手紙の切手の値段2選【定形郵便物編】
まずは定形郵便物の値段について表にまとめました。
定形郵便物とは縦14〜23.5cm、横9〜12cm、厚み1cm以内の大きさの郵便物(手紙・封筒など)で、総重量50g以内が対象です。
なお、値段は2019年8月時点のものであり、日本郵便の公式サイトでは2019年10月1日から消費税改定に伴い値段を上げる発表をしています。
※新料金は2019年10月1日から
重量 | 現行料金 | ※新料金 |
---|---|---|
25g以内 | 82円 | 84円 |
50g以内 | 92円 | 94円 |
手紙の切手の値段【定形郵便物】①:手紙の重量が25g以内の場合
定形郵便物で最も安い切手の値段は重量25g以内で82円(新料金は84円)です。
では定形郵便で送れる手紙や封筒は何枚までの用紙を入れることが可能なのでしょうか?
封筒の重さを約5gと仮定した時、20g分の用紙を送ることができますね。
A4用紙だとおよそ5枚まで送れますが、手紙の紙質や封筒のデザインによっては重量を超えてしまいます。
この場合は余裕を見て4枚までとし、5枚以上になる場合は92円切手を貼っておくと安全でしょう。
手紙の切手の値段【定形郵便物】②:手紙の重量が50g以内の場合
定形郵便物で手紙の重量50g以内の場合は92円(新料金は94円)となっています。
同様に定形郵便で送れる手紙や封筒では何枚まで用紙を送れるのか計算してみましょう。
大きめの封筒の重さを約15gと仮定した時、35g分の用紙を送ることができますね。
A4用紙なら8枚まで送れますが、手紙の紙質や封筒のデザインによっては重量を超えてしまいます。
この場合は余裕を見て7枚までとし、8枚以上になる場合は92円切手を貼っておくと安全でしょう。
手紙の切手の値段6選【定形外郵便物編】
続いて定形外郵便物の値段について表にまとめました。
定形外郵便物とは縦14〜34cm、横9〜25cm、厚み3cm以内の大きさの郵便物(手紙・封筒など)で、総重量1kg以内が対象です。
こちらも2019年10月1日から切手の値段が一部で上がります。
※新料金は2019年10月1日から
重量 | 現行料金 | ※新料金 |
---|---|---|
50g以内 | 120円 | 120円 |
100g以内 | 140円 | 140円 |
150g以内 | 205円 | 210円 |
250g以内 | 250円 | 250円 |
500g以内 | 380円 | 390円 |
1kg以内 | 570円 | 580円 |
手紙の切手の値段【定形外郵便物】①:手紙の重量が50g以内の場合
定形外郵便物で最も安い切手の値段は50g以内で120円(新料金も120円)となっています。
定形外郵便物の手紙や封筒のサイズは定形郵便よりも大きくなる事が多いので、自身の重量も大きくなります。
その分を考慮して手紙の重量を考えなければなりません。
しかし50g以内であれば、定形郵便物のサイズでも送れる可能性が高いので、この規格でしか送れない物はあまり無いと思います。
送るものが手紙や軽い小物などの場合は、まずは定形郵便物で送れないか調べてみましょう。
手紙の切手の値段【定形外郵便物】②:手紙の重量が100g以内の場合
定形外郵便物で手紙の重量が100g以内の場合の切手の値段は140円(新料金も140円)になります。
この大きさになってくると、手紙よりもアクセサリーなどの小物を送る場合が多いのではないでしょうか。
100gの目安は卵2個程度の重さです。
100gを超えてしまうと切手の料金は205円(新料金は210円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、切手の料金が不足のまま送ると返送されるので注意が必要です。
手紙の切手の値段【定形外郵便物】③:手紙の重量が150g以内の場合
定形外郵便物で手紙の重量が150g以内の場合の切手の値段は205円、新料金は210円になります。
この大きさになってくると重さが軽い小物を複数個まとめて送る事ができますね。
150gの目安は卵3個程度の重さです。
150gを超えてしまうと切手の値段は250円(新料金も250円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
手紙の切手の値段【定形外郵便物】④:手紙の重量が250g以内の場合
定形外郵便物で手紙の重量が250g以内の場合の切手の値段は250円(新料金も250円)になります。
この大きさになってくるとある程度の大きさのものを送る事ができますね。
250gの目安はりんご1個程度の重さです。
250gを超えてしまうと切手の値段は380円(新料金は390円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口に入るかも考えておきましょう。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手間が生じます。
手紙の切手の値段【定形外郵便物】⑤:手紙の重量が500g以内の場合
定形外郵便物で手紙の重量が500g以内の場合の切手の値段は380円、新料金は390円になります。
この大きさになってくるとある程度の大きさのものを複数個まとめて送る事ができますね。
500gの目安はりんご2個程度の重さです。
500gを超えてしまうと切手の値段は570円(新料金は580円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口に入らない可能性が高くなります。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手間が生じます。
手紙の切手の値段【定形外郵便物】⑥:手紙の重量が1kg以内の場合
定形外郵便物で手紙の重量が1kg以内の場合の切手の値段は570円、新料金は580円になります。
このサイズになってくるとかなり大きい物を送る事ができますね。
1kgの目安は牛乳1Lパック1本の重さです。
1kgを超えてしまうと規格外郵便物扱いとなり、切手の料金体制が変わります。
規格外郵便物の切手料金については次の章をご覧ください。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口に入れるのが難しくなります。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手間が生じます。
手紙の切手の値段8選【規格外郵便編】
続いて規格外郵便物の料金について表にまとめました。
規格外郵便物とは、縦60cm以内、縦+横+厚さ = 90cm以内の大きさの郵便物になり、総重量4kg以内が対象です。
こちらも2019年10月1日から切手の値段が一部で上がります。
※新料金は2019年10月1日から
重量 | 現行料金 | ※新料金 |
---|---|---|
50g以内 | 200円 | 200円 |
100g以内 | 220円 | 220円 |
150g以内 | 290円 | 300円 |
250g以内 | 340円 | 350円 |
500g以内 | 500円 | 510円 |
1kg以内 | 700円 | 710円 |
2kg以内 | 1020円 | 1040円 |
4kg以内 | 1330円 | 1350円 |
手紙の切手の値段【規格外郵便】①:手紙の重量が50g以内の場合
規格外郵便物で最も安い切手の値段は50g以内で200円(新料金も200円)となっています。
基本的に50g以内であれば、定形郵便物または定形外郵便物で送れる可能性が高いので、この規格でしか送れない物はあまり無いと思います。
ただし厚みが3cm以上になる場合は規格外郵便物扱いとなるので注意が必要です。
まずは送るものが手紙や軽い小物などの場合は厚みが3cm以内か測ってみて、定形郵便物で送れないか確認しましょう。
手紙の切手の値段【規格外郵便】②:手紙の重量が100g以内の場合
規格外郵便物で手紙の重量が100g以内の場合の切手の値段は220円(新料金も220円)になります。
この大きさになってくると、手紙よりもアクセサリーなどの小物を送る場合が多いのではないでしょうか。
100gの目安は卵2個程度の重さです。
100gを超えてしまうと切手の値段は290円(新料金は300円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、切手の料金が不足のまま送ると返送されるので注意が必要です。
手紙の切手の値段【規格外郵便】③:手紙の重量が150g以内の場合
規格外郵便物で手紙の重量が150g以内の場合の切手の値段は290円、新料金は300円になります。
この大きさになってくると重さが軽い小物を複数個まとめて送る事ができますね。
150gの目安は卵3個程度の重さです。
150gを超えてしまうと切手の値段は340円(新料金も350円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
手紙の切手の値段【規格外郵便】④:手紙の重量が250g以内の場合
規格外郵便物で手紙の重量が250g以内の場合の切手の値段は340円、新料金は350円になります。
この大きさになってくるとある程度の大きさのものを送る事ができますね。
250gの目安はりんご1個程度の重さです。
250gを超えてしまうと切手の値段は500円(新料金は510円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口に入るかも考えておきましょう。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手間が生じます。
手紙の切手の値段【規格外郵便】⑤:手紙の重量が500g以内の場合
規格外郵便物で手紙の重量が500g以内の場合の切手の値段は500円、新料金は510円になります。
この大きさになってくるとある程度の大きさのものを複数個まとめて送る事ができますね。
500gの目安はりんご2個程度の重さです。
500gを超えてしまうと切手の値段は700円(新料金は710円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口に入らない可能性が高くなります。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手間が生じます。
手紙の切手の値段【規格外郵便】⑥:手紙の重量が1kg以内の場合
規格外郵便物で手紙の重量が1kg以内の場合の切手の値段は700円、新料金は710円になります。
このサイズになってくるとかなり大きい物を送る事ができますね。
1kgの目安は牛乳1Lパック1本程度の重さです。
1kgを超えてしまうと切手の値段は1020円(新料金は1040円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口には入らないと考えていいでしょう。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手続きを行います。
手紙の切手の値段【規格外郵便】⑦:手紙の重量が2kg以内の場合
規格外郵便物で手紙の重量が2kg以内の場合の切手の値段は1020円、新料金は1040円になります。
このサイズになってくると小さなダンボール程度の物を送る事ができますね。
2kgの目安は牛乳1Lパック2本程度の重さです。
2kgを超えてしまうと切手の値段は1330円(新料金は1350円)に跳ね上がるので、心配であれば秤でしっかりと重量を計測しましょう。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口には入らないと考えていいでしょう。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手続きを行います。
手紙の切手の値段【規格外郵便】⑧:手紙の重量が4kg以内の場合
規格外郵便物で手紙の重量が4kg以内の場合の切手の値段は1330円、新料金は1350円になります。
このサイズになってくるとある程度大きなダンボールの物を送る事ができますが、サイズの寸法(縦+横+厚みが90cm以下)に引っかかる可能性が出てくるので注意が必要です。
4kgの目安は水2Lペットボトル2本程度の重さです。
なお、送る物のサイズにもよりますが、この規格で送る場合、ポストの投函口には入らないと考えていいでしょう。
投函口に入らない場合は郵便局の窓口まで行って送る手続きを行います。
4kgを超えてしまう場合は「ゆうパック」というサービスを利用します。
手紙の切手の値段7選【その他郵便編】
日本郵便では手紙や封筒以外にも様々な目的に合わせたサービスを提供しています。
ここではあまり知られていない郵便サービスの値段も含めて、いくつかご紹介します。
※新料金は2019年10月1日から
はがき
現行料金 | ※新料金 |
---|---|
62円 | 63円 |
レターパック
サービス名 | 現行料金 | ※新料金 |
---|---|---|
レターパックライト | 360円 | 370円 |
レターパックプラス | 510円 | 520円 |
スマートレター
現行料金 | ※新料金 |
---|---|
180円 | 180円 |
新特急郵便物
現行料金 | ※新料金 |
---|---|
822円 | 834円 |
ゆうパック(県内あて)
サイズ | 現行料金 | ※新料金 |
---|---|---|
60サイズ | 800円 | 810円 |
80サイズ | 1010円 | 1030円 |
100サイズ | 1260円 | 1280円 |
120サイズ | 1500円 | 1530円 |
140サイズ | 1750円 | 1780円 |
160サイズ | 1970円 | 2010円 |
170サイズ | 2300円 | 2340円 |
チルドゆうパック(県内あて)
サイズ | 現行料金 | ※新料金 |
---|---|---|
60サイズ | 1020円 | 1025円 |
80サイズ | 1360円 | 1390円 |
100サイズ | 1920円 | 1955円 |
120サイズ | 2160円 | 2205円 |
140サイズ | 3050円 | 3110円 |
150サイズ | 4030円 | 4110円 |
スキーゆうパック(県内あて)
サイズ | 現行料金 | ※新料金 |
---|---|---|
60サイズ | 800円 | 810円 |
80サイズ | 1010円 | 1030円 |
100サイズ | 1260円 | 1280円 |
120サイズ | 1500円 | 1530円 |
140サイズ | 1750円 | 1780円 |
140超え | 1970円 | 2010円 |
手紙の切手の値段【その他郵便】①:はがき
暑中見舞いや年賀状でおなじみのはがき。
はがきの切手の値段は1まいあたり62円、新料金は63円となっています。
往復はがきの場合は2倍の料金が掛かります。
また、はがきの大きさや重量は規格で決められており、縦は14〜15.4cm、横は9〜10.7cm、重量は2g〜6gとなっています。
年賀はがきなどは自分で作成することができますが、規格内に収まっていない場合は第一郵便物(手紙)扱いとなるため注意が必要です。
手紙の切手の値段【その他郵便】②:レターパック
レターパックは日本郵便が発行している封筒で、A4サイズ・4kgまでのものなら全国一律料金で送れるサービスです。
さらにレターパックは「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類があり、それぞれの値段はレターパックライトが360円、レターパックプラスが360円となっています。
レターパックは現金で購入するため、特に切手を買って貼る必要はありません。
その代わり、レターパックには切手の値段が印刷されています。
また、2019年10月1日からの新料金では一律10円値上がりします。
もし現在未使用のレターパックで10月1日以降に送りたい場合は、10円切手を追加で貼れば送ることが可能です。
手紙の切手の値段【その他郵便】③:スマートレーター
スマートレターは日本郵便が発行している封筒で、A5サイズ・1kgまでのものなら全国一律料金で送れるサービスです。
値段は180円(新料金も180円)となっています。
スマートレターは現金で購入するため、特に切手を買って貼る必要はありません。
その代わり、スマートレターには切手の値段が印刷されています。
レターパックの半額で送る事がきるので、送るものが手紙などであればスマートレターを活用するといいでしょう。
手紙の切手の値段【その他郵便】④:新特急郵便
新特急郵便は概ね午前中の差し出しで午後5時頃までに配達をしてくれるサービスです。
値段は822円、新料金は834円となっています。
なお、大きさは縦60cm以内かつ縦・横・厚さの合計が90cm以内、重さは4kgまでに制限されます。
取扱い地域は札幌市内、東京都区内、名古屋市内、大阪市内、福岡市内の同一地域となっています。
このサービスを使用する方は出来るだけ早く手紙などを届けたいと考えていると思います。
そのような方のために、料金別納や料金後納などの支払い方法があります。
これらを利用すれば切手を貼る手間が省け、スムーズに送る事ができます。
手紙の切手の値段【その他郵便】⑤:ゆうパック
ゆうパックは日本郵便が提供する宅配サービスです。
値段は送る荷物のサイズや届け先の都道府県によって変わってきます。
詳細な料金についてはこちら(日本郵便公式サイト)からご覧ください。
大きさは縦・横・厚さの合計が170cm以内、重さは25kgまでの荷物を取り扱っています。
基本的に荷物は郵便局やコンビニに持って行き、配送料は現金で支払うことが多いと思いますが、ゆうパックは切手でも支払いの対応をしています。
ただしコンビニは切手の支払いには対応していないので注意が必要です。
手紙の切手の値段【その他郵便】⑥:チルドゆうパック
チルドゆうパックはゆうパックのオプションの一つです。
保冷が必要なゆうパックを送り先まで冷蔵状態で届けてくれます。
値段はゆうパックの基本運賃に一定の料金が加算され、サイズが大きくなるほど高くなります。
なお、チルドゆうパックもゆうパックと同様に切手での支払いの対応をしています。
ただしコンビニは切手の支払いには対応していません。
手紙の切手の値段【その他郵便】⑦:スキーゆうパック
スキーゆうパックはゆうパックのオプションの一つで、スキー道具を使用日の前日までにスキー場やホテルなどに届けてくれるサービスです。
値段はゆうパックの基本運賃と同額となっています。
また、140サイズを超えるものは、ゆうパック160サイズの基本運賃と同額になります。
なお、スキーゆうパックもゆうパックと同様に切手での支払いの対応をしています。
ただしコンビニは切手の支払いには対応していません。
手紙の切手を貼る位置3選
- 縦長の場合
- 横長の場合
- 複数枚貼る場合
手紙の切手を貼る位置①:手紙が縦長の場合
手紙が縦長の場合、切手の貼る位置は左上に貼るのが一般的です。
切手を貼る範囲は縦7cm、横3.5cm以内に収められるのが理想です。
この範囲内に収まっていれば自動で消印を押す事ができるので、郵便局員による作業の手間も減り効率的に処理ができます。
手紙の切手を貼る位置②:手紙が横長の場合
手紙が横長の場合、切手の貼る位置は右上に貼るのが一般的です。
切手を貼る範囲は横7cm、縦3.5cm以内に収められるのが理想です。
つい縦長の時と同じように左上に貼ってしまいがちですが、右上に貼るのには理由があります。
郵便局では消印を自動処理で行っていますが、横長の手紙も縦長に揃えて処理を行っています。
このとき、縦長の場合を基準にして、切手が貼られている位置が左上に統一されていないと処理を行うことができなくなるのです。
なお、自動で消印できなかったものは全て郵便局員さんによる手作業となってしまうため、横長の手紙の場合は右上に貼るように心掛けましよう。
手紙の切手を貼る位置③:切手を複数枚貼る場合
手紙や封筒を送るとき、料金によっては切手を複数枚貼らなければならない場合も出てきます。
手紙が縦長の場合は左上を基準として下向きに、横長の縦長の場合は右上を基準として左向きに順次貼って行きます。
なお、縦7cm、横3.5cm以内(横長の場合は縦3.5cm、横7cm以内)に収まるように貼るのが理想ですが、この範囲では3枚までが限界です。
ただし切手の枚数は特に制限は無いため、4枚以上貼る場合は別のところに貼ってもよいとされています。
しかしあまりベタベタと何枚も貼ると見栄えもよくないため、極力3枚以内で収めるようにしましょう。
82円切手で送れる手紙の重さは約25g
82円切手で送れる手紙の重さは25gまでとなっています。
基本的には定形郵便の規格に則り、縦23.5cm・横12cm・厚さ1cm・重量25g以内の郵便物になります。
なお、A4用紙なら5枚まで入れられますが、手紙の紙質や封筒のデザインによっては重量を超えてしまいます。
A4用紙の場合は余裕を見て4枚までを目安にしましょう。
120円切手で送れる手紙の重さは約50g
120円切手で送れる手紙の重さは50gまでとなっています。
ただし120円で送れるのは定形郵便物と定形外郵便物のみで、規格外郵便物の場合は50g以内であっても200円が掛かるので注意が必要です。
A4用紙なら8枚まで入れられますが、手紙の紙質や封筒のデザインによっては重量を超えてしまいます。
A4用紙の場合は余裕を見て7枚までを目安にしましょう。
切手を貼ってはいけない場所2選
手紙には切手を貼ってはいけない場所があります。
下記を参考にして、正しい位置に貼るようにしましょう。
- 確認しづらい場所はNG
- バラバラに貼るのはNG
切手を貼ってはいけない場所①:確認しづらい場所はNG
通常、手紙が縦長の場合は左上、横長の場合は右上に切手を貼り付けます。
厳密には切手は手紙のどこに貼っても問題はありませんが、裏に貼ったり斜め向きに貼ったりすると自動で消印処理ができず、郵便局員の手作業での消印処理を行うことになります。
確認しづらい場所に貼ってしまうと郵便局員が見落としてしまい、返送となる危険もあるため、ルールやマナーに従って貼るようにしましょう。
切手を貼ってはいけない場所②:バラバラに貼るのはNG
切手が複数枚になる場合は原則として一箇所に整列して貼るのがマナーです。
手紙の表や裏にバラバラに貼ったり、貼り方でデザインのように見せるのはやめましょう。
手紙のあちこちに切手が貼ってあったり数えづらい貼り方をしていると、郵便局員による確認に手間が掛かってしまいます。
切手は1円切手を最小単位として、50円切手や82円切手など全部で19種類あります。
切手が複数枚になる場合はなるべく少ない枚数で確認しやすい場所に貼るようにしましょう。
おすすめの便箋
Petiwaのレターセットは、10色封筒(各色2枚)と便箋、牛革のヴィンテージ文房具も一緒になったお得なセットです。
封筒サイズは22 × 11cmなので定形郵便で送る事が可能。
また、封筒の材質は200GSMという厚紙を使用し、独特な質感と高級感を演出。
封筒の正面側は空白でシンプルなデザイン、背面側にはレトロな金の文字が施されています。
手紙の切手代を把握しよう
手紙の切手代や貼る位置について解説してきましたが、郵便物の種類や重量によって色々な料金設定があることが分かりましたね。
特に2019年10月1日からは消費税率10%改定に伴い料金設定が変わるので注意が必要です。
現在はインターネット社会になり、あらゆる通信手段が電子的になってしまいましたが、そんな時代だからこそ手書きの手紙をもらうと心が暖かくなりますよね。
みなさんも日頃お世話になっている家族や友人に手書きの手紙を送って、手紙の素晴らしさ・魅力を感じてみましょう!