新生児オムツの選び方
10ヶ月かけて生まれてきてくれた新生児の寝顔を見ると幸せな気持ちになります。
でも、お世話と可愛さは別物です。
少しでもお世話の大変さは少なくして、育児を楽しむ余裕を持ちたいものです。
こちらでは、お世話になくてはならない新生児のオムツ選びの選び方について、簡単に5つご紹介します。
- 着け心地(通気性)
- 着け心地(フィット感)
- 着け心地(吸収力)
- 使い心地(使いやすさ)
- 使い心地(コスパ)
では、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
オムツの選び方①: 着け心地(通気性)
新生児の肌は、劇的な環境変化にさらされています。
それまで羊水という膜に守られていたのに、急に乾燥した空気の中で息を吸う生活に。
それでも元気に育っていくのは、ママの母乳と持って生まれた生命力に他なりません。
そんな新生児の肌にしてあげられることは、オムツを選んであげるということ。
できれば、自然素材で肌触りの良い、通気性のあるものが良いでしょう。
そうは言っても、どれを選んだら良いのか分からないのが、新米ママさんたちの率直な意見でしょう。
初めは「新生児用」と書いてあるものを見比べて「良い」と思ったものを選びましょう。
試供品などがあれば積極的にもらったり、新生児用の少量パックのオムツがあれば試しに使ってみるという方法もあります。
お肌に悪い変化があれば合わないと判断できます。
新生児は言葉は発しませんが、体調やちょっとした変化で伝えてきてくれます。
すくすくと育っていれば、少々のことは大丈夫でしょう。
心配な時は、検診の時に先生や助産師さんなど、先輩ママさんに聞いてみましょう。
オムツの選び方②: 着け心地(フィット感)
フィットしていない時は、ママが困ることもあります。
漏れたことに気づかずに放置してしまうと、布団やベッドなど大掛かりな洗濯・掃除が必要になることも。
できるだけ体のラインに合うものを選びましょう。
近ごろは、3000kg以下の新生児用紙オムツもあります。
体重に合ったものを細目にサイズアップして使う方が良いでしょう。
ただ、生まれたての新生児はとても小さいため、どうしても隙間が空いてしまうことも。
そんな時は、防水シートなどを利用して、後の処理を簡単にできる方法も合わせて取ると良いでしょう。
オムツの選び方③: 着け心地(吸収力)
通気性も良く体にフィットしているのに漏れたり肌トラブルが起きたりする時は、おむつの吸収力が追い付いていない可能性があります。
サイズアップか、オムツのメーカーを変えてみても良いでしょう。
オムツのサイズが上がると、男の子用・女の子用があります。
吸収するポイントが異なるということです。
日本のオムツは吸収力も十分あります。
布おむつや海外製品の時は、吸収力を上げると通気性が悪くなってしまうこともあります。
オムツが濡れていたり汚れているのに気づいたら、細目に替えましょう。
オムツの選び方④: 使い心地(使いやすさ)
オムツは着け心地も大切ですが、ママやパパの使いやすさもポイントです。
テープが外れにくいとか、なかなか慣れないということなら、他のメーカーのオムツを考えてみても良いでしょう。
新生児用の紙おむつはテープタイプがほとんど。
寝たままのベビーのオムツ替えなら、テープタイプが便利ということです。
大きくなって動き回るようならパンツタイプの方が履かせやすいこともあります。
ベビーの動きや食べ物などが変わってうんちの状態が変わると、肌トラブルが出ることも。
新生児のお肌は変化することがあるので、あまり大量のオムツを買いだめするのは控えた方が良いこともあります。
オムツの選び方⑤: 使い心地(コスパ)
紙オムツも布オムツもお金はかかります。
紙オムツは使い捨ての便利さはありますが、使い捨てです。
布オムツは1枚の単価は高いですが、洗って使うことが可能です。
ただ、洗う作業を1日に10回以上繰り返さなければならない日もあり手間と時間はたくさん必要です。
布オムツを洗う時間と洗濯洗剤代は紙オムツには無いコストになります。
川でじゃぶじゃぶと洗濯をしていた頃なら良いですが、現実的には紙オムツが便利です。
布オムツを選ぶ人も紙オムツを選ぶ人も、新生児の肌の状態によっては他の方法が良いこともあるということは覚えておきましょう。
ママやパパの意見や主張ももちろん大切ですが、新生児のお肌に合うオムツを選ぶことも大切です。
どちらにも無理なく育児を楽しむことができるオムツを選ぶことができるとベストですね。
新生児のオムツかぶれの悩みを改善する肌に優しいおすすめのオムツをご紹介
新生児のオムツ選びは、フィット感と通気性・吸収力などがポイントです。
できれば、使いやすくてコスパの良いオムツがあればベスト。
こちらでは、新生児用の中でも小さいサイズのオムツや素材にこだわったオムツなどを4つご紹介します。
新生児のオムツかぶれの悩みを改善する肌に優しいおすすめのオムツ①: 【テープ 小さめ新生児サイズ】パンパース(3000gまで)
パンパースの新生児用オムツの中でも、当社比5つ星の肌へのやさしさがあるオムツです。
3000gより小さめの新生児用サイズです。
「2500gでも大きめ」という口コミもあります。
新生児はスクスク育つと、あっと言う間に+1000gになることも。
3000gまでの新生児用オムツを買う時は、1パックからで様子を見てみましょう。
新生児のオムツかぶれの悩みを改善する肌に優しいおすすめのオムツ②: ナチュラルムーニー テープ 新生児(お誕生~3000g)
普通のムーニーとは違うナチュラルムーニーというブランドからも、新生児用オムツが出ています。
無添加のオーガニックコットンを使って作られている紙オムツです。
保湿・抗炎・抗酸化効果のあるオイルが配合されていて、新生児の肌トラブル軽減の期待が持てます。
こちらも3000gまでの新生児用サイズ。
「1800gの低出生胎児にも使用」と口コミにあります。
オムツのフィット感は、ベビーの体格に左右されることも。
同じような体重でも、腰回りがしっかりあるなら大きい方の新生児オムツが合うこともあります。
病院で使った新生児用オムツがあれば、そのサイズと比較して考えてみても良いですね。
新生児のオムツかぶれの悩みを改善する肌に優しいおすすめのオムツ③: ネピア Whito テープ 新生児用(お誕生~5Kg)
はじめてのキルティングが売りの紙オムツです。
5kgまでの新生児用は3時間用の取り扱いがあります(2019年6月現在)。
Sサイズから、12時間用もあります。
この12時間用を夜用に使うと便利という口コミがあります。
手触りが柔らかく通気性が良いという比較の口コミも。
3kg以上の新生児なら、こちらのオムツもおすすめです。
新生児のオムツかぶれの悩みを改善する肌に優しいおすすめのオムツ④: グーン テープ マシュマロ仕立て 新生児 (お誕生~5kg)
マシュマロのような触り心地が特徴のグーン新生児用紙オムツです。
塗れると青色に変わる線があるので便利。
新生児用のオムツは、サイズが小さいためにシビアなことがあります。
腰回りや太もものフィット感は、個人個人で違うでしょう。
こちらのオムツでは、「もものフィット感が良い」という意見と「背中から漏れる」という意見があります。
肌トラブルには改善が見られるという口コミもありますね。
普通の紙オムツで肌トラブルがある場合は、少し値段は高くなりますが、お肌への刺激を考慮した紙オムツを選んでみても良いでしょう。
新生児用オムツの使用はいつまで?体重3000g未満に適したオムツのサイズを解説
新生児用の紙オムツには2種類サイズがありました。
新生児~3kgと新生児~5kgです。
3000g以下で生まれる新生児が多いため、各メーカー新生児~3kgサイズを展開しているようです。
新生児用の紙オムツのサイズについて詳しく見ていきましょう。
体重に適したオムツのサイズ(体重3000g未満): 新生児用(~3000g)
3000g未満の新生児には、新生児用の小さめサイズの紙オムツをおすすめします。
新生児~3kgの方のオムツです。
背中から漏れること、新生児では珍しい事ではありません。
各メーカーで多少のサイズの違いはあります。
それぞれのメーカーのオムツをお試しできるとベストですね。
試供品や少量パックで試したり、ママ友と何枚か交換したりしてみても良いでしょう。
ただ、新生児は1か月ほどで1kg程度の体重増加が見込めます。
最初の1か月だけの紙オムツであまり悩みすぎる必要もありません。
肌トラブルがあればメーカーを代えてみるか、オムツの交換頻度を増やすなどしてみましょう。
心配な時は、検診の時などに聞いてみましょう。
体重に適したオムツのサイズ(体重4000g未満): 新生児用(~5000g)
4000gの新生児でも、体長が長く腰回りが細いベビーには3kgまでの紙オムツが合うこともあります。
ですが、新生児の体重はすぐに変わってゆくものでもあります。
迷ったら新生児~5kgまでの紙オムツで良いでしょう。
背中漏れが気になるなら3kgの小さめサイズを試してみても良いでしょう。
体重に適したオムツのサイズ(体重5000g未満): 新生児用(~5000g)またはSサイズ
新生児用紙オムツは各メーカー共に5kgまでのものが多いです。
5000g未満なら、最初は新生児~5kgと書かれているオムツを選びましょう。
新生児~3kgを選ぶと、腰回りのテープが止めの部分まで届かないことがあります。
ベビーはいずれ成長していくものです。
迷ったら新生児~5kgを用意して、大きすぎるようなら小さい~3kgサイズを試してみても良いでしょう。
逆に腰回りに余裕がなく窮屈に感じたら、Sサイズのオムツを選びましょう。
Sサイズは4~8kg用です。
新生児用のオムツが小さいと感じたら、Sサイズにサイズアップしましょう。
体重に適したオムツのサイズ(体重6000g未満): Sサイズ
日本で販売されている紙オムツSサイズは、各メーカー4~8kg用がほとんどです。
6000gに近い体重で生また時は、Sサイズで良いでしょう。
また、4000gを超えて新生児用が窮屈になってきたら、Sサイズにサイズアップしましょう。
体重に適したオムツのサイズ(体重7000g以上): SまたはMサイズ
体重が7000g以上ならば、Sサイズから試してみましょう。
またはMサイズが合うこともあります。
テープタイプオムツのMサイズは、パンパース・メリーズ・ムーニーズが6~11kg、グーン・マミーポコが6~12kgとなっています。
Sサイズ・Mサイズともに、パンツタイプもあります。
新生児は寝て過ごすことが多く動きも少ないので、テープタイプの方が替えやすいです。
動き回るようになったならパンツタイプも良いでしょう。
オムツかぶれにはワセリンが効く!人気のオーガニッククリームを紹介
清潔にして通気性も吸収力も良いオムツを使っていても、オムツかぶれがおきることがあります。
下痢が続くと、どんなに気をつけていてもかぶれてしまうということも。
わざわざ病院へ行って診てもらうべきかどうか悩むこともありますよね。
こちらでは、オムツかぶれに効果が期待できるワセリンやクリームなどご紹介します。
オムツかぶれにはワセリンが効く!: ベビーワセリン
ワセリンがオムツかぶれに効くと人気です。
こちらのベビーワセリンは、無添加・低刺激で全身に使うことができます。
唇にも塗ることができるので、リップクリームをわざわざ用意する必要もありません。
新生児も幼児も大人も安心して使うことができるアイテムです。
人気のオーガニッククリーム①: パックスベビー ボディークリーム
日本製のベビー用クリームです。
成分は、ホホバ油・マカデミアナッツ油・ハイブリッドヒマワリ油などが入っています。
たくさん使いたい人向けに大容量ポンプタイプもあります。
チューブ型はお出かけ用、ポンプ型は自宅用にと使い分けもできます。
人気のオーガニッククリーム②: Lecuraベビークリーム
オーガニックカモミールが配合された無香料ベビークリーム。
グルテン・アーモンドなどアレルギー物質27品目由来成分を完全に不使用で作られています。
人気のオーガニッククリーム③: TENEI 無添加ベビークリーム
オーガニックシアバターを贅沢に配合した日本製ベビークリームです。
シリコン・パラベン・合成⾹料・合成界⾯活性剤・合成着⾊料は使っていません。
無添加で国産ならこちらもおすすめです。
オムツ交換の多い新生児ママ必見!枚数の多いオムツを徹底比較
新生児のお世話は、ミルクとオムツの交換を1日に何度も繰り返すことです。
愛情は高まりますが、オムツはどんどん減っていくでしょう。
コスパも良くて使いやすい紙オムツがあれば理想的です。
- ムーニー
- マミーポコ
- メリーズ
- パンパース
- ゲンキ
- グーン
こちらでは、大きめの新生児さんから使うことができるSサイズ~Mサイズについてご紹介します。
枚数・値段などは2019年6月のアマゾン価格を参考にしています。
オムツ交換の多い新生児ママ必見!枚数の多いオムツを徹底比較①: ムーニー
プーさん柄がかわいいムーニーのテープタイプオムツです。
4kgから使うことができるので、早いベビーだと1か月~2か月目ではSサイズにサイズアップします。
こちらのSサイズは8kgまで。
8kgというと、成長の早いベビーなら5か月、遅いベビーなら1歳~の体重です。
つまり、数か月はSサイズを使う期間があるということです。
使いやすくて肌に合うならば、アマゾンの定期お特便も便利です。
かさばるオムツを宅配してもらうとお買い物のストレスも軽減できますよ。
アマゾン価格 | 1パック | 単価 | サイズ | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
1,490円 | 102枚 | 14.6円/1枚 | S(4~8kg) | ★★★★ |
オムツ交換の多い新生児ママ必見!枚数の多いオムツを徹底比較②: マミーポコ
ミッキー柄がかわいいAmazon.co.jp限定のマミーポコ、パンツタイプです。
マミーポコは、Mサイズからのみの取り扱いです。
テープタイプは、6~11kg。
パンツタイプと少しサイズが異なります。
マミーポコのメリットはコスパの良さです。
パンツタイプのMサイズ紙オムツは、他のメーカーでは20円/1枚ほどはかかります。
肌に合うならば、コスパの良いオムツを選んでも良いでしょう。
アマゾン価格 | 1パック | 単価 | サイズ | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
2,573円 | 56枚×3 | 15円/1枚 | パンツM(6~12kg) | ★★★★ |
オムツ交換の多い新生児ママ必見!枚数の多いオムツを徹底比較③: メリーズ
Amazon.co.jp限定のメリーズはデザインが普通のメリーズと比べてシンプルになっています。
ケース販売や定期お特便もあります。
1枚単価を下げる方法として、ケース買いや定期お特便を選んでも良いでしょう。
成長の早いベビーの場合は、サイズアップの心配があります。
8kgの体重を目安にサイズアップの時期を見極めましょう。
アマゾン価格 | 1パック | 単価 | サイズ | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
1,255円 | 82枚 | 15円/1枚 | S(4~8kg) | ★★★★ |
オムツ交換の多い新生児ママ必見!枚数の多いオムツを徹底比較④: パンパース
こちらもアマゾン専用品のパンパースです。
他のSサイズ紙オムツの中では小さめという口コミがあります。
新生児用から代えるタイミングにちょうど良いという口コミもありました。
他メーカーのSサイズに代えてみたけど大きい印象があるならば、パンパースのSを試してみても良いでしょう。
アマゾン価格 | 1パック | 単価 | サイズ | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
1,513円 | 104枚 | 15円/1枚 | S(4~8kg) | ★★★★ |
オムツ交換の多い新生児ママ必見!枚数の多いオムツを徹底比較⑤: ゲンキ
アンパンマンのイラストが目印のゲンキも、Mサイズからの製品です。
ケース販売・定期お得便共にアマゾンで取り扱いがあります。
7~10kg用と、他メーカーとサイズが異なります。
より範囲を狭めてフィット感がある印象です。
アマゾン価格 | 1パック | 単価 | サイズ | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
3,677円 | 58枚×3 | 21円/1枚 | M(7~10kg) | ★★★★ |
オムツ交換の多い新生児ママ必見!枚数の多いオムツを徹底比較⑥: グーン
わんわんとうーたんのイラストがかわいいオムツ、グーン。
Sサイズのテープタイプ紙オムツの中では、単価的に使いやすいコスパの良いオムツです。
性能も悪くありません。
吸水性・柔らかさともに、4ポイント以上の評価があります。
アマゾン価格 | 1パック | 単価 | サイズ | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
1,398円 | 106枚 | 13円/1枚 | S(4~8kg) | ★★★★ |
おすすめのオムツ交換グッズ
オムツ交換の時や夜の漏れ対処に、防水シートがあります。
こちらは綿100%なのに防水シートとして使うことができるアイテム。
子どもが大きくなってからの夜尿症や胃腸炎などの時にも役立ちます。
オムツは毎日繰り返し使うもの。
できれば取り出しやすい場所へストックすることがベスト。
だからと言って、パッケージのままリビングに置いておくのはイヤという人におすすめなのがこちらです。
オムツやオムツ交換に必要なアイテムをまとめて収納できます。
中の間仕切りを自分で移動してセットできるのも高ポイントです。
またオムツ以外のベビーアイテムはこちらも参考にしてください!
新生児用オムツまとめ
紙オムツにも各メーカーによってサイズが少しずつ異なりました。
フィット感が高いと漏れにくいオムツとして使うことができます。
全てのオムツで低評価の口コミは「漏れる」と「オムツかぶれ」が目立ち、高評価の口コミは「足がフィット」「漏れない」「かぶれない」でした。
いずれのメーカーも平均的な評価は★4つの僅差です。
良し悪しはベビーの体形や動きにどれくらいフィットするか、肌質に合っているかというとても個人的な要素が強いという印象です。
漏れがストレスなら少しサイズが違う他メーカーに代えるという方法も。
肌トラブルが気になるならば、少し単価は上がりますがこだわりのオムツや、他メーカーに代えるという方法でも良いでしょう。