ダイソーでLED蛍光灯が買える
電球であれ蛍光灯であれLEDの商品は比較的高いというイメージがありますが、最近ではダイソーなどの100均でもLEDの商品を多く取り扱うようになってきました。
今回ご紹介するダイソーLED蛍光灯は1本売りで400円と500円のものがあり、その他の有名メーカーから出ている平均1000円台のLED蛍光灯と比べかなり安く買うことができます。
そのため、そろそろ蛍光灯をLEDに買い替えたいと考えていらっしゃる方などに、ちょっとお試しとして購入してみる商品としてもおすすめです。
LED蛍光灯の4つの特徴
まずは、普通の蛍光灯とLED蛍光灯ってそもそもどのような違いがあるのか比較し、LED蛍光灯の特徴を4つご紹介していきます。
LED蛍光灯の特徴をご紹介①:寿命が長い
普通の蛍光灯の平均的な寿命は13,000時間程ですが、LED蛍光灯の寿命は約40,000時間あり、10年の間に普通の蛍光灯は2度交換が必要になりますが、LEDの場合は交換不要で使い続けることができます。
そのため、LED蛍光灯の価格が普通の蛍光灯の倍の価格だとしても10年使い続けられれば、その間にかかるコストを少ない方に逆転することができるのです。
LED蛍光灯の特徴をご紹介②:消費電力が少ない
20W形相当で比較すると普通の蛍光灯の消費電力は15W~20W、LED蛍光灯で10W前後なので多くて約半分、少なくとも約30%の消費電力削減が可能です。
蛍光灯は元々消費電力が少ない照明ではありましたが、最近のLED蛍光灯はそんな蛍光灯よりも消費電力をカットできるものへとさらに進化を遂げています。
LED蛍光灯の特徴をご紹介③:熱を持ちにくい
長時間蛍光灯を使っていると蛍光灯の周りが温かく感じた経験がある方は多いのではないでしょうか?
これは熱を光に変える蛍光灯の発行原理により発生してしまう現象で、長時間使った蛍光灯は触るとかなり熱く感じるほど発熱しています。
しかし、LED蛍光灯は電気を直接光に変換する発行原理なので、全くではありませんが発熱量がとても少なく、蛍光灯自体や周りの空気に対して温度を上げてしまう影響がほぼありません。
LED蛍光灯の特徴をご紹介④:いろいろなカラーの光がある
蛍光灯の光色として「昼光色」「昼白色」「電球色」の3つの色をよく見かけます。
「昼光色」は青白い色でオフィスなど作業を行う場所の照明に向いており、「昼白色」は太陽の明るさに近い色でどんな部屋にも合い、「電球色」はオレンジの温かみがある色なので寝室などにおすすめです。
しかし、LEDには既に光の三原色である赤色・青色・緑色の光があるので、従来のような代表的な3つの光色だけでなく、様々なカラーや白色の物まで幅広い光色の蛍光灯を揃えることができます。
ダイソーLED蛍光灯の消費電力は9.5W
ここからは、ダイソーのLED蛍光灯について詳しくご紹介します。
ダイソーで販売されているLED蛍光灯は直管タイプで、10W形と20W形相当の光色は昼白色です。
LEDと言えばランプの寿命が長いのが特徴ですが、このダイソーのLED蛍光灯の定格寿命が40,000時間ということなので、1日10時間使ったとしても10年以上は余裕で使える計算です。
消費電力は10W形相当が5Wで20W形相当がと9.5Wとなっています。
普通の蛍光灯の平均消費電力が15W~20Wぐらいなので、普通の蛍光灯からダイソーLED蛍光灯に買い替えれば同じ使用時間でも消費電力を約半分に抑えることができます。
また、LEDの明るさを示すlm(ルーメン)も20W形相当のLED蛍光灯では1000前後の数値の物が大半なので、格安LEDですが平均的な明るさの蛍光灯です。
ダイソーLED蛍光灯のちらつき対策に有効な改造方法
ダイソーのLED蛍光灯は付属のスタータを装着させて、照明器具本体に設置すればすぐ使える仕様なのですが、それだけでは光がチカチカしてしまう問題が発生することもあるようです。
そこで、今回はそんなダイソーのLED蛍光灯のちらつき対策になる改造方法を以下4つの手順でご紹介します。
- 分解する
- コンデンサを取り付ける
- 元の状態に戻して、照明器具に取り付ける
- ちらつきが無いか最終確認する
手順①:分解する
まずは、蛍光灯の両端についている小さなねじを取って、本体のカバーをはずし基盤が見えるようにします。
まだ両端のところに基盤が隠れているので、端のカバーと基盤をペンチで力を入れて引っ張って基盤がむき出しになるようにします。
手順②:コンデンサを取り付ける
コンデンサとはそもそも電機の蓄電や放出、直流を通さずに絶縁するなどの働きがあり、電子回路にはほとんど使われている電子機器には欠かせない部品のひとつです。
蛍光灯の基盤に付いている従来のコンデンサを取り外し、代わりに6.8uFのコンデンサを2つはめます。
手順③:元の状態に戻して、照明器具に取り付ける
蛍光灯の基盤を元のカバーの中に収め、蛍光灯の本体カバーもねじで再度しっかりと固定しましょう*。
そして、ダイソーのLED蛍光灯はグロースタータ方式なので、蛍光灯に付属の専用スタータを装着して照明器具に取り付けます。
手順④:ちらつきが無いか最終確認する
最後は実際に照明器具に取り付けてちらつきと共に明るさも十分にあるかついでに確認しましょう。
このコンデンサの交換による改造方法が初めての蛍光灯改造では比較的簡単なので今回ご紹介しましたが、他にも照明器具の安定器をバイパスするという改造方法もあります。
LED蛍光灯以外のダイソーのおすすめ照明アイテム
ここでは、LED蛍光灯以外のダイソーで購入できるLED照明アイテムを5つご紹介します。
ダイソーのおすすめの照明アイテム①:LED電球
こちらはダイソーで購入できる40W形相当のLED電球、光色は昼白色です。
電球の定格寿命は15,000時間で他メーカーの同形LED電球と比較するとやや短くはありますが、値段が100円と格安なので買い替えを含めてもかなりお得です。
ダイソーのおすすめの照明アイテム②:LEDデコレーションライト
最近はデコレーションライトをクリスマスなどのイベント以外でも、日常的なお部屋の照明として取り入れている方もたくさんいらっしゃいます。
そこでおすすめしたいのが、ダイソーのLEDデコレーションライトです。
100円商品であればコードの長さが120cmで電球数8球のものがあり、300円商品であればコードの長さが210cmで電球数10球のカラーライトのLEDデコレーションライトがあります。
ダイソーのおすすめの照明アイテム③:LEDろうそく
最近はろうそくも実際の火を使わないLEDろうそくというものが人気があります。
もちろんダイソーでもLEDろうそくは取り扱われており、1本100円で購入することができます。
ダイソーのLEDろうそくは電池式で電池の取り換えをすれば半永久的に使用することができますし、倒れてしまったり風が強いところやちょっと不安定な場所で使っても心配いりません。
ダイソーのおすすめの照明アイテム④:LEDアームバンド
こちらは、夜間に野外を散歩したりナイトランなどにおすすめのLEDアームバンドです。
使用にはボタン型電池が必要で、電池を取り付け本体のスイッチを押せばランプが1回目は点灯し、2回目は点滅し、3回目は消灯するようになっています。
このアームバンドは200円商品ですが、他にも同じ200円のLEDヒールクリップや100円商品で手首にはめるタイプのLEDリストライトもあります。
ダイソーのおすすめの照明アイテム⑤:LEDナイトライト
ナイトライトは消灯後にトイレに行きたかったり、小さいお子さんがいらっしゃる方では授乳をしたかったりする際に役立つ照明アイテムです。
足元を照らしてくれるぐらいで普通の照明程明るくはありませんが、赤ちゃんを起こしたくない時やあまり目をさえさせたくない夜間にはおすすめです。
ダイソーのLEDナイトライトはコンセントに挿して、ワンタッチでオンオフできるスイッチがあるのでとても使いやすくなっています。
おすすめの100均グッズ本
ここでは、おすすめの100均グッズを使ったお部屋コーディネートアレンジの本を1冊ご紹介します。
100円グッズで気分が上がる!収納&お部屋アレンジ
笠倉出版社より出ている『100円グッズで気分が上がる!収納&お部屋アレンジ』の本は、キッチンやリビングで使えるおしゃれなDIYやコーディネートアイデアがたくさん紹介されています。
その中にLEDライトを取り入れた照明のコーディネートアイデアも含まれていますので、今回ご紹介したダイソーのLED商品を活用して、お部屋のアクセントにしてみるのもおすすめです。
ダイソーのLED蛍光灯は「グロースタータ方式」
ダイソーのLED蛍光灯は「グロースタータ方式」の器具専用ですので、手持ちの照明器具が「インバーター方式」もしくは「ラピッドスタート方式」のものでは使用できません。
ダイソーのLED蛍光灯の価格は他のメーカーの直管LED蛍光灯より安価とはいえ無駄にならないよう、手持ちの器具の様式をしっかり確認後に購入するようにしましょう。