便利なアイテムを4つ紹介します。
- アイロンミトン
- アイロンマット
- リネンウォーター
- アイロン用当て布
おすすめアイテム①アイロンミトン
手につけるアイロン台、アイロンミトンです。
手のひらサイズで場所も取らず、使いたいときにサッと手にはめてアイロンがけができます。
細かく場所や角度を調節することができるので、アイロンをかけにくい部分まできれいにアイロンがけできます。
ピンポイントでしわが気になるときのアイロンがけにも便利ですね。
スチームアイロンとあわせて使えば、ハンガーに服をかけたままでもきれにアイロンがけできるので、アイロン台いらずです。
おすすめアイテム②アイロンマット
アイロン台の代用品でも紹介した、アイロンマットです。
使わないときは折りたたんで小さく収納しやすいのが便利です。
こちらのアイロンマットは、厚みも十分にあるので、マットの下のテーブルなどに熱が伝わる心配もありません。
また、サイズも大きめで、アイロンをかける部分にあわせてマットを動かす必要もなく、ズボンなどのアイロン台としてもぴったりです。
おすすめアイテム③リネンウォーター
ラベンダーの香りのリネンウォーターです。
アイロンをかけるときの霧吹きとして使えば、優しい香りが広がってアイロンがけが楽しくなります。
また、スチーム用の水の代わりに、直接アイロンに入れて使うこともできます。
おすすめアイテム④アイロン用当て布
アイロン専用の当て布です。
ハンカチや手ぬぐいなどを当て布として使っている人も多いのではないでしょうか。
少しお値段はしますが、専用の当て布を使うと、アイロンの滑りがなめらかになります。
アイロンがけがスムーズになって時短にもなるので、便利なアイテムです。
おすすめの生活の知恵本
どんなに便利になった世の中でも、やっぱりおばあちゃんの知恵袋にはかなわないことってありますよね。
そんなお金をかけずに暮らしに役立つおばあちゃんの知恵をまとめた一冊です。
その知恵や裏ワザが役に立つことはもちろん、漫画に登場する「ハルおばあちゃん」がとても優しく、心が温かくなると評判です。
じわっとくるストーリーもあって、読み物としてもおすすめです。
家事えもんこと松橋周太呂さんが実践している、家事のコツや裏ワザなど700以上の生活の知恵が書かれています。
なべの黒ずみはりんごの皮を煮ればすっきり取れる、子どもが熱を出したらキャベツをかぶせる、などなど。
他にも、衣食住、毎日の暮らしに役立つものばかりです。
アイロン台は代用品を使って楽にきれいに
アイロン台は家庭にある身近なものでも、十分に代用することができます。
アイロン台を出したり収納したりという面倒さがなくなり、アイロンがけが楽になりますよ。
もちろん、代用品ですので、焦げたり痛んだりしないように、注意しながらアイロンがけをすることも忘れずに。
身近な代用品や便利なアイテムを使って、アイロンがけを楽しみましょう。