スキレットのサビ落としに使えるアイテム5選
サビ落としには、スキレットを守るためにも洗剤は使わないようにしましょう。
大事に長く使うためにはメンテナンスが必須になるので、メンテナンスや修理するための道具はしっかりと揃えておくと良いでしょう。
ここでは、サビ落としに使えるアイテムについて5つご紹介していきます。
- 柔らかい布
- 柔らかいタワシ(金タワシ)
- 塩
- 重曹
- じゃがいも
それではこれらのスキレットのサビ落としに使えるアイテムについて1つずつ見ていきましょう。
スキレットのサビ落としに使えるアイテム①:厚手の布
まずは、タワシや様々なアイテムを使って落とす前に厚手の布で拭いて取れないか確認しましょう。
鋳物鉄はとても錆びやすい素材なので、こまめに厚手の布で拭いていれば初期段階なら拭くだけで取れることもあります。
この方法では表面を傷つけてしまうこともないので、まずは厚手の布で拭くように心がけましょう。
スキレットのサビ落としに使えるアイテム②:柔らかいタワシ(金タワシ)
柔らかい布でも落ちないという場合には柔らかい金タワシというタワシで優しくこするのがベターです。
金タワシはアルミニウムでできているものがほとんどで、触るとクシャクシャとした感覚がしますよ。
ホームセンターや100円ショップでも販売しているので1つ持っておくと便利かもしれません。
スキレットのサビ落としに使えるアイテム③:塩
スクラブをイメージすればわかりやすいかもしれませんが、サビてしまったところに塩をまぶし、厚手の布でこすることでも落とすことができます。
塩はキャンプなどでも持ち歩く調味料なので、気が付いたその場でメンテナンスすることができて良いですよ。
また、塩は使用したあとでも料理の味に影響を与えることがないので安心ですよね。
スキレットのサビ落としに使えるアイテム④:重曹
頑固なものに対しては、重曹を使った方法でアプローチしていくと効果的かもしれません。
重曹はスキレットだけではなく様々な場所の掃除などにも使うことができる優れものなのでぜひ1家に一つ常備しておくと便利ですよ。
スキレットのサビ落としに使えるアイテム⑤:じゃがいも
サビ落としにじゃがいもを使うのはあまりイメージがつかないという人も多いかもしれませんね。
じゃがいもに含まれている成分にはサビを分解してくれるものがあり、塩などと組み合わせることでより効果的に落とすことができますよ。
スキレットのサビの落とし方【重曹編】
重曹を使った落とし方があるとご紹介しましたが、ここでは重曹を使ったサビ落としの方法について詳細に解説していきます。
使い方の解説に入る前に、重曹と水、金タワシ、油を用意しておくと作業をスムーズに進めることができますよ。
- 重曹に少しずつ水を加えて重曹ペーストを作る
- 重曹ペーストをサビに塗り込む
- しばらく置いた後に金タワシで擦り洗うのを落ちるまで繰り返す
- 油で全体をコーティングする
重曹を使ったスキレットのサビの落とし方①:重曹に少しずつ水を加えて重曹ペーストを作る
まずは別の容器に重曹を入れ、少しずつ水を加えながら混ぜて重曹ペーストを作ります。
扱いやすい硬さであれば良いので自分好みの硬さになるまで水を加えて調節しましょう。
この重曹ペーストは他の場所の掃除にも重宝するアイテムになるので作り方を覚えておくと便利ですよ。
重曹を使ったスキレットのサビの落とし方②:重曹ペーストをサビに塗り込む
できた重曹ペーストをサビてしまった部分に塗り込んでいきましょう。
この時は指でゴシゴシこするのではなく、サビの部分を包むようにして塗っておくだけでOKです。
重曹を使ったスキレットのサビの落とし方③:しばらく置いた後に金タワシで擦り洗うのを落ちるまで繰り返す
重曹ペーストがしっかりと浸透するようにしばらく放置した後に、金タワシで重曹ペーストごと擦っていきます。
このとき落ちてきてポロポロとカスが取れてくることもあるかもしれません。
そうしたら洗ってしっかりと水分を拭き取りましょう。
これを取れるまで繰り返し、綺麗にしていきます。
重曹を使ったスキレットのサビの落とし方④:油で全体をコーティングする
しっかりと落として乾燥させたら、油で全体をコーティングしていきましょう。
油でコーティングすることによってサビにくくなるという効果があります。
このとき、しっかりとスキレットの水分を取っておかないと逆効果になってしまうので注意してくださいね。
スキレットのサビの落とし方5選【食料品編】
落とし方には、重曹だけではなく身近な食料品を使って落とす方法もあります。
ここでは、身近な食料品を使った落とし方について5つご紹介していきます。
- 塩を使った落とし方
- 酢を使った落とし方
- じゃがいもを使った落とし方
- レモンを使った落とし方 5.コーラを使った落とし方
それではこれら5つの食品を使った落とし方について1つずつ見ていきましょう。
スキレットのサビの落とし方①:塩を使った落とし方
塩を使った落とし方は、塩をサビの部分にふりかけて厚手の布や金タワシでこすることで落としていきます。
塩を使った落とし方は人間で言うスクラブに似ていて、実は塩だけではなく砂糖でも似たような効果を得ることはできます。
ただしベタベタになりやすいので塩を使った方法の方が一般的になっていますよ。
スキレットのサビの落とし方②:酢を使った落とし方
サビはクエン酸に反応して落ちやすくなる傾向があり、そのため、クエン酸が含まれている食材はサビ落としに役立ちます。
その代表的なものが酢で、酢をスキレットに入れるか酢に浸してしばらく漬けておきます。
その後厚手の布や金タワシで優しくこすると取れやすくなっていることがわかりますよ。
スキレットのサビの落とし方③:じゃがいもを使った落とし方
先ほどもご紹介しましたが、じゃがいもに含まれている成分にはサビを落とす効果を持っているものもあります。
そのため、じゃがいもを半分にカットして断面をこすりつけるようにして洗うと取れてきます。
このとき、塩をまぶしておくとより効果が得られるようになるのでおすすめです。
スキレットのサビの落とし方④:レモンを使った落とし方
レモンやレモン汁にはクエン酸がたくさん含まれているので、サビ落としにとても効果的な食材です。
レモン汁をつけたり、レモンの皮で擦ったりすることでサビを浮かせて落とすことができますよ。
スキレットのサビの落とし方⑤:コーラを使った落とし方
コーラを使ってサビ落としをすると言うのはなかなかイメージがつかないと言う人も多いかもしれません。
実はコーラにはクエン酸が含まれていて、そのクエン酸の効果でサビ落としをすることができるのです。
ただし砂糖と同じようにベタついてしまうので注意は必要です。
スキレットがサビてしまう原因3選
スキレットのサビを落とすことができるようになっても、原因を断たなければ次から次へとサビついてしまいます。
それを防ぐためにも原因についてしっかりと知っておくことが大切です。
ここでは、原因について3つご紹介していきます。
- 水分が残っていた
- メンテナンスを怠った
- 料理を置いたままにした
それではこれら3つの原因について1つずつ見ていきましょう。
スキレットがサビてしまう原因①:水分が残っていた
使い終えて洗った後に水分が少しでも残ってしまっていると、サビてしまう原因になります。
水分が残っているとすぐにサビついてしまうので、スキレットを使った後は布でしっかりと拭き取るか空焚きで乾燥させることがとても大切です。
スキレットがサビてしまう原因②:メンテナンスを怠った
長く使うために必須になるメンテナンスは、怠ったまま使用を続けていると原因になってしまいます。
使った後は必ずメンテナンスを行うとともに、スキレットの状態に合わせた処置を行うようにしましょう。
スキレットがサビてしまう原因③:料理を置いたままにした
スキレットのまま食卓に出すのはおしゃれでインスタ映えするので流行しているのですが、それも原因になってしまいます。
料理は必ず水分が含まれているのでずっと料理を置いたままにするとサビやすくなってしまいますよ。
スキレットをサビたまま使用すると危険な理由4選
スキレットはおしゃれで気軽に使うことができるので普段の料理にも取り入れているという人が増えてきています。
ですが、そのまま使うと危険だということを知っている人は意外と少ないものです。
ここでは、サビたまま使用すると危険な理由について4つご紹介していきます。
- 料理の味に影響が出る
- スキレットが割れる
- 鉄の匂いがするようになる
- 料理に入る
それではこれら4つのサビたまま使用すると危険な理由について1つずつ見ていきましょう。
スキレットをサビたまま使用すると危険な理由①:料理の味に影響が出る
サビたまま使用すると、鉄のサビの味が作った料理に移ってしまうことも考えられます。
せっかく美味しい料理を作っているのにサビの味がするのはあまり好ましくはないですよね。
また、サビてしまうと火の通り方が一定ではなくなり、味にムラが出てしまう可能性もあります。
スキレットをサビたまま使用すると危険な理由②:スキレットが割れる
サビたままお湯を沸騰させたりすると、温度が急激に上がって割れてしまうことがあります。
調理中にスキレットが割れてしまった事例もあり、調理している自分自身がとても危険なので、気をつけましょう。
スキレットをサビたまま使用すると危険な理由③:鉄の匂いがするようになる
味に影響が出てしまうだけではなく、鉄っぽい匂いが料理に移ってしまうのもサビたまま使い続けることによる弊害です。
鉄っぽい匂いは意外と強く感じられるので、少しくらい平気だと考えていると料理を全て捨てなくてはいけなくなることもありますよ。
スキレットをサビたまま使用すると危険な理由④:料理に入る
サビたまま調理をしていて調理器具などの擦れで取れてしまった場合、料理に入ってしまうことがあります。
味や匂いに影響を与えるだけではなく、あまり健康にもよくなさそうなイメージがありますよね。
スキレットを茶色くサビさせない対策方法6選
大切に長く使うためには、サビついてしまわないようにする様々な対策方法を行うことが必要です。
ここでは、茶色くなる前におすすめの対策方法について6つご紹介していきます。
- こまめに水分を拭き取る
- 空焚きで乾燥させる
- 使用した後は油でコーティングする
- 小さなサビを見つけたらすぐに対処する
- 湿気の多い場所に置かない
- 保管するときは新聞紙に包む
それではこれら6つの茶色くなる前におすすめの対策方法について1つずつ見ていきましょう。
スキレットが茶色くサビる前におすすめの対策方法①:こまめに水分を拭き取る
まずは使用して洗った後などに濡れた状態で放置しないようにしっかりと水分を拭き取ることが基本になります。
洗った後だけではなく、水分がついてしまっている時には必ず拭き取るようにするとサビてしまう確率をぐっと抑えることができますよ。
そのため、こまめにスキレットに水分がついていないか確認してあげると良いのではないでしょうか。
スキレットが茶色くサビる前におすすめの対策方法②:空焚きで乾燥させる
水分が残っている場合には、空焚きでスキレットの水分を飛ばすという方法もあります。
火に直に当てて黒っぽくなってきたら火から外して、様子を見ながら何度か繰り返しましょう。
火にかけてとても熱くなるので、ミトンなどを使用して直接鉄の持ち手を持たないようにしましょう。
スキレットが茶色くサビる前におすすめの対策方法③:使用した後は油でコーティングする
洗ってしっかりと乾燥させたら、油を薄く塗ってコーティングしてあげることが大切です。
油でコーティングすることで水分を弾いてサビにくくなるだけではなく、このような鉄製の鍋やフライパンはこうして油でおおうことで丈夫に育っていきますよ。
スキレットが茶色くサビる前におすすめの対策方法④:小さなサビを見つけたらすぐに対処する
このようにしっかりと対処していてもどうしてもサビてしまうことはあり、時々小さなサビを見つけることもあるでしょう。
そのような場合には小さいからといってあとでまとめて取るのではなく、その場でしっかりと除去するように心がけましょう。
サビたまま使用すると様々なデメリットがあり、あまりおすすめすることができません。
スキレットが茶色くサビる前におすすめの対策方法⑤:湿気の多い場所に置かない
スキレットを保管する場合には、できるだけ湿気の少ない場所を選んで置いておくと良いでしょう。
乾燥している場所に置いておくことで原因から遠ざけることができますよ。
スキレットが茶色くサビる前におすすめの対策方法⑥:保管するときは新聞紙に包む
保管するときは新聞紙で包んであげると余分な水分を新聞紙が吸い取ってくれるのでサビにくくなります。
長期間保存するときは時々新聞紙を交換することで効果を一定に保つことができますよ。
おすすめのスキレットレシピ本
スキレットは通常のフライパンとして使うこともできますが、スイーツやハイキングで味わいたい山ご飯など作れる料理は様々な種類があります。
そのため、スキレットを使ったレシピを紹介した本が多く出版されていて、どれも参考になるものばかりですよ。
おすすめは「毎日スキレット! もっと簡単&おいしいスキレット活用レシピ」と「ロッジ発 スキレット絶品レシピ」、「簡単! 毎日使える! スキレットの本」の3冊です。
これらの3冊でほとんどのレシピを網羅することができますよ。
スキレットのサビを落として長く大切に使おう!
スキレットは鋳物鉄の場合がほとんどなので、大切に使えば長い期間買い換えずに使い続けることができます。
サビは身近にあるもので簡単に落とすことができるので、サビたままにせずしっかりと落としてあげましょう。
様々な料理を作ることができてとても便利なスキレットのサビを落として、長く大切に使いましょう!
\スキレットのシーズニング(お手入れ)はこちらをご覧ください/
スキレットのシーズニング特集!方法や失敗例・シーズニング不要の商品も紹介スキレットのシーズニングとは シーズニングとは、スキレットに必要不可欠な手入れの事をいいます...