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2019/07/15

高温期15日目の症状について解説!基礎体温や妊娠初期兆候についても解説

妊娠を希望している人にとって、高温期15日目になると、もしかして妊娠しているかも…と、ソワソワしてしまいますね。
この記事では、高温期15日目に女性の体に起こる変化や妊娠初期の兆候についてご紹介します。
色々なことが心配になってしまう時期ですが、必要な情報を手に入れて冷静に対処しましょう。

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高温期15日目とは?

高温期15日目って何?

高温期15日目について解説する前に、まずは高温期がどういった状態なのかを改めてご紹介します。

女性の体には、低温期と高温期があります。
低温期は、生理がきてから排卵までの約2週間、高温期は排卵から次の生理までの約2週間です。

基礎体温計で自身の体温を記録している人は、この体温の変化で低温期と高温期を把握することが出来ます。
そのため、自身のグラフを見て「そろそろ生理がくるな…」と、心構えをしておくことが出来ます。

このように普通は低温期と高温期を繰り返すのですが、妊娠して着床すると、高温期が続きます。
ちなみに高温期の目安は、36.65〜36.8度程度と言われており、排卵すると体温がグッと下がるため、妊活をしている人にとっては見過ごせない数字なんです。

話を高温期15日目に戻しますが、先にお話したように、高温期は約2週間。
要するに高温期15日目ともなれば、次の生理が始まっていてもおかしくない時期なんです。

にも関わらず生理がこず、高温が15日続いているということは…妊娠をしている可能性がより強くなると言えますね。

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高温期15日目の初期症状

高温期15日目にはどんな症状が出るの?

高温期15日目になると、体にはどんな症状が出てくるのか。
一番分かりやすいのは、「生理がこない」ということではないでしょうか。

予定より1日遅れるなんて、人によっては誤差の範囲かもしれません。
女性の体は繊細なので、日々の疲れやストレス、体調などで、生理の開始が1日2日遅れることも、決して珍しくはないでしょう。

とはいえ、普段であれば腹痛や体内の違和感、基礎体温の変化で「そろそろかな」と思う兆候が特になく、体のだるさや火照った感じが続くようであれば、妊娠をしている可能性が出てきます。

高温期15日目は、妊娠をしていれば、赤ちゃんの基礎となる「胎嚢(たいのう)」が出来始めている、そんな目安の時期です。
既に着床はしているので、早期に使える妊娠検査薬を使えば妊娠が判明することもある時期ですね。

妊娠していると、そこから出産後まで生理は来ません。
また、仮に妊娠していた場合、出産予定日は最後の生理の日から計算することが多いので、前の生理がいつから始まっていつ終わったのか、忘れないうちに記録しておきましょう。

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高温期15日目に多くある妊娠初期兆候

高温期15日目にありがちな兆候とは

それでは、高温期15日目に多くの人が感じる、妊娠初期の兆候をご紹介します。
あくまでも目安ですので、何も感じない人もいます。

  1. 体が火照ったような状態が続く
  2. 風邪のような症状が出る
  3. 腹痛や腰痛が気になる
  4. うっすらと血が出る
  5. おりものが増える
  6. 味覚が変わる

特徴①:体が火照ったような状態が続く

高温期も15日目ですので、体温が高く、体が火照ったような状態が続く人が多くなっています。
39度を超えるようなひどい発熱ではありませんが、常に37度を越えて、意識がふわふわしたような状態が続くかも。

日中のみならず夜も体温が高い状態が続くので、寝苦しく感じたり、着る洋服をどうすればいいのか悩む人が増えます。
また、高温期15日目に感じる他の症状と合わせて風邪を疑うことも多くなります。

妊娠しているかも…と思ったら、市販の風邪薬に頼る前に、もう少し様子を見てみましょう。

特徴②:風邪のような症状が出る

先に紹介したような体の火照りだけではなく、咳や鼻水など、風邪の諸症状が出ることがあります。
高温期ということもあり、風邪か妊娠かの判断がつけられず、薬も満足に服用出来ないのは辛いですよね。

市販の風邪薬は子宮の収縮を促したり、等、悪い影響を及ぼす可能性がありますので、自己判断で服用するのは控えましょう。
病院に相談すれば漢方などを処方してくれるかもしれませんので、一人で我慢するのではなく、周囲に相談してみましょう。

高温期15日目ということで、体もそろそろ疲れが出てきます。
こまめに休む時間を作りながら、この日々を乗り越えていきたいですね。

特徴③:腹痛や腰痛が気になる

生理痛で腹部や骨盤周辺が痛くなる人も多いと思いますが、高温期15日目の妊娠初期の状態でも、同じような症状で悩む人が出てきます。

この痛みも生理痛の始まりのように感じて、いつものように鎮痛剤を服用して耐えるのか、リスクを考えて妊娠が確定するまで何もしないのか…悩むところですね。

また、腹痛のみならず、腰の痛みに悩まされる人も増えてきます。
高温期15日目に腰が痛むのは、体が子宮に血を送ろうとして腰付近の血液量が増加し、血液の流れが悪くなってしまうからです。

これらは短期的な痛みであることが多い一方、高温期15日目を過ぎて妊娠が確定しても、痛みが引かない人もいます。
痛みの頻度や強さには大きな個人差がありますので、無理をしないでくださいね。

特徴④:うっすらと血が出る

高温期15日目頃になると、うっすらと出血が見られることがあります。
生理ではないのに出血するのは、受精卵が着床するために、子宮内膜へ潜っていくことが原因です。

血が出るので生理だと思う人も多いのですが、量が明らかに少なく、色も普段の生理と違うこともあるため、「何か違うな」と感じたら様子を見ましょう。

見た目ではどうしても生理との判別がしにくいののですが、基礎体温をつけていて高温期と低温期を把握しており、生理周期を把握している人は、疑問を抱くことが出来るかも。
時期がズレた出血を確認したら「妊娠かも…」と、気をつけてみてくださいね。

特徴⑤:おりものが増える

高温期15日目で妊娠している場合は、出血ではなく、おりものの量が増えたり、色や匂いが変わることがあります。
また、上記の出血と一緒に量が増えて出てきたりすることもあるようです。

そもそも、おりものがどういったものなのかご存知ですか?
おりものは子宮内膜などから出てくる分泌液のことです。

おりものは生理周期にあわせて色や粘度が代わり、女性の体の状態を把握することに役立ちます。
おりものの状態で、体内の変化を目に見えて感じ取ることが出来るようになりますので、少しでも異変を感じたら、安静を心がけましょう。

特徴⑥:味覚が変わる

妊娠をしたことで味覚が変わる…というのは、映画やドラマだけでなく、実際にもよくある話です。
高温期も15日目になると、これまで食べていたものが急に食べられなくなったり、特に興味がなかったものを強く欲したり…と、自分でも驚くような変化が出ることがあります。

よく、レモンなどの酸っぱいものを欲する…という話を聞きますが、それもやはり人それぞれ。
個人差が大きい分、体内の変化なので、他の人に気付かれにくいかもしれません。

高温期15日目になると、体の変化と心の変化が大きくなってきて、心身ともに疲れやすくなります。
とにかく体を壊さないように、そして、イライラしないように気をつけて食べてくださいね。

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うっすら血がついた場合について

高温期15日目にうっすらと出血を感じたら?

前の項目でも少し記載しましたが、高温期15日目頃になると、生理とは違う少量の出血があることがあります。
着床時の出血のため、妊娠成立と共に発生します。

期間は1~3日程度の人が多く、短期間で終わる人が多いですね。
また、高温期の症状としてもよく見られるおりものと混ざって出てくることも多いので、色のついたおりものだとして特に気にしない人もいます。

期間や量に個人差があるため、高温期15日目頃の症状なのか、不正出血と見分けがつきにくいこともあります。
体に違和感を感じたら、放置せずにはやめに病院を受診しましょう。

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高温期15日目のフライング検査について

高温期15日目に妊娠検査薬は使える?

高温期15日目になると、そろそろ市販の妊娠検査薬を使って、妊娠しているかどうかを確認したい…と、思う人も多いのではないでしょうか。
基礎体温をつけている人であれば、排卵日や生理周期も把握しているため、高温期が15日目になったことで妊娠の可能性をより強く感じるかと思います。

市販されている多くの妊娠検査薬は、生理予定日から7日以上経過してから使えるものがほとんどです。
そのため、高温期15日目は、まだ市販の妊娠検査薬を使うには早い時期ですね。

ただ、検査薬が妊娠を判断する基準は、尿の中に含まれているホルモンの分泌量です。
そのため、高温期15日目でも、尿の中にそのホルモンが規定以上含まれていれば、陽性が出ることもあります。

妊娠検査薬の中には、更に少量のホルモンに反応するタイプもあります。
それであれば高温期15日目頃でも検査に使えますよ。

高温期15日目に、もっとしっかり妊娠について確認したい人は、早期から使える妊娠検査薬を買いましょう。

ただし、高温期15日目頃など、妊娠最初期の検査薬では反応したのに、改めて検査をすると陰性だった…ということもあります。
一度陽性反応が出て、その後に陰性が出ると、受精卵が着床しきる前に剥がれ落ちる「化学的流産」が考えられます。

この「化学流産」は事前に防ぐことが出来ず、誰にでも起こる可能性があります。
普段の生理予定日よりも遅れて生理がやってくるので、高温期15日目を越えても、妊娠したと確信するのはまだ早いですね。

妊娠検査薬を使わなければ、高温期15日目で期待をしたけれど結局生理が遅れただけだと思うかもしれません。
このように、気付きたくなかったことを知ってしまう可能性があることを、頭の片隅に残しておいてください。

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検査薬反応で陰性でも妊娠している可能性あり

検査薬で陰性なら諦めなきゃダメ?

先に述べたように、高温期15日目は、一般的な妊娠検査薬を使うには、まだ少し早い時期になります。
早期に使える検査薬を使っても、例えば高温期の数え間違いなどから、陰性になってしまった…ということも。

加えて、尿の濃度が薄く、検査薬が反応しないこともあります。
日付をおいて改めて検査したりすることで、陰性が陽性に変わることもあるんですよ。

1度の検査で陰性が出たからといって、諦めるのはまだ早いかも。
高温期が15日目以降も続くようであれば、体を休めながら、もう少し日数が経過した後に、改めて検査をしてみてくださいね。

高温期に関してはこちらの記事もぜひご覧ください。
高温期20日目に陰性の際の妊娠可能性について解説!茶おりや生理の謎もご紹介高温期20日目とは? p-insta:(https://www.instagram.com/p...

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プレママ関連本

妊娠中に読みたい1冊は?

妊娠中、出産前までに是非読んで欲しい、そんな1冊をご紹介します。

嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本

嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本 (講談社+α新書)
821円

妊娠中、パートナーの理解があるかないかで、心身の穏やかさが変わってきます。
子どもを体の中で育てるのは女性ですが、やはり、男性の理解があることで安心出来ますよね。

妊娠や出産に関して、男性は関心がないわけではなく、知識がなくてどうすればいいか分からない、という人も意外と多いもの。
高温期が何日続くのか、15日目にどういった症状が出るのか、など、細かいことも含めてほぼ何も知らないと言っても過言ではない人が多いのではないでしょうか。

「女性の苦労を分かってくれない」と嘆く前に、こういった男性に向けた読本を使って、一緒に知っていることをおすすめします。
二人の子どもなんですから、生まれてくるまでの用意や覚悟も、二人で一緒に積み重ねていきたいですね。

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高温期15日目は体の変化に敏感になろう

高温期15日目は体を労ろう

高温期も15日目になると、妊娠に向けてより具体的な期待が出てきます。
ここで無理をしてしまうと、心身に悪いので、体に異変を感じたら、無理をしないように心がけましょう。

また、風邪や生理など、普段に感じている不調と判断し辛い症状もあります。
鎮痛薬や風邪薬に頼りたくなりますが、妊娠しているか否かが判明するまでは、ちょっと様子をみたいところですね。

この高温期を乗り越えたら、これから更に大きな変化が待っています。
高温期15日目は目に見える変化がない分、周囲の理解を得にくいかもしれませんが…この時期は自分の体を特に大切にして過ごしましょう。

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