オイルマッチの正しい使い方について詳しく解説
あまり見たことがない人が多いと思いますが、これがオイルマッチです。
本体の使い方は、まず蓋を外してオイルを入れます。
火をつける時は蓋を兼ねている火付け用棒を側面の溝をマッチを擦るようにこすって火をつけます。
オイルを使ってマッチのように使うところから「オイルマッチ」と呼ばれています。
点火用オイルの入ったタンクから出ている紐にオイルを含ませて着火させるので扱いに注意が必要です。
100均で購入できるおしゃれなオイルマッチ5選
100円均一で扱っているオイルマッチはあまり種類が多いわけではありません。
しかし、キャンプ用品として持っていると便利なアイテムです。
- オイルマッチ オブロングタイプ(ダイソー)
- オイルマッチ スクエアタイプ(ダイソー)
- オイルマッチ ファイヤースターター(セリア)
- オイルマッチ パーマネントマッチ
- 100円オイルライター(ZIPPO風になっているだけのオイルマッチ)(ダイソー)
100均で購入できるおしゃれなオイルマッチ①:オイルマッチオブロングタイプ
オブロングタイプはスクエアタイプに比べて長方形のスリムな形のオイルマッチです。
売っている状態ではオイルが入っていないので、併せてオイルの購入をお勧めします。
オイルマッチは芯をケースのオイルに常にひたす構造となっているため、オイルを入れたケースから火付け用の棒を取り出すと直でオイル液のついたマッチになります。
火付け用の棒を取り出したら、オイルマッチ本体の口を押えて着火させます。
オイルマッチの口を押さえずに火をつけるとオイルが漏れて引火し、火傷を負いますのでお気を付けください。
オイルマッチの扱いは難しいですが、使い方を覚えればだんだんコツを覚えていきますし、火力が強いので屋外のキャンプなどで便利なのでぜひお使いください。
100均で購入できるおしゃれなオイルマッチ②:オイルマッチスクエアタイプ
スクエアタイプは最もスタンダードなオイルマッチと言えます。
燧石(フリント)がタンクについてるため、当然タンク自体が激しく動きます。
火つけ用の棒が蓋を兼ねているため、火をつけようと棒(蓋を外す)と注入口が開放状態になり、オイルがこぼれて引火するので、口を指でふさぐなど注意が必要です。
シンプルなデザインで火力が強いためキャンパーにも人気です。
100均で購入できるおしゃれなオイルマッチ③:オイルマッチファイヤースターター
写真は100均セリアで売っているという、オイルマッチのファイヤースターターです。
火打石のようにフリントに軽くこすりつけ火花を起こして使います。
100均で購入できるおしゃれなオイルマッチ④:オイルマッチ パーマネントマッチ
キャンプ時に、ランタンや焚火に火をつけるのに便利なオイルマッチです。
パーマネントという名は「永久に」という意味もあるのでつけられました。
別名のAQ(永久)マッチなどとの意味が同じです。
着火させる時の火種が大きくなりますので気を付けて使用してください。
100均で購入できるおしゃれなオイルマッチ⑤:ダイソー100円オイルライター(ZIPPO風)
100均ダイソーで扱っているオイルマッチです。
まず、真ん中の芯を抜いてそこにオイルをいれるのですが、細い穴なのでオイルを注ぎすぎたり少なかったりしてもわかりません。
そういう時は「少ないかな?」くらいにとどめておいて入れすぎを防ぎましょう。
溢れてこぼしてしまった時には、ティッシュなどで拭くのですが、拭きとったティッシュにはオイルが沁みこんでますので、揮発性のオイルを十分に乾かしてから処分をし、ティッシュなどが発火しないようにビニールを分けて捨てるなどの配慮をしましょう。
オイルマッチ本体もそうです。
オイルがこぼれてしまったらよく拭き取って火の気のないところに置き、オイル成分がなくなるまで触らないでください。
使い方は今までのものと同じです。
箱の横にあるスリットに着火棒をこすりつけて火をおこします。
箱の中には発火オイルが入っていることをくれぐれも忘れずに取り扱ってください。
オイルマッチを使用する際の注意点
オイルマッチで気を付けることは第一に着火棒についている別ボトルに入った着火オイルの扱い方です。
それではどうしたらいいかみていきましょう。
- オイル漏れに気を付けること
- オイルマッチは屋内では使わないこと
- 新しいオイルマッチのコーティング剤は削り取って使いましょう
- オイルマッチの火の消し方
オイルマッチの注意点①:オイル漏れに気を付けること
オイルマッチの扱い方を間違えるというどうなるかという意味で、惨事となった動画を見ていただきました。
まずオイルマッチの準備をする際に可燃物、咥えたばこをしながらセッティングしようとするところが言語道断です。
オイルマッチは本体に可燃性のオイルを入れるところから準備を始めますので、くれぐれも火の気がないところで作業しましょう。
オイルマッチの本体にオイルを入れた時、漏れたオイルをティッシュで拭くまではいいのですが、オイルは揮発性ですので、可燃物のあるところで作業するのはおやめください。
オイルを服や室内にかけてこぼしてしまったら、拭いてもいいのですが、完全に揮発性のオイルが蒸発してしまうまで待った方がいいでしょう。
薄い紙でできているティッシュは確かに燃えやすいですが、すぐに燃え尽きてしまうため、普通は火種にはなりません。
問題はオイルを拭いて沁み込ませたティッシュであったことです。
そして置いた(捨てた)ところが可燃物のごみを捨てるところであったり、布団や段ボールが散乱している部屋だったことが問題**でした。
これを教訓として、オイルマッチとオイルの扱いには十分に気を付けてください。
オイルマッチの注意点②:オイルマッチは屋内で使わないこと
このようにオイルマッチは着火させるとオイルが沁みている分、炎が大きくなりますので、キャンプなどの屋外で使用し、室内での使用は避けてください。
オイルマッチの注意点③:新しいオイルマッチはコーティング剤を削り取って使いましょう
写真に写っているのがオイルマッチです。
上にスリットがありますね。
発火させる時にここに擦りつけて着火させるものなのですが、売っている時には安全面を考えてコーティングしてあります。
つまり、新しいオイルマッチを使う時にはあらかじめコーティングをナイフなどで削っておく必要があるのです。
それをしないと、何度もこするようになり、着火した時の火種が大きくなったり、オイルをこぼしてしまったりとトラブルの元が多くなってしまいますので、説明書を読んで安全に使ってください。
オイルマッチの注意点④:オイルマッチの火の消し方
オイルマッチの火の消し方ですが、棒の芯に直接オイルをしみ込ませてあるため、火の部分に息を吹きかけてもかえって酸素を足して火が大きくなってしまう可能性があります。
息を吹きかけて消す時には、火の根元の紐の部分に勢いよく息を吹きかけて消しましょう。
吹き消すのが怖い方は、思い切って火のついているマッチ棒をオイルの入っている箱に入れて厳重に絞め、酸素がいかないようにして消します。
オイルマッチで人気のZippoの芯の交換方法について
交換作業の仕方
用意するもの
- ウィック(zippo用の付け替え芯)
- zippoオイル
- フリント(着火石)
- ラジオペンチ
- ピンセット
- マイナスドライバーx2本
交換作業の仕方
付け替え芯を交換する前にライターの状況確認、「ちゃんと毎回火花が出るか?」と「大きな火花が出るか?」を確認します。
Zippoのケースからインナーユニットを取り外します。
ユニットの下側にマイナスドライバーで開けるようになっているビスがあるので、ドライバーを使ってそれを外します。
緩んできたら手で回しても外れます。
棒状のものにバネがついている物が出てきます。
バネがどこかに行かないように注意しておきます。
取れると中からフリントが出てきます。
小さかったらそれも交換します。
次に底板のフェルトパッドを外し、綿のようなフェルトが入っているのを、どんどんピンセットを使って取り出します。
フェルトを取り出したら、すでにはいっているウィックを外します。
まだ長くて使えそうでも年月が経っている物は交換した方がいいでしょう。
外したら新しいウィックを付けます。
上にある穴の方まで通すのですが難しかったらペンチで引っ張り出しましょう。
引っ張り出す長さはライターの上に穴が水玉になったような囲みがありますが、その少し下ぐらいまでです。
引っ張り出した分を少しほぐすと着火しやすいし炎も大きくなりますので、ほぐしておくことをお勧めします。
ここまで出来たら、またピンセットで綿をつまんで戻していきます。
最初の綿を付けた時にウィックを端に寄せるように詰めて、できたスペースに違う綿を詰めます。
綿を詰めたら折り返すようにウィックを折り曲げてさらに綿を詰めていきます。
最後のフェルトを詰めたら新しいフリントを入れて一番最初に外したネジをつけていきます。
この最後のネジですが、ドライバーなどで締めることはありません。
手で回して締めるだけで十分です。
Zippoへのオイルの入れ方
用意するもの
- Zippo用オイル
Zippoのキャップを開けてインナーユニットを取り出します。
オイルを入れるにあたっての注意点ですが、インナーユニットを逆さまにすると端にビスがあって、真ん中に小さな穴が開いています。
この穴から注入される方がいるのですが、本来このカバーフェルトパッドは中に入れすぎたオイルをこぼれないように受けるもので、注入口ではないです。
オイルの入れ方はこのフェルトパッドをもちあげて中に注入します。
注入していくとフェルトパッドが湿ってきます。
このパッドが半分くらい湿ったところで注入は終わりにしてください。
フェルトパッドを戻し、インナーユニットをケースに入れたらオイルの注入作業は終わりです。
オイルマッチの代用品
- マッチ
- オイルライター
- ガスライター
オイルマッチの代用品①:マッチ
一時期すたれたと思われがちなマッチですが、パイプやたばこユーザーに「マッチを擦った時の香りがうまみをそそる」ということで人気があるようです。
また、防災グッズの一つとしても人気があり、備えている家もあるそうです。
障害でライターをつけることができない人もいるので、そういった方のためのマッチも必要性があるようです。
オイルマッチの代用品②:オイルライター
オイルつながりでライターを取り上げたということと、男だったら細かなアクセサリーにも凝りたい!ということでロンソンのオリジナルライターを取り上げてみました。
見た目もかっこいいですね。
飲み屋などでくつろいでたばこを吸ったりしても絵になるフォルムです。
1943年発売以来のアメリカでの大ヒット商品です。
ぜひ逸品を持ち歩いてください。
オイルマッチの代用品③:ガスライター
こちらは割と女性向のデザインです。
ガスライター VSTYLE ライターといいます。
オイルの代わりにガスを使うライターです。
スリムなデザインの上に、オイルの代わりにガスを使うというだけなので、おしゃれさが倍増します。
エレガントさがいいですね。
おすすめのZippo
ファッション性や質感、使い心地、開閉音など他のライターとは一線を画す魅力がZippoにはあります。
こちらではZippoライターの紹介とお勧め商品を紹介します。
- 安定した火力を持ち、風や水にも強いこと。
- ケースが丈夫なうえに、片手で操作できます。
- 使い捨てライターと違いエコで節約ができます。
- デザインが多種なので、ファッション性にも富み周囲にアピールできます。
Zippoのライターの良さや魅力はこういう点にあるようです。
多種な魅力のZippoをいくつかお勧めします。
Zippoのオイルライター①
飾りけがないシンプルなZippoライターの王道です。
わかってる人が持つ、ロングセラーの大人のアイテムとして愛されています。
Zippoのオイルライター②
シックな黒にシルバーの象嵌がおしゃれ度を上げてくれます。
エレガントさも感じさせる象嵌は女性が持っていても違和感なくおしゃれ大人を演出します。
Zippoのオイルライター③
ペアで持ち歩きたいおしゃれなペアライターです。
イルカの色違いというアクセントがかわいい一品です。
Zippoのオイルライター➃
これなら初めてZippoのライターを手にする方でも楽しく使えるのではないでしょうか。
セットになっている物はプレゼント品として人気がありそうです。
セットされているZippoのライターもシンプルながらも美しいサファイアブルーの逸品です。
オイルマッチの魅力
普通のマッチの魅力は擦って火が付いた時の柔らかな火ではないでしょうか。
オイルマッチは擦って火をおこすという行動に何となくノスタルジーを感じてしまいますよね。
室内ではなくキャンプなどの屋外に向いているのがちょっともったいないですが(慣れれば室内でも使えます)。
高い火力を持つライターを手軽に持ち歩けるところが魅力ですね。
アウトドアで使う機会が多い方は持っていて便利な一品です。