炊飯器早炊き機能の工程
炊飯器で早炊きするとき。
どんな工程を経てご飯が炊けるのでしょうか。
- お米に水分を吸わせる時間を短縮して加熱
- 一気に高温にして炊きあげる
- 沸騰状態のまま加熱を続けて炊く
- 炊けたご飯を少し蒸らす
炊飯器早炊き機能の工程①:お米に水分を吸わせる時間を短縮して加熱
炊飯器でご飯を炊くときは、炊飯前にお米が水をしっかりと吸った状態になる必要があります。
炊きあがったごはんの弾力や旨味につながるからです。
お米が水をしっかり吸収している。
この状態では、熱によりお米のでんぷん質がのり(糊)状になる「アルファ化」がしやすくなります。
多くの炊飯器は、スイッチを押せば「浸水」の時間を取ってから炊飯を開始。
ですが早炊き機能を使うと浸水の時間を短縮して炊き始めます。
それでもある程度おいしく炊ける工夫がされているのが、炊飯器の早炊き機能なのです。
炊飯器早炊き機能の工程②:ー気に高温にして炊きあげる
炊飯器の早炊き機能は、ー気に高温にして炊きあげる。
通常の炊飯器なら浸水後の加熱はゆっくり。
ですが、早炊きは時間の短縮のために沸騰するまで一気に加熱します。
この加熱により水の流れが起き、炊飯釜の全体に熱が加わるのです。
吸水したお米のでんぷんは、熱によりアルファ化が進みます。
ここで粘りやうま味が増していくのです。
早炊きでも、強い火力があればふっくらとおいしいご飯が炊きあがるのですね。
炊飯器早炊き機能の工程③:沸騰状態のまま加熱を続けて炊く
炊飯器の早炊きでは、沸騰を維持したまま加熱を続けます。
この工程は、早炊きに限らず炊飯器でご飯を炊く上で大切な工程です。
お鍋でご飯をたくとき。
吹きこぼれても、鍋のフタは開けてはいけないといいますよね。
沸騰した状態を維持すること。
これはお米をおいしくアルファ化させるために必要なのです。
最後には、火力をごく弱くし焦げつかないように加熱します。
ベタつかないように余分な水分を蒸すことでとばしたら、ご飯が炊けた状態です。
炊飯器早炊き機能の工程④:炊けたご飯を少し蒸らす
炊飯器でご飯を炊く場合、炊きあがったご飯を蒸らします。
ですが、早炊き機能を使うと時間の短縮のために蒸らしの時間を省く場合もあります。
お米は蒸らすとアルファ化がさらに進みます。
お米に十分に水分を吸わせ、ふっくらとさせるのです。
早炊きではこの工程が省略されるので、水分が多めのご飯に感じるかもしれません。
だからといって、そのまま放置しても蒸らしの代わりにはならないのです。
早炊きのご飯の水っぽさが気になるのなら。
フタについた水分をとったりかき混ぜたりして、時間を置いてみてくださいね。
米3合にかかる早炊きの時間
炊飯器の早炊き機能ではどれくらい時間が短縮されるのでしょうか。
炊きたいご飯の種類別に調べてみました。
(参考として象印/IH炊飯ジャー 極め炊き/NP-HG10の炊飯時間をもとに時間計算しています。)
- 普通の白米は、約21~34分で炊ける
- 無洗米は、約20~21分間短縮
- 炊き込みご飯は、約29~31分間短縮
- もち米は、約13~17分間短縮
- おかゆは、約31~41分間短縮
- 寿司めしは、約10~17分間短縮
- おこわは、約13~17分間短縮
米3合にかかる早炊きの時間【普通の白米】①:約21~34分
普通の白米が炊飯器の早炊き機能で炊き上がる時間は、約21~34分。
通常の炊飯では約43~54分なので、20分程度短縮されます。
最近の炊飯器の特徴は、炊き上がりにこだわれる機能がついていること。
ふつう・やわらかめ・かためなどのかたさを選ぶことはもちろん。
熟成なんていう、もっちり感をアップさせる炊飯機能もあります。
ですが、早炊きは時間の短縮できるのが魅力。
早炊きで約20分短縮できるとなると。
帰宅後にさっとお米を洗ってスイッチをONにしても、十分食事に間に合いますね。
米3合にかかる早炊きの時間【無洗米】②:無洗米は約20~21分間短縮
無洗米を炊飯器の早炊きモードで炊くと、通常の炊飯より約20~21分間短縮できます。
普通の白米を炊いた場合とほとんど同じです。
無洗米は米の表面の「肌ぬか」がない状態の米。
そのため水洗いが不要です。
肌ぬかがない分だけ白米より正味量が多くなります。
白米よりも少し多めの水量で炊きましょう。
足す水の量は、無洗米1カップあたり、水大さじ1~2杯ほど。
ただ、あらかじめ浸水しておくのなら水を足さなくても大丈夫です。
無洗米は、白米との栄養素に大きな差はありません。
ただ米を研ぐ必要がないため、水にとけやすい栄養素は白米に比べて残ります。
米3合にかかる早炊きの時間【炊き込みご飯】③:約29~31分間短縮
炊き込みご飯を炊飯器の早炊き機能で炊くと、炊き込みモードの炊飯より約29~31分間短縮できます。
ただ、野菜などの具材をいれるのでコツが必要。
炊き込みご飯の失敗例として多いのは、芯が残る・水分が多いこと。
原因として考えられるのは、吸水不足・具材の入れ方です。
お米は水以外にいくら浸しても吸水しません。
また、具材を混ぜ込んでしまうと火のとおりにムラができてしまいます。
具材はお米の上に乗せて炊きましょう。
具材の水分量を考えて水の量を調整すると、早炊きでも上手く炊きあがりますよ。
米3合にかかる早炊きの時間【もち米】④:約13~17分間短縮
もち米を炊飯器の早炊き機能で炊くと、通常のもち米モードより約13~17分間短縮できます。
もち米は早炊きで炊いても大丈夫なのです。
もち米は吸水率が高め。
洗うときは手早く行い浸水せずに炊けます。
手間がかかるイメージですが、早炊きで意外に簡単に炊けるのですよ。
もち米が短時間で炊ければ、お餅やおはぎを簡単に作れます。
早炊きにすることでチャレンジしやすくなりますね。
いつも違うおやつをつくってみてはどうでしょうか。
米3合にかかる早炊きの時間【おかゆ】⑤:31~41分短縮
おかゆを早炊き機能で炊くと、おかゆモードの炊飯より約31~41分間短縮できます。
実は炊飯器のおかゆモードで炊きあがるまでにかかる時間は1時間以上。
おかゆは体調がすぐれないときに食べたいもの。
炊飯器の早炊きですぐにできれば助かります。
ただ、注意が必要なのは吹きこぼれ。
炊飯器でたくさん作り置きしたいところですが、少量ずつ炊くことをおすすめします。
とくに注意したいのは圧力炊飯器。
吹きこぼれることが多いので、この場合はおかゆモードを使ってくださいね。
米3合にかかる早炊きの時間【寿司めし】⑥:10~17分短縮
寿司めしを炊飯器の早炊き機能で炊くと、寿司めしモードでの炊飯より約10~17分間短縮。
寿司めしは酢飯・シャリなどともいわれ、ちらし寿司や恵方巻などになります。
寿司めしをおいしく作るコツはかためのご飯を用意すること。
すし酢という水分の多い調味料を混ぜるので、ご飯が柔らかくなりすぎないためです。
早炊きはかためのご飯が炊きあがります。
つまり寿司めしをつくるのに向いているのですね。
ごはんが炊き上がったら。
すし酢を入れる前にしゃもじで切るようにご飯を混ぜると、おいしくできますよ。
米3合にかかる早炊きの時間【おこわ】⑦:約13~17分間短縮
おこわを炊飯器の早炊き機能で炊くと、おこわモードの炊飯より約13~17分間短縮できます。
おこわは炊飯器の早炊きで炊くのに向いています。
おこわとはもち米を蒸した料理。
炊き込みご飯と同じようなものですが、材料が違います。
おこわにも炊き込みご飯と同じように、失敗しないためのコツが必要です。
吸水時間・水加減を少なめに。
炊き上がったら炊飯器からすぐに取り出しかき混ぜる。
少し気をつけるだけで、べたっとしないもちもちなおこわになりますよ。
標準炊きと早炊きの電気代を比較
時短料理ができる炊飯器の早炊きモード。
炊飯時間が短いだけ電気代がお得になるのか調べてみました。
(参考として象印/IH炊飯ジャー 極め炊き/NP-HG10の消費電力をもとに電気代を計算しています。)
- 標準炊きの電気代は約4~5円
- 早炊きの電気代は約5~6円
標準炊きの電気代①:標準炊きの電気代は約4~5円
一般的な炊飯器の標準炊きにおける電気代は、1回4~5円ほど。
毎日1回ご飯を炊くのなら、1カ月(30日間使用)として約120~150円かかります。
具体的に、象印の「IH炊飯ジャー 極め炊き(NP-HG10)」と使った場合どうなるでしょうか。
1回あたりの炊飯時消費電力量は、205Wh/回。
電気料金を、26円/kWhと仮定した場合。
1回あたりの電気代は、205Wh×26.0/kWh=約5.3円。
1ヶ月で約159円かかります。
炊飯器により消費電力は変わりますが、自動販売機で買う500mlのペットボトルのお茶1本くらいですね。
早炊きの電気代②:早炊きの電気代は約5~6円
炊飯器の早炊きにおける電気代は、標準炊きよりも1回1円ほど高くなります。
時間は短くなるのに消費電力は高くなってしまうのです。
なぜなら短い時間で一気に加熱するから。
温度を上げるために、たくさんの電気を消費してしまうのです。
節約したいのであれは、「エコ炊きモード」がおすすめ。
1回あたりのエコ炊きモード炊飯時消費電力量を、172Wh/回。
電気料金を、26円/kWhと仮定した場合。
1回あたりの電気代は、172Wh×26.0/kWh=約4.5円。
標準モードに比べてエコ炊きモードの電気代が安くなります。
早炊きにおすすめの炊飯器6選
早炊きにおすすめの炊飯器をご紹介します。
(2019年8月末現在の調査価格です。)
- 象印「IH炊飯ジャー極め炊き 黒まる厚釜5.5合(NP-VJ10)」
- アイリスオーヤマ「炊飯器 マイコン式 5.5合 銘柄炊き分け機能付き(RC-MC50)」き
- アイリスオーヤマ「炊飯器 IH式 5合 銘柄炊き分け機能付き(RC-IE50)」
- 象印「炊飯器 5.5合 圧力IH式 炎舞炊き(NW-KA10)」
- タイガー「炊飯器 5.5合 土鍋圧力IH 炊き分けメニュー プレミアム本土鍋 炊きたて(JPH-A100)」
- パナソニック「炊飯器 5.5合 圧力IH式 Wおどり炊き(SR-SPX107)」
早炊きにおすすめの炊飯器①:象印「IH炊飯ジャー極め炊き 黒まる厚釜5.5合(NP-VJ10)」
炊飯方式 | IH方式 |
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炊飯容量 | 5.5合炊き |
最大消費電力(W) | 1105 |
サイズ(cm) | 幅約25.5×奥行約37.5×高さ約20.5 |
重量 | 約4.0kg |
価格の目安 | ¥13,939~ |
象印のIH方式炊飯器。
炊き方が「ふつう・かため・やわらかめ」から選べます。
こだわりは、熱が釜全体に伝わり米のうま味を引き出す「黒まる厚釜」。
強火で炊き続け米のアルファ化を助けます。
保温機能も3種類から選択。
最大30時間おいしく保温してくれるのです。
多めに炊いてしまっても、おいしいご飯をいつでも食べられますね。
フラットな庫内でお手入れも簡単。
忙しくて限られた時間に早炊きを活用したい方におすすめです。
早炊きにおすすめの炊飯器②:アイリスオーヤマ「炊飯器 マイコン式 5.5合 銘柄炊き分け機能付き(RC-MC50)」
炊飯方式 | マイコン式 |
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炊飯容量 | 5.5合 |
定格消費電力(W) | 645 |
サイズ(cm) | 幅約26.0×奥行約31.2×高さ約22.5 |
重量 | 3.5kg |
価格の目安 | ¥6,800~ |
アイリスオーヤマのマイコン式炊飯器。
銘柄炊き分け機能がついているので、お気に入りのお米をよりおいしくいただけます。
対応しているのは、「こしひかり」「あきたこまち」など全31銘柄。
3.1mmの極厚火釜でしっかりと熱を伝えるため、ふっくら炊き上がるのです。
炊飯器の早炊きにかかる時間は約30分~42分。
標準炊飯より約13~14分短縮されます。
よく食べるお米の銘柄がある方や早炊き機能を使いたい方におすすめです。
早炊きにおすすめの炊飯器③:アイリスオーヤマ「炊飯器 IH式 5合 銘柄炊き分け機能付き(RC-IE50)」
炊飯方式 | IH式 |
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炊飯容量 | 5.5合 |
最大消費電力(W) | 1130W |
サイズ(cm) | 幅約26.8×奥行約33.2×高さ約22.3 |
重量 | 4.5 kg |
価格の目安 | ¥10,470~ |
アイリスオーヤマのIH式炊飯器です。
H炊飯器は、高火力で一気に加熱するのでムラの少ない炊きあがりになります。
電磁の働きで内釜自体が発熱。
そのおかげでお米全体に、まんべんなく熱を伝えることができるのです。
早炊き以外にも、炊き込み・おかゆ・玄米コースが搭載。
炊飯器での蒸し料理・煮込み料理にも対応しています。
加熱は、IHヒーターと蓋ヒーターのWヒーターによる大火力。
早炊き機能とともに、ときには凝った料理を作りたい方におすすめです。
早炊きにおすすめの炊飯器④:象印「炊飯器 5.5合 圧力IH式 炎舞炊き(NW-KA10)」
炊飯方式 | 圧力IH式 |
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炊飯容量 | 5.5合 |
最大消費電力(W) | 1240 |
サイズ(cm) | 幅約27.5×奥行約34.5×高さ約23.5 |
重量 | 8.5kg |
価格の目安 | ¥66,980~ |
象印の圧力IH式炊飯器です。
Hと相性がよい素材を使った釜に特徴があります。
釜のアルミとステンレスに「鉄」組み込む。
蓄熱性・発熱効率・熱伝導をアップしています。
これによってご飯の甘み・うま味が引き出されるのです。
この釜は保温のためにも工夫されており、おいしく保温できるのは40時間。
家庭ごとの好みの食感に炊き上がるようにメニューも豊富。
「わが家炊き」という炊き方のメニューは121通りあります。
洗う部品を少なくしお手入れも簡単。
簡単に家族が納得する味のご飯を楽しみたい方におすすめです。
早炊きにおすすめの炊飯器⑤:タイガー「炊飯器 5.5合 土鍋圧力IH 炊き分けメニュー プレミアム本土鍋 炊きたて(JPH-A100)」
炊飯方式 | 土鍋圧力IH+可変W圧力 |
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炊飯容量 | 5.5合 |
最大消費電力(W) | 1075W |
サイズ(cm) | 幅約26.1×奥行約32.5×高さ約22.0 |
重量 | 7.0kg |
価格の目安 | ¥43,707~ |
タイガーの土鍋圧力IH+可変W圧力式炊飯器。
熱伝導性を高める「炭化ケイ素」という成分を配合した、土鍋釜が特徴です。
内ふたには、表面を水分と結合しやすい状態に保つ加工を採用。
土鍋釜との組み合わせで、米の余分な水分をとばして炊き上げる構造に。
工夫された理想の加熱方法は、効率よく米のアルファ化をすすめます。
甘み・香りを最大限に引き出してくれるのです。
土鍋による本格的なご飯を楽しみたい方におすすめの炊飯器ですよ。
早炊きにおすすめの炊飯器⑥:パナソニック「炊飯器 5.5合 圧力IH式 Wおどり炊き(SR-SPX107)」
炊飯方式 | 圧力+スチームIH方式 |
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炊飯容量 | 5.5合 |
最大消費電力(W) | 1210 W |
サイズ(cm) | 幅約26.6×奥行約33.8×高さ約23.3 |
重量 | 7.0kg |
価格の目安 | ¥50,000~ |
パナソニックの圧力+スチームIH方式炊飯器。
米をおどらせて炊き上げる「おどり炊き」が特徴です。
IHの加熱によリ発生する気泡を発生させる。
圧力の変化により水の流れを変える。
以上の方法で米をおどらせます。
それにより米にまんべんなく熱を伝え、アルファ化をすすめます。
50種類もの米の銘柄に合わせて炊き分けも可能。
早炊き機能も使いたいけれど、本当においしいご飯が食べたい方におすすめです。
炊飯器の早炊きでおいしく炊くコツ4選
炊飯器の早炊きでもよりおいしいご飯が食べたいですよね。
そのためのコツは何があるのでしょうか。
- お米を洗うときはやさしく
- お米を水につける
- お米の表面の水を切る
- 炊けたご飯をほぐす
おいしく炊くコツ①:お米を洗うときはやさしく
炊飯器の早炊きでおいしくご飯を炊くコツは、お米をやさしく洗うこと。
お米の粒がくずれないようにするためです。
お米が割れてしまうと粒がなくなってしまいます。
食感が悪くなりおいしく感じられないのです。
たっぷりの水を使いお米をやさしく洗いましょう。
はじめに水を加えたら、すぐに水を捨てるとさらにいいです。
乾いた米は、水と一緒に「ぬかの臭い」まで米が吸ってしまいます。
底から軽く2〜3度混ぜたらすぐに水を捨て、新しい水でまた洗ってくださいね。
おいしく炊くコツ②:お米を水につける
炊飯器の早炊きでおいしくご飯を炊くコツは、お米にしっかり水を吸わせること。
お米のアルファ化をよりしやすくするためです。
お米に含まれるでんぷん質が効率よくアルファ化する。
それはおいしいご飯が炊きあがることを意味します。
そのためにお米が水分を吸っている状態になっていると、よりいいのです。
お米は炊く前に15分間水を吸収させれば大丈夫。
弾力・粘りがありうま味を感じるおいしいご飯が炊けますよ。
おいしく炊くコツ③:お米の表面の水を切る
炊飯器の早炊きでおいしくご飯を炊くコツは、吸水させたお米の表面の水を切ること。
15分間ほどざるに上げておきましょう。
せっかく水を吸わせたのにザルに上げちゃうの?
そう思われる方もいらっしゃいますよね。
お米は、水に浸けると粒の表面からくずれていきます。
そのまま炊くと粒の表面がくずれたまま炊き上がってしまうのです。
吸水後にザルに上げておくと、米の表面だけ水が吸水されていきます。
手間はかかりますが、おいしく食べる工夫として知っておいてくださいね。
おいしく炊くコツ④:炊けたご飯をほぐす
最後の炊飯器の早炊きでおいしくご飯を炊くコツは、炊けたご飯をしっかりとほぐすこと。
ここまで行ってようやくおいしいご飯を炊く工程が完了です。
おいしいご飯に必要なのは、余分な水分を含んでいないこと。
しゃもじでよくほぐすことで、水分が程よく飛びます。
また、混ぜることで炊きむらがなくなります。
ご飯を切るように底からかき混ぜてほぐしましょう。
フタについている水分もキッチンペーパーなどで拭き取っておいてくださいね。
おすすめのお取り寄せおかず
炊きたての白いご飯にぴったりな、鮭フレーク。
こちらの商品は、岩手県釜石市の工場でつくられています。
材料の鮭は、地元である大槌(おおつち)産の鮭にこだわったもの。
昔ながらの製法で塩漬け・熟成されているのです。
鮭本来のうま味がたっぷりなので、お酒のおつまみにもなります。
もちろん和え物などの料理に使ってもおいしいですよ。
ですが、一番のおすすめは白いご飯のおともにすること。
炊飯器で炊いたほかほかのご飯に、たっぷりのせて食べてくださいね。
炊飯器の早炊き機能を活用しよう
炊飯器の早炊き機能は、時短ができてとても便利。
通常なら時間がかかる工程をうまく省いて、おいしいご飯を炊いてくれます。
炊き込みご飯や寿司めしなども、短時間でおいしく炊いてくれます。
しかも、コツをつかめばさらにおいしくなるのです。
機能も価格もさまざまな炊飯器があるので、ご家庭に合った一台を見つけてくださいね。