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2019/06/18

現金書留の追跡方法紹介!方法や届くまでの日数・再配達・トラブル対処法を解説

郵便局では小包やレターパック、オプションサービスの付加などで、自分が発送した郵便物・受け取る予定の郵便物の追跡ができるサービスがあります。
現金書留も同様に、この追跡できるサービスを使えるので、郵便局で発送手続きが済んだら渡されるレシートや受領書(手書きの控え)は配達が完了するまでは捨てずに保管しておきましょう。

こちらでは便利な追跡方法や再配達をしてもらう方法などを紹介します。

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現金書留の特徴

現金書留の特徴

現金書留には5つの特徴があります、どのようなものがあるのか箇条書きで見ていきます。

  1. 現金を送付できる一般書留
  2. 休日でも配達してくれる
  3. 配達日・時間帯希望再配達
  4. 郵便追跡システム
  5. 当日中の再配達が可能

続いて5つの特徴を詳しく見ていきます。

現金書留の特徴①:現金を送付できる一般書留

現金書留は唯一、現金を郵便で送ることができ、追跡番号が割り当てられる一般書留です。

一般書留とは、追跡番号が割り当てられ、実損額を賠償(実損額とは=現金であれば実際に封筒に入れた額)してくれる制度で、万が一紛失したりなどの理由で届かなかった場合、この実損額を賠償してくれるのです。
ただし、賠償額(損害要償額)は50万円の上限があるので、実際に封筒に入れて送る金額も50万円がのぞましいとされています。

近年ではお金を送金する手段として振り込みもしくは、口座から口座でのやり取りが主流となってますが、このような環境が発達する前は現金を相手方に送る手段は殆どの場合現金書留しかなかったので、誰もが普通に使っていたのです。
現在でも現金を郵送できるシステムはこの現金書留しかなく、宅配便や普通郵便の手紙など他の方法で送ることは郵便法で禁止されています。

第十七条(現金及び貴重品の差出し方) 現金又は郵便約款の定める貴金属、宝石その他の貴重品を郵便物として差し出すときは、書留(第四十五条第四項の規定によるものを除く。)の郵便物としなければならない。

出典元:郵便法

現金書留の特徴②:休日でも配達してくれる

現金書留などの書留は日曜日・祝休日も配達してくれるので、休みの日を利用して受け取ることも可能です。
不在の場合は不在票をポストや郵便受けに入れてくれるので内容を必ず確認しましょう。

現金書留の特徴③:配達日・時間帯希望再配達

現金書留で配達を依頼する時に窓口で配達日・時間帯希望再配達のオプションサービスを使う旨を伝えると、希望の日や時間帯に届けてくれるサービス使えます。

郵便物(手紙・はがき) 料金
平日を指定 31円(基本料金に加算)
日曜日・休日を指定 210円(基本料金に加算)

こちらのサービスは原則として、差出日郵便を出した日)の翌々日から起算して10日以内の日を指定できるそうです。
日本郵便 参考サイト:配達日指定

現金書留の特徴④:郵便追跡システム

まず郵便局の窓口で手続きを行い、問題なく受領されると「引き受け」となるのですが、ここで追跡番号(お問い合わせ番号)が割り当てられます
この追跡番号は配達が完了するまでオンラインで追跡できるので、無事に送付先へ届いたかどうかを確認することができます。

日本郵便 参考サイト:郵便追跡サービス

現金書留の特徴⑤:当日中の再配達が可能

在宅中に現金書留を受け取れなかった場合不在票を入れておいてくれますが、申し込む時間によっては当日受け取りが可能な再配達も行ってくれる場合があるので連絡してみましょう。
ただし、当日の再配達を受け付けてくれる締め切り時間は各地の郵便局によって異なるそうなので、不在票に書いてある電話番号に電話で確認してください。

どうしても当日に受け取りたい場合は居拠点となる郵便局に受け取りに行くこともできるのですが、拠点となる郵便局へ郵便物が戻ってからでないと受け取れないので、こちらも事前に郵便局に何時くらいに行ったら良いか確認した方が良さそうです。
日本郵便 参考サイト:書留のサービス 当日中の再配達

SUMICAには現金書留についてわかりやすい記事があるのでこちらも必見です。
現金書留とは?送り方や受け取り方・料金・日数など紹介現金書留とは
現金書留は「現金を配達の記録が残る方法で送ることができる」唯一の方法です(。※...

<下に続く>

現金書留の追跡番号が書いてある場所

現金書留の追跡番号が書いてある場所
現金書留には追跡番号が割り当てられることは前述しておりますが、この追跡番号はどこに書いてあるのかをこちらでは見ていきます。


窓口で発送手続きを行った際、手書きの受領証やレシートで必ず控えが発行され、これらの控えに「お問い合わせ番号」として明記されています。
レシートで控えを渡された場合も「お問い合わせ番号」と書かれているので配達が完了するまで大切に保管しておきましょう。

不在票が入っていた場合は不在票にレシートのようなシールが貼りつけてあるので、このシールの一番上に追跡番号(お問い合わせ番号)が記載されているほか、このシールにあるQRコードを読みとることで追跡画面にジャンプするので、ここからも追跡番号がわかります。

この他に、不在票に直接書いてある場合もあるので、配達が完了するまで不在票は大切に保管しておきましょう。
追跡番号(お問い合わせ番号)を日本郵便のサイトなどから入力して再配達の申し込みをすることができます。
郵便追跡番号(お問い合わせ番号)の入力:配達のお申込み受付

<下に続く>

現金書留の追跡方法

現金書留の追跡方法
現金書留の追跡番号(お問い合わせ番号)がわかったら番号を元に追跡をすることができるので、現金書留が現在どのような状態なのか調べる追跡方法を見ていきます。

  1. お客様相談センターに電話する
  2. 日本郵便公式サイトで調べる
  3. 日本郵便公式アプリで調べる
  4. 日本郵便公式LINEで調べる
  5. 郵便局の窓口に聞く

現金書留の追跡方法①:お客様相談センターに電話する

お客様相談センターに電話して追跡番号(お問い合わせ番号)を伝えると現金書留を追跡することができます。
尚、お客様サービス相談センターの電話番号は固定電話と携帯電話、英語受付、それぞれ別の番号になっています。

日本郵便 お客様サービス相談センター:お電話でのお問い合わせ お客様サービス相談センター

お客様サービス相談センター電話番号
固定電話からフリーコール 0120-23-28-86
携帯電話から・通話料有料 0570-046-666
英語受付・通話料有料 0570-046-111

お客様サービス相談センター 受付時間

曜日 受付時間
平日 8:00~21:00
土・日・休日 9:00~21:00

現金書留の追跡方法②:日本郵便公式サイトで調べる

パソコン・携帯・スマホを利用して日本郵便公式サイトから追跡番号(お問い合わせ番号)を入力すると現在どこに現金書留があるのか追跡できます。
日本郵便 追跡番サービス: 個別番号検索


不在だった場合、郵便物等ご不在票に貼付されているレシートのようなシールのQRコードを読みとると、再配達の申し込みが簡単にできます

現金書留の追跡方法③:日本郵便公式アプリで調べる

日本郵便ではスマートフォン用の無料で使える公式アプリを提供しており、よく使う人はインストールしておくと便利ではないでしょうか。
アプリを起動したら左上の追跡サービスを選び、追跡番号(お問い合わせ番号)を入力するだけで簡単に検索できます。

こちらのアプリ②で紹介したQRコードの読み取りもでき、郵便料金や郵便番号を調べたりできるなど他の郵便サービスもいろいろと使えて便利です。

現金書留の追跡方法④:日本郵便公式LINEで調べる

日本郵便ではLINEの公式アカウント「ぽすくま」という可愛いキャラがおり、「LINEで郵便局」を提供しています。
LINEを使っている人なら友だちに追加すると郵便局に関する様々な手続きを行うことができるので公式アプリ同様こちらもとても便利です。

現金書留の追跡方法⑤:郵便局の窓口に聞く

近くに郵便局がある人や、デジタルで調べるのは苦手な人は郵便局の窓口に行くのもおすすめです。

郵便局なら全国のあちこちにあるので、追跡番号(お問い合わせ番号)を控えたメモと身分証明書を用意して窓口で尋ねてみるのも良いでしょう。

<下に続く>

現金書留が届くまでの日数の目安

現金書留が届く日数
現金書留の配達は一般的な手紙などと同様、発送手続きから到着まで2~3日を要すると言われており、日曜日・祝日も配達してくれるので週末を挟む場合は普通郵便より早く届けてくれます。
なお、郵便物ですので、天候条件や運送する交通機関のトラブルにより遅延もあることを覚えておきましょう。

あらかじめ決まった日に配達して欲しい場合はオプションサービスの速達や配達日指定郵便などを使ってみてはいかがでしょうか。
日本郵便 オプションサービス:書留と併せてご利用可能な主なオプションサービス

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現金書留の再配達依頼方法

現金書留再配達依頼方法
仕事や外出などで不在にしていて現金書留が受け取れなかった場合、郵便物等ご不在連絡をポストや郵便受けに入れていってくれるので、この不在票に書かれている6つの受け取り方法から再配達方法を選びます

  • ネット受付
  • 24時間自動受付
  • 郵便による受付
  • FAXによる受付
  • 窓口での受取り
  • その他
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現金書留の追跡番号を紛失したときの対処法

##現金書留の追跡番号を紛失したときの対処法
現金書留の追跡番号を紛失したときの対処法は、発送したばかりであれば差出人がすぐに郵便局に行き追跡番号(お問い合わせ番号)を再度教えてもらいましょう
この際、本人・住所が確認できる身分証明証などの資料が必要になります。

受取人が不在票を無くした場合は差出人に追跡番号(お問い合わせ番号)を教えてもらうのが一番手っ取り早いですが、難しい場合はこちらも同じく本人・住所が確認できる身分証明証などが必要になります。
もしくは、前述した「お客様サービス相談センター」に電話で尋ねてみると良いでしょう。

<下に続く>

現金書留が届かないなどの事故の場合の補償

現金書留が届かないときの事故のの補償
現金書留が届かないなどの事故はできれば避けて欲しいですが、万が一紛失や盗難などで届かなかった場合は補償の対象となるか確認しましょう。
差出人が実損要償額を正確に申告している場合50万円以内であれば賠償してくれます(同封額を超える金額は不可)。

差出人が何も伝えずに受領書にも実損要償額が記載されていない場合はいくら入れていても1万円しか補償されません
また、差出人または受取人の過失である場合も補償対象とななりません。

日本郵便の公式サイトかには失踪した郵便物の追跡・調査の受付フォームもあるので、追跡しても行方不明の場合は問い合わせてみてください。

<下に続く>

おすすめの郵便に関する本

知ってる? 郵便のおもしろい歴史 (ちしきのもり)
1728円

古代の通信手段から現代の郵便の歴史まで通信と郵便がどのように発展したのかを解説した一冊。

「のろし」や「飛脚」などのワードが出てきたり、ヨーロッパと日本の近代郵便までわかるので子供から大人まで楽しめます。

<下に続く>

現金書留の追跡番号はしっかり保管しておきましょう

現金書留の追跡番号しっかり保管する
現金書留の追跡番号は配達されるまでも注視できるばかりでなく、不在時に配達されたと場合の不在票を無くしてしまったり、不在票に書かれている番号と一致するか確認するためにも大切になるものなのでしっかりと保管しておくようにしましょう。

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