子供用エプロンの作り方【材料編】
子供のエプロンは脱ぎ着しやすいようにゴムで
今回は子供でも簡単に脱ぎ着できるゴムを使用したエプロンの作り方をご紹介していきたいと思います。
首と腰のひもがゴムになっていますので子供でも簡単に着脱が出来ます。
子供がひとりで出来るので、親が手伝うことなく子供の出来るを増やせます。
またゴムひもなので、お手伝い途中にひもがうまく結べていなくてエプロンのひもがひっかってしまうというような事もないので、安心して子供との時間を楽しめますね。
何より自分で出来るからお手伝いが楽しくなりますよね。
それではさっそくエプロンの作り方を見ていきましょう。
道具や材料(サイズは90〜100)
- 作りたい柄の生地
- 手芸用のゴム
- チャコペン
- まち針または小さなクリップでも可
- ミシンとミシン糸
- 糸と針
- ゴム通し
- バイアステープ
- アイロン
- アイロン台
- はさみ
生地は子供の好きな生地を選びましょう。
サイズは110㎝×100㎝のものを用意し撥水加工のものを選んで下さい。
手芸用のゴムは5㎜と2㎝のもの2種類あると便利です。
もちろん一種類でも作れますので安心してください。
ハンドメイドのいい所は子供が好きなキャラクターや柄で子供の喜ぶエプロンを作れる事です。
これはお店で買ったものでは出来ない事です。
子供と一緒にお気に入りの生地を探しに行くのもいいかもしれません。
ぜひお気に入りの1枚を探してみてください。
あると便利なもの4つ
- ソーイングゲージ
- パウダーチョーク
- ロータリーカッター
- ループターナー
あれば便利なハンドメイドの強い味方です。
これからハンドメイドをしてみたいなと考えている方はぜひ参考にして下さい。
それでは一つずつ見ていきます。
ソーイングゲージ
縫代(ぬいしろ)を綺麗に正確に引くのは慣れた人でも難しいものです。
縫代がズレてしまうと見た目が悪くなったり、思ったように作れなかったりしてしまいます。
そんな工程をソーイングゲージを使えば、簡単に、早く、さらに正確な線が引ける一つは持っておきたい道具といえます。
パウダーチョーク
一般的にはチャコペンが有名ですが、パウダーチョークというものがあるのをご存じでしょうか?
チャコペンがパウダー状になった物なんですが、それだけではないんです。
チャコペンは使えば使うほど線が均一に引けなくなり、削る必要が出てきます。
このパウダーチョークを使えば、そんな煩わしさには無縁、均一な細さで線が何度でもが書けるので、縫代などズレたくないときに力を発揮します。
また詰め替えて使うこともでるのも嬉しいですよね。
ロータリーカッター
ローラータイプのカッターです。
柔らかい布でも簡単に裁断できるので裁縫初心者さんでも裁断ができるので一度試してみてはいかがでしょうか。
使う時は、カッターマットも必要なので忘れず用意するようにしましょう。
ループターナー
ループターナーとは、物作りに必要な縫った生地をひっくり返す工程。
なかなかうまくいかずにイライラしてしまいますよね。
ですがループターナーを使えばそんな面倒な作業が、このループターナーの爪にかけ、引っ張るだけで簡単に布をひっくり返すことができてしまう優れものです。
子供用エプロンの作り方
子供用エプロンの作り方
それではさっそく子供用エプロンの作り方を見ていきます。
まず初めに子供に合うサイズの型紙を用意します。
子供の好きな生地を用意し、用意した生地を型紙に合わせてカットしていきます。
型紙は出来上がりの寸法ですので、作り方をよく見て、必ず縫代込みのサイズでカットします。
前布 (90×100用サイズの型紙でカットしたもの)
首のひも用 (7㎝×65㎝)
腰のひも用 (7㎝×35㎝)
裏布 (6㎝×25㎝)
ポケット用 (17㎝×13㎝)
各1枚ずつ用意できたと思います。
前布のサイズはカットする前に布の長さが実際に子供に合わせてからカットしていくようにしましょう。
次に手芸用のゴムをカットしていきます。
首のひも用に5㎜幅を35㎝を2本、腰のひも用に2㎝幅を20㎝を1本それぞれカットします。
首のひも、腰のひもを、生地それぞれを表が内側になるように半分に折り生地がズレないように2、3か所程固定してください。
布が2枚重なっている側から1㎝のところをミシンで縫っていきます。
腰のひもも同じように縫います。
これらを裏返し、縫い目の所で割って形を整えアイロンをかけていきます。
アイロンをかけたら首のひもだけ、真ん中をミシンで縫っていきます。
首のひもに5㎜幅のゴムをそれぞれ通し、生地の先端でゴムを固定し、布を手繰り反対側も同じようにゴムを固定します。
2本固定出来たら端から0.5㎜をミシンでゴムが外れないように両端縫っていきます。
腰のひもには2㎝幅のゴムを通し、同じようにゴムを固定し両端をミシンで縫って下さい。
これで伸びるひもの完成です!
前布のサイドと裏布の上部を残してミシンでジグザグ縫いをしていきます。
次に前布と裏布を、それぞれ生地の表面が向かいあうように合わせ固定
します。
首のひもを肩口の両端2㎝の所に挟み込みズレないよう固定し、1㎝の所を印を付け、ぐるりとミシンをかけます。
両折のバイアステープを開き、バイアステープの折り目がちょうど袖の曲線から1㎝に合わせ固定し、折れ目を生地と一緒にミシンで縫っていきます。
反対側も同じように縫っていきます。
上部の余った布や角の布はカットします。
生地を裏返しバイアステープと生地の縫い目を押さえて形を整え、首まわりも一緒に縫っていきますのでしっかり形を整えてアイロンをかけてください。
裏側からバイアステープのフチを上部まで縫っていきます。
裏布も縫っていきます。
前布のサイドの部分を1㎝折り返し、袖口の終わりのすぐ下あたりに腰ひもを挟み込み一緒にミシンで縫っていきます。
腰ひもを外側へ折り返し再度ミシンで縫います。
裾を裏側へ1㎝折り込みアイロンでしつけを付け、もう1㎝折り込みアイロンをかけ、ミシンで縫います。
最後にポケットの上部を除き3面をミシンでジグザグ縫いしていきます。
上部を1㎝折り返し、裾と同じように2回返しミシンをかけます。
両サイド、下側をそれぞれ1㎝折り込み、エプロンに仮止めし、上部以外にミシンをかけてエプロンは完成です。
子供用エプロンの作り方【三角巾】
三角巾を作るときに必要な材料
- 生地 縦35㎝横51㎝
- 2㎝幅の手芸用のゴム
- ゴム用の生地
三角巾の作り方
生地を縦半分に折り折り畳んだ側の上部から斜めに線を引き三角形にカットし、下側の端から6㎝で印をつけ垂直に線を引きカットします。
前面外側から8㎜の所を内側に折り、アイロンを使ってしっかり折り目を付けておまきす。
ゴムを10㎝にカットしてます。
ゴム用の生地の表面が内側にになるように半分に折り固定、上から1㎝の所をミシンで縫い、生地を裏返します。
裏返した生地にアイロンをかけ中にゴムを通し生地の端でゴムを固定し、両端を固定してミシンで縫っておきゴムひもを作っておきます。
三角の生地の上部の折り目を開き、折り目が重なる所に印を入れ、印を付けた所を横にカットします。
カットした所の一つ下の折り目の重なる所まで折り返しアイロンをかけておきます。
サイドの折り目を戻しズレないように数か所固定し、ミシンで回りを縫っていきます。
下側も同じように、2回折り返して固定してミシンで縫っていきます。
ゴムを止める所も同様に2回折り返し、作っておいたゴムひもを挟んで固定し、ミシンをかけていきます。
ゴムひもを折り返し再度ミシンをかけます。
反対側も同様にミシンをかけて三角布の完成です。
ひもがゴムなので簡単に付けられます。
子供用エプロンを作るときのポイント
サイズをきちんと測る
エプロンは直線が多く作り方も簡単なものが多く型紙がなくても作ることは可能です。
ですが慣れていない方は型紙を用意して作り方を見ながら作業する方が失敗なく作ることができます。
生地は一度切ってしまうと戻す事はできません。
せっかく作るなら失敗なく子供に喜んでもらえる作り方でエプロンを作ってあげたいですよね。
出来上がってみたら長さが足りなくて作り直す何て事になったら残念ですし、やる気もなくなってしまいます。
型紙をそのままカットするのではなく、子供の体格に生地を合わせて長さがたりているのをきちんと確認してからカットをするようにしましょう。
また腰ひもの長さなど子供にい合わせて長さを調整もしてあげるとより、子供が使いやすいエプロンになります。
生地の裁断は正確に
失敗なく上手に仕上げるには裁断がとてもが大事です。
少しぐらいならと思うかもしれませんが、ズレているとせっかくのエプロンが台無しになってしまいます。
そうならないように生地を切るときの裁断は正確に、作り方に沿って丁寧にカットしていく事を心掛けましょう。
アイロンがけはきっちりと
エプロンの作りかを見ていくと意外に思うかもしれませんがアイロンをかけるという工程は結構でてきます。
縫代や型を整えるなど、少しの事なのですが、アイロンをかける事で生地がずれにくくなり失敗が少なくなります。
これだけでエプロンの仕上がりが全然違ってきます。
子供エプロンの作り方にとって大事な工程と考えアイロンはしかっり丁寧に行なうようにしていきましょう。
子供が喜ぶようなワッペンやリボンでアレンジ
素敵なエプロンを作ってあげたい!子供の喜ぶエプロンを作ってあげたい!でも手の込んだエプロンは作り方も難しいのではと思われている方も多いのではないでしょうか?
可愛くておしゃれなエプロの作り方がSNSやインターネットに沢山溢れています。
器用じゃないとできないと思われているかもしれませんがそんなことはないんです。
そんな時はワッペンを試してみましょう!
手の込んだ作り方で作られたものは確かに難しいかもしれません。
でも、シンプルな基本の作り方にちょっとした工夫をするだけでも、子供の喜んでくれるエプロンが作れるものです。
手芸屋さんや、最近では百均でも可愛いいワッペンやボタンなど沢山並んでいます。
市販で売っているワッペンだけでも可愛いものはたくさん販売されています。
百均ならたくさん買ってもとてもリーズナブルに試せますよね。
子供の好きなキャラクターや、気になったモチーフなど、エプロンのポケットをアレンジしたり、エプロンの基本の作り方に少し追加で、ワンポイントを付けてあげるなど何かと重宝しますよ。
作ってみたけど何か物足りないエプロンも、子供の喜ぶワッペンで可愛く、子供が喜ぶエプロンになりますので色々試してください。
脱ぎ着しやすいように
今回は小さい子供でも簡単に脱ぎ着できるゴムひもを使用したエプロンの作り方をご紹介させていただきました。
ちょっとしたひと工夫で子供が使いやすいエプロンになります。
ゴムひもの作り方も思ったよりは出来そうですよね。
それでも作り方が難しいという方、もっと簡単な作り方で作りたいという方には、無理にゴムひもにしなくても大丈夫です。
基本のエプロンの作り方そのままで、腰ひもを少し短くするしてあげるだけでも、後ろに手が届きにくい小さな子供でも結びやすくなりますので試してみてください。
また、子供が少し大きくなってきたら、マジックテープやスナップを作り方にプラスして使ってみましょう。
ボタンで留めるなどのアレンジも新鮮でいいですよね。
ぜひ子供と一緒に使いやすい方法や作り方を探して見てください。
子供用エプロンを作るのが初めての場合は便利なキットも
また、初心者で自分で最初から作るのが不安という方には、生地と型紙がセットになった手作りキットも販売されています。
こちらも可愛い柄がいっぱい販売されています。
生地選びに迷っている方や、どの作り方を選べばいいのかわからない、ここまでの作り方をみても作れるか不安、初めてなので出来るだけ簡単に、でも可愛いものは作りたい!という方におすすめなキットです。
作り方や材料がセットになっているので、安心して作り始められますね。
子供用エプロンにおすすめの生地
最後におすすめの生地を紹介していきたいと思います。
生地といっても種類が多くて専門店に行ってもどれを選んでいいのか迷いますよね。
せっかく作り方通りに可愛く作ったのにすぐに汚れてしまったら悲しくなりますよね。
できれば長く綺麗に使いたいですよね。
迷った時は、水をはじく素材という記事も販売されています。
また丈夫で扱いやすい素材にする、綿製で子供の体に優しいなど目的に合わせて選ぶといいですね。
この記事がエプロンの作り方から生地選びで迷わないように参考になればいいと思います。
色合いも鮮やかでPOPなデザインで可愛いです。
綿麻なので丈夫なのもいいと思います。
綿なので丈夫で扱いやすいのが魅力です。
シンプルながらも色鮮やか。
綿100%がうれしい。
やや薄でですが水を弾く加工がされています。
子供が喜ぶエプロンを手作りで
直線が多く初心者でも意外に挑戦しやすい作り方なのがエプロンです。
一度作れば毎日のいろいろなところで活躍してくれるのがハズです。
今回はミシンを使って作る作り方を見ていきましたが、ミシンがない方は手縫いでも作れますので安心してください。
子供サイズで小さめなので、少しの生地があれば簡単に作れますので気軽に緒戦できますので、可愛いエプロンを手作りして子供と一緒に毎日の生活をに少しの彩りをくわえてみるのはいかがでしょうか。