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2019/08/08

ソファーの掃除方法を解説!掃除機・セスキ・重曹・オキシクリーンを使う方法を紹介

リビングや自分の部屋で使うお気に入りのソファー、皆さんはどのように掃除をしていますか?
飲み物をこぼしたらすぐに拭き、消臭剤だけで済ませる方も多いですが、実はソファーの汚れは毎日の積み重ねによって見えない汚れに変化しているんです。

ここでは見えない汚れにも変化したソファーの掃除の仕方をソファーの素材や洗剤の種類によって解説。忘れがちなソファーの掃除を徹底して快適に過ごしましょう。

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ソファーが汚れる原因5選

食べこぼしが多いとソファーの掃除が大変

私達が普段何気なく座っているソファー。座っているだけでも知らず知らずの内に汚れてしまっていることをご存知ですか。その原因は日常生活に問題のある場合がほとんど。

ソファーが汚れてしまう原因は何処にあるのか。具体的な原因とされる5項目をピックアップ。日常生活を改善すれば防げるものもありますので、気になった部分は見直してみるのもいいかもしれませんね。

  1. 汗や皮脂汚れ
  2. 空気中の油分や煙
  3. お菓子やジュースなどの食べこぼし
  4. クレヨンなどの落書き
  5. ペットの抜け毛

ソファーが汚れる原因①:汗や皮脂汚れ

汗をかいたり、ソファーで寝転んでいると知らず知らずのうちに身体から出た汗や皮脂の汚れがしみこんでしまい、表面上では見えない汚れに変化していくのです。

目には見えないものの臭いは分かる場合があるので消臭剤のみで済ませてしまう場合がありますが、汚れ自体は取れないのできちんと掃除をするようにしましょう。

ソファーが汚れる原因②:空気中の油分や煙

リビングとキッチンが併設されたタイプの1DKやワンルームタイプの部屋では調理中の油と臭い、更には喫煙者の居る場合たばこなどの臭いが空気中を漂ってソファーに吸収されてしまいます。

油やたばこの煙は重曹などの洗剤でしっかり掃除しないと取れない頑固な汚れ。放っておくと臭いも強くなっていくので、掃除は欠かさず行うようにしてください。

ソファーが汚れる原因③:お菓子やジュースなどの食べこぼし

ソファーの上でテレビを見たり、本を読みながらだとどうしても何か食べたくなってしまうもの。ソファーの上で食事をした際の食べこぼしもソファーを汚してしまう原因に。

こぼしてすぐの飲み物ならシミを抜くだけで汚れは取れますが、普段からソファーで食事をしているうちに溜まった汚れは落ちにくいので、徹底した掃除が必要になります。

ソファーが汚れる原因④:クレヨンなどの落書き

お子様がいる家庭ではいちばんの問題となってくるのがクレヨンやペンで描いた落書き。クレヨンは油分を含んだ蝋で作られているので、水で濡らしたふきんで拭くだけでは落ちにくいのが困りモノ。

ペンで描いた場合はインクがソファーにしみこんでしまうので油性の場合も拭いただけでは落ちないのです。

ソファーが汚れる原因⑤:ペットの抜け毛

犬や猫などのペットの抜け毛もソファーに絡み付いてしまって汚れの原因に。ペットは暖かいソファーの上で過ごすことが多く、気づかぬ間に抜け毛まみれになっていることが。

細かいペットの抜け毛はソファーの中や隙間に入り込んでしまうこともあるので、掃除をする際はモップなどで一度抜け毛を払ってから掃除機を使うようにしましょう。

<下に続く>

掃除機を使ったソファー掃除のコツ4選

掃除機を使ってソファーを掃除する

ソファーを掃除する際に大いに役立ってくれるアイテムの一つが掃除機。掃除機を使えば手や箒では取りきれない細かいゴミや手の届きにくい隙間も掃除が出来るので便利。

掃除機を使って掃除をする上で覚えておきたい4つのコツをご紹介。コツをしっかりと覚えればソファーの掃除も捗るので、上手に活用してみてくださいね。

  1. はたきやモップで表面のゴミを取り除く
  2. ソファーの隙間には掃除機のノズルを使う
  3. 掃除機は焦らずゆっくり動かして
  4. 合成皮革のソファーには掃除機を使わない

掃除機を使ったソファー掃除のコツ①:はたきやモップで表面のゴミを取り除く

掃除機を掛ける前に行わなければならないのが、はたきやモップで表面のゴミを払い落とす工程。いきなり掃除機を使ってもゴミを全て取り除けるわけではないので要注意。

ゴミを取り除く場合はポンポンと叩いたり、拭く様に掃いて掃除機ですいやすいようにゴミを払うのがコツ。床に落としたゴミはそのまま掃除機で吸い取ってください。

掃除機を使ったソファー掃除のコツ②:ソファーの隙間には掃除機のノズルを使う

掃除機を使う際は先端のT型部分ではなく、小さなノズル部分を使うのがコツ。T型部分では表面上のゴミしか取れず、細かいゴミを集めきれないからです。

ノズルならソファーの隙間のゴミも取りやすいので、モップやT型では届かない場所もしっかり掃除できることも覚えておきましょう。

掃除機を使ったソファー掃除のコツ③:掃除機は焦らずゆっくり動かして

ソファー以外での掃除法も同じですが、掃除機を使う際はゆっくりと優しく動かしながらゴミを吸い込んでいくのが正しい掃除法。素早く動かすとゴミを吸いきれないばかりでなく吹き飛ばしてしまう事も。

また、掃除機はぴったりとソファーに近づけると動かしにくいので気持ち程度離して使うと掃除がしやすいですよ。

掃除機を使ったソファー掃除のコツ④:合成皮革のソファーには掃除機を使わない

掃除機はソファーを掃除する上で便利なアイテムなのですが、どの素材のソファーにも使えるわけではありません。合成皮革や本革などの革製品のソファーには掃除機を使えないんです。

革製品のソファーは布製のソファーよりもデリケートで痛みやすく、掃除機を掛けると傷をつけてしまう場合があるので、革製品は出来るだけモップと拭き掃除のみにしましょう。

<下に続く>

セスキを使ったソファーの染み抜き掃除の手順を解説

ソファーの掃除にはセスキ水を使う

セスキとは重曹に炭酸ナトリウムを含んだ液体のことで、主に食器やふきんを漬け込んでクリーニングをしたり、拭き掃除に使われることの多いのが特徴的。もちろん、ソファーにも有効。

セスキを使う場合は痛みにくい布製ソファに使うのがおすすめ。ここではセスキを使った掃除法をご紹介するので、毎日の掃除に役立ててくださいね。

  1. 乾いたタオルにセスキを含ませて軽く叩くように押し当てる
  2. 汚れが出てきたら別の乾いたタオルで汚れを吸い取る
  3. 汚れがひどい時は更にセスキを含ませたタオルで押し当てる
  4. スポンジで残った汚れを吸い取る

手順①乾いたタオルにセスキを含ませて軽く叩くように押し当てる

まずは箒などでゴミを取り除いたら乾いたタオルにセスキを含ませておき、ソファーを軽く叩くように押し当てながら叩いていきます。ゴシゴシ拭くと汚れが広がってしまうので叩くようにするのがコツ。

更に、汚れが広がるだけでなく、力を入れすぎることによってソファーが傷つきやすくなる原因にもなるのでゴシゴシと磨かず、トントンと叩いて掃除をしてくださいね。

手順②汚れが出てきたら別の乾いたタオルで汚れを吸い取る

トントンと叩いているうちに汚れが浮き出てくるようになるので、汚れが見えたら別の乾いたタオルを押し当てて汚れを吸い取っていけば後は軽く拭くだけです。

通常はこれで終了なのですが、更に汚れがひどい場合は次の工程に移ります。

手順③汚れがひどい時は更にセスキを含ませたタオルで押し当てる

汚れがひどい場合は先ほどのセスキを含ませたタオルへ、更にセスキを加え、更に押し当てて同じ工程を繰り返します。ここでもゴシゴシと拭いてはいけません。

セスキを多めに含んでいるのでソファーにはかなりの水分が。乾いたタオルでは取りきれないのでスポンジを使った次の工程をお試しください。

手順④スポンジで残った汚れを吸い取る

後は汚れが浮き出たソファーにスポンジを押し当てて汚れを吸い取るだけ。軽く拭けば掃除は終了です。スポンジは超給水タイプを使うと汚れを吸い込んでくれるのでこちらを使いましょう。

セスキは汗や食べこぼしなどの酸性に分類される汚れに効果があり、セスキはアルカリ性の液体なので相性も抜群。臭いもかき消し人体にも影響がないので安心して使用できるものでもあります。

<下に続く>

重曹を使ったソファーの臭い掃除の手順を解説

ソファーの掃除には重曹がおすすめ

セスキのようにアルカリ性を含んだ重曹は料理や洗濯だけでなく、ソファーの掃除でも大活躍。人体への影響が無いのはもちろん、湿気の予防もしてくれる優れもの。

ここでは普段の生活でも便利な重曹を使ったソファーの掃除法法をご紹介。重曹は100円ショップでも買える手軽なものなので、買ったらすぐに試すのがおすすめです。

  1. 掃除機でゴミを吸い取ってから重曹を振り掛ける
  2. 振りかけたら一晩そのままにしておく
  3. 翌日に掃除機で重曹を吸い取る
  4. 最後に消臭スプレーを掛けておく

手順①掃除機でゴミを吸い取ってから重曹を振り掛ける

まずは始めに掃除機でゴミを吸い取り、出来る限りゴミの無い状態にしてからソファーにそのまま重曹を振りかけておきます。背もたれや肘置きといった身体がよく触れる場所に振り掛けるのがポイント。

重曹のアルカリ成分によって汚れだけでなく、ソファーに溜まった臭いにも分解されていくのが重曹のメリットでもあります。

手順②振りかけたら一晩そのままにしておく

十分に重曹を振りかけたら後はそのままにしておくだけ。一晩置いて重曹に汚れを吸わせておくのがこの掃除の仕方でもっとも重要なポイントです。

ただし、お子様やペットのいる家庭では汚れを吸った重曹を舐めたりしないようにする工夫もしておくのが良いでしょう。重曹は無害ですが、汚れを吸わせると有害な成分も一緒に含んでしまいます。

手順③翌日に掃除機で重曹を吸い取る

次の日になったらソファーに掃除機を掛けて重曹を取り除きます。ここでは掃除機のT型部分を使って吸い込んでいきます。床のラグにも重曹を掛けた場合は一緒に掃除をしておくのがおすすめ。

重曹は一度では取りきれない場合もあるので、二回ほど掃除機を掛ける方法もあります。シミも残らず、湿気も吸収してくれるので拭き掃除をする手間も必要ありません。

手順④最後に消臭スプレーを掛けておく

最後に消臭スプレーを掛けておけば重曹を使った掃除は終わりになります。消臭スプレーを使う場合は無臭効果のあるバイオタイプを使うと更に消臭効果が期待できます。

なお、合成皮革でも重曹は使えますが、大量に使うと色落ちしてしまうので、必ず見えないところで試してから重曹スプレーで拭き掃除をするようにしてください。

<下に続く>

オキシクリーンを使ったソファーの黒ずみ掃除の手順を解説

オキシクリーンはソファーの掃除にもぴったり

洗濯洗剤や漂白剤としても使われるオキシクリーンはソファーなどの家具の掃除にも活用可能。成分は漂白剤と同じですが、キツい臭いや目に染みることがないので使いやすさもメリットに。

では、オキシクリーンはソファーの掃除の際には一体どのように使うのでしょうか。ここでは具体的な使い方を4つの項目と一緒にご紹介していきます。

  1. 掃除機でゴミを吸い取っておく
  2. お湯でオキシクリーンを薄めておく
  3. 古い歯ブラシにオキシクリーンを付けてこすっていく
  4. 残った汚れはベンジンで軽く叩く

手順①掃除機でゴミを吸い取っておく

ここでもまず始めに行うのが掃除機でゴミを取る作業。洗剤を使ってソファーを掃除する際は必ずゴミを取り除いてから使うことを覚えておきましょう。

ソファーにゴミが残ったままだと汚れが落ちにくくなり、拭いたりこすったりした際にゴミが広がって二度手間になってしまうので注意が必要です。

手順②お湯でオキシクリーンを薄めておく

オキシクリーンは漂白剤なので、そのままソファーに使うと色落ちしてしまう場合があります。使う前には必ずお湯で5~10倍に薄めてから使うようにしてください。お湯の温度の目安は4~60度くらいです。

また、素手で触ると肌荒れの原因になるのでゴム手袋も忘れずに装着してください。

漂白剤 ゴム手袋 40~60度 5~10倍に薄めて 天然素材は不可。自然素材で染めたものは変色

手順③古い歯ブラシにオキシクリーンを付けてこすっていく

先ほど薄めたオキシクリーンを使い古した歯ブラシに付け、そのままソファーの黒ずみ部分を擦るように掃除していきます。念入りに擦った後は乾いたタオルで拭き取れば完了です。

黒ずみが大きい場合は歯ブラシだと時間が掛かるので、大きめのブラシを使うのもおすすめ。掃除する場所に合わせて使い分けてみてください。

手順④残った汚れはベンジンで軽く叩く

オキシクリーンで取りきれなかった汚れはベンジンを使えば取れることもあります。ベンジンはアルコール成分を含んだ劇物なので、こちらも素手で触らないようにしましょう。

使う際は雑巾にほんの少しだけベンジンを含ませてから黒ずみ部分を叩いて汚れを雑巾に移します。最後に軽く水武器をしたら完了です。布ソファーの場合はブラッシングも忘れずに。

<下に続く>

合皮ソファーの掃除の手順を解説

合皮のソファーの掃除にはコツがある

つるつるして光沢のある合皮ソファーは布製と比べると汚れがつきにくく、耐久面でも優れた点があります。ですが、耐久性があるからといって布製ソファーと同じような掃除の仕方は出来ません。

合皮ソファーには布製と違った掃除方法がありますが、それは一体どのような方法なのか。4つの項目と一緒に解説していきます。

  1. 箒やブラシでゴミをかき出す
  2. ぬるま湯を絞った固めのふきんで叩く
  3. 汚れがひどい時は洗浄液に漬けた布を掛ける
  4. 乾いた布や風を当てて素早く乾かす

手順①箒やブラシでゴミをかき出す

まず始めにゴミをかき出すのはどの掃除法法でも同じであると先ほどご紹介いたしましたね。ですが、合皮ソファーではゴミをかき出すのに掃除機は使わないんです。

合皮ソファーは耐久性があるものの、掃除機を使うと表面を吸った際に合皮が剥がれたり、傷が付いてしまう危険性があるので掃除機は使わないようにしてください。

手順②ぬるま湯を絞った固めのふきんで叩く

掃除機を使わない合皮ソファーに適した掃除方法は拭き掃除。ゴシゴシと力を入れて磨かなければ傷が付くことはないので、ぬるま湯に漬けた固めのふきんを絞って拭いてください。

柔らかいふきんだと汚れが落ちないので、使うふきんは固めのものを。通常なら拭くだけで掃除は完了します。

手順③汚れがひどい時は洗浄液に漬けた布を掛ける

水拭きではどうしても取れない汚れがあった場合は、重曹やオキシクリーンなどの漂白系洗剤は使わず、家庭用の中性洗剤をふきんに含ませて拭く方法があります。

オキシクリーンなどの漂白剤には弱酸性の成分が含まれており、その成分によってソファーの色が落ちたり変色する場合がありますので、基本的には合皮ソファーは水拭きのみで十分です。

手順④乾いた布や風を当てて素早く乾かす

拭き掃除が終わったらソファーに乾いた布を掛け、風を当てて乾かせば掃除は終わりになります。ソファーを乾かす際はできるだけ素早く乾燥させるのもポイントのひとつです。

合皮も含めた革製品はカビが生えやすく、水気を含んだソファーをそのままにしておくと中からカビが生えてソファーがダメになってしまうので、窓を開けて風を入れ、早めに乾かしましょう。

<下に続く>

水洗いできないソファーにはスチームクリーナーで掃除がおすすめ

掃除機で取りきれないソファーの汚れはスチームクリーナーで掃除する

革製品のソファーには布のように水洗いできないタイプがあり、うっかり汚してしまうと掃除が大変。水洗いが出来なければ汚れが落ちないので通常なら諦めてしまいますよね。

水洗いが出来ないソファーには蒸気で汚れを取り除けるスチームクリーナーが有効なんです。専用のカバーを付けて軽く拭き取るだけで汚れも落ちる上に、蒸気だからソファーを傷める心配もありません。

<下に続く>

おすすめの掃除アイテム

ソファーの掃除にも便利なスポンジ

ここまではソファーの掃除の仕方についてご紹介しましたが、掃除をするにあたって必要なものといえば掃除アイテム。やり方がわかっても使うアイテムに問題があれば正しい掃除は出来ません。

『布製品汚れ取りの匠150Extra』(泡立ちなし)
1480円

こちらの布製用クリーナーは泡立ちのない消臭タイプで、食べこぼしや手垢などはもちろん、油や血液といった頑固な汚れもしっかりと落としてくれます。除菌効果も高いので、お子様の玩具にも。

<下に続く>

ソファーの掃除を習慣にして快適な部屋に

毎日ソファーの掃除をして快適に過ごす

普段何気なく座っているソファーは見えない汚れで溢れており、目立たないからといって消臭剤で済ませがち。でも、きちんと掃除をすれば消臭剤に頼らずとも綺麗なソファーで過ごせます。

快適な部屋で過ごすためには床や壁の掃除だけでなく、ソファーのことも忘れないようにしてくださいね。

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