ポプリとは
「ポプリ」とは花・ハーブ・スパイス・樹木などを香油と混ぜ合わせた作り方が特徴の芳香剤です。
花などを乾燥させる「ドライポプリ」が主流ですが、最近は「モイストポプリ」と呼ばれる生花を使った作り方のものも人気ですね。
ガラスのビンに入れて飾ったり布の袋に入れて「サシェ」にしたり、実はいろんな楽しみ方があるポプリ。
香りがいいのはもちろんインテリアとしてもおしゃれな、嗅いでも眺めても癒される一石二鳥のアロマアイテムなんです。
今では雑貨屋から100均まで色んなところで買うことのできるポプリですが、実はお家でも簡単に作れるんですよ。
しかも主な作り方は素材になる花や葉っぱなどの植物を乾燥させるだけなので、初心者でも気軽に&お金をかけずに挑戦できるんです。
ポプリの特徴5選
ポプリは、ほかのアロマアイテムとはまた違った特徴を持つ、とっても魅力的なアイテムなんです。
きっと手作りしたくなる、ポプリならではの特徴を紹介していきますよ。
ポプリの特徴①:インテリアとしておしゃれ
ポプリのすてきな特徴といえば、なんといってもインテリアとして映えることです。
お花やハーブそのものを乾燥させたアイテムですから、見た目が色鮮やかで華やか。
手作りの場合は好きな色のお花を選んだり、完成したポプリを入れるビンにこだわったりと、作り方次第で見た目を自分好みにアレンジできるのも楽しいですよね。
ポプリの特徴②:やさしく上品に香る
すてきな香りに囲まれた生活へあこがれはあっても、アロマオイルやルームフレグランスの香りは強すぎて嫌…という方も多いのでは?
その点、ポプリはほんのりとやさしく香るアイテムなので、きつい匂いがするということはほとんどありません。
逆に香りが弱すぎて物足りないという時には、自分でアロマオイルを足して香りの強さを調節することもできますよ。
ポプリをタンスやクローゼットに置いて衣類に香り付けするという使い方もありますが、この場合も濃い匂いが染みつく心配をせず使えます。
柔軟剤やコロンよりももっとさりげなく、自然に香ってくれますよ。
強い香りが苦手な方やアロマ初心者の方にうってつけのアイテムが、ポプリなんです。
ポプリの特徴③:ハンドメイドにも大活躍
ポプリは平たく言ってしまえばいい香りのするドライフラワーのようなもの。
ドライフラワーといえば、ハーバリウムやレジンアクセサリー、リースのパーツにしたりといろいろな作り方のアイテムに活用できますよね。
とくにポプリを使って作る匂い袋「サシェ」は、かわいらしさと実用性を兼ね備えたハンドメイドの定番。
ポプリと一緒に作り方を知っておきたいアイテムです。
ポプリの特徴④:消臭&除湿効果が期待できる
ポプリは良い香りがするだけでなく、消臭や除湿といった実用的な効果も期待できます。
車の中・トイレ・靴箱などに置いておくと、香りでごまかすだけではなく、嫌な臭いやじめじめをスッキリさせてくれますよ。
ただし、ポプリ自体が湿気にあまり強くないので、カビてしまったりすることもあります。
少しでも長持ちさせたいポプリは風通しのいいところでしっかり乾かすなど、お手入れしてくださいね。
ポプリの特徴⑤:防虫剤として使える
全てのポプリに期待できるわけではありませんが、ポプリの材料によっては防虫効果も。
オレンジなどの柑橘類やラベンダーなどのハーブ類には、虫の嫌う成分が含まれているからなんです。
天然の素材だから、人間には基本的に害がないのもうれしいですね。
とくにハーブで作ったポプリを布袋に入れた「サシェ」がおすすめ。
これをタンスに忍ばせておくと、大事なお洋服を虫食いから守る防虫剤として使えますよ。
バラ好き必見!電子レンジを使った簡単ポプリの作り方4選
作るのに手間がかかりそうなポプリですが、実はコツさえ知っていれば作り方はとても簡単なんです。
レンジを使う作り方なら、長い間乾燥させる手間も無くあっという間にポプリが完成しますよ。
プレゼントの花束などせっかくのお花をただただ枯らしてしまうのはもったいない…という時にぜひこの作り方を試してみてくださいね。
バラ好き必見!電子レンジを使った簡単ポプリの作り方①:材料の下準備をする
ポプリにする花などの植物は、枯れる前のものを使います。
花は花びら一枚に分ける、葉は茎から離す、果物は小さく薄く切るなどして、乾かしやすくしておきましょう。
ポプリがカビにくくなりますよ。
バラ好き必見!電子レンジを使った簡単ポプリの作り方②:材料を均一に並べる
レンジでチンできるお皿にクッキングシートやキッチンペーパーなどを敷いておきます。
この上にポプリにしたい材料を並べるのですが、花びらや葉どうしが重ならないようにするのがこの作り方で一番のポイント。
均一に熱がいきわたるので、乾き方にムラができるのを防げます。
バラ好き必見!電子レンジを使った簡単ポプリの作り方③:様子を見ながら加熱する
材料をレンジでチンするときに一番気を付けたいのが、焦がしてしまうこと。
焦げた花や葉はポプリには向かないので、慎重に加熱することが大切です。
600Wなら花びらの場合3分は加熱する必要がありますが、素材の種類や量によって異なります。
30秒~1分ずつ、様子を見ながら加熱しましょう。
レンジだけだと乾かし方の加減が分からなくて不安…という方は、風通しのいい日陰で自然乾燥させる方法でもOK。
7~10日ほどかごなど通気性のいい容器に入れて乾燥させ、最後の仕上げに少しだけレンジで加熱するという合わせ技もおすすめです。
バラ好き必見!電子レンジを使った簡単ポプリの作り方④:オイルで香りをつける
香りが強くない材料の場合は、最後に精油やアロマオイルなどで香りづけしましょう。
匂いをしみこませるため、乾燥させた材料をジップロックなどの密閉できる入れ物に入れてお好みの量のオイルを垂らします。
全体にいきわたるように袋を軽く振ったりもんだりしてなじませます。
2週間~1か月ほど寝かせたら、いよいよ完成!
お好みの容器に入れて飾ったり、サシェを作ったりしてみてくださいね。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方10選
サシェとは、ポプリを袋に詰めたりワックスで固めたりしたもの。
次のような100均のアイテムを活用した作り方なら、プチプラなのにとってもおしゃれなサシェができますよ。
- ワックスとシリコン型でワックスサシェ
- お茶パックでシンプルなサシェ
- ハギレで本格的なサシェ
- フェルトでほっこりかわいく
- 紙ナプキンでかんたんサシェ
- ラッピング袋で手軽におしゃれサシェ
- ポチ袋ならさりげなく使いやすい
- 巾着ならポプリを入れるだけ
- レースで包んで小さなサシェ
- 折り紙でレトロに
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方①:ロウとシリコン型でワックスサシェ
サシェの作り方でまず紹介したいのが、とくに人気の高いワックスとシリコン型で作る「ワックスサシェ」。
ワックスはなじみのない材料の気がしますが、なんと100均で手に入ってしまうんです。
作り方も単純で、耐熱容器に入れたワックスを湯煎で溶かしたら好きな型に流しいれて、固まりかけのところへお好きなポプリを乗せて固めるだけ。
ワックスは固まっても簡単に穴をあけることができるので、ひもやリボンを通せば吊るしてかわいいオーナメントにもなりますよ。
ちなみに、ワックスの代わりにキャンドルを使う作り方でもOK。
アロマキャンドルだとキャンドル自体からいい香りがしますし、色のついたものならよりかわいいワックスサシェになりそうですね。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方②:お茶パックでシンプルなサシェ
お茶の葉を入れておくパックは目が細かいので、ポプリの細かな破片もこぼれにくくなります。
お茶パックに入れただけの作り方でも、綿レースやスタンプ、ペーパーフラワーなどを少しあしらうと素朴な魅力のあるサシェに。
紙や布でできたサシェを作るときにもお茶パックにポプリを入れておくと、布や紙がやぶれた時に散らばらないので安心。
サシェづくりの必須アイテムと言えますね。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方③:ハギレで本格的なサシェ
ちょっと本格的なサシェを作るなら、テトラ型のサシェがおすすめです。
一見難しそうですが、作り方は袋状に塗ったハギレにお茶パックで包んだポプリを入れて、口を内側に入れこみながら縫っているだけ。
つまり、2つ折にした長方形のハギレ2辺の直線縫いと、残った1辺を閉じ縫いだけできれば完成するんです。
テトラ型は難しい…という方は、二つに折ったハギレの両端を塗って袋状にして口をリボンで縛るだけの作り方でも十分かわいいですよ。
100均には意外とバラエティ豊かなハギレが揃っています。
色とりどりの小さなサシェを作って並べたり、ハギレを組み合わせてパッチワーク風にしたりと、アイディアが膨らみますね。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方④:フェルトでほっこりかわいく
袋をフェルト素材で作ると、あたたかみのあるデザインに仕上がります。
フェルトはほつれない生地なので、お裁縫初心者さんにも扱いやすいというメリットも。
中でも細く切ったフェルトを編み込んだ作り方のハート形のフェルトサシェが人気です。
手芸の得意な方なら動物などの形に縫ってマスコット型にしたり、冬には香り付きのクリスマスオーナメントにしたりも素敵ですね。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方⑤:紙ナプキンでかんたんサシェ
縫いものは少し苦手…という方には、紙ナプキンでサシェを作るという方法も。
作り方は紙ナプキンを丁寧に折ってポプリがこぼれないように包んだら、あとはお好きなリボンで縛るだけ。
ただし、紙が破れてポプリがこぼれてしまうかもしれないため、持ち歩いたりタンスの中に入れたりするときには十分注意しましょう。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方⑥:ラッピング袋で手軽におしゃれサシェ
プレゼントを包むためのラッピング袋は、おしゃれなポプリサシェの入れ物にもぴったり。
ビニールやプラの袋は匂いが弱くなってしまうのであまり向きませんが、不織布の袋は通気性があるので香りも楽しめます。
ただしポプリの細かいかけらなどはこぼれ出てしまう可能性もあるので作り方に気を付けてくださいね。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方⑦: ポチ袋ならさりげなく使いやすい
ポチ袋や封筒なども、サシェの袋がわりに使えます。
作り方はポチ袋にポプリを入れてきちんと口をふさぐだけ。場所を取らないので、さりげない香りづけに大活躍します。
タンスの隙間に入れて置いたり、クリップハンガーでつまんでクローゼットにかけて置いたりしてはいかがでしょう?
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方⑧:巾着ならポプリを入れるだけ
サシェは布製がいいけれど、裁縫は作り方が難しそうでイヤ…という方は、巾着にポプリを入れてしまえば立派なサシェとして使えます。
巾着は季節ごとに色々なデザインが売られているので、気分で色んな巾着に変えてみるのもいいですね。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方⑨: レースで包んで小さなサシェ
小さなサシェなら、リボンとレースがあれば作れちゃいます。
作り方はお茶パックに入れたポプリを細くたたんだら、幅が広めのレースで包んでリボンで縛るだけ。
ほんのちょっとの長さのレースで十分な作り方なので、量産して色んな場所に飾りたくなっちゃいそうです。
百均グッズを使ったおしゃれでかわいいポプリサシェの作り方⑩:折り紙でレトロに
折り紙を使ってポプリの入れ物を作ると、レトロで個性的なサシェに。
シンプルに袋の形もいいですが、おすすめはテトラ型や紙風船などの立体的な形に折ったサシェ。
作り方を覚えるのは少し難しそうですが、できあがったときはまるでパズルが完成したような楽しさがありますよ。
遊びながら作れちゃうので、子供たちと一緒に作るのもいいですね。
モイストポプリに関するおすすめの作り方6選
「モイストポプリ」とは、フランスで主流なポプリの作り方。
一般的なポプリ(ドライポプリ)が花やハーブを乾燥させた作り方なのに対し、モイストポプリは生花をそのまま塩と熟成させる作り方が特徴です。
つくり方は簡単で、ちょっと手を加えれば色々アレンジもできますよ。
- 生花と塩だけでシンプルに
- 香料を足して香りを豊かに
- ハーブと岩塩でバスソルトにも使える
- 塩に色を付けて鮮やかに
- ドライポプリを混ぜてもOK
- ドライフラワーや貝殻で飾り付け
モイストポプリに関するおすすめの作り方①:生花と塩だけでシンプルに
一番基本的なモイストポプリの作り方です。
作り方は簡単で、ビンなどの入れ物に岩塩や粗塩などの粒が大きい塩を平らにならしながら入れます。
成分を調整した料理塩ではなく、天然塩を使うのがこの作り方のポイント。
その上に、ポプリにしたい素材を茎やごみなどは取り除いた状態で同じく平らにのせます。
上からさらに塩を乗せ、また花を乗せ…と、塩とお花を交互に重ねたら、あとはふたをして1カ月ほど熟成させるだけ。
香りの強いお花はオイルを入れなくてもいい匂いのモイストポプリが作れるんです。
とくにおすすめなのは金木犀。
限られた季節にしか嗅ぐことのできないあの特徴的な甘い香りが、モイストポプリにすればいつでも堪能できますよ。
モイストポプリに関するおすすめの作り方②:オイルを足して香りを豊かに
塩と生花に加えてお好みの精油やアロマオイルを使った、より香り豊かなモイストポプリの作り方です。
基本の作り方と同様、塩と鼻を交互に重ねるだけで作れますが、オイルをあらかじめ塩に混ぜておくことがこの作り方のポイント。
ベッドのそばに置くならリラックス効果の高いカモミール、職場のデスクに置くならスッキリできるミントなどがおすすめ。
置く場所に合わせた香りをこだわって選んだ作り方も素敵ですね。
モイストポプリに関するおすすめの作り方③:ハーブと岩塩でバスソルトにも使える
モイストポプリは、バスソルトにすることもできます。
余計なものが入っていない100%天然の入浴剤なので、ナチュラル志向の方に嬉しいですね。
この作り方では、岩塩とハーブの組み合わせがおすすめ。
ハーブの香りによるリラックス効果と岩塩による美肌効果で、いつものバスタイムが贅沢なエステに早変わりしちゃいますよ。
モイストポプリに関するおすすめの作り方④:塩に色を付けて鮮やかに
モイストポプリは、塩とお花・ハーブの美しい層がインテリアとして魅力的。
もっとおしゃれにする作り方として、色のついた塩を使うのもおすすめですよ。
色のついた塩は、ハーブを混ぜて着色したものや天然で色のついた岩塩など色々売られています。
あるいはハーブ・香辛料・食紅など材料を工夫したオリジナルの作り方で、色鮮やかな塩を揃えてみるのはいかがでしょう?
どんな色の塩ができあがるかワクワクしますよ。
モイストポプリに関するおすすめの作り方⑤:ドライポプリを混ぜてもOK
モイストポプリは基本的に生花を使うものですが、ドライポプリを使う作り方でもOK。
作り方は生花を使う時とほとんど変わらず、ドライポプリと塩にお好みでオイルを足せば作れます。
手間をかけずにすぐ使えるモイストポプリがほしい!という方には、すでに熟成させたドライポプリを使うこの作り方がお手軽でおすすめです。
モイストポプリに関するおすすめの作り方⑥:ドライフラワーや貝殻で飾り付け
さらに見た目にこだわった作り方を追求したい!という方は、塩と花の層の一番上にドライフラワーや貝殻などを飾り付けてみましょう。
横からも上からもおしゃれなモイストポプリになりますよ。
作り方の注意点として、フタ付きの容器に入れる場合は、飾り付けが容器からはみ出さないように気を付けてくださいね。
ポプリを大敵の湿気から守る方法4選
実はポプリは作り方や保存方法に気を付けないと湿気でカビてしまうことも。
ポプリを湿気から守るには、紹介する4つの作り方や保存方法を意識してみてくださいね。
ポプリを大敵の湿気から守る方法①:葉や花びらは一枚ずつ切り離す
作り方の過程においては、乾燥させるまでの下準備がとても重要。
素材となる葉や花びらは一枚ずつの状態にしておくと、ムラなく乾かせるのでしっかり湿気をとばすことができます。
この時、ゴミなども丁寧に取り除いておくとカビが生えにくくなりますよ。
ポプリを大敵の湿気から守る方法②:しっかり乾燥させる
乾燥が不十分だと、ポプリはすぐに湿気で駄目になってしまいます。
自然乾燥するときには、木製のかごなど通気性がよく蒸れにくい入れ物に素材を入れる作り方がおすすめです。
その上で、風通しのいいじめじめしていないところでしっかり乾燥させましょう。
レンジで乾燥させるときは、焦がさずしっかり水分を飛ばすために重ならないよう素材を並べます。
またレンジの中は熱が均一に当たりにくいので、何度か素材の並べ方を入れ替えながら様子を見て加熱する作り方がおすすめ。
ポプリを大敵の湿気から守る方法③:高温多湿を避ける
そもそも、ポプリは除湿剤として効果を発揮できるほどに湿気を吸いやすいもの。
そのため、あまり湿度の高いじめじめしたところへ置いているとたっぷり湿気を吸ってカビが生えてしまいます。
インテリアとして長く飾っておくためには、あまり湿気が多い場所には置かないように気を付けることが大切。
またポプリを飾りっぱなしにしているとホコリが積もってしまいがちですが、ホコリもカビの原因になるので定期的に掃除もしましょう。
ポプリを大敵の湿気から守る方法④:乾燥剤を使う
より徹底的に湿気対策をするのであれば、湿気を吸ってくれる乾燥剤をポプリと一緒に使うのがとってもおすすめ。
手に入りやすい乾燥剤にはお菓子の袋や乾物食品によく入っている「シリカゲル」や、珪藻土でできたものなどがあります。
パッケージ用品店やホームセンター、100均など身近なお店で気軽に手に入れることができますよ。
自然乾燥でポプリを作るときにはしっかりと乾燥させるのをサポートしてくれます。
さらに完成したポプリを飾るときのビン底やサシェの袋の中に入れておけば、見た目を邪魔せず湿気対策が可能です。
おすすめの手作りポプリグッズ
ポプリの香りづけのために作られたアロマオイルです。
香りを付けるオイルには、「アロマオイル」「精油」など色んな言い方があるためどれも同じだと思ってしまいそうですが実は別のもの。
簡単に言うと、精油は植物などの天然成分から油分だけを生成した100%天然のオイル。
一方アロマオイルは天然の植物成分以外も加え香りが長持ちするよう加工したもの。
天然成分にこだわるなら精油、香りを長持ちさせたいならアロマオイルなど、好みに応じて選んでくださいね。
保留剤を使うと、より長くポプリを楽しむことができます。
保留剤とはポプリの香りを長持ちさせたり、香りをより引き出したりしてくれるもの。
もともとはジャコウネコなどからとれる動物性の香料を使っていましたが、今は植物性のもので代用しています。
この保留剤はミルラという樹脂ですが、カリスという木の根でできているものなどさまざま。
保留剤を使ったポプリの作り方としては、乾燥後の香りづけの際、オイルを、保留剤にしみこませて素材と混ぜます。
とくに精油を使用するときは香りがすぐなくなりやすいので、保留剤は使っておきたいアイテムですね。
ドライポプリを作るときにも、モイストポプリを作るときにも、密閉容器が大活躍。
ポプリを熟成させている間は香りが逃げないようにすることと雑菌が入り込まないようにすることがとても大切だからです。
空き瓶を煮沸消毒して使うという作り方もありますが、密閉できるビンをポプリ様に買っておくと安心&便利ですよ。
またモイストポプリは作り方の都合上、熟成させた容器のまま飾ることが多いため、横からの層がキレイに見えるガラス瓶を選びたいですね。
ポプリの作り方はコツを抑えれば簡単です
紹介したポプリの作り方はご参考になりましたか?
ドライポプリはサシェなど作り方のアレンジが無限大でハンドメイド好きにおすすめ。
乾燥の手間なく手軽な作り方でポプリを楽しみたい方にはモイストポプリもおすすめですよ。
湿気対策をするなど、レンジなどを使えば誰でも簡単に作れるのがポプリのメリット。
いい香りのお花をインテリアとしてお部屋に添えると、それだけでちょっと暮らしも豊かに感じますよ。
ぜひご紹介したポプリの作り方を参考にして、素敵なアロマライフを楽しんでくださいね!