湿気の原因
空気中の水分が多くなることで、起こるのが湿気。
何が原因で湿度が上がってしまうのでしょうか。
- 雨
- 部屋干し
- 換気が不十分
- 人の呼吸
湿気の原因について詳しく解説①:雨
雨が多い季節は、どんな家でも湿気が多くなってしまいます。
雨が降ると、窓もしめきりのまま。
外の空気の水分量が上がることで、湿気を感じやすくなります。
それに影響を受けて、部屋の中の空気の水分も多くなってしまうんです。
そのため、ジメジメ度も高くなってしまいます。
湿気の原因について詳しく解説②:部屋干し
梅雨は部屋干しをすることも多いもの。
においも気になりますが、湿気も気になります。
濡れた服を部屋に置いておくことで、湿気が多くなってしまいます。
部屋の空気中に含まれる水分が多くなることが原因です。
洗濯物の量が増えるにつれて、湿気も増えていきます。
窓も締め切っていて、空気の流れができないことも原因の1つ。
空気の流れを作ること。
洗濯物を早く乾かすことが湿度を下げるポイントです。
湿気の原因について詳しく解説③:換気が不十分
家の中で湿気がたまりやすい場所として、浮かぶのはお風呂でしょう。
シャワーだけであっても、空気中の水分量が上がるので、湿度は高くなります。
換気のためにドアを開けていると、家の中の湿度も上がってしまいます。
浴槽にお湯が入った状態だと、さらに高くなってしまう湿度。
お風呂に入った後は、しっかり換気をしておく必要があります。
換気扇を少し回しているだけでは足りません。
水気がない状態まで換気できるのが理想。
寝ている間は換気扇を回しておきましょう。
湿気の原因について詳しく解説④:人の呼吸
人が呼吸をするだけでも、空気中の水分量は変わります。
これは、呼吸の中にも水分が含まれているため。
人口密度が高くなると、息苦しさを感じることもありますよね。
周囲の温度と同時に、湿度も上がっていることが原因なんです。
これは外の温度と室内の温度の差が大きくても感じやすいもの。
人が多く集まる時は、事前に換気をして気流を作っておくのがおすすめ。
窓を開けておけるときは、開けておきましょう。
窓を開けることができない時は、換気扇を回しておくだけでも問題ありません。
手軽で簡単!ペットボトルを使った除湿方法
湿度が気になるけど、エアコンをつけるほどではない時もありますよね。
そんな時に使ことができる方法が、ペットボトル除湿。
やり方はとっても簡単。
必要な物は水を凍らせたペットボトルと受け皿、扇風機だけ。
コップに冷たい飲み物を入れておいておくと、水滴ができますよね。
これと同じ原理を利用している方法なんです。
部屋の空気を冷やして、液体にすることで湿度を下げることができます。
部屋の温度を下げることもできて、一石二鳥です。
竹炭を使った除湿方法
竹炭は、竹を炭にしたもので、消臭に効果があるものと聞いたことはあるでしょう。
実は、湿気対策にも有効な方法なんです。
竹炭には、たくさんの穴があり、十分に湿気を吸い取ってくれます。
それだけではなく、乾燥している時は、吸い取った水分を出してくれるんです。
除湿の方法は、竹炭を置いておくだけ。
そのまま置くのは気になるので、通気性が良いものでくるんで置きましょう。
洗って天日干しすれば、ずっと使うことができます。
それが面倒な場合は、交換の目安は3ヶ月。
バーベキューや炭火焼きを自宅ですることもできますね。
長期間使えて、お財布にもやさしい除湿方法ですよ。
玄関におすすめの除湿方法6選
玄関に使える除湿の方法を見てみましょう。
- 換気する
- 除湿剤を使う
- 除湿機を使う
- 新聞紙を置く
- 傘を置かない
- 濡れた靴は乾かす
玄関におすすめの除湿方法①:換気する
1番簡単な除湿の方法は、換気をすること。
玄関は、家の中でも風が通りにくい作りになっているもの。
そのため、湿気が多くなりやすいです。
気温が高くなってくると、においが気になることもあるでしょう。
玄関を開けておいた方が効果的。
しかし、中をのぞかれたりする心配があります。
小窓がある場合は、少し開けておくだけでも、気流を作ることができます。
最低でも1時間は開けておいてください。
空気が入れ替わることで、湿気も少なくすることができます。
小窓がない場合は、扇風機で気流を作りましょう。
玄関におすすめの除湿方法②:除湿剤を使う
家の中でも、玄関は狭い空間。
除湿剤を使っても、効果が期待できます。
除湿剤は3個セットで売られているものが一般的。
下駄箱の中と棚の上などに置いておくと良いでしょう。
玄関におすすめの除湿方法③:除湿機を置く
除湿器を使う場合は、窓は閉めておきましょう。
風が入ってきてしまうと、除湿に時間がかかってしまいます。
また、下駄箱の扉は開けておいてください。
下駄箱の中だけではなく、靴も一緒に除湿することができますよ。
玄関におすすめの除湿方法④:新聞紙を置く
新聞を取っている家庭は、除湿にも活用しちゃいましょう。
新聞紙は、水気をよく吸い取ってくれます。
靴の下や、玄関に広げて置いておくだけで、十分除湿することができます。
ただ、湿気を吸った新聞紙をそのまま長く置いておくことはやめましょう。
吸い込める水分量を超えると、周囲がびちゃびちゃになってしまう可能性があります。
水分が出てくることで、湿気を発生させカビの原因にも。
玄関におすすめの除湿方法⑤:傘を置かない
傘を濡れた状態で、玄関に置くのは良くありません。
傘に付いた水滴から、すぐに湿度が上がってしまいます。
玄関の中に傘を置く場合は、乾いた状態にしましょう。
日の光に少し当てて、乾かした方が効果的です。
できるだけ傘は外に置き場を作った方が良いでしょう。
玄関におすすめの除湿方法⑥:濡れた靴は乾かす
傘と同じで、靴が濡れた状態のまま置かれているのは良くありません。
湿気が発生するだけではなく、嫌なにおいの原因にもなってしまいます。
別の場所で干して乾かした方が良いでしょう。
急いで乾かしたい場合は、ドライヤー風をあててあげるだけでも変わります。
靴の中に新聞紙を丸めて入れておくだけでも違います。
靴にある水分を吸いっとってくれるので、乾きも早くなりますよ。
冬におすすめの除湿方法5選
寒い冬は、温かい場所から動きたくなくなってしまいますよね。
効果的な除湿の方法は何があるのでしょうか。
- 室温をあげる
- 換気する
- 換気扇を使う
- 重曹を使う
- ドアを閉めておく
冬におすすめの除湿方法①:室温をあげる
室温をあげると、周囲の空気も温まるもの。
空気が温まることで、空気中の水分の粒が小さい物から大きい物へ変化します。
空気中の水分量が多くなることで発生するのが湿気です。
そのため、湿度を下げる方法としても使うことが可能。
部屋を暖めるだけで、除湿もできる手軽な方法です。
冬におすすめの除湿方法②:換気する
冬であっても、換気をするのは除湿に有効な手段。
窓を開けるときは、対角になるようにしておきましょう。
空気が流れる方向を作っておくことが大事です。
ただ、長い時間窓を開けておくのはつらいですよね。
新しい住宅は、シャッターがついていることも増えています。
シャッターを閉めた状態で、少しの時間窓を開けておくだけでも大丈夫ですよ。
余談ですが、これは夏の暑さ対策にも使うことができます。
重要なのは、空気の流れを作ることですよ。
冬におすすめの除湿方法③:換気扇を使う
窓を開けずに除湿をするには、換気扇を回しておくだけでも問題ありません。
部屋の中の空気が入れ替えることができれば、湿度も変わります。
湿度が気になる時は、最低でも30分は回しておきましょう。
換気扇の強さは、弱でも大丈夫ですが、時間がかかります。
さっと空気を入れ替えたい時は、強にしておきましょう。
湿度のある部屋の空気をあっという間に変えてくれるはずですよ。
ただ、音が気になってしまう人もいるかもしれません。
自分に合った方法を使ってみてください。
冬におすすめの除湿方法④:重曹を使う
ペットボトルや竹炭と同じような効果を得ることができる方法です。
お皿などに入れて、置いておくだけ。
こぼしてしまわないよう通気性の良いもので覆っておきましょう。
湿気を吸い取ってくると、だんだん固まってきます。
固まってきたら交換しましょう。
ゴミ箱の中も消臭してくれますよ。
冬はできるだけ部屋の温度を下げたくないもの。
湿気が取れて、冷えることもないのでおすすめです。
冬におすすめの除湿方法⑤:ドアを閉めておく
湿度が高い場所を開けっぱなしにしておくことはやめましょう。
開けっ放しにしていることで、湿った空気が流れてきてしまいます。
お風呂はしっかり乾燥するまで換気扇を回しておいた方が良いです。
また、冬は浴槽にお湯を入れていることも多い。
浴室の湿度を早く下げるために浴槽の蓋は閉めておきましょう。
そうはいっても、常に閉めたままにしてしまうのは危険。
カビがあっという間に繁殖してしまうかもしれません。
窓を開けて換気する日も作るようにしましょう。
エアコンの除湿上手に使う方法
エアコンは手軽にできる除湿方法の1つ。
単に除湿といっても、方法に違いがあることは知っていましたか。
- 弱冷房除湿
- 再熱除湿
- 扇風機を使う
- 使い分け方を知る
エアコンの除湿上手に使う方法①:弱冷房除湿
冷房は部屋の温度を下げるもの。
同時に除湿もしてくれるのが、弱冷房除湿という機能。
室内の空気を吸い取って、冷やした空気を送っています。
効きすぎると、肌寒く感じてしまう場合もあります。
エアコンの除湿上手に使う方法②:再熱除湿
部屋の湿度を下げるための機能が再熱除湿。
集めた部屋の水分をちょうど良い温度に温めています。
そのため、部屋の温度は変わりません。
温める必要がある分、電気代は高くなってしまいます。
エアコンの除湿上手に使う方法③:扇風機を使う
エアコンだけでも十分湿度を下げることができます。
しかし、早く湿度を下げたい場合には扇風機を使った方が効果的。
空気の流れができることで、部屋の空気を吸い込むのが早くなります。
湿度がなくなり過ぎることで、寒さを感じる場合もあります。
快適な温度を保てるように調節しましょう。
エアコンの除湿上手に使う方法④:使い分け方を知る
冷房・暖房・除湿の効果の違いがわかれば、使い分けも簡単。
状態によって、使う機能を選びましょう。
人が不快に感じる湿度の目安は40~60%。
ちょうど良い湿度になるよう調節しましょう。
高すぎるとジメっとして汗ばんで嫌な気分に。
また、カビの繁殖が活発になってしまいます。
逆に除湿をし過ぎて乾燥してしまうわないように注意しましょう。
インフルエンザなどのウイルスが活発になってしまいます。
部屋干しにおすすめの除湿方法6選
部屋干しはにおいも気になります。
少しでも早く除湿する方法はどうしたら良いのでしょうか。
- 除湿機
- 扇風機
- エアコン
- 新聞紙を置く
- 竹炭を置く
- 塩を置く
部屋干しにおすすめの除湿方法①:除湿機を使う
除湿器があれば、使った方が湿度を下げるのは早くなります。
洗濯物に向けて、風が行くようにしておきましょう。
除湿器の種類によっては、定期的に水を捨てる必要があります。
ある程度湿度がとれると、自動で止まるものも。
説明書をしっかり確認しておきましょう。
部屋干しにおすすめの除湿方法②:扇風機を使う
部屋干しで湿度が高くなるのは、空気中の水分が増えるため。
手っ取り早く、除湿する方法として扇風機を使います。
洗濯物を早く乾かすことができれば、湿度も下げやすくなります。
日光に当てた方がすっきり乾く気がしますが、それだけでは足りません。
洗濯物を乾かすのに必要なのは風です。
扇風機は簡単に風を作るために使うことができるものの1つです。
部屋干しにおすすめの除湿方法③:エアコンを使う
エアコンの風を当てるのも、簡単な方法の1つです。
季節に合わせて、冷房や暖房にしておいても除湿の効果は期待できます。
しかし、冷やす場合は、空気中の小さい水分の粒が増えてしまう可能性も。
そのため、温めた方が効果が高くなることもあります。
部屋干しにおすすめの除湿方法④:新聞紙を置く
新聞紙を丸めておいておいた方が効果的。
見た目は良くないですが、除湿にはおすすめ。
洗濯物に含まれて空気中に出てくる水分を吸い取ってくれます。
新聞紙には消臭効果もあるので、部屋干しの嫌なにおいを取ってくれますよ。
部屋干しにおすすめの除湿方法⑤:竹炭を置く
新聞紙と同じ作用があります。
洗濯物の下に置いておくだけで大丈夫です。
竹炭であれば、何度も繰り返し使うことができてエコ。
ただ、手入れをきちんとしておく必要があります。
少し手間はかかってしまうのが難点。
マイナスイオンを発生させてくれるので、癒しにもなるはず。
インテリアの邪魔をしない見た目がかわいいものも。
飾りの中に紛れ込ませておいても良いですね。
部屋干しにおすすめの除湿方法⑥:塩を置く
除湿のために何かを購入するのは嫌だという場合に使える方法です。
料理をする家庭なら置いてあるものでしょう。
除湿をする方法は、お皿に乗せて塩を置いておくだけ。
重曹と同じように、湿気を吸い取ってくれます。
湿気を吸った塩は、再利用することも可能。
フライパンで煎るだけで、吸い取った湿気を取り除くことができます。
ついでに部屋の浄化もできるかもしれませんね。
除湿機で効果的に除湿をするポイント
除湿機も使い方を間違えると、効果を発揮してくれません。
押さえておくべきポイントを覚えておきましょう。
- 季節によって種類を変える
- 置く場所に気をつける
- ドアや窓を閉めておく
- 扇風機を使う
除湿機で効果的に除湿をするポイント①:季節によって種類を変える
除湿機の除湿方法は大きく4つに分けられています。
コンプレッサー式やペルチェ式のものは、気温が高い時期におすすめ。
気温が低い時期におすすめのものはデシカント式。
季節によって変えた方が良いといっても、何台も置いておくのも大変ですよね。
1年を通して使うことができるのがハイブリット式のものです。
他のものと比べると、価格が高く本体も大きくなります。
時期に合っていないものは、効果が薄れてしまいます。
購入する時は、どちらが良いのか検討してからにしましょう。
除湿機で効果的に除湿をするポイント②:置く場所に気をつける
除湿機は、置く場所によっても効果の違いが表れます。
どこに置くにしても、吸水口と排水口をふさいでしまわないよう注意しましょう。
湿気は低い所にたまりやすくなっています。
部屋の除湿をしたい場合は、中央に置くのが最も効果的。
洗濯物や一定の場所を除湿したい場合は、その近くに置きましょう。
ただ、近づけすぎてしまうのは危険です。
火災や事故につながる原因にもなってしまいます。
一定の距離をとるよう気をつけましょう。
除湿機で効果的に除湿をするポイント③:ドアや窓を閉めておく
除湿をするには、換気は効果的な方法。
しかし、除湿機を使う場合は逆効果になってしまいます。
除湿機は、空気を吸い込むだけではなく、排出もしています。
除湿機に出してもらった空気を留めておくように気をつけましょう。
外から空気が流れてきてしまうことで、除湿に時間がかかってしまいます。
また、時間がかかることで電気代も余計にかかってしまい、もったいないです。
家全体を除湿したい場合は、1部屋ずつの方が良いでしょう。
その方が効果が早く出ますし、結果として安くなるはずですよ。
除湿機で効果的に除湿をするポイント④:扇風機を使う
除湿を効果的にするには、除湿機であってもやはり扇風機が必要。
除湿機だけを使用した場合、その周辺の除湿は早くなるでしょう。
しかし、全体を効率よく除湿するには、風を送ってあげた方が良いんです。
風を送ることで空気を吸い込むのが早くなります。
また、排出した空気を効率よく広げてくれる効果もあります。
除湿機を使う場合にも、空気の流れを作ることは大切です。
除湿機の周囲だけが除湿された状態で止まってしまう可能性もあります。
特にセンサー機能などがある場合は、併用した方が良いかもしれません。
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除湿に使用するのはシリカゲル。
切り花や押し花に使用することもあるものです。
効果が薄れてきたら、レンジで温めることで何度も使うことが可能。
湿気が多い場所に置いておくだけで、除湿してくれます。
観葉植物を置くと、湿気が発生するし世話も大変。
これなら水をあげる必要もなく簡単です。
サボテン以外にも猫や犬などの形があります。
インテリアとしてもかわいい除湿グッズです。
除湿の方法は部屋に合わせて選ぼう
除湿には機械を頼ってしまうのが1番早いです。
しかし、長時間使用するのは電気代も気になりますよね。
繰り返し使うことができる方法も多くあります。
身近な物を上手に使って除湿をしてみてください。
少しでも快適な暮らしを目指しましょう。