おすすめの電気圧力鍋9選
ここでは代表的な電気圧力鍋を、そのおすすめポイントと共にご紹介するので、電気圧力鍋を選ぶ際にはこれらのポイントを参考にしてみてください。
おすすめ電気圧力鍋①:シャープ ヘルシオホットクック
こちらは2~4人と、比較的少人数世帯向けの電気圧力鍋になります。
無線LANにつないでスマホアプリに連動すれば、自動で内蔵レシピを増やせる機能が搭載することも。
また蓋を開けての煮詰め調理や鍋ごと冷蔵庫での保存が可能で、食洗器でのお手入れも出来ます。
更におすすめなのはこの電気圧力鍋に、お手入れモードが搭載されているということ。
水や重曹を投入して、お手入れボタンを押すだけで自動的に内釜をきれいにしてくれます。
おすすめ電気圧力鍋②:パナソニック マイコン電気圧力なべ
こちらの電気圧力鍋が便利なポイントとしては、無水調理やヘルシーな調理が出来るということ。
素材本来の水分やうまみを生かした調理で、栄養もくまなく摂れます。
調理中の難しい火加減もスイッチ一つでOKなので、調理の時短にもなります。
カレーであれば4~5人前が一気に作れるサイズなので、大家族にもおすすめです。
おすすめ電気圧力鍋③:ティファール クックフォーミー
クックフォーミー(私のためにお料理して!)という名のマルチクッカーは、蒸す・炒める・煮る・圧力調理が一台で出来ちゃいます。
内蔵されている60のレシピの他にも、手入力での調理も可能。
火を使わず調理が出来るので、キッチンから離れても問題ありません。
また内釜にはセラミックコーティングがされているので、お手入れも簡単でおすすめです。
おすすめ電気圧力鍋④:ワンダーシェフ 電気圧力鍋
こちらには料理研究家の浜田陽子先生監修の料理本が付いています。
炊飯器代わりに白米や玄米を炊き上げる他、カレーや肉じゃがなどの定番料理もワンタッチで調理可能。
また圧力と蒸気の力で余分な脂を落とす、蒸し機能も搭載しています。
さらに圧力を使わずに通常の調理も可能で、じっくり煮込みたい時に便利。
おすすめ電気圧力鍋⑤:siroca(シロカ)電気圧力鍋
シロカのおすすめ電気圧力鍋は一台で六役の機能が搭載。
- 炊飯
- 無水調理
- 圧力調理
- 蒸し
- 温めなおし
- スロー調理
特に通常の調理では煮崩れしやすいかぼちゃの煮物も、スロー調理なら柔らかいのに煮崩れせずに出来上がります。
また調理が終了すると自動的に保温モードに切り替わるので、温かい状態の料理を楽しむことが出来るのもおすすめ。
おすすめ電気圧力鍋⑥:AL COLLE(アルコレ) 電気圧力鍋
比較的小ぶりなサイズなので、単身世帯や二人暮らしにピッタリのおすすめ電気圧力鍋。
調理が大変な煮込み料理からデザートまでこれ一台で作れます。
また内釜とフタ部分は取り外しが可能で丸洗いできるので、衛生的にも申し分在りません。
おすすめ電気圧力鍋⑦:TOHO(トーホー) RELICIA コンパクト電気圧力鍋
火力や加圧は自動調整してくれるだけでなく、調理ボタンを押すだけでタイマー予約で調理も出来るため、共働き世帯にはありがたいおすすめ電気圧力鍋です。
また5つのボタンでワンタッチ調理も簡単に出来るのでおすすめ。
- ご飯
- お粥
- スープ
- 肉類
- ケーキ
調理が終わったら約80度で保温してくれるので、温かいままで料理が楽しめます。
おすすめ電気圧力鍋⑧:LITHON(ライソン) 万能電気圧力鍋
通常の蒸し料理や低温料理に加え、ヨーグルトやチーズフォンデュ機能もある万能電気圧力鍋です。
またご飯は2合を約8分で炊き上げるので、炊き忘れた時でも大丈夫。
通常の白米のほか、玄米にも対応しているので、健康志向の方におすすめです。
おすすめ電気圧力鍋⑨:D&S 家庭用マイコン電気圧力鍋
ワンタッチで調理が出来るダイレクトボタンの他に、加圧時間などを調節できるお好みボタンもあり自分好みの調理も可能。
さらに付属のレシピブックで、様々な料理も楽しめます。
30分刻みで24時間先までの予約調理ができ、朝セットするだけで夕方の帰宅時には温かい料理が出来上がっているのでおすすめです。
電気圧力鍋を選ぶポイント5選
それでは電気圧力鍋を選ぶ際のポイントとなるものを5つ挙げていきます。
- サイズや容量は家族の人数で決める
- 簡単に調理できるか
- 機能面(内蔵レシピなど)
- 保温機能
- お手入れのしやすさ
電気圧力鍋を選ぶポイント①:サイズや容量は家族の人数で決める
まず電気圧力鍋を選ぶ際に大切なのは、そのサイズや容量。
家族の人数に合わせた大きさの電気圧力鍋を選ぶ必要があります。
また置くスペースやどんな調理をしたいかによっても、電気圧力鍋のサイズが決まってきます。
さらに容量を選ぶポイントとしては、家族の人数+1を目安にしてください。
例えば2人暮らしの場合は3リットル、4人家族であれば5リットルなどが使いやすいサイズになるので覚えておいてください。
電気圧力鍋を選ぶポイント②:簡単に調理できるか
そしてこのような電気調理器を選ぶ際には、簡単に調理できるかもポイントになります。
ワンタッチで調理できるボタンが付いていると、高齢者でも操作がし易くなるのではないでしょうか。
また忙しい中で電気圧力鍋を使う場面も多くあるため、簡単に調理できるかが重要なポイントになるでしょう。
電気圧力鍋を選ぶポイント③:機能面(内蔵レシピなど)
せっかく電気圧力鍋を購入したのだから、様々な料理を作りたくなるのは当然。
そんな時内蔵されたレシピがたくさんあると、何を作ろうかと選ぶだけでも楽しくなります。
また無線LANに接続して新しいレシピをダウンロードできる機能があるものや、ヨーグルトを作ったりチーズフォンデュが出来る電気圧力鍋などもあるので、どんな調理に使いたいのかを考える必要があります。
電気圧力鍋を選ぶポイント④:保温機能
ガスの圧力鍋だと調理が終わったら火を止める必要があるため、出来上がったら料理は自然に冷えていきます。
一方電気圧力鍋でしたらコンセントに差し込んだままなので、調理が終わっても自動的に保温状態に移行してくれます。
さらに「温めなおし機能」を搭載した電気圧力鍋もあり、翌日に食べる際もガスや電子レンジを使わずに温かい料理を楽しめます。
電気圧力鍋を選ぶポイント⑤:お手入れのしやすさ
そして忘れてはいけないのが、電気圧力鍋の洗浄など手入れのしやすさです。
圧力をかけて調理をする構造のため、しっかりと蓋が閉まる構造にようになっています。
プッシュ式で蓋を閉めるタイプは、簡単に使えますが蓋を取り外すことが出来ません。
回して蓋を閉めるハンドル式の物は、プッシュ式の電気圧力鍋よりも手間がかかりますが蓋を外して丸洗いすることが出来るのでおすすめ。
電気圧力鍋の加熱方式は2種類
さて電気の力で加熱する電気圧力鍋ですが、大きく分けて2つの加熱方式があるのをご存知ですか?
マイコン方式
電熱ヒーターが内蔵されており、それにより内釜を加熱して調理します。
IH方式と比べると消費電力が少なく、約600~800Wの電力量のタイプがスタンダードです。
比較的少量の材料を使う調理に適しており、省エネを心掛けている方にはマイコン方式の電気圧力鍋をおすすめします。
IH方式
マイコン方式と比べると、大量の食材をムラなく調理することに長けているのが、こちらのIH方式です。
電磁誘導を利用して食材を加熱するため、一般的に1200W程度の製品がこれに当たります。
その分マイコン方式よりも消費電力が多くなるため、使用頻度やどのくらいの量を通常調理するかによって選ぶのがおすすめです。
電気圧力鍋の注意点
それではここで電気圧力鍋を使用する際のポイントをご紹介していきます。
注意点①:加圧中に蓋を開けない
いくら電気を使用していて安全性が高いといっても、加圧中に蓋を開けることは避けてください。
元々圧力鍋は内部の圧力を高めることによって、短時間で食材に火を通せるようになっています。
そのため加圧中は圧力表示ピンが下がるまで絶対に蓋を開けないようにしましょう。
また内蓋やパッキンがあるタイプは、忘れずに装着してから使用するようにして下さい。
注意点②:材料や調味料は既定の分量を守る
また電気圧力鍋を使用する際には材料や調味料は、既定の分量からオーバーしないように気を付けましょう。
適切に圧力がかからずにきちんと調理出来ないばかりか、量が多すぎると中の物が噴出する恐れがあります。
特にカレーやシチューなど粘土の高い物はなるべく通常調理がおすすめです。
注意点③:多量の油を使用しない
他にも発泡する恐れのある大量の重曹や酒なども使用しないように注意して下さい。
いずれにせよ、使用する際には取扱説明書を良く読んで、説明書通りに使用することをおすすめします。
電気圧力鍋のおすすめメーカー4選
ここで電気圧力鍋を販売しているメーカーを見ていきましょう。
- シャープ
- ティファール
- siroca(シロカ)
- パナソニック
おすすめメーカー①:シャープ
テレビなどの映像家電のイメージがあるシャープですが、「ヘルシオ」をはじめとする白物家電でも続々と人気商品を生み出しています。
そんな「ヘルシオシリーズ」に電気圧力鍋が誕生しました。
水なしの無水調理を得意として、食材の持つ水分だけで美味しく調理が出来るというから驚きです。
商品ラインナップも比較的小さめの1.6リットルから2.4リットルまであるので、家族の人数によって選ぶことが出来ます。
更に他のおすすめ電気圧力鍋に比べて、操作が簡単なのも特徴の一つ。
表示画面でレシピを選んだら、あとは調味料や食材を入れてボタンを押すだけ。
これで美味しい料理が出来るので、忙しい主婦の方にぴったりの電気圧力鍋です。
おすすめメーカー②:ティファール
取っ手の取れる調理器具でおなじみのティファールですが、電気圧力鍋の分野でも画期的な商品を発売しています。
コロンと丸いフォルムで、キッチンの主役になれそうなデザインです。
更に内蔵されているレシピ数も60~150もあるので、ワンパターンになりません。
定番の煮込み料理から、チリビーンズやクラムチャウダー、ラタトゥイユなどの料理もお手の物。
どちらかというと6リットルの大容量で大家族向け。
またオートメニューも8種類と豊富で、料理のレパートリーが劇的に増えるおすすめ電気圧力鍋です。
おすすめメーカー③:siroca(シロカ)
2000年に設立された、日本の調理家電メーカー。
ホームベーカリーの発売を皮切りに、絶品のトーストが焼けると話題の「ハイブリッドオーブントースター」で広く世に知られるようになりました。
他にもオーブントースターやコーヒーメーカーなど、コンパクトですっきりとしたデザインでさらにリーズナブルな価格設定が評判になっています。
電気圧力鍋でも一台で六役の多機能が魅力でおすすめです。
さらにほかのメーカーは3~4人家族をターゲットにしているのに対し、シロカの電気圧力鍋は1~2人の少人数家庭向きに、一万円台という低価格で大ヒットしました。
おすすめメーカー④:パナソニック
日本国内の電機業界では、日立やソニーに次ぐ第三位の規模。
家電だけでなく電気製品全般を製造するメーカーとして、歴史や伝統に裏付けされた信頼があります。
電気圧力鍋の分野では、マイコン電気圧力なべを中心に発売。
時短なべとして、無水調理やスープ作りに便利な機能を搭載しています。
またパナソニックはこの電気圧力鍋を30年以上前から販売しているので、その信頼度も抜群ではないでしょうか。
電気圧力鍋でつくるおすすめレシピ10選
それでは電気圧力鍋を使ったおすすめのレシピを紹介していきます。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ①:牛すね肉とにんじんの煮物
材料
- 牛すね肉(1㎝角)
- にんじん(乱切り)
- ごぼう
- こんにゃく
- 生姜
- だし汁
- 砂糖
- 薄口しょうゆ
- 酒
- みりん
ごぼうは皮をそぎ、乱切りにして水にさらします。
こんにゃくは短冊形に切り、中央に切り込みを入れねじり下茹で。
カットした材料と調味料を入れ、高圧・10~15分で加熱。
圧力表示ピンが下がったら蓋を開け、煮詰めます。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ②:野菜たくさんスープ
材料
- トマト
- にんじん
- 玉ねぎ
- セロリ
- キャベツ
- 鶏肉
野菜を細かく刻んで、鶏肉も一口大にカット。
電気圧力鍋に全部入れて、10分加熱すると出来上がりの簡単野菜スープです。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ③:ポークカレー
材料
- 豚バラ薄切り肉
- ジャガイモ
- にんじん
- 玉ねぎ
- サラダ油
- おろししょうが
- 水
- カレールー
豚バラ肉は5センチ幅に、ジャガイモとニンジンは乱切り、玉ねぎはくし切りにカットします。
下準備に15分、調理時間は11分の時短料理ですが、コクのあるポークカレーに仕上がっています。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ④:桃のロゼワイン煮
材料
- 桃
- ロゼワイン
- クローブ
桃は皮をむいたらくし形にカットします。
あとは桃とひたひたのロゼワイン、クローブを少々鍋に入れて加熱するだけ。
調理後は煮沸消毒したガラス瓶に密閉して冷蔵庫で保存すれば、長期間楽しむことが出来ます。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ⑤:鮭とトマトの洋風炊き込みご飯
材料
- 米
- 鮭
- トマトの水煮缶
- 水
- 白ワイン
- 塩
- コショウ
トマトは生の物でもOKです。
米を研ぎ、鮭を一口大にカットします。
分量通りの米にワイン、水を足してこちらも分量通りに鍋に入れます。
塩コショウした鮭とトマトの水煮缶を中央に入れて、圧力をかければOK。
圧力表示ピンが下がったら蓋を開けて、しゃもじでよくかき混ぜてください。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ⑥:肉がぽろっと取れるスペアリブ
材料
- スペアリブ
- にんにく
- 酒
- しょうゆ
- みりん
- ハチミツ
- 焼き肉のたれ
生のままのスペアリブと被る位の水を入れて、肉の下ごしらえボタンをプッシュ。
あくが出たら火を止めて中の水をすべて捨て、肉を流水で洗います。
再度肉を鍋に戻したら、焼き肉のたれ以外の調味料を入れ加圧。
ピンが下がったら、蓋をあけて焼き肉のたれを入れ再び下ごしらえボタンを押します。
汁が煮詰まって肉に色が付いたら完成です。
ホロホロと肉がとろけるおすすめスペアリブになりました。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ⑦:糖質制限プリン
材料
- 卵
- 牛乳
- エリスリトール(甘味料)
- バター
牛乳は50度ほどに温めておきます。
容器にはバターを塗り、プリンがくっつかないようにしておいて下さい。
卵とエリスリトールをボウルに入れてよく混ぜ合わせ、温めた牛乳を加えてさらに混ぜ合わせます。
バターを塗った容器に入れたら、電気圧力鍋で加熱すればOK。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ⑧:チキントマトカレー
材料
- 鶏肉
- 玉ねぎ
- ほうれん草
- しめじ
- トマト缶
- 生姜チューブ
- にんにくチューブ
- コチュジャン
- 粗びきコショウ
- 固形カレールー
玉ねぎはくし切り、鶏肉は一口大にカットし、ほうれん草やしめじも食べやすい大きさに切ります。
固形カレールー以外の材料と調味料を電気圧力鍋に入れ、煮物モードで加熱。
肉が柔らかくなったら、固形カレールーを入れてさらに加熱すれば完成です。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ⑨:簡単ビーフシチュー
材料
- 牛ブロック肉
- にんじん
- 玉ねぎ
- ジャガイモ
- ブロッコリー
- バター
- 赤ワイン
- ハチミツ
- ウスターソース
- ローリエ
- 固形ビーフシチューの素
牛肉は一口大にカットし、塩コショウしておく。
下ごしらえボタンを押して牛肉に火を通し、途中でバターを入れます。
肉に焼き色が付いたらカットした野菜を投入、ワインと水を入れて煮込みボタンを押します。
低圧で20分ほど煮込み柔らかくなったら、固形ルーや調味料を入れて煮込みボタンを再び押せば出来上がりです。
電気圧力鍋で作るおすすめレシピ⑩:簡単美味しい肉じゃが
材料
- ジャガイモ
- ニンジン
- 玉ねぎ
- 牛肉
- 糸こんにゃく
- 絹さや
- 醤油
- みりん
- 酒
- 砂糖
- 水
ジャガイモとニンジンは乱切り、牛肉と玉ねぎは食べやすい大きさにカットします。
糸こんにゃくはまとめて結び、絹さやは出来あがり後に入れるため茹でておきます。
後は食材と調味料、水を電気圧力鍋に入れて加圧するだけ。
味が染みておいしい肉じゃがに仕上がります。
電気圧力鍋で作るレシピ本
通信販売番組ショップジャパンのおすすめ電気圧力鍋「プレッシャーキングプロ」を使って作るおすすめレシピ集です。
圧力調理の他に、無水調理や蒸し料理など簡単でおいしい料理が100種類も収録。
ご飯や肉、魚の他にも豆料理やパスタ、デザートまでと作れない料理は無い程です。
基本の使い方から、応用的なコツまでを網羅していまず。
おすすめの電気圧力鍋まとめ
下ごしらえ機能付きから、蒸し機能やヨーグルトを作る機能まで、電気圧力鍋はどんどん進化しています。
家庭の人数や使う頻度に合わせて、賢く電気圧力鍋を選んでいきたいですね!
電気圧力鍋を上手に使いこなして、ゆとりのある生活を手に入れましょう。