Tシャツの作り方
Tシャツは気軽に着れて、汚れても洗濯もしやすくたくさんあっても困らないものですよね。
そんなTシャツは実は自分で手作りできてしまうんです。
まずは基本のシンプルなTシャツの作り方をご紹介していきます。
基本のTシャツの作り方を覚えて、毎日使うTシャツを手作りしてみませんか?
Tシャツの作り方の注意点は、生地が伸びる生地を使用しますので、通常の糸ではニットの伸縮性に耐えられず糸が切れてしまいます。
ニット用の糸、レジロン(#50番)を購入するのを忘れないようにしましょう。
それではさっそく作り方を見ていきましょう。
- 生地を用意
- 布をカット
- 前身頃と後身頃の肩を縫い合わせる
- 身頃に袖を縫い合わせる
- 見頃の脇を縫い合わせる
- 首まわり縫う
準備が出来たら、それでは早速作り方を紹介していきたいと思います。
Tシャツの作り方①:生地を用意
お好みの生地とレジロンの50番を用意します。
作りたいTシャツの型紙を用意します。
Tシャツの型紙はネットでもよく見かけますので、好みのものを探して見てください。
Tシャツの作り方②: 布をカット
用意した生地を型紙に沿って、前見頃、後見頃、襟のバイアステープ用、袖用に、作り方をよく見て丁寧に切り分けていきます。
Tシャツの作り方③:前身頃と後身頃の肩を縫い合わせる。
前見頃と、後見頃の表が内側にくるように生地を合わせます。
肩を仮止めをし縫い合わせていきます。
この時に、肩から首まわりの生地の裏に接着芯を貼ってから縫い合わせることで生地が伸びにくくなり綺麗に縫いやすくなります。
生地が伸びやすいのでゆっくり丁寧に縫っていきましょう。
生地が縫えたら、生地の端をほつれないようにほつれ止め縫いをしておきます。
ほつれ止め縫いと波線縫いは別のものですので、必ずほつれ止め縫いをしていきましょう。
以後、ほつれ縫い止めの事は、ほつれ止めと書かせていただきます。
Tシャツの作り方④: 身頃に袖を縫い合わせる
見頃と袖の生地を仮止めし、縫い合わせていきます。
生地の表裏に気を付けながら生地を合わせてください。
袖まわりは曲線なのでズレないように丁寧にぬっていきましょう。
また、慣れていない方は仮縫いをしてから作業を進めると失敗がなく綺麗に縫えます。
Tシャツの作り方⑤: 身頃と脇を縫い合わせる
生地を重ねて仮止めをし、脇を縫っていきます。
反対側も同じように縫っていきます。
胴体は縫う範囲が多いので、生地の途中に小さな切れ込みをいれ、切れ込みを合わせながら丁寧に縫っていくようにしましょう。
こうする事で伸びる生地でもズレないように縫うことが出来ます。
反対側も同じように縫い、ほつれ止めをしていきます。
見頃を裏返し、すそを折り返しほつれ止め縫いでぐるっと一周縫っていきます。
袖周りも同じようにほつれ止め縫いで縫っていきます。
Tシャツの作り方⑥: 首まわりを縫う
襟のバイアステープ用の生地の縫代を折り、アイロンをかけて型をつけておきます。
生地の裏表に気をつけながら、見頃の裏側に襟の表面が内側に合うように合わせ、襟のバイアステープにつけた折り目に沿って、仮止めを多めに行っていきます。
この時、襟のバイアステープの始めと終わりは、布がほつれてこない用に、端を少し折り返してから仮止めをし一緒に縫いこんでください。
襟のバイアステープの折れ目に沿って、2回折り返し、首まわりの生地を襟のバイアステープで挟むようにしてさらに仮止めをおこない、ズレやすいので丁寧に縫っていきましょう。
仮縫いをしておくと作業がスムーズに進みます。
Tシャツを肩出しデザインにリメイクする方法
いつものTシャツを簡単に肩だしデザインにリメイク出来る作り方をご紹介していきたいと思います。
肩出しのトップスはよく店でも見かけますよね。
そんな肩だしトップスが自宅で簡単に作れたらうれしいですよね。
自分で作るのは何となく難しそう・・・でも、実は肩に切り込みを入れてリメイクするだけで簡単に出来てしまうんです。
Tシャツは切りっぱなしでもほつれてこないので、作り方も比較的に簡単にアレンジ出来ますので、初心者でも挑戦しやすいですよね。
今回はリボン付きの肩だしリメイクの作り方をご紹介していきたいと思います。
- 使わなくなったTシャツを用意
- 裾と襟まわりを切ります
- 切れ目を入れたい場所を決めチャコペンで印をつける
- 線を引いた場所にハサミで切り込みを入れる
- 余った布でリボンを作ります
Tシャツのリメイク方法①: 使わなくなったTシャツを用意
今回は、丸襟のTシャツを使用して解説していきます。
使用するTシャツに合わせて切り取る長さは調節してください。
Tシャツのリメイク方法②: 裾と襟まわりを切ります
裾を下から1㎝の所を切り落とします。
裾を両側から軽く引っ張り生地を伸ばします。
Tシャツのリメイク方法③: 切れ目を入れたい場所を決めチャコペンで印をつける
首まわりから肩にかけて横に0.5㎜から1㎝ほど横にチャコペンで印を入れます。
Tシャツを前向きに置きます。
縦半分に畳んで、襟まわりの中央から下に2㎝程下に印を入れてTシャツを広げます。
印と印を繋ぎます。
Tシャツのリメイク方法④: 線を引いた場所にハサミで切り込みを入れる
繋いだ印を丁寧にハサミで切っていきます。
Tシャツの首まわりの後ろ側を先ほど切った前側の切り口がつながるようにハサミで切っていきます。
フリーハンドでも大丈夫です。
慣れていない方はチャコペンで印を付けるとやりやすいです。
肩の部分に切り込みを入れていきます。
袖と肩の縫い目の少し外側、袖の半分ぐらいまでをチャコペンで印を付けます。
印に沿ってハサミで切ります。
そでの位置がズレないよう前と後ろの生地がズレないように、マチ針などで固定してから作業していくと切りやすいです。
Tシャツのリメイク方法⑤: 余った布でリボンを作ります
裾を切った布で、今回はリボンにしていきます。
肩の切り込みをくしゃっと餃子のように畳み込みその中央を糸で縫います。
裾の布を4~5㎝ぐらいで切ります。
袖野まとめた中央に裾の布を、縫い目が裏側になるように縫い付け、リボンの真ん中を作ります。
Tシャツのリメイクアイデア4選
シンプルなTシャツでも少し手を加えるだけで簡単に可愛くする事が出来ます。
おすすめの作り方をご紹介していきたいと思います。
Tシャツのリメイク方法①: いつものTシャツをおしゃれにアレンジ
少し長めのTシャツを用意します。
首まわりの縫い目を切り落とします。
袖を好みの長さにチャコペンで印を付けます。
ハサミで印を切っていきます。
首まわりは好みでVネックに切っても可愛いです。
裾の後ろが長く、前が短くなるようにチャコペンで印を付けていきます。
裾にハサミを入れ、印に沿って切り落とします。
布を軽く引っ張り伸ばす事で、生地が丸まりこなれた感じになります。
端を丸めたくない場合は、ほつれ止め縫いで端にミシンをかけておきましょう。
Tシャツのリメイク方法②: カットソー風アレンジの作り方
肩の縫い目の外側に縫い目を残すように袖をハサミで切ります。
反対側も同じようにハサミで切ります。
首周り、裾は縫い目をハサミで切り落とします。
切り口を軽く引っ張り伸ばします。
Tシャツのリメイク方法③: タッセル風アレンジの作り方
Tシャツの裾や袖を細かく線状に切り結ぶ事でタッセルがついているような雰囲気を楽しむことが出来ます。
作り方は簡単で、リメイクしたいTシャツを用意します。
裾を下から10㎝ぐらいを1㎝幅で棒状に端から切っていきます。
縫い目を切らないように気をつけて切っていくようにし、タグは邪魔になるようなら外しておきましょう。
裾が切れたら、3本ずつで出来たひもを結んでいきます。
完成です。
Tシャツのリメイク方法④: 肩レース風アレンジの作り方
レースがついたTシャツはよく見かけますよね。
そんなTシャツも簡単にアレンジできます。
さっそくチャレンジしましょう。
使わなくなったTシャツの袖をハサミで切り落とします。
使いたいレース生地を用意します。
切り落とした袖にレースを仮止めします。
ミシンで縫っていきます。
手縫いでも大丈夫です。
裾を長さ違いになるように切り落としたり、裾や襟周りにレースを縫い付けても可愛く出来ます。
Tシャツのリメイク方法⑤: 肩空きショルダー風アレンジの作り方
片側が空いているだけで大人っぽくオシャレになりますよね。
そんな肩空きショルダー風にアレンジしていきます。
使わなくなったTシャツを用意します。
片側の袖の半分ぐらいまで、チャコペンで印を付けます。
印に沿ってハサミで切り込みを入れます。
生地を引っ張って伸ばします。
肩や、裾の片側あたりにランダムで、切り込みを入れてダメージ加工風にアレンジするのも個性的で可愛くなります。
Tシャツヤーンの作り方
Tシャツヤーンってご存じでしょうか?
知っている方も多いとは思いますが、Tシャツの生地から作られたひもで独特の風合いがあり人気です。
色々なものにアレンジしたり、編み込んで可愛い小物やカバンにアレンジする事が出来ます。
店でも販売されていたりするのですが購入するとそれなりに値段が高かったりします。
そんなTシャツヤーンですが、使わなくなったTシャツがあれば簡単に手作りすることが出来ますので、作り方を紹介していきたいと思います。
Tシャツヤーンの特徴は綿生地を引っ張る事で出来ます。
Tシャツヤーンを作るときは洗濯タグを見て綿が配合された生地のTシャツを使うようにしましょう。
それでは作り方を見ていきます。
- いらなくなったTシャツを用意
- Tシャツの上部と下部分を切り落とし大きな四角い布にします
- 縫い目の部分を切り落します
- 出来た生地を切り細長い布を作っていきます
- 出来たひも状の生地を端から引っ張っていく
Tシャツヤーンの作り方①: いらなくなったTシャツを用意
いらなくなったTシャツを用意する。
洗濯タグがあればそれもとっておきましょう。
Tシャツヤーンの作り方②: Tシャツの上部と下部分を切り落とし大きな四角い布にします
Tシャツの上部と下部分を切り落とし大きな四角い布にします。
後から加工しやすいように上部と裾は切り落としおきます。
Tシャツヤーンの作り方③: 縫い目の部分を切り落します
縫い目の部分を切り落します。
綺麗な継ぎ目のないTシャツヤーンを作るために縫い目の部分をを切り取っておきます。
Tシャツヤーンの作り方④: 出来た生地を切り細長い布を作っていきます
生地の端を3㎝残し、3㎝~4㎝幅で布を同じ方向にはさみで切っていきます。
生地を反対に裏返し、反対側から同じように先ほど切ったひもの真ん中を端を3㎝残しハサミで切っていきます。
Tシャツヤーンの作り方⑤: 出来たひも状の生地を端から引っ張っていく
Tシャツの生地が長いひも状になったら、端から引っ張っていき生地を伸ばしていきます。
生地がくるんとしたら、繋ぎ目の端が残っているところをハサミで切り綺麗なひも状にします。
出来たTシャツヤーンのひもが短い時は、繋ぎたいひもを2本用意します。
用意した2本のひもの端に小さな切れ込みをいれます。
もう1本のひもの端に同じように切れ込みを入れ、切れ込みに反対側の生地の端を通します。
通した生地の切れ込みにも反対側の生地の通していきます。
全て通したら軽く引っ張ります。
引っ張りすぎると継ぎ目が固くなるので緩めに繋ぐようにしましょう。
Tシャツを使ったヘアバンドの作り方
使わなくなったTシャツが、可愛いくて使えるヘアバンドになったらいいですよね。
実は簡単に作ることが出来てしまうんです。
それでは基本のターバン風ヘアバンドの作り方を紹介します。
- 使わなくなったTシャツを用意
- 裾を切り落とし15~20㎝幅にTシャツを切ります
- 生地の両端を引っ張り生地を伸ばします
- 伸ばした生地を2回ねじり半分にたたみます
- 完成です
Tシャツを使ったヘアバンドの作り方①: 使わなくなったTシャツを用意
Tシャツの上部や裾の縫い目を切り落とします。
Tシャツを使ったヘアバンドの作り方②: 裾を切り落とし15~20㎝幅にTシャツを切ります
下から15~20㎝幅にTシャツをカットします。
この幅がヘアバンドの幅になりますので、好みの長さに変更してください。
Tシャツを使ったヘアバンドの作り方③: 生地の両端を引っ張り生地を伸ばします
好みの幅にカットした生地を引っ張り生地を伸ばします。
丸まった端を内側へ入れるようにすると綺麗に出来ます。
Tシャツを使ったヘアバンドの作り方④: 伸ばした生地を2回ねじり半分にたたみます
出来た生地を縫い目を端に揃え、生地の真ん中を
2回ねじります。
Tシャツを使ったヘアバンドの作り方⑤: 完成です
中央で半分に折り輪になるように開いて輪をくぐらせるように取り付けて使用します。
切り落とした裾の生地を両端の縫い目を切り落とし、中表に生地を合わせ端を1㎝ずつ横に縫い筒状にします。
生地を裏返し両端を縫い合わせアイロンをかけます。
短い布を用意し、先に作った布の中心を真ん中に寄せ、短い布で巻きリボン状に加工する作り方も簡単に可愛く出来るのでおすすめです。
クラスTシャツの作り方4選
友達とお揃いのTシャツを作ってみたい!
クラスでオリジナルTシャツを作ってみんなと差をつけたいけど、でも自分で作るのは難しそうと思っている方もいるのではないでしょうか?
ここでは初心者でも簡単に作れるオリジナルTシャツの作り方をご紹介していきます。
- 布用の絵の具を使う
- ステンシルを使う
- アイロンの転写でプリントする
- 作りたい用途によっては業者に頼む
オリジナルTシャツの作り方①: 布用の絵の具を使う
好みのTシャツと布用の絵の具を用意します。
布用の絵の具は手芸店かネットなどで購入する事ができます。
好みのデザインを考えます。
考えるのが難しい場合は市販で売っているステンシルシートなどを活用すると簡単に可愛く仕上げる事が出来るのでお勧めです。
Tシャツの下に厚紙を敷きインクが下に移らないようにします。
布用の絵の具、布用クレヨンなどで描いていきます。
1日から2日しっかり乾燥させます。
布か紙などを描いたデザインの上に置き、アイロンをかけてしっかり定着させます。
こうする事で洗濯しても色が落ちにくくなります。
オリジナルTシャツの作り方②: ステンシルを使う
好きな柄のステンシルシートとステンシル用の絵の具を乗せるためのスポンジを用意しておきましょう。
慣れている方は、好きな柄を印刷して切り抜いて使用したり、自分で考えた柄を印刷して切り抜いたオリジナルのシートを使用するのもいいと思います。
切り抜くときはカッターマットを使用し、けがのないように気を付けて作業するようにしてください。
ステンシルでするときは、シートがズレないようにマスキングテープなどでしっかり固定してから作業するようにしましょう。
ステンシルで描くときは、布用の絵の具をスポンジに
含ませたら、すぐにシートに行くのではなく一度紙などでトントンと絵の具を馴染ませてから作業をしていきましょう。
また、シートと布の間に隙間があると、ズレの原因になりますので、隙間が開かないように軽く手で押さえ、色を乗せる時はシートのフチから徐々に中心に色を乗せていきます。
2度塗りするとムラなく綺麗に仕上がります。
オリジナルTシャツの作り方③: アイロンの転写でプリントする
ここまで見てきましたがもっと簡単に作りたいという方には、アイロン転写という作り方がおすすめです。
好みのデザインを用意します。
ネットなどを使用して探す場合は著作権フリーのイラストを使うように気をつけましょう。
市販のアイロンプリントシートに、Tシャツに転写させたいデザインや写真を印刷します。
印刷したシートの余白をハサミで切っていきます。
Tシャツに裏向きにシートをのせ、アイロンをしっかり押さえるようにかけていきます。
Tシャツに転写が出来たら、端からシートをゆっくりはがして完成です。
オリジナルTシャツの作り方④: 作りたい用途によっては業者に頼む
個人で作る時や、2,3人ならいいのですが、一クラス全員分などたくさん作らないいといけない場合は思いっ切って業者に頼むことで、早く綺麗なTシャツをまとめてつっくもらうができます。
おすすめのTシャツ
ここではオリジナルTシャツを作るのにおすすめなTシャツを乗せさせていただきます。
色も種類も豊富で値段も手頃なので好みのものが見つかります。また、シンプルなデザインなので使いやすいです。
使わなくなったTシャツを楽しくリメイクしてみよう
Tシャツは初心者にもリメイクしやすい素材です。
使わなくなったTシャツをそのまま捨ててしまうのはもったいないです。
使わなくったTシャツをおしゃれにリメイクして新しいおしゃれをしたり、友人と一緒にTシャツを揃えてアレンジをしてお出かけしたりと可能性はたくさんあります。
子供と一緒にTシャツを手作りしてみるのもいいですよね。
ぜひ使わなくなったTシャツをリメイクして楽しくオシャレを楽しんでみてください。
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