ストラップの素材
それでは先ずストラップ作りに欠かせない、各種素材をチェックしていきます。
チェックしていく素材は以下の6つです。
- ビーズ
- 革(レザー)
- 毛糸
- 羊毛フェルト
- UVレジン
- プラバン
素材①:ビーズ
オリジナルのストラップを作っていく際、最も身近で簡単な素材がビーズ系。
ビーズにはその形状から、ビーズそのものの素材、カラーに至るまで千差万別。
そのため、ご自身の好みに合わせて色んなストラップを作ることが出来ます。
100均ショップで調達できるガラス系のビーズから、天然石を利用したちょっと豪華なビーズまで。
本当色んな種類がありますから、作品のイメージに合わせて様々なビーズを揃えていきましょう。
素材②:革(レザー)
続いての素材は革(レザー)。
革系の素材はちょっと敷居が高いように感じますが、それも昔の話。
今となっては100均でフェイクレザーを調達出来るようになったので、ハンドメイド系でもかなり身近な素材となりました。
フェイクレザーがあれば、ちょっとした小物から入れ物まで作れるようになります。
もちろんストラップのための素材としても使えるので、100均の革素材は入門用としては良いかもしれませんね。
素材③:毛糸
毛糸もまたハンドメイド系の素材の中では大分親しみ深いですね。
100均ショップでも細めから太めの毛糸。
グラデーションからパステルカラーの毛糸と、幅広い品種を揃えることが出来ます。
ストラップにするなら最も簡単なのはボンボンにする作り方。
ちょっと上級レベルになるとかぎ編みでマスコットキャラを作って、それをストラップにして仕上げるやり方もありますね。
柔らかい雰囲気なのでどこか癒やされたい気持ちがあるなら、毛糸の素材で制作するのもまたおすすめです。
素材④:羊毛フェルト
素材の4つ目は羊毛フェルトです。
羊毛フェルトはニードルと呼ばれる専用の針でブスブス刺して、お好みの形を作っていく手芸の1つ。
素材自体がフワフワしているので、そのフワフワさ加減を活かしたマスコット風の可愛いキャラクター。
もしくは本物そっくりの猫や犬といった動物系羊毛フェルト作品が人気ですね。
手乗りの小型サイズの作品が多いので、ストラップのようなアクセサリーとして活用するのにもピッタリな素材といえます。
素材⑤:UVレジン
UVレジンとは紫外線によって固まる液体のこと。
お好みのイラストからペーパーといった紙系の素材。
その他、ガラスストーン系やラメパーツなど固形物からキラキラした粉類など。
色んなものを混ぜて硬化させる事が出来ます。
その制作の自由度の高さから、ハンドメイドの通販サイトでは多種多様な華麗な作品を目にすることが出来ます。
9ピンや丸カンなどの接合系パーツ。
そのほか接合部付きのミール皿などを上手く活用する事で、レジン系ストラップも手軽に作れますよ。
素材⑥:プラバン
素材の6つ目はプラバン。
最近では100均ショップでもよく見掛ける素材ですね。
プラバン自体は厚さ約0.4mm程度の薄さです。
しかしながら、オーブントースターで焼くことで縮んで厚くなり硬化するという性質を持っています。
プラバンを使った遊びは、だいたい1980年代から90年代にかけてかなり流行っていた遊びとの事。
最近だと100均ショップで手軽に調達できるようになったので、アクセサリー作りに利用される場面も増えてきています。
ストラップ作りに必要な材料と道具
ストラップを作るための各種素材を紹介した次は、材料や道具類についてもチェックしていきましょう。
主に必要となる材料と道具類は、以下の5点です。
- カニカンストラップ
- 丸カン
- 接着剤など
- ニッパーや丸やっとこの道具類
- UVレジンのモールド
材料・道具①:ストラップパーツ
まずはストラップパーツ。
手作りストラップを作るためには欠かせない材料です。
激安雑貨1号店から出ているストラップパーツは100本セットで価格がなんと「215円」
1本あたりの原価が2.15円という破格の安さです。
安い反面何本か不良品も混じっているようですが、それを差し引いてもかなり安価。
ストラップ作りをおおいに楽しみたい方には、うってつけの材料といえるでしょう。
材料・道具②:丸カン
続いて丸カン。
丸カンの使いどころは、主にストラップパーツとストラップに付ける本体パーツとを繋げる時に用います。
「PandaHall Elite」の丸カンは6種類のサイズに分かれていて、色も4種類から選ぶことが出来ます。
容量もたっぷり入っていて、リング自体の強度もしっかりしているのでおすすめの丸カン商品です。
材料・道具③:接着剤など
革系や毛糸、あとフェルト生地を利用した本体パーツは接着して固める処理が必要なことも出てきます。
そのため、多用途の強力接着剤が1本あるとハンドメイドの作業がとても捗ります。
ない場合は木工用ボンドでもなんとかなりますが、ハンドメイド作品をよく作られる方は1本あると便利ですよ。
材料・道具④:ニッパーや丸やっとこの道具類
ニッパーや丸やっとこなどはビーズ系のみならず。
レジンにTピンをつけて、アクセサリーパーツを作ったりする時にも役立ちます。
ニッパーや丸やっとこなどが付いたこちらの4点セットがあれば、ひとまずビーズ系とレジン系の工作で困ることはないでしょう。
是非お手にとってみてはいかがでしょうか。
材料・道具⑤:UVレジンのモールド
レジン系のモールドはレジンだけでなく、樹脂粘土系でも効力を発揮します。
こちら「Let's Resin」の23種類セットのモールドは型の形が多種多様で、イメージ通りの作品が作れたと評判も高いです。
レジン系の作品をよく作られる方には、おすすめしたい商品ですね。
ビーズを使ったストラップの作り方
それでは各種素材や道具などをチェックしていったところで、ビーズストラップの作り方を見ていきましょう。
ビーズストラップは様々な種類がありますが、今回は簡単な作り方をチョイスしてみました。
詳細な作り方については、下の動画をどうぞご覧になってください。
ビーズストラップの作り方の工程は次の6点になります。
- メタルビーズにオペロンゴムを通す
- 大小のビーズをゴムに通していく
- 下側のストッパー用にクリアビーズを付けていく
- 上下のビーズに丸カンを付ける
- 瞬間接着剤でビーズと丸カンの接合部を接着する
- メタルビーズの上側に、カニカン付きストラップを取付ける
作り方①:メタルビーズにオペロンゴムを通す
ビーズストラップの作り方1工程目。
最初に、メタルビーズにオペロンゴムを通していきます。
通したら両端のゴムを1回グッと結びましょう。
ゴムの両端をしっかり揃えつつ押さえながら、結び目を下のほうにギューッと押していきます。
こうすることでゴムのほぼセンターにビーズがきて、結ぶことが出来ます。
そして2回目、3回目と同様にしっかり強く結んでいきましょう。
結んだら、結び目部分が両穴の中心にくるように微調整していきます。
作り方②:大小のビーズをゴムに通していく
作り方のプロセス2つ目。
メタルビーズの次は大小、各種類のビーズをゴムに通していきます。
まずはウッドビーズ、半透明タイプのビーズ(大)、ビーズ(小)。
そうしてビーズ(大)とビーズ(小)を交互に通していきます。
最後にウッドビーズを通していきましょう。
ビーズ部分の個数は、全体のバランスを見て調整してみてください。
作り方③:下側のストッパー用にクリアビーズを付けていく
作り方の工程3つ目。
次に、下側のストッパー用にクリアビーズを付けていきます。
先ずは片側のゴムにビーズを通します。
そしてもう片方のゴムが、ビーズ内で交差するように逆側から通していきましょう。
この際、先に通してあるゴムを引きつつ通すと若干通しやすくなりますよ。
クロスさせたら両端を引っ張って、まずは強すぎず軽めに締めていきます。
強く締めてしまうとテンションが掛かりすぎるので、軽く締めるのがポイントですね。
そして2回目は少し強めに、3回目は更に強く締めていきます。
これでストラップの本体部分が完成です。
作り方④:上下のビーズに丸カンを付ける
作り方のプロセス4つ目。
続いて上下のビーズに丸カンを付けていきます。
丸カンを通した後、2本のラジオペンチを用いてしっかり閉じていきましょう。
反対側も同じ様に通していってください。
最後に、余ったゴムをハサミやペンチなどで切り取っていきます。
これで上下の接続部分の作成も完了しました。
作り方⑤:瞬間接着剤でビーズと丸カンの接合部を接着する
作り方の5工程目です。
このままだと結び目が丸見えとなって見栄えが悪いですね。
なので、瞬間接着剤でビーズと丸カンの接合部を接着していきます。
まずビーズの穴の中に結び目を押し込んでいき、結び目部に瞬間接着剤を付けてしばし放置。
時間経過後、ちゃんと接着完了しているか確認してくださいね。
作り方⑥:メタルビーズの上側に、カニカン付きストラップを取付ける
ビーズストラップの作り方の最後。
メタルビーズの上側に、カニカン付きストラップを。
そして下側には、お好みのメタルチャームを付けていきます。
引っ張って問題なさそうなら、ビーズストラップの完成です。
革を使ったストラップの作り方
続きまして革素材を使った、ストラップの作り方についてチェック。
今回は革素材の中でも扱いやすい、鹿革紐を使ってします。
詳細に関しては、以下の動画を参考して下さい。
革素材での作り方の工程は次の5点です。
- フックにストラップ金具を引っ掛け、鹿紐2本を通す
- 鹿紐を編み込んでいく
- 適度な長さまで編んだら黒い紐を一周巻いて、絞る
- 絞った部分にボンドを付けて接着する
- 最後にそれぞれの紐にビーズを通す
作り方①:フックにストラップ金具を引っ掛け、鹿紐2本を通す
革紐素材での作り方1つ目。
先ず、壁の側面に吸盤タイプのフックを付けてストラップ金具を引っ掛けます。
そしてブラックとホワイト、2本の鹿紐を表が出るように通しだいたい真ん中あたりで折り曲げます。
作り方②:鹿紐を編み込んでいく
次に2色の鹿紐を編み込んでいきます。
今回紹介していく編み方は『市松模様』状となる編み方となりますよ。
まず折り曲げた黒と白の紐。
4本のうち真ん中の黒と白のヒモ2本をクロスさせます。
次に一番右の白の鹿紐を表にしつつ、右から2番目の黒いひもの下に入れます。
続いて一番左の黒の鹿紐。
こちらは左から2番目の白のひもの上に出します。
そうすると、先程の一番右側の白ヒモが黒ヒモの下に出てくるので、その下に黒の鹿ひもを通していきましょう。
ここまでが最初の縫い始めとなります。
この時、可能な限り上の方に縛り込んで緩まないよう注意しておきましょう。
続いて一番右の黒革を左から2番目の白革に外側から回すように、真ん中へ。
右から2番目の白ヒモを、右から3番目の黒ヒモに上から巻き込んで表にします。
常に2色の色が交互になるよう、注意しながら編んでいくのがポイントとなります。
あとは力を均等に入れつつ真っ直ぐになるよう編み込んでいく。
ここを意識すると非常にキレイな仕上がりになるので、ここもポイントですね。
革紐の編み方はコツがいるので、何度か練習していくのが上達への第一歩です。
作り方③:適度な長さまで編んだら黒い紐を一周巻いて、絞る
革紐での作り方の3工程目。
一番上にきている黒いヒモを、左側に巻いて一周させ巻けたら黒いひもに上から通していきます。
通し終わったら、しっかり引いて絞っていきましょう。
作り方④:絞った部分にボンドを付けて接着する
鹿紐は素材としてとても柔らかいので、そのままだとどうしても結んだ箇所が緩んできます。
その防止策として、ボンドを結んだ箇所にチョロっとだけ付けていきましょう。
ボンドは布用が最適ですが、木工用ボンドでも問題ありません。
作り方⑤:最後にそれぞれの紐にビーズを通す
最後に下側の余ったひもにビーズを通していきます。
4本全部のヒモにビーズを通しても良いですが、全体的な印象がしつこくなるということで今回は2本の紐に通すようにしていますね。
ビーズの色は何色でも構いません。
2本の革紐にビーズの色が交互になるよう3個ずつ通していきます。
そのままだとビーズが紐から落ちてくる可能性があるので、結ぶかボンドで固着するなどしてずり落ちてくるのを防止しておきましょう。
これで、革素材のストラップはフィニッシュとなります。
他の素材と比べて若干とっつきにくい点もありますが、作り方をマスター出来れば制作物の幅がググッと拡がりますよ。
毛糸を使ったストラップの作り方
次なるは毛糸を使った、手作りウクレレストラップの作り方です。
ウクレレ用のストラップということで、サイズとしては結構大きめな点が特徴ですね。
詳細は、以下の動画を参考にしていただきたいです。
作り方のプロセスは次の5点となります。
- 土台となる毛糸を用意し、毛糸を中から抜いていく
- 土台の毛糸に合わせて毛糸の長さを測り、どんどん折り返していく
- 3色の毛糸束の端っこを毛糸で束ねる
- 3色の毛糸束を3つ編みにしていく
- 3つ編みにした毛糸束をウクレレに付ける
作り方①:土台となる毛糸を用意し、毛糸を中から抜いていく
毛糸ストラップの作り方の1プロセス目。
まず土台となる毛糸を用意します。
この時用意する長さは「約2.7m」の長さの毛糸です。
何故この長さなのかといえば、ウクレレ用の毛糸ストラップはだいたい「90cm」の長さが理想的とのこと。
しかし毛糸を編み込んでいくさい長さは縮んでいくので、約2.7mの長さが最も適しているそうです。
そうしてまず3色用意した毛糸のうち、1色を選び中から毛糸をどんどん抜いていきます。
予め毛糸を抜いていくのは、毛糸は伸びるため。
測りながら抜いていくと、毛糸が伸びていない状態で測ることになるので土台の長さと合わない事になるんですね。
ですから前もって毛糸は抜いていきましょう。
作り方②:土台の毛糸に合わせて毛糸の長さを測り、どんどん折り返していく
毛糸を予め出していったら土台の毛糸に合わせて長さを測り、折り返して束ねていきます。
そうしてどんどん折り返していき、合計14本になるまで折り返す作業をひたすら繰り返していきましょう。
折り返して束ねる作業が完了したら糸をカットして、どこかに仮置きしておきます。
他の2色の毛糸も同じ作り方で、毛糸の束を制作していきましょう。
ちなみに14本というのはあくまで目安なので、お好みの本数でも問題ないとの事です。
作り方③:3色の毛糸束の端っこを毛糸で束ねる
作り方の工程3つ目。
3色の毛糸束が出来上がったら、毛糸の端切れを利用して端っこを1つに縛って結んでいきます。
結び方は堅結びでOKです。
念の為に2回ほど堅結びしておくと安心ですね。
根本の結び目部分は、ハサミを使ってカットしてしまいましょう。
作り方④:3色の毛糸束を3つ編みにしていく
自分の身長より若干高い場所にS字フックをかけて、毛糸束を引っ掛けます。
そして内側から外側へとイメージしつつ、3つ編みを作っていきます。
3つ編みの際のポイントは、常に真ん中の部分を親指で押さえておくこと。
「入れたらおさえる」という事を常に意識しつつ編み込んでいくことが大事です。
編み込んでいく際、ちょっと伸びた方が好きという方はふんわり編み。
伸びない方が好みという方は固め編みという感じで、自分の好みに合わせて編んでいきましょう。
更に3つ編みに集中していると、毛糸束の下側の方も微妙に3つ編み状態になってしまいます。
そのまま進めていくとグチャグチャになって収拾がつかない状況に陥ります。
ですので、そこを解きつつ3つ編みを編んでいくのがポイントですね。
3つ編みがだいたい完了できたら、毛糸の端切れで下の根本の箇所を堅結びしていきます。
2回ほど固く結んだら、いらない毛糸部分を裁断していきましょう。
作り方⑤:3つ編みにした毛糸束をウクレレに付ける
毛糸ストラップの作り方プロセス5つ目。
3つ編みにした毛糸束をウクレレに付けていきます。
毛糸束の端っこを縛ってに結び目を作り、そこに細い毛糸を通します。
そしてその通した毛糸を、ウクレレ底部のピンに固結びで結んでいきましょう。
もう片方の毛糸束の端も同じ様に結び目を作って毛糸を通し、ウクレレ上部のピンに結んでいきます。
後は実際にウクレレを肩に通してみて長いようなら、結び目で調節するといった作業を繰り返していってみてください。
微調整が完了したら、毛糸のウクレレストラップの完成となります。
羊毛フェルトを使ったストラップの作り方
次は羊毛フェルトを利用した、ストラップの作り方です。
羊毛フェルトでの作り方は、以下の6工程となります。
詳細は、以下の動画を参考にしていただきたいです。
- ベースとなるフェルトを折り畳んでいく
- 白のフェルトをほぐしてシート状にしてから、ベースを包み込む
- 筋を3本、針を変えつつ入れていく
- 肉球となる部分をつけていく
- 手の表面に柄を入れていく
- 本体にストラップを付けていく
作り方①:ベースとなるフェルトを折り畳んでいく
羊毛フェルトでの作り方の工程その1。
先ずベースとなるフェルトを折り畳んでいきます。
そして大まかに、ニードルでブスブス刺しながらしゃもじの形状に形を整えていきます。
作り方②:白のフェルトをほぐしてシート状にしてから、ベースを包み込む
白いフェルトをほぐしつつシート状にして、ベースのフェルトにかぶせて包み込みます。
包んだら、ニードルで丁寧に刺しつつ形を調整していきましょう。
作り方③:筋を3本、針を変えつつ入れていく
全体の形がだいたい整え終えたら、筋を3本入れていきます。
最初に太めの針で深く刺して、針を入れていくアタリをつけていきます。
真ん中、左右と3本の筋を入れていったら、細い針に切り替え。
方向を変えつつ浅く細かく刺していき、形を見ながら整えていくイメージで作っていきます。
作り方④:肉球となる部分をつけていく
作り方の工程の工程4つ目で、肉球となる部分をつけていきます。
ピンクのフェルトを少量手に取り、手で軽くほぐしていきます。
最初に一番大きい肉球パーツから。
ここは固くなりすぎないよう注意しつつ、形を調節しながら突きさしていきます。
だいたいの形が出来たら、ベース部分に刺してくっつけていきます。
深く本体に固定できたのを確認したら、次は浅く突き立てて仕上げていきます。
小さい方の肉球パーツも、同様に仕上げて取付けていきましょう。
少し引っ張りつつ巻いていくと、キツく巻く事ができますよ。
毛羽立ちを少なくするため、細いニードルで調整を施していきます。
作り方⑤:手の表面に柄を入れていく
続いて、手の表面に柄を入れていきましょう。
茶系の色のフェルトを少量とって、軽くほぐしてから差し込んでいきます。
次にグレー、黒のフェルトも同じ様に本体に刺し付けていきます。
表面を細針で微調整していけば、肉球本体の完成。
作り方⑥:本体にストラップを付けていく
羊毛フェルトストラップ、作り方の最後の工程。
本体にストラップを付けるため、肉球の間に針を通して中心に出します。
そこに二重カンを通し、縫い付けていきましょう。
左右の目立たない位置に針先を出して、縫っていくのがポイントです。
二重カンの根本に何度か糸を通して巻きつけていき、目立たない位置に針を出して玉止め処理をします。
余分な糸はカットしておきましょう。
見えている糸は肉球パーツの間に入れつつ、突いていくと隠れますよ。
最後にストラップをつけて完成となります。
レジンを使ったストラップの作り方
続きましては、レジンを使ったストラップの作り方について。
今回は手毬風ストラップの作り方をご紹介していきます。
詳細に関しては、以下の動画をご覧ください。
工程は次の5工程に分かれていますよ。
- 着色したレジン液をモールドに入れ、クラッシュビーズを中央に固定して硬化させる
- 24mmのモールドにレジン液を馴染ませ、16mmの球を固定して固める
- 穴の中央にヒートンを置き固める
- 球体にネイル用ラインテープを貼る
- 飾りふさを作り、ストラップを付ける
作り方①:着色したレジン液をモールドに入れ、クラッシュビーズを中央に固定して硬化させる
まずクリアレジンにシアンカラーとホロやラメなど、キラキラ系パーツを入れて着色。
そして色付けしたレジン液を16mmのモールドに入れ、クラッシュビーズにホールメーカーを刺して中央に固定。
それからライトに当てて硬化させます。
硬化後、バリを取って注ぎ口にレジン液を盛り再度硬めます。
作り方②:24mmのモールドにレジン液を馴染ませ、16mmの球を固定して固める
次に24mmのモールドにクリアレジン液を馴染ませ、16mmの球を中央に固定。
その状態で硬化させていきます。
固まったら余計なバリを取っていき、そそぎ口にレジンを重ねて再び硬めていきます。
作り方③:穴の中央にヒートンを置き固める
ホールメーカーを抜いてばりを取ったら、あいた穴にレジン液を投入しヒートンを置いて固めましょう。
その後、レジン液を全体にかけて仮硬化させた後でしっかり固化させます。
全体がだいたい滑らかな感じになったら球体部分はOKです。
作り方④:球体にネイル用ラインテープを貼る
球体にネイル用のラインテープを貼り付けていきます。
まず赤道に2mmのテープを貼りテープ上に等間隔、8箇所の印を付けていきます。
球体の上と下にシールを貼った後、全体のバランスが良くなるようテープを貼っていきましょう。
続いて金のテープの左側に銀色のテープを、銀のテープの左側に青のテープを貼っていきます。
更に、青のテープの左横にピンクのテープを張りつけていきます。
全体的に手毬をイメージしてテープを張っていったら、レジン液を全体にかけて固化させていきましょう。
作り方⑤:飾りふさを作り、ストラップを付ける
ストーンチェーンと刺繍糸で、飾りふさを作っていきます。
糸を11回巻いて結び、輪をまとめて先端を結びます。
そしてワイヤーでチェーンストーンを付け、接着剤を塗布しキャップをかぶせて固定してください。
輪を切って下を揃えたら、飾りふさはOK。
あとはビーズ本体にストラップ、飾りふさ。
その他アレンジパーツなどを付けて華やかを出したら、手毬風ストラップの完成です。
可憐かつ、和風の厳かさも伝わってくる素晴らしい作品ですね。
プラバンストラップの作り方
作り方の最後はプラバンストラップです。
今回は、ぐでたまのプラバンストラップの作り方を解説していきます。
詳細に関しては、以下の動画を参考にしていただきたいです。
作り方は以下の5工程ですよ。
- ぐでたまの下絵を描いて準備しておく
- 下絵に合わせてプラバンをカットし、全体をかみやすりでこする
- 下絵の上にプラバンを置き、なぞる
- プラバンにアクリル絵の具で着色していく
- オーブンに入れて硬化させ、表面にレジンを塗りストラップを付ける
作り方①:ぐでたまの下絵を描いて準備しておく
まずぐでたまの下絵を紙に描いて下準備を済ませておきます。
イラストが苦手な方は、トレーシングペーパーなどを使ってなぞって描くと良いでしょう。
作り方②:下絵に合わせてプラバンをカットし、全体をかみやすりでこする
下絵に合わせてプラバンを切っていき、プラバン全体を紙やすりでこすっていきます。
紙やすりでこするのは、下絵をなぞった際プラバンにイラストが転写されるようにする為です。
作り方③:下絵の上にプラバンを置き、なぞる
下絵の上にプラバンを置いて、なぞっていきます。
この時、やすりをかけた面を上にすることを忘れないようにしてください。
ちゃんと転写出来たのを確認したら、イラストに合わせてプラバンをカットしていきましょう。
切っていく際、丸みをつけるように切っていくと硬化させた時怪我の心配がなくなります。
あと予め穴あけパンチを使って、ストラップを通す穴を開けておきます。
作り方④:プラバンにアクリル絵の具で着色していく
アクリル絵の具を使って、プラバンに着色していきます。
今回はぐでたまがモチーフなので、基本黄色と白のアクリル絵の具のみで大丈夫ですね。
作り方⑤:オーブンに入れて硬化させ、表面にレジンを塗りストラップを付ける
色付けが完了したら、オーブンに入れてだいたい1分ほど加熱していきます。
硬化中反り返りがかなり激しいですが、ちゃんと元に戻って縮んでいくのでご安心を。
縮んだら、取出した後辞書など重めの本に挟んでしっかり伸ばします。
硬化後、そのままだと表面がザラザラなので、表面にレジン液を塗って硬化。
ツルツルな状態にしていきます。
最後にストラップパーツを取付けて完成です。
手作りストラップのアイデア実例
バラエティに富んだ作り方を見ていったところで、手作りストラップのアイデアもピックアップ。
ピックアップしていくアイデア実例は、以下の5つになります。
- マリン系カラー紐と天然石で涼しげに
- プチトートバッグ風
- フェルトのアイスクリーム小物入れ
- 樹脂粘土でお寿司
- レインボーと鉱石風
アイデア例①:マリン系カラー紐と天然石で涼しげに
手作りストラップのアイディアの1つ目。
マリンカラーの紐と天然石とを使ったストラップになります。
メインとなるヒモにはマリンブルーやエメラルドグリーン、ホワイト等の涼しげな色味をチョイス。
そしてアクセントに水色系のガラスビーズや天然石。
メタルチャームなどを加えて、全体のイメージが単調にならないようにしていますね。
見た目も涼しげてどことなく海の雰囲気を漂わせる。
そんな清涼感の中に、可憐さも加わった美しいストラップに仕上がっています。
アイデア例②:プチトートバッグ風
2つ目の作品は、見た目も可愛らしいプチトートバッグ風のストラップ。
プチトートバッグとなっていますが、作り方は実際のトートバッグの作り方と大差ないです。
ただ、サイズが全体的に縮小されているのでミシンで塗っていく際は腕が問われるところですね。
バッグ本体を縫い終えたら、花柄の飾りを付けたりニコちゃんマークの金具パーツを取り付け。
全体的に可愛らしい見た目に仕上げています。
小さいながらもバッグとして機能しますから、お人形遊びの時にも活用出来そうですね。
アイデア例③:フェルトのアイスクリーム小物入れ
アイディアの3点目は、普通のフェルト生地を使って制作したアイスクリームの小物入れ。
アイスクリーム本体は半球状態になるよう、フェルト生地を切り分けて縫い合わせ。
アイスの周りのヒダヒダ部分は色んな作り方があるようですが、こちらはフェルトを丸めて縫っていますね。
そして注目すべきはアイスのコーン部分。
扇形にカットしたフェルトをコーンみたく丸めていく訳ですが。
アイス本体に縫いつけていく際、全部縫い付けずに少し残してコーンの中に小物をいれられるよう工夫が施されています。
外観も美味しそうでかわいく、それでいて小物入れとしても使える。
とても独創的なストラップに仕上がっています。
アイデア例④:樹脂粘土でお寿司
手作りストラップの作品4点目です。
樹脂粘土で作成した、お寿司のミニチュアフードストラップですね。
樹脂粘土の素晴らしい点は、作り方次第でどんなミニチュアフードも作れるというところ。
基本樹脂粘土で作るといったらスイーツ系が多いですね。
しかしながら、こうしたお寿司系のミニチュアフードも作れてしまうのが樹脂粘土の素晴らしい点。
そして樹脂粘土でお寿司のミニチュアフードを制作して、それをストラップにしてしまうのですからとても独創的。
どのお寿司にしようか、迷ってしまう程の出来栄えが素晴らしい作品です。
アイデア例⑤:レインボーと鉱石風
手作りストラップのアイディア、最後はレインボーグラデーションカラーが美しいレジン系ストラップ。
上の本体部分は透かしパーツを使用し、赤から青色へと徐々に色合いを変化させつつグラデーション状に。
そしてその下には鉱石モールドで作っていく際に、ラメパーツなどをいれキラキラに仕上げたレジン鉱石を取り付けていますね。
見栄えからしてキラキラ輝いていて、とってもカラフル。
バッグやスマホ等に付けておけば、華麗に彩ってくれる事間違いなしです。
おすすめのストラップキット
最後に初心者の方でも簡単に作れる、おすすめのストラップキットのご紹介です。
エレコムから販売されている『手作りストラップ作成キット 丸型』
こちらの商品はイラストや写真のみならず、押し花なども専用フレームにはめ込む事が出来ます。
それだけで、簡単に自分だけのストラップが作れてしまうんですね。
自前で描いたイラストから、ペットの写真をストラップにして自分専用に使うも良し。
もしくはお友達へのプレゼント様に作ってみるのも良し。
印刷の際の位置補正に若干のコツが必要のようですが、慣れてしまえば特に問題にはならないでしょう。
自分だけのストラップを作って見たい方は、入門用に手にとってみてはいかがでしょうか。
ストラップの作り方を参考に、オリジナルのストラップを制作してみましょう
今回はストラップの作り方特集ということで、ビーズや毛糸、その他レザーや羊毛フェルトなど、各種素材での作り方をチェックしていきました。
今回見ていったように、ストラップ作りの素材は多種多様です。
基本的なビーズ系やプラバンにレジンといった素材は、100均ショップで気軽に揃えることが出来ます。
ですから、簡単手軽にオリジナルの作品を作れるところがストラップ作りの醍醐味とも言えますね。
ストラップの作り方を参考にして、是非世界に1つしかないオリジナルのストラップ作りにチャレンジしてみてください。