手作りブローチのおすすめアイデア
手作りブローチのおすすめアイデア①:せきそ粘土で陶器風に
やさしい色合いと表情がかわいらしい、カラフルな猫のブローチ。
こちらの作品は、せきそ粘土という原料に石の粉が混ざっている粘土を使われています。
石粉粘土(せきふんねんど)と呼ぶ場合もありますが、基本的には同じものです。
せきそ粘土のモチーフの作り方を簡単に説明すると、まずは粘土をよくこねて、デザインカッターや型などを使って形を作ったら、数日乾燥させます。
粘土がしっかりと乾いたら、色づけし、仕上げに耐水性のニスを塗る、という流れです。
仕上げにニスを塗ることで、まるで陶器のよな仕上がりになります。
ちなみに、せきそ粘土の乾燥には3日~1週間ほどかかります。
乾燥後はある程度の強度になり、彫刻刀で削ることもできます。
また、せきそ粘土は水に弱いため、色づけをしたら耐水性のニスやレジンでしっかりとコーティングするのがポイントです。
こちらも、せきそ粘土で出来ています。
マスキングテープを貼るアイデアも素敵ですね。
ベースが同じ素材でも作り方の工夫次第で、雰囲気が変わります。
手作りブローチのおすすめアイデア②:オーブン粘土で焼き物の味を楽しんで
素朴な雰囲気が素敵な、しろくまのブローチ。
焼きものならではの、素朴な風合いがすてきですね。
こちらの作品は、家庭のオーブンで焼くことができる、オーブン粘土で作られています。
お家で陶芸ができるの?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、オーブンの温度で焼くことのできる特別な粘土なので、お家でも焼きもの作品が作れるんです。
オーブン粘土を使ったモチーフの作り方を簡単に説明すると、粘土で形を作ったら、1日以上乾燥させて、乾燥後オーブンで焼き、絵の具で色をつける、という流れになります。
また、この作り方の後に専用のコート剤を塗り、しばらく乾燥させて、さらにオーブンで焼くと、モチーフが水濡れに強くなります。
ちなみに、焼く前にに化粧土という、白い土を塗ってから焼くと絵の具の発色がよくなります。
作品の色合いを鮮やかにしたい方は、化粧土を使ってから色づけをする。
素朴な雰囲気にしたい方は、そのまま焼いてから色づけをする、という風に、お好みで使い分けてみてくださいね。
手作りブローチのおすすめアイデア③:樹脂粘土
とってもリアルで美味しそうなクロワッサンのブローチ。
こちらの作品は、樹脂粘土で作られています。
樹脂粘土を使ったモチーフの作り方を簡単に説明すると、柔らかくなるまでしっかりこねて、好きな形を作り、乾燥させる、という流れです。
ちなみに、樹脂粘土の乾燥にかかる時間は、1日~1週間ほど。
乾くとプラスチックのように硬くなります。
作り方次第で、クレイアニメに登場しそうなポップなものから、リアルな食べものなど、いろいろと楽しむことができます。
手作りブローチのおすすめアイデア④:プラバン
北欧風の動物や植物のプラバンブローチ。
仕上げはレジンでコーティングされています。
プラバンといえば、子供のころに工作で使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
最近では、おしゃれなアクセサリー作り使える素材として人気になっています。
プラバンの作り方を簡単に説明すると、まずプラスチックの板にデザインを描いてはさみで切り取り、オーブンやトースターで加熱し、あとは冷まして完成です。
プラバンの作り方のポイントは、熱を加える時にすごく縮むので、デザインを描くときは大きく描くようにすることです。
また、仕上げにレジンでコーティングするとぷっくりツヤツヤな仕上がりになります。
ちなみに、プラバンは透明なもの以外に、白いものもあります。
お好みで使い分けてみてください。
手作りブローチのおすすめアイデア⑤:レジン
ドライフラワーとレジンのブローチ。
氷のような透明のレジンと、ドライフラワーとの組み合わせが、どこか儚げでロマンチックです。
レジンはUVランプがあれば、その日のうちに完成させることができるので、材料が揃っていれば思いついたタイミングで作ることができます。
レジンでのモチーフの作り方を簡単に説明します。
まず、シリコンモールドと呼ばれる専用の型にUVレジンを少しずつ流し込み、UVランプで硬化します。
そしてお好みのパーツを入れて、またUVレジンを少し流し込んで硬化。
この工程を繰り返します。
レジンを流し込んだ時にできた気泡は、爪楊枝などで潰します。
作品にきれいな気泡が入っていた場合は、あえて残しておくのも良いですね。
作り方はシンプルですが、レジンは少しずつ流し込んでこまめに硬化するというところがポイントです。
日光で固めることが出来るものもあるようですが、時間がかかり、硬化にムラが出やすいようなので、なるべく専用のUVランプを使うようにするのがオススメです。
手作りブローチのおすすめアイデア⑥:羊毛フェルト
羊毛フェルトで作られた、ポピーのブローチ。
ふんわりと優しい雰囲気の作品ですね。
羊毛フェルトは、立体的な作品や平面的な作品などを作ることができます。
作り方はとてもシンプルなのですが、作り方を工夫すると、とってもリアルな動物や食べ物のモチーフが作れたりします。
羊毛フェルトは作品をつくる時に、専用のニードルでとにかくチクチクと刺すのが快感です。
後ほど、初心者さんにも作りやすい羊毛フェルトブローチの作り方や、コツを解説していきます。
手作りブローチのおすすめアイデア⑦:刺繍
麦わら帽子の刺繍ブローチ。
細かさがなんとも可愛らしく、愛着の湧きそうな作品ですね。
麦わら帽子といえば、ワラを編んであるイメージがありますが、刺繍で麦わら帽子の網目を再現されています。
刺繍のモチーフの作り方を簡単に説明します。
まず図案を布やにチャコペンなどで描き、図案を描いた布を刺繍枠にセットします。
そして、好みの刺繍糸を使って図案に合わせて縫っていきます。
作り方がとてもシンプルですが、刺繍には様々なステッチがあるので、作りたいイメージに合わせてステッチを使い分けると作品が面白くなります。
手作りブローチのおすすめアイデア⑧:ビーズ刺繍
夏を感じるビーズ刺繍のスイカブローチ。
透明感のあるビーズが、みずみずしいスイカのイメージにぴったりです。
黒いビーズを使って、種まで再現されているところが可愛らしいですね。
ビーズ刺繍の作り方を簡単に説明すると、まず図案を描いた布を刺繍枠にセットし、つぎに針にビーズを通して、図案に合わせて刺していきます。
また、作り方の工夫としてオススメなのが、刺繍糸で刺繍をしてからポイントでビーズを使う方法です。
花などのモチーフづくりの時にビーズが、程よくアクセントになります。
後ほど、ビーズ刺繍のブローチの詳しい作り方や、作り方のポイントを解説していくので、そちらも参考にしてみてくださいね。
手作りブローチのおすすめアイデア⑨:布
コースターとお揃いの生地で作られた、ぬいぐるみブローチ。
画像の作品は、ダブルガーゼを使用しているそうです。
やさしい風合いで、ナチュラルなお洋服と相性が良さそうですね。
お気に入りの布とブローチピンがあれば、様々な作り方でブローチ作りをすることが出来ます。
ご紹介した可愛らしいぬいぐるみのようなブローチや、作り方によっては、リボンや花のブローチなど。
布で作るブローチは、小さいはぎれでも出来るので、お家にある布やレースを組み合わせて作るのもおすすめです。
手作りブローチのおすすめアイデア⑩:素材を組合わせる
プラバン、レジン、刺繍を組み合わせたブローチ。
異なる素材をバランスよく合わせられていますね。
作り方のコツとしては、作品の色やテーマをあらかじめ決めておくこと。
異なる素材を組み合わせてもバランスが整いやすくなります。
また、実際に作る前に使いたい材料を並べてみるのも、イメージがしやすくなるのでオススメです。
ブローチ作りに必要な材料
ブローチ作りに必要な材料を5つご紹介します。
- ブローチピン
- 接着剤
- 生地
- チャコペン
- モチーフ作りに使う材料(お好みで)
まずブローチ作りに欠かせないアイテムは、「ブローチピン」です。
ブローチピンは、色やサイズのバリエーションが豊富で、コサージュタイプなどもあります。
作品のサイズや雰囲気、作り方に合わせて選びましょう。
そして2つ目のアイテムは、「接着剤」です。
プラバンや、粘土のモチーフと直接ブローチピンを接着する時に使います。
モチーフとブローチピンが取れてしまわないように、強力な接着剤を選びましょう。
また、刺繍やビーズ刺繍をした生地の裏側と、ブローチピンを縫い付けた生地を接着するときに、手芸用のボンドを使います。
続いて3つ目のアイテムは、モチーフ作りとブローチピンを付けるための「生地」です。
刺繍や、ビーズ刺繍でモチーフを作る場合には、表の生地+ブローチピンを付ける裏の生地が必要です。
プラバンや粘土、羊毛フェルトで作る場合は生地が無くても問題ありません。
4つ目のアイテムは、図案を描く「チャコペン」です。
チャコペンは、布地やフェルトに刺繍やビーズ刺繍をする時や、フェルトに羊毛フェルトを刺していきたい時に、図案を写す目的で使います。
チャコペンには、様々な種類があります。
時間が経つと自然に描いたところが消えるものや、水で濡らすと消えるもの、暗い色の生地に描いても見えやすいものなど。
お好みで選んでみてくださいね。
また、本の図案やイラストを写したいときには、「転写シート」が便利です。
そして5つ目は、「モチーフ作りに使う材料」です。
モチーフ作りに使うお好みのアイテムを用意しましょう。
例えば・・・刺繍のブローチを作りたい方は、刺繍糸、刺繍枠、針、はさみ、糸切りバサミ。
ビーズ刺繍の場合は、ミシン糸、ビーズ、刺繍枠、ビーズの穴に通せる針、はさみ、糸切りバサミ。
羊毛フェルトの場合は、羊毛フェルト、専用のニードル、専用のスポンジ、といった感じです。
お家にある布やボタン、レースなどを活用してみるのもいいですね。
材料が揃ったら、いよいよブローチ作りです!
このあとは、「ブローチの基本的な作り方」をご紹介していきます。
ブローチの基本的な作り方
さあ、ブローチの材料が揃ったら、早速ブローチを作っていきましょう。
ここではブローチの基本的な作り方をご紹介していきます。
1.モチーフの図案を描く
2.モチーフを作る
3.別生地にブローチピンをつける
4.生地を切る
5.モチーフとブローチピンを付けた生地を接着する
ブローチの基本的な作り方①:モチーフの図案を描く
まずはじめに、どんなブローチを作るのかイメージイラストを描いていきます。
刺繍などの平面的なモチーフを作りたい方は、布やフェルトにチャコペンで図案を写していきます。
また、羊毛フェルトや粘土を使って、動物などの立体的なモチーフを作りたい方は、前、後ろ、横、のイメージを描いておくと作りやすいです。
本や描いたイラストの図案を写したい場合は、転写シートを使うと、キレイに図案を写すことができます。
ブローチの基本的な作り方②:モチーフを作る
さて、図案ができたらいよいよモチーフを作っていきます。
お好みの材料やアイデアを、作品にしていきましょう。
ブローチの基本的な作り方③:別生地にブローチピンをつける
モチーフができたら、ブローチピンを別の生地につけていきます。
画像の作品のように、ブローチピンをつけた生地にも刺繍をしたり、アレンジをするとさらに特別感がでますね。
ブローチピンは生地に縫い付けるか、強力接着剤でつけましょう。
粘土やプラバン、レジンなどの場合は、ブローチピンを接着剤で直接つけたら完成です。
ブローチの基本的な作り方④:生地を切る
別生地にブローチピンをつけたら、モチーフの生地のまわりに少し余白を残してカットしていきます。
このとき、ブローチピンをつけた生地を重ねてカットすると、形が簡単に揃えられます。
ブローチの基本的な作り方⑤:モチーフとブローチピンのついた生地を接着する
モチーフとブローチピンをつけた生地の裏面に、手芸用ボンドを塗って接着したら、ブローチの完成です。
ちなみに、かがり縫いをして仕上げたい方は、生地に手芸用ボンドを塗るとき、ふちは塗らないようにしておくと、縫いやすくなります。
ブローチ作りに使える百均アイテム5選
続いては、ブローチ作りに使える100均アイテムを5つご紹介します。
- ブローチピン
- フェルト
- フェイクレザー
- 刺繍糸
- ビーズ
- 羊毛フェルト
- チャコペン
ブローチ作りに使える百均アイテム①:ブローチピン
こちらは、ダイソーで購入できる「ブローチピン」。
ブローチ作りに欠かせないブローチピンが、100円で10個も入っています。
カラーも3パターンの中から選べるので、作りたい作品の雰囲気に合わせて選べますね。
こちらの画像のもの以外にも、大きいものやコサージュタイプなども販売されています。
また、セリアでもブローチピンが販売されているので、作り方や好みに合わせて選んでみてくださいね。
ブローチ作りに使える百均アイテム②:フェルト
こちらは、セリアの「洗えるフェルト」。
刺繍のブローチや、ビーズ刺繍のブローチの生地として使えます。
100均では、ノーマルなフェルトも販売されていますが、オススメは洗えるタイプのフェルトです。
洗えるフェルトの特徴は、手洗いができるフェルトだというところ。
洗える素材なので、図案を描く時に、水で濡らすと描いた線が消えるタイプのチャコペンを使うことができます。
また、雨の日のお出かけで見につけても、安心感があります。
ブローチ作りに使える百均アイテム③:フェイクレザー
ダイソーやセリアで販売されている「フェイクレザー」。
ブローチピンを付ける生地として使えます。
生地は柔らかく、マットな質感。
カットしたり、縫い付けたりする時も、扱いやすそうです。
また、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいですね。
作品のイメージに合わせて選んでみてください。
ブローチ作りに使える百均アイテム④:刺繍糸
ダイソーの、カラフルな「刺繍糸セット」。
刺繍糸がたっぷり12色も入っていて100円です。
刺繍のブローチを作ってみたい方にオススメのアイテムです。
ブローチ作りに使える百均アイテム⑤:ビーズ
こちらの、画像の瓶入りビーズはセリアの商品です。
100均では、大小さまざまな「ビーズ」が販売されています。
カラフルなガラスビーズや、スパングルなど、ブローチ作りに使えそうなビーズが豊富にあるので、ぜひ探してみてください。
ブローチ作りに使える百均アイテム⑥:羊毛フェルト
100均では、「羊毛フェルト」も沢山販売されています。
画像の羊毛フェルトセットは、ダイソーで人気の商品です。
パッケージの動物を作るための、羊毛フェルトとパーツが入っているので、お手軽に羊毛フェルトにチャレンジできます。
羊毛フェルトで作品を作るときに必要な、専用のニードルや専用のスポンジマットも、ダイソーで揃えることができます。
ブローチ作りに使える百均アイテム⑦:チャコペン
「チャコペン」は、布に図案を描くときに使います。
刺繍やビーズ刺繍、羊毛フェルトの作品づくりに役立ちます。
100均で販売されているチャコペンは、水で濡らすと消えるタイプ、時間が経つと自然と消えるタイプなど、種類がいくつかあります。
また転写シートも100均で手に入れることができるので、作り方に合わせて選んでみてください。
ビーズ刺繍ブローチの作り方
ここからは、きらきら綺麗なビーズ刺繍ブローチの作り方をご紹介していきます。
- フェルト生地に図案を描く
- 刺繍枠にフェルト生地をセットする
- ビーズを縫い付ける
- もう1枚のフェルトにブローチピンを縫い付ける
- 二枚の生地を合わせてカットする
- ビーズを縫い付けたフェルトの裏側に接着剤をつける
- 二枚のフェルトを合わせてかがり縫いする
ビーズ刺繍ブローチの作り方①:フェルト生地に図案を描く
ビーズ刺繍の作り方の1つ目の工程では、フェルト生地にチャコペンや転写シートを使って、モチーフの図案を描いていきます。
ビーズ刺繍ブローチの作り方②:刺繍枠にフェルト生地をセットする
ビーズ刺繍の作り方の2つ目の工程では、フェルトを刺繍枠にセット出来る大きさにカットして、刺繍枠にセットします。
このとき、フェルトがピンと張るようにしましょう。
刺繍枠にセットしてフェルトがピンと張っていると、ビーズを縫い付ける作業がしやすくなります。
ビーズ刺繍ブローチの作り方③:ビーズを縫い付ける
ビーズ刺繍の作り方の3つ目の工程では、図案に合わせてお好みのビーズを縫い付けていきます。
作り方のポイントは、ビーズの向きを揃えることです。
ビーズの向きが揃っていると、仕上がりが綺麗になりますよ。
小さなビーズや大きなビーズ、スパンコールなど、組み合わせ方次第でどんどん華やかになります。
ビーズ刺繍ブローチの作り方④:もう1枚のフェルトにブローチピンを縫い付ける
ビーズ刺繍の作り方の4つ目の工程では、もう1枚のフェルトに、お好みの刺繍糸でブローチピンを縫い付けていきます。
ブローチピンを縫い付けるときの、糸の色選びで裏面もオシャレになりますね。
ブローチピンを縫い付ける生地をフェイクレザーにするのもおすすめです。
お好みで使い分けてみてください。
ビーズ刺繍ブローチの作り方⑤:二枚の生地を合わせてカットする
ビーズ刺繍の作り方の5つ目の工程では、モチーフとブローチピンを縫い付けた生地の周りをカットしていきます。
このときに、二枚を合わせてカットすると、簡単に形が揃えられます。
ビーズ刺繍ブローチの作り方⑥:ビーズを縫い付けたフェルトの裏側に接着剤をつける
ビーズ刺繍の作り方の6つ目の工程では、ビーズ刺繍をした生地の裏面に、手芸用ボンドをつけていきます。
このとき、仕上げでモチーフの周りにかがり縫いをする場合は、手芸用ボンドを塗るときに、ふちを塗らないようにしておくと、あとで針が通しやすくなります。
また、仕上げでモチーフの周りをかがり縫いをしない場合は、手芸用ボンドを塗る工程でふちまで塗りましょう。
ビーズ刺繍ブローチの作り方⑦:二枚のフェルトを合わせてかがり縫いする
ビーズ刺繍の作り方のさいごの工程は、モチーフとブローチピンを縫い付けた生地を合わせます。
刺繍糸でふちを一周かがり縫いしたら、できあがりです。
かがり縫いをしない方もモチーフとブローチピンを縫い付けた生地を合わせたら、完成です。
羊毛フェルトブローチの作り方
ふわふわほっこり、やさしい雰囲気が魅力の羊毛フェルトブローチの簡単な作り方をご紹介します。
- クリアファイルに図案を描き切り抜く
- 羊毛フェルトをほぐす
- 図案に合わせてベースの色を刺す
- 色つきの羊毛フェルトを重ねて刺す
- 別の生地にブローチピンをつける
- 羊毛フェルトのモチーフと生地を接着する
羊毛フェルトブローチの作り方①:クリアファイルに図案を描き切り抜く
羊毛フェルトの作り方の1つ目の工程では、まずクリアファイルに図案を描いて、ハサミやカッターで切り抜いていきます。
クリアファイルの代わりに、クッキーの型を使うのも初心者さんにオススメの方法です。
羊毛フェルトブローチの作り方②:羊毛フェルトをほぐす
羊毛フェルトの作り方の2つ目の工程では、羊毛フェルトの毛流れに合わせて手でほぐしていきましょう。
こうしてほぐしておくことで、フェルティングニードル(羊毛フェルト専用のニードル)で刺していく時に繊維同士が絡みやすく、形になりやすくなります。
羊毛フェルトブローチの作り方③:図案に合わせてベースの色を刺す
羊毛フェルトの作り方の3つ目の工程です。
フェルティングマット(羊毛フェルトを作るときに使うスポンジマット)にフェルトを敷いて、その上から切り抜いたクリアファイルを置きます。
つぎに、土台用の羊毛フェルトを取り、クリアファイルの切り抜いたところに乗せて、フェルティングニードルで刺していきましょう。
小さいモチーフを作る場合は、土台用の羊毛フェルトがなくても大丈夫です。
また、フェルティングニードルは先が折れやすいので、注意が必要です。
力を入れずに、まっすぐ刺してまっすぐ抜くのがコツです。
羊毛フェルトブローチの作り方④:色つきの羊毛フェルトを重ねて刺す
羊毛フェルトの作り方の4つ目の工程では、色つきの羊毛フェルトを土台の上から重ねて刺していきます。
小さいモチーフの場合は、色つきの羊毛フェルトを形になるように、意識しながら刺していきましょう。
羊毛フェルトブローチの作り方⑤:別の生地にブローチピンをつける
羊毛フェルトの作り方の5つ目の工程では、モチーフの裏側につける生地にブローチピンをつけます。
フェルトやフェイクレザーに、縫い付るか、強力な接着剤でつけましょう。
羊毛フェルトブローチの作り方⑥:羊毛フェルトのモチーフと生地を接着する
羊毛フェルトの作り方の最後の工程です。
出来上がったモチーフのフェルトとブローチピンをつけた生地を合わせてカットし、フェルトとブローチピンをつけた生地を布用ボンドで接着して完成です。
お好みでふちを刺繍糸でかがり縫いしても良いですね。
羊毛フェルトに関するこちらの記事もぜひご覧ください。
羊毛フェルトの作り方徹底解説!初心者でも簡単に作れるおすすめキットなど紹介羊毛フェルト作品8選 羊毛フェルトの作品①:ハリネズミ p-twitter:(https:/...
おすすめのブローチの作り方が掲載された本
カラフルなビーズやスパングルを使って、いろんな動物たちをビーズ刺繍で表現できる1冊です。
基本的のテクニックが記載されていたり、写真付きで作り方が解説されているので、初心者さんでも気軽にビーズ刺繍がはじめられます。
ハシビロコウ(鳥)などの珍しい動物や、威嚇(いかく)している猫のモチーフなど、ちょっと笑えるユニークなデザインもあり、見ているだけでも楽しめる内容になっています。
ブローチの作り方は無限大
今回は、さまざまなブローチのアイデアや作り方、材料についてご紹介してきました。
お家にあるものや、100均でも材料が手に入るので、思いついた時に気軽に始められますね。
ブローチの作り方は、アイデア次第で無限大に広がります。
ご紹介した作り方を参考に、世界にたった1つの素敵なブローチ作りを楽しんでみてください。