セーターに毛玉ができる原因3選
お気に入りのセーター、丁寧に扱ってもすぐに毛玉が出てきてしまうのは何故でしょうか。
セーターやニットに毛玉ができる原因をまとめました。
- 衣類の摩擦
- 日常生活中の擦れ
- 静電気
詳しく見ていきましょう。
セーターに毛玉ができる原因①:衣類の摩擦
セーターなどの衣服に出てくる毛玉は、摩擦が原因のモノがほとんどです。
衣服同士の摩擦によって、腕や脇、脇腹周辺に毛玉が出てきてしまいます。
そのほか、バッグやリュックがセーターと擦れることでも、背中や腰周りに毛玉が現れるのです。
洗濯中に衣服が擦れ合う摩擦さえも毛玉が発生する原因になるので、細心の注意が必要です。
セーターに毛玉ができる原因②:日常生活中の擦れ
毎日の日常生活の中にも、セーターを擦ってしまって毛玉の原因となる行動がいくつもあります。
例えば、机上の作業中などは腕周りが常に机と擦れ合っていますよね。
椅子に座っていても背もたれと背中が擦れ合っている状況です。
そのほか、普段の歩く行為でさえも腕と脇が擦れて合い、毛玉ができる原因となり得るのです。
セーターに毛玉ができる原因③:静電気
静電気はセーターなどの衣服に毛玉を作りだす原因になります。
毎日の擦れによって衣類内に静電気が発生し、それによってセーターの繊維同士が絡み合って毛玉を作りだします。
特にセーターなど毛羽の多い衣類は静電気を多く持ちやすく、毛玉を作る原因になるのです。
冬、静電気を持ちやすい季節はより細心の注意が必要になります。
セーターの毛玉取り方法5選
セーターに出てきた毛玉を除去するには、どんな方法があるのでしょうか。
色々な毛玉取りの方法を5選、まとめました。
- スポンジ裏面で優しく撫でる
- 顔用かみそりで毛玉を切り取る
- 専用の毛玉取り器で広範囲の毛玉に対応
- 大事なお洒落セーターには毛玉取りブラシが最適
- 毛玉取り用の軽石はさまざまな種類の衣服に使える
詳しく見ていきましょう。
セーターの毛玉取り方法【スポンジ編】①:スポンジ裏面で優しく撫でる
お手軽で準備物も必要がない【スポンジ】を利用した毛玉取りは、すぐに出来るので多くの人に知られています。
スポンジの裏面(固い方)で優しく撫でるだけで、簡単に毛玉を取り除くことが出来ます。
スポンジを利用した毛玉取りは、とにかく今すぐに毛玉を取り除いてその服を着たい!というような場合に便利です。
セーターの毛玉取り方法【カミソリ編】②:顔用かみそりで毛玉を切り取る
顔用の小型のかみそりを使って毛玉を切り取る方法も、手軽に出来ると話題になっています。
顔周りを剃るのと同様に優しく衣服の表面を滑らせることで、毛玉を取り除きます。
服までも切って傷めることのないよう、優しく撫でるように刃を滑らせて毛玉だけを切り取りましょう。
セーターの毛玉取り方法【毛玉取り器編】③:専用の毛玉取り器で広範囲の毛玉に対応
衣類の毛玉取り専用のアイテム機器も数多く販売されています。
電動の回転刃で簡単に毛玉を切り取ることの出来る毛玉取り器は、広い範囲に散らばった毛玉を一気に取り除くのに最適です。
簡単で手軽に広い範囲の毛玉を取り除ける、電動の専用毛玉取り器はオススメです。
セーターの毛玉取り方法【毛玉取りブラシ編】④:大事なお洒落セーターには毛玉取りブラシが最適
電動の毛玉取り器と同様に、毛玉取り専用のブラシも持っておくと便利に使い分け出来ます。
デリケートなお洒落セーターなどには、繊細な力加減で丁寧に動かせる毛玉取りブラシがオススメです。
丁寧に細かく毛玉のお掃除が出来るので、大事に着続けたいお気に入りセーターにも最適です。
セーターの毛玉取り方法【軽石編】⑤:毛玉取り用の軽石はさまざまな種類の衣服に使える
毛玉取り用の軽石であるセーターストーンはアメリカで大人気となり、日本でも話題となりつつあります。
毛玉のある部分を軽く擦るだけで、ポロポロと毛玉を取り除くことが可能です。
セーターのほか、マフラーやジャージなどにも使える軽石・セーターストーンはオススメです。
セーターの毛玉取りの注意点3選
毛玉取りの際に衣服を守るために気を付けなければならない【注意点】をご紹介していきます。
- 毛玉取りのやり過ぎは衣服を傷める
- 毛玉取り中の力加減に注意
- 毛玉を手でちぎり取るはNG
詳しく見ていきましょう。
セーターの毛玉取りの注意点①:毛玉取りのやり過ぎは衣服を傷める
毛玉はもともと衣服を構成する繊維の一部です。
毛玉取りのやり過ぎは繊維をすり減らすことに繋がります。
毛玉取りを頻繁にしてしまうと服の生地がすり減り、衣類を傷める原因になり得るのです。
基本的には広い範囲の毛玉取りはしないで済むよう予防を徹底して、毛玉取りの回数を極力減らしましょう。
セーターの毛玉取りの注意点②:毛玉取り中の力加減に注意
毛玉取りの力加減を間違えると、衣類を傷めてしまう原因になります。
刃で切り取る道具を使っている場合、力加減を間違えると衣類の布までも切ってしまうことも考えられます。
スポンジなど毛玉を絡め取る場合でも返って毛玉を作る原因となり得ます。
力加減に注意して丁寧に毛玉取りをしていきましょう。
セーターの毛玉取りの注意点③:毛玉を手でちぎり取るはNG
基本的に毛玉を引きちぎるように取り除くのはNGです。
もちろん、手でちぎり取るのは新たな毛玉を作りだす原因になるので、毛玉取り作業として手を使うのはやめてください。
またスポンジによる毛玉取りも、ちぎり取る行為に近い毛玉の取り除き方になります。
本当に緊急時で必要に駆られたとき以外にはしない方が良いでしょう。
セーターの毛玉取りアイテム5選
セーターの毛玉取りに使えるアイテム5選をご紹介していきます。
毛玉取りのために1つは持っておいた方が良い、おすすめアイテムをまとめました。
- tecbos 毛玉取り器 3枚刃モデル
- HOSIDA 毛玉取り器 6枚刃モデル
- COSYONALL 毛玉クリーナー コンパクト
- ORIENEX 洋服ブラシ
- JOYY 毛玉取り器 洋服ブラシ セット
詳しく見ていきましょう。
セーターの毛玉取りアイテム①:tecbos 毛玉取り器 3枚刃モデル
高級なかみそりに使われるステンレス製のカッターが使われたtecbosの製品は、3枚刃で毛玉を確実に取り除くことが出来ます。
安全性にも優れ、保護カバーが衣服の生地と使用者の手を傷つけないよう守ります。
一回の充電で持久性にも優れているので、一家族分の衣類を一気に綺麗にすることが出来るでしょう。
セーターの毛玉取りアイテム②:HOSIDA 毛玉取り器 6枚刃モデル
HOSIDAの6枚刃モデル製品は、刃の強力な回転スピードも相まって、毛玉をサッと取り除きます。
3段階の風合いガードによって生地を傷つけることなく、安全に色々な衣類の毛玉に対応出来る製品です。
安全性への配慮もされており、保護カバーのない状態・緩んだ状態では回転しないようになっているので安心ですね。
セーターの毛玉取りアイテム③:COSYONALL 毛玉クリーナー コンパクト
COSYONALLのこちらの製品は、何と言ってもそのコンパクトさが特徴です。
コンパクトに手にフィットするデザインが魅力になります。
とてもオシャレなデザイン性ですが性能も良く、ステンレス製の6枚刃が素早く毛玉を取り除きます。
安全機能としては、2ヵ所でしっかりとカバーが付いていることを確認しています。
セーターの毛玉取りアイテム④:ORIENEX 洋服ブラシ
ORIENEXの洋服ブラシは、衣類を清潔に保ち長く着用していくためにも持っておいた方が良いアイテムになります。
毛玉取りのアイテムではありませんが、毛玉の発生予防として洋服ブラシは必須アイテムです。
細かで弾力性のある毛先が特徴の天然馬毛のブラシが衣服のホコリを落とし、毛玉の原因になる静電気を抑えます。
セーターの毛玉取りアイテム⑤:JOYY 毛玉取り器 洋服ブラシ セット
JOYYが販売しているのは、毛玉取り器と洋服ブラシのセット商品になります。
6枚刃の強力カッターの付いた毛玉取り器(+替刃・充電機器類)に、天然馬毛のシンプルな洋服ブラシがセットになっています。
衣類を長く着続けるためにも大切なアイテム機器をセットでお得に購入できる、セット商品はオススメです。
セーターの毛玉予防方法5選
そもそも毛玉を作らないよう、予防するにはどんな方法があるでしょうか。
【毛玉予防】の方法をご紹介していきます。
- 自分の身体に適したサイズを着る
- 着用後の衣服は丁寧にブラッシングする
- 同じ服を続けて着用しない
- 洗濯はドライコースや手洗いコースを選択する
- 毛玉ができやすい服はクリーニングを利用する
詳しく見ていきましょう。
セーターにおすすめの毛玉予防方法①:自分の身体に適したサイズを着る
毛玉ができるのを防ぐには身体に合ったサイズを着ることが大切です。
適したサイズの服を着ることで、衣類の摩擦による影響を少なく抑えることが出来ます。
毛玉ができる原因である摩擦や擦れを減らして、毛玉予防になります。
まずは自分の体型にフィットするセーターを選ぶことから始めましょう。
セーターにおすすめの毛玉予防方法②:着用後の衣服は丁寧にブラッシングする
着用後は洋服ブラシで丁寧にブラッシングしておきましょう。
ブラッシングすることで一日の埃や汚れを落とすと同時に、毛玉ができる原因である静電気までも除去してくれます。
お気に入りのセーターを長く着続けるためにも、着用後のケアをしっかりしておくことがとても大切です。
セーターにおすすめの毛玉予防方法③:同じ服を続けて着用しない
どんなに摩擦や擦れに注意して着ていても、たくさん着続ければ摩擦や擦れは増えてきます。
毎回毎回をどんなに注意していても蓄積されていく摩擦と擦れは、十分に毛玉の原因になり得るでしょう。
衣類を休ませる期間を設け、連続して同じ服を着続けないよう気を付けましょう。
セーターにおすすめの毛玉予防方法④:洗濯はドライコースや手洗いコースを選択する
洗濯でさえも衣類の摩擦を引き起こし、毛玉を作る原因になります。
少しでも洗濯中の摩擦を減らすためにも、洗濯機は他衣類と別にしましょう。
ドライコースや手洗いコースを利用してセーターに負担をかけない洗い方を選択しましょう。
また、摩擦を抑えるには手洗いもオススメです。
セーターにおすすめの毛玉予防方法⑤:毛玉ができやすい服はクリーニングを利用する
どんなに気を付けて衣類を扱っていても、毛玉が出てくることはあります。
摩擦や擦れをゼロにすることは不可能ですから、毛玉が絶対に出ない!というのは難しいでしょう。
極力毛玉を出さないで済むように、大事なセーターや高価な物はクリーニング店に任せるのも1つの手ですよ。
セーターを長持ちさせるコツ3選
お気に入りのセーターを長持ちさせるために大切な【コツ】をご紹介していきましょう。
大切な服を長く着られるように参考にしてくださいね。
- 衣服に休息期間を与える
- 洗濯の際は細心の注意を払って丁寧に扱う
- 季節を過ぎた服を正しく保管する
詳しく見ていきましょう。
セーターを長持ちさせるコツ①:衣服に休息期間を与える
連続して同じ衣服を着続けるのは、衣服に摩擦・擦れが蓄積していき毛玉が出てくる原因になります。
適宜、お気に入りの衣服に休息期間を設けて休ませてあげましょう。
今流行の着回しだけでは連続して着ることが増えてしまうので、連続させないよう組み合わせの工夫が必要です。
セーターを長持ちさせるコツ②:洗濯の際は細心の注意を払って丁寧に扱う
セーターなど毛玉ができやすい衣服は、洗濯でも摩擦・擦れを起こし毛玉の原因になります。
手洗いを取り入れたり洗濯機のコースや洗い方を工夫するなどして、極力衣服に摩擦を与えないよう気を付けましょう。
大事な衣類ほど洗濯の際には傷つけないよう注意が必要です。
セーターを長持ちさせるコツ③:季節を過ぎた服を正しく保管する
セーターなど季節を過ぎれば収納する必要のある衣服は、正しい方法で保管しておくことも大切です。
雑な保管では衣類に雑菌を繁殖させ、虫食いやニオイの原因になります。
特にセーターに使われる素材は虫が好むモノが多く、虫の餌食になることが多いので注意です。
おすすめの毛玉にならないセーター
Yookie メンズ ニットベスト Vネック ベスト
毛玉やお手入れの心配事に的確に配慮されたYookieの「メンズニットベスト Vネック」がオススメです。
綿の素材が軽量で柔らかい肌触りが特徴の、毛玉ができにくいニットベストになります。
フィット感ある着心地の良いニットベストは、秋から春にかけて3シーズンで茶口調で着ます。
オシャレと上品さを追求したデザインは、ビジネススーツにもプライベートのお洒落ベストにも最適です。
カラーはグレー・紺・黒の定番3種で、選びやすいでしょう。
セーターは毛玉取りをして美しさを保とう
お気に入りのセーターを台無しにしてしまう毛玉を取り除く正しい方法をご紹介してきました。
元々の原因から、毛玉取りで注意する点、衣服を長持ちさせるコツまでまとめました。
毛玉取りの行為は少なからず衣類を傷つけてしまいます。
お気に入りの大事な衣類はしっかり毛玉予防をして、毛玉が出てこないように扱いましょう。