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2019/08/13

コーヒー染めを手軽に楽しもう!紙や木材などやり方や注意点・おすすめアイテムも紹介

最近話題のコーヒー染めをご存知ですか。
誰でも簡単にできるのでSNSにアップしている方もたくさんいます。

特別な道具も必要ないので初めての方でも挑戦しやすいです。
コーヒー染めは布や紙などを染めることができアンティーク調になるのでとてもかわいく仕上がります。

コーヒー染めのやり方や注意点などご紹介していきます。

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コーヒー染めとは?

最近流行っているコーヒー染めはコーヒーを使って染め物をすることを言います。
普段家などで飲んでいるコーヒー豆を使ってできる染め物なので、自宅で簡単に染めることができます。

草木などを用いて繊維などを染めることを草木染めと言うことをご存知でしょうか。
仕上がりが優しい色合いのものが多く話題になっています。

コーヒー染めも草木染めに含まれます。
コーヒーに含まれているポリフェノールなどの成分が、しっかりと繊維に着色してくれます。

コーヒーをうっかり服にこぼしてしまいシミになってしまった経験をお持ちの方もおおいでしょう。
コーヒー染めはこの落ちにくい性質をうまく利用したものです。

自然のもので染められるので肌にも優しく小さなお子さんのものでも安心して染めることができますよ。

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コーヒー染めができる素材

コーヒー染めはいろいろな物を手軽に染めることができます。
布製品はもちろんのこと、それ以外にも使うことができるので染め方を覚えればいろいろなことに使えるでしょう。

紙や革でできている製品もコーヒー染めすることができます
それ以外にも木材も染めることができるんです。

木箱や角材なども染めることができるのでDIYにも使いやすいですね。
いろいろな物を染めることができますし落ち着いた感じの仕上がりになりますのでSNSなどでとても話題になっています。

誰でも簡単にできるところも魅力的です。

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コーヒー染めに必要なもの

コーヒー染めを行うときに必要な道具をご紹介します。

  1. コーヒー豆
  2. 牛乳

コーヒー染めに必要なもの①:コーヒー豆

コーヒーの豆

コーヒー豆は必須です。
インスタントコーヒーでもいいですしコーヒーの出涸らしでも大丈夫です。

コーヒー豆の種類も問いませんので普段家で飲んでいるコーヒー豆で大丈夫ですよ。
コーヒーはあまり飲まないという方はスーパーなどで売っている安いコーヒー豆を用意するといいでしょう。

コーヒー染めに必要なもの②:牛乳

牛乳がコーヒー染めに必要

牛乳を使うことで染まり方に差が出るので用意しましょう。
牛乳がなければ豆乳で代用することも可能です。

コーヒー染めをする際にはタンパク質が欠かせません。

コーヒー染めに必要なもの③:塩

コーヒー染めに必要な塩

コーヒー染めに限りませんが染め物は洗濯を何回もするとどうしても色落ちしてきてしまいます。
染める際に塩を使うことで洗濯した際の、色止め効果を期待できます。

塩以外にもお酢やミョウバンでも同じ効果が期待できますよ。
せっかく染めたものを長持ちさせるためにも塩は必要不可欠です。

コーヒー染めに必要なもの④:鍋

コーヒー染め鍋

家にある鍋なんでもいいです。
染めたいものが入る大きさのものを用意してください。

火にかけて煮込む際に使います。

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コーヒー染めのやり方

この項目ではコーヒー染めの手順を紹介します。
6つの項目で見ていきましょう。

  1. 道具を用意する
  2. 下処理をする
  3. コーヒーで染める
  4. 色止めをする
  5. 色を定着させる
  6. 乾かす

コーヒー染めの手順①:道具を用意する

コーヒー染めに使う道具

染めるときには最初に道具を揃えましょう。
上記で説明した鍋、塩、コーヒー豆、牛乳を準備しておきます。

特別な道具はありませんのでやりたい時にすぐできます。
初心者の方で何を染めるか迷っている方やまずは練習したいという方には、染めるのが簡単な綿がおすすめです。

コーヒー染めの手順②:下処理をする

コーヒー染め下処理

道具がそろったら下処理をします。
まず染めたい布の汚れを落とすためによくすすぎます。

汚れを落としておくことで染めむらの防止になります。
きれいに染めるためにも最初によくすすいでおきましょう。

次に用意した鍋に布がつかる程度の水と牛乳を入れます。
水と牛乳が1対1の割合になるように入れるといいでしょう。

牛乳が布全体に染みるようにかき混ぜます。
しっかりと混ぜたらそのまま1時間放置します。

1時間経ったら布を取り出して軽く絞り日かげで乾かします。
乾いたら水で軽くすすぎ、しっかりと絞ります。

面倒でもしっかりと下処理することで色むらなどを防ぐことができ仕上がりに差が出ます。

コーヒー染めの手順③:コーヒーで染める

コーヒーで染める

下処理が終わったらコーヒーで染めていきましょう。
コーヒー30グラムに対して水750mlを目安にしてください。

染まった時の色を濃い目にしたい場合にはコーヒー豆を多くし、薄くしたい場合には水を多くしてください。
そこに下処理しておいた布を入れます。

沸騰しないように気を付けながら20分前後煮ていきます。
この時焦げ付きや色むらを防ぐためにゆっくりと混ぜるようにします。

コーヒー染めの手順④:色止めをする

染めた物の色止め

色が布に定着するように色止めをします。
布を煮ている間に鍋に塩を入れます。

塩やお酢、ミョウバンを入れることにより洗濯した際に色落ちしにくくなります。
この作業を怠ってしまうと洗濯で色落ちしやすくなってしまい、きれいな色が長続きしないので必ず行ってください。

布以外のものを染めるときには色止めはしなくても大丈夫ですよ。

コーヒー染めの手順⑤:色を定着させる

コーヒーの色定着

コーヒーの色を布に染み込ませるために火を止めた後もコーヒーにつけておきましょう。
コーヒーが常温になり手で触れても熱くないぐらいまでになったら布を取り出します。

最低でも30分はそのまま放置しておきましょう。
すぐに取り出してしまうとコーヒーの色が定着しませんので気を付けてくださいね。

急がずゆっくり待ちましょう。

コーヒー染めの手順⑥:乾かす

コーヒー染め乾かす

染め液から布を取り出したらしっかりと絞って水気を切ります。
この時しっかり水切りしないでいると乾いた時の色むらの原因になってしまいますので注意してください。

絞ったら新聞紙の上に置き軽く乾燥させるといいですよ。
乾ききる前に風通しのいい場所に干してください。

直射日光を避けて陰干しにすることできれいに仕上げることができます。
直射日光に当てると色むらになりやすく色あせの原因にもなってしまいます。

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コーヒー染めを行う時の注意点は

  1. ポリエステルは染めないようにする
  2. 焦がさないようにする
  3. 洗濯は単独で行う
  4. 直射日光を避けて干す

コーヒー染めの注意点①:ポリエステルは染めないようにする

コーヒー染め注意点1

コーヒー染めに向いていないのはポリエステル製のものです。
最近の洋服はポリエステルが含まれているものも多いですね。

できればそう言った洋服は避けて、綿や絹などのものを染めるようにしてください。
化学繊維のものを染めるのにコーヒー染めは向いていません。

なのでポリエステルをうまく染めることはとても難しいです。
ポリエステルを染めたい場合には専用の染色剤を使ったほうがいいでしょう。

染める前に生地が何でできているのか確認するようにしましょう。

コーヒー染めの注意点②:焦がさないようにする

テフロンフライパン 焦げ

コーヒーを煮だす際に焦がさないように気を付けてください。
なべ底に布が付いた状態が続くと焦げやすくなってしまいますし大変危険です。

火をつけている間は必ず目を離さないようにしましょう。
また布がなべ底についたままになるのを避けるためにもかき混ぜるといいでしょう。

なべ底は高温になっているためかき混ぜないでいると焦げ付きだけでなく色むらの原因にもなってしまいます。
きれいに染めるために、コーヒー染めの時にはゆっくりとかき混ぜるようにしましょうね。

コーヒー染めの注意点③:洗濯は単独で行う

コーヒー染めの注意点3

コーヒー染めは誰でも手軽にできる反面、洗濯の際に色落ちもしやすいです。
染める際に塩やミョウバンなどを使って染めていても完全に色落ちを防ぐのは難しいでしょう。

なので洗濯する際には他のものと一緒にするのは避けてください。
他の洗濯ものに色移りしてしまいます。

洗濯機で洗うこと自体は問題ありません。
しかし色移りを防ぐために他の衣類とは一緒に洗わないようにしましょう。

コーヒー染めの注意点④:直射日光を避けて干す

コーヒー染めの注意点4

染めて最初に乾かす時はもちろん陰干しにしましょう。
その後の洗濯時も陰干しが望ましいです。

染めたものは直射日光に当てることでどんどん色落ちしていきます。
一度日に当てたくらいですぐに色あせてしまうわけではありませんが、ダメージが蓄積されて長く楽しむことができなくなってしまいます。

せっかく染めたきれいな色を長続きさせるためには直射日光を避けて、風通しのよい日かげに干すようにします。
それでもだんだん色あせが気になってきたなというときには染め直してみるのもいいのではないでしょうか。

<下に続く>

コーヒー染めにおすすめのアイテム

コーヒー染めは簡単にいろいろな物を染めることができますが、特に相性のいい素材はなんでしょうか。
布でおすすめなのがウールや絹です。

コーヒー染めにはタンパク質が必要です。
ウールや絹にはコーヒー染めに欠かすことのできないタンパク質が含まれています。

ウールや絹にはタンパク質が豊富に含まれているためとても染まりやすいです。
初心者の方やなにを染めてみようか悩んでいる方は最初に絹で試してみるとうまくいきやすいですよ。

綿や麻にも植物性タンパク質が含まれています。
動物性タンパク質が含まれているウールや絹には劣りますが綿や絹も比較的染めやすいです。

ウールや絹よりも安価で手に入りやすい素材なのでコーヒー染めを練習したいという方にもむいています。
また布以外にも革製品や紙も簡単に染めることができます。

紙などを染める際には色止めをする必要はありません。
紙をコーヒー染めすると最近流行りのアンティーク調になりかわいいですよ。

<下に続く>

おすすめの草木染めに関する本

草木染めレッスン帖 (レディブティックシリーズno.4401)
1080円

コーヒー染めだけでなく草木染めに興味がある方にとてもお勧めできる1冊です。
コーヒー染め以外の染め物にも挑戦してみたいという方はぜひこの本を見てみてください。

オールカラーの写真付きで草木染めが丁寧に説明されています。
最初に準備しておいたほうがいい道具や基本のやり方などが丁寧に解説してあります。

この記事で紹介しているコーヒー染めについてももちろん紹介されていますよ。
草木染め初心者の方でもこの本を読むことで上手に染めることができるようになるでしょう。

台所にあるものや身近にある植物で染める方法も紹介されているので草木染めをやったことがあるという方も参考にできるのではないでしょうか。

<下に続く>

コーヒー染めに挑戦してみよう

染め物に挑戦

草木染めと聞くと難しそうな印象を受ける方も多いでしょう。
しかし実際はコーヒー染めは案外簡単で家にあるもので気軽に始めることができます。

専用の道具なども必要なく気軽に始めることができるのも魅力的ですよね。
今まで使っていたものもコーヒー染めをすることで雰囲気がガラリと変わりますよ。

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