レジンに色付けする方法を動画で解説
レジンに色付けしていく方法ですが、一般的に有名な色付け剤は「宝石の雫」
ノズルの先端が細かく1滴ずつ出していくことが出来るのでとても綺麗に色付けできる点がポイントです。
ただ、今回紹介している動画では「ヴィトラーユ」と呼ばれる溶剤系絵の具を使用しています。
透明感に優れており自然乾燥後も色褪せしにくいという点が特徴。
レジンに使用する場合は、つまようじなどの先端に少しずつ付けて色付けしていきます。
動画内ではヴィトラーユの絵の具を1滴ずつ混ぜてエンボスヒーターでしっかり気泡を除去してから、レジン液をワイヤーフレームに少しずつ流しています。
そして仮硬化させてから、更に数滴ヴィトラーユを加え色味を濃くしたレジン液を別のワイヤーフレームへ流して硬化。
最後に、更に濃くしたレジン液をワイヤーフレームに流して硬化させて完成となっています。
レジンの色付けの際にはとにかくしっかり混ぜることが大事。
出来上がりの色ムラを防ぐためにも、ここはきっちりと混ぜていきましょう。
出来上がった作品、どれもこれもとても美しいですね。
レジンのおすすめ作品アイデア
UVレジンアクセサリーの種類はもはや千差万別で、その種類や系統も異なっています。
ここからは、様々なレジンのおすすめ作品アイデアをいくつか見ていきたいと思います。
レジンの作品アイデア1:ゴールドワイヤーフレーム型レジンピアス
まずはレジンの作品の中でも、色付けしたレジン液をフレームに流して硬化させていくシンプルなデザインから。
正方形のゴールドなワイヤーフレームに、色付けしたレジン液を流し込み硬化させた比較的シンプルなデザインです。
レジン初心者の方も作りやすいデザインといえますね。
レジンの作品アイデア2:押し花風なレジンイヤリング
こちらのアクセサリーは色付けした後で平らに伸ばし、上に花びらの形に固めた花状のレジンを組み合わせたイヤリング。
顔料などで色付けを行ったレジン液をうっすらと伸ばして固めて。
更に乾燥させた花弁を入れて固めた花弁状パーツを積み重ねることで、立体感のある美しい装飾品に仕上がっています。
レジンの作品アイデア3:ターコイズ封入タイプの夏のレジンピアス
こちらはシリコンモールドに、天然石のターコイズを入れてレジン液を流し込み硬化。
そして固まったレジンの上にチャームを付けて、ピアス状に加工したアクセサリーとなります。
ターコイズの青緑色がどこか海の雰囲気を感じさせますね。
夏の時期にはぴったりなアクセサリーといえるでしょう。
レジンの作品アイデア4:海レジンのヘアゴム
次に紹介するのは、海のさざ波の音が聞こえてきそうな海の水面を表現したレジンヘアゴム。
まずシルバーの枠組みにカラーサンドを入れて砂浜の部分を描くように設置していき、レジンで硬化させていきます。
そしてレジン液を流し込み、白の顔料や絵の具を加えて色付けしたレジンを垂らしていきます。
ポイントとなるのはここで硬化させないで、透明のレジン液を1滴ずつ垂らしていくこと。
そうすることで水面を表現しているんですね。
レジンの作品アイデア5:クジラ型のブルーアパタイトオルゴナイトレジン
こちらはクジラの空枠に天然石や金属に銅線などを入れて、レジンで固めて作られたオルゴナイトのレジンアクセサリー。
オルゴナイトとは私達の周囲を漂っている負のネガティブエネルギーを浄化して、ポジティブな良いエネルギーへと変換する生命循環装置のことです。
クジラの型の中にカラーサンドやヒトデのモチーフも入っていて、とても可愛らしく夏らしいオルゴナイトレジンですね。
レジンの作品アイデア6:折り鶴の和風レジンアクセサリー
次は折り鶴をレジンアクセサリーに加工した作品。
普通の人は折り鶴をアクセサリーに出来るの?
そう思うかもしれません。
でも折った鶴の表面にレジン駅を筆で薄く塗りUVライトで硬化させれば、あっという間に折り鶴の和風レジンの作品が出来上がるんです。
これも折り紙で鶴を折ることが出来れば作れるので、レジン初心者の人でも作りやすい作品といえるでしょう。
レジンの作品アイデア7:フェイクスイーツ・ドロップ型レジンキーホルダー
見た目がドロップで、とっても爽やかなレジンキーホルダーです。
このタイプのレジン作品はキャンディ型のモールドに色付けしたレジンを流し込んで作るので、初心者の人には比較的作りやすいですよ。
色付けされた三色のグラデーションが、なかなかに美しい作品に仕上がっていますね。
レジンの作品アイデア8:エメラルドグリーンカラーのフラワーレジンチャーム
エメラルドグリーンのに色付けされた色合いがなんとも美しい、鉱石タイプのフラワーレジンチャームですね。
鉱石タイプのレジンも、専用のシリコンモールドがあるので比較的簡単に作れますよ。
なので、レジンが初めての方でもとっつきやすい作品といえるでしょう。
エメラルドグリーンとお花の色合いが、なんとも綺麗な作品ですね。
レジンの作品アイデア9:ダイヤモンド型のグラデーションレジン
こちらはダイヤモンドの枠型モールドを使用して作られた、グラデーションタイプのレジン作品。
とてもシンプルな作りですが、青と赤紫に色付けされたグラデーションの色合いがなんとも絶妙だと感じさせます。
こちらもモールドに色付けしたレジンを流し込んで作るタイプですから、初めての方はチャレンジしてみるといいですね。
レジンの作品アイデア10:鉱石と歯車パーツのレジンアクセサリー
鉱石レジンの中にいろんなパーツを封じ込めたタイプのレジンアクセサリーですね。
色んなパーツを入れる時はどんなアクセサリーにしたいのか。
仕上がりをある程度イメージしてパーツを配置していかないと、全体的にごちゃつくので意外とさじ加減が難しかったりします。
とはいえ、この作品はこの作品で歯車がどこか浮き出て見えるので面白い作品だと感じさせますね。
レジンの作品アイデア11:樹脂粘土とレジンのピアノモチーフなヘアゴム
まず樹脂粘土でピアノの形を作って成形。
紙やすりなどで表面を綺麗にしたあとで色付けしていき、その後でレジンを塗って硬化させたタイプのヘアゴム作品ですね。
レジンを塗る際、ホログラムを閉じ込めているため表面がキラキラと輝いてまるで宇宙を彷彿とさせます。
なかなか手の込んでいる作品ですね。
レジンの作品アイデア12:お花と琉球ガラスのレジンヘアゴム
こちらは作品レベルが結構高めなレジン作品ですね。
球体レジンのモールドの中に、ドライフラワーと琉球ガラスを封じ込めてレジンヘアゴムとして仕上げています。
レジンの中に封じ込められた琉球ガラスが光を反射させて、とてもきらびやかな一品となっていますね。
とても美しいと感じさせます。
レジンの作品アイデア13:クリアブルーな宝石レジン
吸い込まれるようなクリアブルーに色付けされたな色合いが特徴的な、宝石を思わせるようなレジン作品です。
作品自体はとてもシンプルですが、シンプル故に余計な気泡や傷などがあったらとても目立ちます。
しかしこの作品にはそれらが見当たらないことから、なかなかレベルの高い作品だと感じさせますね。
レジンの作品アイデア14:六角型のフラワーレジンアクセサリー
六角形のモールドに色付けレジン液を流しドライフラワーを入れて固めた、比較的シンプルなレジン作品。
しかし形状が正六角形となることで、太陽の光に照らすと乱反射してとても綺麗に映ります。
このタイプも作りやすいですから、初心者の人はチャレンジしてみるといいですね。
レジンの作品アイデア15:空の世界を封じ込めたレジンアクセサリー
球体レジンの中に、幻想的な空の世界を封じ込めたタイプのレジンアクセサリーです。
色付けしたレジン液をグラデーション状にしている空の色合いや、雲の表現も美しく見事としか言いようがありませんね。
それでいて手のひらサイズに収まるので、可愛らしいともいえる・・
かなりレベルの高い作品だと感じさせます。
レジンの作品アイデア16:ステンドグラス風レジンピアス
ゴールドのワイヤーフレームにカットした黒色の型紙を敷き、そこに色付けしたレジンを流して硬化。
仕上げに透明のレジンをぷっくりと盛りつけて硬化させ、スワロフスキーの石をつけて仕上げていますね。
光にかざし、透かせることでステンドグラス風の美しさを楽しむことができます。
中級者~上級者向けの作品といえるでしょう。
レジンの作品アイデア17:海色のレジンパズル
見た瞬間にかなりレベルの高い作品だと感じました。
下と右側の縁は青色で色付けし、所々に水色のビーズを散りばめて海らしさを演出しています。
パズル同士をはめこむためにかなりレジンを削ったとのことですが、全体的な色合いと透明感がまさに海を思わせますね。
小さな額縁に入れて飾ればインテリアとして更に映えそうです。
レジンの作品アイデア18:遊園地モチーフなプレートピアス
灰色と黒色に色付けされたレジン部分がどこか印象的な遊園地をモチーフとしたレジンプレートの作品です。
作品そのものにどこか奥行き感があるのは、背景と遊園地のモチーフを段々にして硬化させているからでしょう。
レジンの作品といえばだいたいきらびやかで明るい作品が多いですが、この作品はシックで落ち着いた雰囲気を出しているので逆に印象深かったですね。
レジンの作品アイデア19:クリアパープルグラデーションの蝶々レジンピアス
クリアパープルの羽が美しい、蝶々をモチーフにしたレジンピアスの作品です。
よく見ると羽の先端が透明になっており、色付けしたレジン液をグラデーション状になるように細かく調節して作ったことが分かります。
ゴールドカラーのワイヤーの造形と全体的なデザインも見事な一品ですね。
レジンの作品アイデア20:レインボーアジアンドロップレジンアクセサリー
虹色の配色が見事なレインボーアジアンドロップなレジンアクセサリーです。
グラデーションの色合いが引っ掻いたような後になっていますよね。
そこを見ると、各色を置いたあとで爪楊枝など何か細いもので引っ掻いて、グラデーションの色合いに動きをもたせた。
そして透明なレジン液を流して硬化させたのでしょう。
虹色の色合いを見ていると、不思議と惹きつけられますね。
レジンの作品アイデア21:UVレジンのオリジナルスマホケース
レジンでスマホケースを作るのって大変そうと思うかもしれませんが、市販の透明スマホケースを上手く活用することで簡単に作れます。
スマホケースに平筆を使いUVレジンを塗っていき各パーツを配置。
このケースの場合は、オリジナルのイラストを描いて貼り付けてレジンで封入しているようですね。
パーツとイラストを組み合わせてオリジナルな世界観を構築している点が、素晴らしいと感じさせます。
レジンの作品アイデア22:水面に浮かぶボトルメールレジン
見た瞬間どこかだまし絵を思わせるような作品だなと感じました。
水面にゆらゆらと浮かんでいるボトルメールの様子を、見事に再現しています。
色付けしたブルーの色合いと、水面の揺らぎを表現している白いレジンの部分の表現もまた見事。
こういった独特な世界観を表現した作品は、素晴らしいなと感じますね。
レジンの作品アイデア23:ひと粒紫陽花のレジンピアス
こちらは全体的に静かな印象を感じさせる、紫陽花(あじさい)の花びらのレジンピアスとなります。
紫陽花のドライフラワーの花びらにレジンを薄く塗って硬化させてレジンパーツに加工。
そして4枚のレジンパーツを作った後で花状に配置して、中央にスワロフスキーをのせてレジンピアスとして仕上げています。
落ち着いた見た目をしているレジンアクセサリーですから、どんな場面にも臨機応変に対応して活躍してくれそうですね。
レジンの作品アイデア24:森の中のリゾートウッドレジンオルゴナイト
木材とレジンを組み合わせたこちらの作品は、森の中のリゾートをイメージしたウッドレジンオルゴナイト。
先に木材の形を型取りして余分な木材は削り、その後でオーシャンブルーに色付けしたレジン液を流し込んで硬化させ、オルゴナイトとして仕上げていますね。
木材とオーシャンブルーの色合いがとても美しい、涼しげで魅力的な作品といえます。
レジンの作品アイデア25:ウッドレジンネックレス
こちらはレジンクリスタルの中に、色付けしたエメラルドグリーンのグラデーションがなんとも美しいウッドレジンネックレスです。
クリスタルの形状の美しさもさることながら、オーロラのようなグラデーション状になっている部分も見事な一品ですね。
見た目が爽やかで涼しげですから、夏の時期におすすめな作品といえるでしょう。
レジンの作品アイデア26:さくらをモチーフにしたUVレジンかんざし
さくらの花びら状のフレームにピンクに色付けしたレジン液を流し込み硬化させ、かんざしとして仕上げたこちらの作品。
さくらの花びら部分からビーズやチャームなどの装飾品を加えることで、全体的に可愛らしい雰囲気を演出していますね。
可愛いもの好きな人にぴったりな作品なんじゃないでしょうか。
レジンの作品アイデア27:かすみ草のレジン玉
こちらはかすみ草の花の部分だけを集めて、レジン玉ビーズとして加工した作品ですね。
球体用のシリコンモールドに、かすみ草の花をたっぷり加えてレジン液を投入して硬化。
それだけだと完璧な球体にはならないので、耐水ペーパーで削ってコンパウンドで磨いてから更にレジン液でコーティングするという工程を経ています。
これだけの手間と時間をかけているからこそ、魅力的なレジン玉に仕上がっているんですね。
レジンの作品アイデア28:マジックレジンペンデュラム
こちらのレジン作品は通常は先端が下側のペンデュラムを逆向きにして、マジックアイテムのように仕上げた作品。
よく見ると、ペンデュラム部分は色付けしたレジン部分がパープル状にグラデーションになっています。
そして天使の羽のチャーム部分にはスワロフスキーがはめ込まれています。
どこか幻想的で魔術的な雰囲気を漂わせていますから、お部屋のインテリアにぴったりなんじゃないでしょうか。
レジンの作品アイデア29:歯車王国のレジンアパタイト
こちらの作品は本物の鉱石から型取りをして、アパタイト色に色付けしたレジン液を流し込んで作成したレジンアパタイトとなります。
アパタイト独特の色味と虹を表現するため、作者独特の手法によって見事にアパタイトの色合いを再現していますね。
本物の鉱石を元に型取りしているからでしょうか。
鉱石そのもののパワーを、感じられそうな一品になっていると感じさせます。
レジンの作品アイデア30:夜光夢鉱石レジン
こちらも鉱石タイプのレジン作品ですが、中にキラキラ光るラメパーツを封入し鉱石レジン全体の華やかさを引き上げていますね。
色付けしたレジン液の部分をちょっとずつグラデーション状に変化させており、鉱石レジン好きにはたまらない一品となっています。
幻想的な雰囲気を感じたい方は、是非手にとってみてはいかがでしょうか。
レジンの色付け方法はたくさん!着色方法と特徴を紹介
ここまでレジンの色んな作品アイデアを紹介してきました。
ではこういった美しい作品を作るため、どういった方法でレジンの色付けをしていけばいいのでしょうか?
レジンの色付け方法ですが、意外とたくさんありまして主に以下の10点があります。
- 宝石の雫
- 100均レジン顔料
- ピカエース
- プリンター補充インク
- パステル
- アクリル絵の具
- 水彩絵の具
- NRクリアカラー
- ヴィトラーユ
- マニキュア
順番にそれぞれの色付けの方法と特徴について、詳しく紹介していきましょう。
着色方法と特徴①:宝石の雫
UVレジン液専用の着色剤として名高い「宝石の雫」
少々お値段は割高ですが、他の顔料に比べて使いやすいのでレジン初心者の方には扱いやすい顔料といえます。
1滴だけでもしっかりとした濃い色となるので、1滴垂らしたら爪楊枝などでしっかり混ぜ込んで硬化させていきましょう。
着色方法と特徴②:100均レジン顔料
粉末状になっている着色剤を顔料といいますが、これらは100均ショップのダイソーなどで簡単に手に入ります。
液体状の顔料に比べると溶けにくいので、あまりドバっといれないのが溶け残りを防ぐポイント。
あとはエンボスヒーターなどでレジン液を温めつつ混ぜていけば、しっかりレジン液に色付けすることができます。
着色方法と特徴③:ピカエース
ピカエースとは元々はネイルアート用の粉剤顔料なのですが、カラフルかつ発色が良い点がポイント。
そのためUVレジンの色付けに使用している人も多いです。
レジン液への混ぜやすさと溶け残りの少なさ、そして硬化させた際に発色がキレイになりやすいので可愛い作品作りに向いている顔料といえます。
着色方法と特徴④:プリンター補充インク
プリンター用の補充インクでもレジンへの色付けが可能。
しかもダイソーなどの100均ショップで売られているインクでもOKです。
プリンター補充インクを利用するメリットは安価な100均の補充インクでも、キレイに色付けが出来るという点ですね。
少量でしっかり色付け可能なのでコストパフォーマンスに優れています。
ただ、色を濃くしようと思って入れすぎると硬化不良を引き起こすので扱う際は十分注意してくださいね。
着色方法と特徴⑤:パステル
画材として有名なパステルもレジンの色付けに利用できます。
最近では100均ショップでも、セットになって売られているのを見かけますね。
色付けの際には使いたい色のパステルをカッターか、紙やすりなどで削って粉末状にします。
その粉末状になったパステルをレジンに混ぜ込んでいくといった形ですね。
ただ、削ったものをそのまま使用するとダマになりやすいので、茶こしなどを使って粉末を更に細かくすること。
あとは、一気に入れるのではなく少しずつ粉末を加えて色付けしていくことがポイントです。
着色方法と特徴⑥:アクリル絵の具
アクリル絵の具は速乾性で、乾燥すると耐水性となり発色が良い点が特徴的な画材です。
その発色の良さを利用してレジンの着色剤として利用する人も多いですね。
混ぜ合わせていく時は、爪楊枝などの先端で絵の具を少しずつ混ぜていきます。
この時入れすぎてしまうと想像以上に濃い色となってしまうので注意が必要です。
本当、爪楊枝などの先端にほんのちょびっと程度の量が適量ですよ。
着色方法と特徴⑦:模型用塗料(顔料系)
模型用の塗料、主にタミヤカラーなどが有名ですね。
タミヤカラーの塗料は水性やアクリル、そしてエナメルカラーといった色んな種類の塗料があります。
その中でもエナメルカラーは気泡が発生するものの、混ざることは混ざります。
発生した気泡はエンボスヒーターなどで加熱してしっかり潰していきましょう。
着色方法と特徴⑧:NRクリアカラー
NRクリアカラーは透明度が高く美しい発色がポイントなレジン用の着色剤のことです。
ほんの少量を色付けしただけでも、美しい透明感を表現できる点が特徴。
ただ、エポキシとウレタン樹脂用の塗料であってUVレジン用の着色剤ではありません。
とはいえ、変色や退色などが少なく初心者でも透明感のある作品を作れるのでおすすめできる着色剤といえます。
着色方法と特徴⑨:ヴィトラーユ
記事の冒頭で紹介したヴィトラーユもまた、アクリル絵の具の一種です。
色付けしていく際は爪楊枝などの先端にちょっとずつヴィトラーユの絵の具を付けて、少しずつ混ぜ合わせていきましょう。
加減を間違えると硬化不良を引き起こすので注意が必要ですよ。
着色方法と特徴⑩:マニキュア
マニキュアでもレジン液に色付けすることは可能です。
最近だと100均にも、たくさんの種類のマニキュアが販売されていますよね。
ただ、種類によって混ざったり混ざらなかったりするものもあり、場合によっては固まらないこともあります。
そのため、マニキュアを色付けに使うのはあまりおすすめしません。
マニキュアはどちらかというとレジンパーツの下地に使い、奥行きのある作品作りをしたい時に使うといいでしょう。
レジンに色付けをするときの4つのポイント
ではレジンに色付けしていく際、どういった点に気をつけて作業すればいいのでしょうか?
レジンに色付けするときの主なポイントは以下の4点です。
- 着色剤を入れすぎないこと
- 激しくかき混ぜないこと
- 粉状の顔料を使う時は先に少量のクリアレジンを混ぜておくこと
- 色付けの際に出た気泡はエンボスヒーターで取り除くこと
では、こちらも順番に紹介していきます。
ポイント①:着色剤を多く入れすぎないこと
まず着色剤は多く入れすぎないことが重要です。
UVレジンは紫外線によって硬化していくので、着色剤を入れすぎるとレジンの中まで光が届かず固まりません。
レジンが固まらないと、表面がベタベタして非常に残念なことになります。
着色剤は多く入れすぎないように注意しましょう。
ポイント②:激しくかき混ぜないこと
着色剤を混ぜる際、激しくかき混ぜないことも大切なポイントです。
激しくかき混ぜてしまうとそれだけレジンに気泡が入り込んでしまい、美しく仕上がりません。
かといって色付けの際に混ぜ具合が足りないと色ムラの原因となるので、さじ加減が難しいところ。
この場合初心者の方は液体の着色剤を使った方が失敗しにくいでしょう。
ポイント③:粉状の顔料を使う時は先に少量のクリアレジンを混ぜておくこと
レジンを初めて扱う人には、液状の着色剤を推奨しています。
しかし仮に粉状の着色剤を使うなら、少量のクリアレジンを前もって混ぜてペーストを作っておきましょう。
予めペーストを作り、クリアレジンにそのペーストを加えていけば、粉がダマ状になる状態を予防しつつ色付けできます。
ポイント④:色付けの際に出た気泡はエンボスヒーターで取り除くこと
色付けの際、着色剤を混ぜ込んだ時に出てきた気泡は爪楊枝などでも取り除けますが非効率的です。
その場合、エンボスヒーターの熱風を当てると気泡が面白いようにどんどん消えてなくなっていきますよ。
色付けしたレジン液自体も、粘度が柔らかくなって扱いやすくなるので一石二鳥となります。
おすすめのレジン本
UVレジンで作品を作ってみたい!という方におすすめする本について紹介しますね。
こちらの「UVレジンで作るかんたんアクセサリー ~素材を閉じ込めるだけ~ 」
初心者の方にも分かりやすいように何から揃えたらいいのか?
どのようにレジンに色付けして作ればいいのか?などのアドバイスも載っているので、UVレジンの教科書としてうってつけです。
是非、UVレジンの作品を作ってみてください。
レジンの色付けをマスターして、UVレジンアクセサリー作りにチャレンジ!
レジンの作品アイデアから色付けの方法や特徴、簡単なやり方などをご紹介していきました。
UVレジンは想像力次第でどんな形にもなりますし、どんな作品だって作れます。
最近では100均で簡単に、UVレジンアクセサリーを作るための材料を揃えることもできますよ。
是非、あなただけのオリジナルなUVレジンアクセサリー作りにチャレンジしてみてください。
レジンの着色については、こちらの記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
レジン着色の基本をご紹介!色つけ方法と事前準備も詳しく解説レジン着色の基本知識4つ 透明のレジンへの色つけは,どうやっているのでしょう?
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