年収300万の生活についてご紹介
年収300万の生活①:手取りでいくら?
年収とは、給料と手当、そしてボーナスを足したものです。
税金や社会保険などを引かれた金額が手取り額です。
年収300万の場合、おおよそ手取りは250万~260万くらいになります。
年収300万の生活②:独身時代
年収300万は自分だけが使うのお金ですから、節約するところは節約できますね。
独身の間はなんとかなるものです。
年収300万の生活③:一人暮らし
自分でアパートを借りて、一人暮らしとなれば、家賃・食費・通信費、生命保険が必要になってきます。
年収300万の生活④:親と同居
親と同居となれば、いろいろ甘えられますよね。
年収300万すべてを、自由に使えます。
口うるさい親ですが、そこを我慢すれば、金銭的には非常に楽です。
年収300万の生活⑤:都会と田舎
都会といえば東京。
東京と田舎では、物価が違います。
当然同じ年収300万でも、価値がちがいます。
物価が安い分、住みやすといえるでしょう。
年収300万円で子供ありの住宅ローンも可能!
女性で年収300万が多いか、少ないかどう思われますか?勤続年数や年齢にもよりますよね?
モデルとなる女性は、田舎暮らす一般的女性で年収300万。
独身生活から結婚子育てと環境がかわる節目において、年収300万の生活レベルをご紹介いたします。
年収300万の生活①:30代 住宅ローンがはじまる
さて、女性の30代を考えてみますと、結婚してこの頃には子供もできて、子育ての真っ最中になります。
子供はとてもかわいいのですが、それだけはありません。
子育てをしていくと年々物が増えてきます。
独身時代は年収300万を自由につかえるので、部屋のインテリアに凝ったりしますが、子供ができるとそうとはいきません。
とにかく結婚するとお金にシビアになります。
年収が300万あろうがなかろうが、よく考えて物を買うようになります。
家中に子供のおもちゃがちらばり、洗濯物は倍になります。家が狭くなったと感じます。
二人暮らしのときは、アパートでもよかったのですが、住宅が欲しくなってきます。
友達から「結婚しました」の次には、「家を建てました」という年賀はがきが多くなるものもこの頃です。
そして、夫婦の間で家を買う話がでてきて、夫の年収と妻の年収が将来どのくらい増えていくものか予想を立てたりします。
当然、住宅ローンなしでは購入できませんので、夫婦二人の年収を足して返済予定を立てます。
女性である奥さんの年収300万が大きくその後の生活レベルをかえます。
国税庁が実施している平成29年度の民間給与実態統計調査によると、住宅ローンを利用が多い30代前半の年収はでおおよそ男性460万、女性315万程度です。
今回のモデルの女性の年収300万は、平均的といえそうです。
女性は子育てに忙しい時期なので、パートもしくは専業主婦の家庭もあるでしょう。
パートとなると多くても多くても年収130万以下に調整しています。
共働きであれば、女性がである奥さんの年収300万あれば、ぎりぎりの生活をすることはないでしょう。
男性の給料で生活費をまかない、その他の費用を女性側である奥さんが補填し、300万のうち少しでもあまれば貯金です。
つまり、女性側がどれだけ収入を得れるのかで、ローンの返済計画がかわってきます。
毎月の決まった支出を引き、いくらまでなら月々払えるか考えます。
よく言われるのは、現在支払っている家賃より少し多めであれば、払っていけるだろうという考えです。
つまりこれは、現在の生活レベルを落とさずにローン返済ができるという考えからです。
今後の人生設計を考えたときに、給与が右肩上がりの時代とはちがい、横ばい、上げどまりということもありえます。
また、ローン返済の年数も注意しなければなりません。
最近は35年ローンを組む夫婦も多いようです。
将来的にはリフォームも必要です。
年収300万の生活②:教育費がかさむ40代 高校は私立?それとも公立?
女性でも会社の付き合い、ママ友同士の付き合い、夫の世話、子供の世話、夫の両親の付き合い、まあ、たくさんあって、体がいくつあってもたらないわぁという多忙な毎日を繰り返して、あっという間にアラフォーです。
女性が家計を切り盛りしているほうが多いので、金銭感覚はどうしても女性のほうが敏感です。
たとえ、年収300万が400万になっても、支出には敏感です。
そしていよいよ高校受験になると、今後の教育費が気になります。
公立高校と私立高校では教育費は2倍くらいちがいます。
上の子が私立なら、「なんで私だけ公立なの・・・」と当然下の子も私立へと。
ローンとかさばる教育費が家計を圧迫していきます。
若いころは昇給額も大きく年収がどんどん上がっていきますが、この頃になると年収は横ばい状態が多いものです。
会社の業績が悪いと年収が上がるどころか、下がる年もあります。
入学すると、入学金、制服、交通費、部活遠征費用等々、すごい勢いで出費が増えていきます。
貯金を切り崩すこともしばしばです。
このころから、出ていくお金が大きくなってきます。
女性もこの頃になると、会社でもある程度の仕事もまかされ、責任も大きくなっていきます。
勤続年数が長くても、賃金が上がらないとよく言われますが、女性は特に顕著です。
企業のオーナーは 男性が依然多く、「女性は安く雇える」という考えがいまだあり、年収300万でやとえる社員はお得なのです。
また、年齢の上の女性は時として、陰口の餌食になります。
いずらくなって、会社を辞めてたくなっても、ローンと生活費のことを考えると年収300万でもやめれないのです。
会社を辞めたら、パートしかありません。
パートで、年収300万は無理です。
独身時代の年収300万と結婚後の年収300万とでは使い道が違い、まるでお金に羽が生えているように飛んでいくスピードも違うのです。
年収300万の生活③:教育費はピーク 大学は県内?それとも県外?
子供たちが高校へ進学すると、すぐに大学進学の話が持ち上がります。
高校進学と違って、大学に入る前の受験にも費用がかかります。
国公立大学でも受験費用がかかりますし、私立においては、何校も受験すれば、受験費用だけでもばかになりません。
女性男性問わず、進学率約60%です。
国公立大学に落ちた時のためのいわゆる滑り止めの私立大学に入学金の払い込みがあります。
このような急な出費は、それまで少しずつ年収300万から貯めた預金から捻出することになります。
共働きで女性である奥さんの収入が300万あればたりるのかというのは、当然男性側の夫の収入によるとは思いますが、普通に考えて楽ではないでしょう。
子供の進学先が東京だったりすると仕送り額がおおくなり、親の生活はきつくなりがちです。
その仕送り額は平均国公立大学は年間約90万、私立大学は年間約120万です。
女性側の年収300万の中から捻出するというよりは、まるまる年収300万分が教育費になるということです。
県外の私立大学へ2人の子供を進学させると、共働きで女性側である奥さんの年収が300万あっても、手取りは250万前後で、女性側の収入すべてが教育費に使われてしまう計算になります。
子供が大学進学する時期が、結婚生活の中で一番支出が多い時期となります。
子供たちが大学に入学すると年までに、住宅ローンを完済しているのが理想ですね。
なぜなら、住宅ローンの分を子供たちの教育費に回せるからです。
しかし、近年住宅ローンは30年、長い場合は35年ローンと長期です。
そうなると、結婚後毎月少しづづ貯めたお金を、仕送りや教育費に使っていくことにもなります。
せっかく、毎月少しづづ貯金をしてきたのに、使うときは一気になくなっていくのです。
親であれば誰しも、子供の可能性を広げてあげたいし、希望もかなえてあげたいものです。
年収300万の男性との結婚生活は本当に幸せ?年収300万世帯既婚女性の本音8選
- 最初は気にならない
- 子供ができるとよその家庭がきになる
- 値札を見ずに買い物してみたい
- スーパーの特売をまつ
- 底値を覚えてしまう
- 子供預けてパートにでる
- 夫の小遣いに使い道
- へそくり上手
年収300万世帯既婚女性の本音①:最初は気にならない
「愛していれば」と大恋愛をして結婚生活は始まります。
何とか暮らしていけるだけでいいと最初は謙虚な気持ちも、時を重ねると色々思うことがあります。
年収300万といっても、手取り260万程度です。若い時はいろいろ欲しいものも、買いたい洋服などたくさんあります。
独身時代に自由に使っていても結婚すると、そうはいきません。
年収300万世帯既婚女性の本音②:子供ができるとよその家庭がきになる
結婚して、子供ができると考えも一段とかわってきます。
夫婦の間でも、子育てに関して温度差も現れます。
女性は、子供中心になりますが、若い夫は自分のものにもお金をかけたがります。
夫も独身時代のように自分の年収300万を自由につかえず、不満がでてくるのもこの頃です。
お金のことで、年収のことでと、少しづつけんかが増えていきます。
そして、となりのご主人は稼ぎがよさそうでいいなと、内心思ったりするものです。
年収300万世帯既婚女性の本音③:値札を見ずに買い物してみたい
独身時代は、ブティックに行って、欲しいものをカードで払ってでも買ったものです。
しかし、結婚したらそのようにはいきません。
何を買うにも、まず値札。
買い物をする前には、ネットでチェック。
品質と価格のチェックは欠かせません。
1円でも安いほうへと気持ちは進み、100均ショップの常連になっていきます。
年収300万世帯既婚女性の本音④:スーパーの特売をまつ
妻である女性は、なんとか夫の年収300万でやりくりできないかと知恵を絞ります。
スーパーのチラシをチェックするこが日課になります。
スーパーの特売日をチェックして買い物をするのが当然になってきます。
年収300万世帯既婚女性の本音⑤:底値を覚えてしまう
覚えるつもりはなくても、知らず知らずのうちに、食品の底値を覚えてしまいます。
マヨネーズは、底値は○○円。あそこのスーパーは魚は高いが、野菜が新鮮で安いとか・・・。
魚はA店で買って、ちょっと遠くてもB店で野菜を買うなど、スーパーのはしごをするようになります。
このことをご主人が知ると、たいていのご主人は「そのくらい、いいじゃないか」と意見をいうのです。
やりたくてやってないのにと、奥さんのほうは機嫌が悪くなりますよね。
年収300万世帯既婚女性の本音⑥:子供預けてパートにでる
夫の稼ぎがないのならと、ついにパートにでます。
パートに出始めたころよくあるのは、子供が風邪をひいて思ったより、稼げないという現実です。
稼ぐつもりが、医療費や保育園の費用などで、儲けがでないのです。
保育園に預けた場合、最初の3か月はよく子供は 風邪をひきます。
そのたびに、保育園から呼び出されて、医者にいくという繰り返しです。
夫の年収300万と妻のパート代103万で合計403万の世帯年収は、夢と化します。
年収300万世帯既婚女性の本音⑦:夫の小遣いの使い道
夫の小遣いの使い道も気になり始めます。
煙草を吸わなかったら、酒を飲まなかったらと いくら節約できるだろうとか考えるのです。
年収300万世帯既婚女性の本音⑧:へそくり上手
結婚当初は、なんでも言い合える夫婦になろうといっていても、時がたつと隠しごともできるものです。
奥さんの一番の隠し事は、へそくりです。
へそくりとはちょっと違いますが、ポイント集めなどもよくやりますね。
毎日の買い物をクレジットカードで支払うと、結構ポイントたまります。
それを使って、こっそりネットでお買い物、よくやりますよね。
女性はへそくり上手ですから。
自由に使えるお金を増やしたい女性は、パパ活もおすすめです。2~3時間、経済的に余裕のある男性と時間を共にすごし、お小遣いをもらえます。お小遣い額が気になる方はこちらをご覧ください。
20代・30代・40代における年収300万円世帯の貯金額を詳しく解説
20代における年収300万円世帯の貯金額①:184万円
「家計の金融行動に関する世論調査」によると、金融資産保有額は、20代で平均184万円です。
年収300万といっても、手取りで260万程度。
184万というのは、手取りを軸に考えると多いと感じます。
30代における年収300万円世帯の貯金額②:395万円
「家計の金融行動に関する世論調査」によると、金融資産保有額は、30代で平均395万円です。
子供がいる家庭といない家庭では、貯金額は大きくかわるとは思いますが、よくがんばっているという感じです。
節約志向があるのでしょう。
40代における年収300万円世帯の貯金額③:1,128万円
「家計の金融行動に関する世論調査」によると、金融資産保有額は、40代で平均1,128万円です。
40代で1000万以上というのは、かなり多いと感じます。
この頃になると、教育費が大きくのしかかってきます。
それでも、これだけの貯金があるのは、日々の節約志向が日常になっているのだと思います。
おすすめの節約本
忙しい人専用 「つくりおき食堂」の即完成レシピ です。
家事に育児にそして仕事に忙しい女性の味方です。
作り置きは、お弁当に遅く帰ってきた夕食の支度にと女性にはやさしいです。
さらに、食費も節約できるので一石二鳥です。
上手に作り置きして、レパートリーを増やしたい人向けです。
電子レンジでの調理なので、料理が苦手な方でも簡単にできます。
火をつかわないので、暑い日でも気軽にできます。
まずは、できることから始めてみましょう。
年収300万より大事なこと
年収300万の生活レベルを感じていただけたでしょうか。
お金で物事をきめたくはありませんが、お金はあっても邪魔になりません。
年収を増やしていくことに力を注ぐのか、年収300万を上手に使い分けて、節約上手になるのかはその人次第です。
忘れていけないのは、生活はお金も大事ですが、なにより心身とも健康が第一です。
心がやまないように、笑顔で暮らしていきたいものです。
年収450万円の生活については、こちらの記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
年収450万円が手取りや住宅ローンについて解説!20代年収450以上の職業も解説450万は手取り350万円 給料を450万稼いだならばそのまま手元に残るわけではありません。...