料理好き100人にアンケート!1番使われているのはプラスチック製のまな板
まな板は大きく分けると「プラスチック製」「木製」「ゴム製」の3種類。
それぞれ使用感や使い心地もさまざまです。
そこで、料理好きの人はどの種類のまな板を使っているのかアンケート調査を実施。
どのタイプのまな板が1番愛用されているのでしょうか?
最も多かったのは「プラスチック製」で、6割の人が使っているとの結果になりました。
漂白剤が使えて扱いやすいので愛用者が多いかもしれませんね!
次に多かったのは「木製」で、約3割の人が使用しています。
ソフトな刃あたりで包丁に優しく、おしゃれなデザインを好む方に使われているのではないでしょうか。
まな板の種類と特徴
木製のまな板
木製のまな板は、重さが程よく安定しているため食材が切りやすくとても使いやすい素材です。
また、硬すぎないソフトな素材なので刃こぼれを起こしにくいという点でも魅力的でおすすめです。
木製のまな板の特徴
木製のまな板は見た目がお洒落で素敵なものも多いので、使用している方も多いのではないでしょうか。
ただ、木製のまな板には気を付けなければならない点もあります。
料理研究家のジョーさん。さんは以下のようにおっしゃっています。
木はプラスチックに比べて柔らかいため、包丁が長持ちすると言われています。また、食材が滑りにくいため、切っているうちに食材が動いて切りにくい…なんてこともありません。
デメリットとしては、定期的にまな板削りに出すなど手入れの必要があることです。また雑菌がたまりやすいため使用後よく洗い、きちんと乾かすことも大切になります。濡れたままで放置すると、カビが生える原因となることも。
一口に木製と言っても、杉やヒノキなどの種類があり、安いものはまな板自体の臭いが気になることもります。そのため、現物をみて購入することをおすすめします。
木はとてもデリケートな素材なので、ほとんどの商品が漂白剤で除菌することが出来ません。
一度カビが生えてしまったら、削ってしまう以外には元どおりにすることはほぼ不可能です。
また、木製のまな板は表面に包丁の傷が付きやすいので、そこから雑菌が入り込んでしまい、食中毒やカビが生えるリスクも高くなります。
毎日使用後に使用後にしっかり水気を拭き取り乾燥させ、しっかり正しくお手入れをしてあげれば問題ありませんが、少し手間がかかることには違いありません。
しっかりケアしてあげる必要がある素材ですので、普段忙しくてケアは簡単に済ませたいという方にはおすすめできません。
しかし、木製のまな板はデザイン性のある素敵な見た目の商品が多いので、見た目を重視される方にはおすすめです!
ここで実際に木製のまな板を使っている人の口コミを紹介します!
お手入れのしやすさはプラスチック製には劣るが、包丁を傷めず使い心地が良いとの意見が多かったです。
プラスチック製のまな板
プラスチック製のまな板は、ほとんどの商品で漂白剤を使用することが出来るので、衛生面を大事にしている方におすすめです。
重さも軽いものが多く、出し入れする時や洗う時にあまり力を使わずに済むのもおすすめ出来るポイントですね。
プラスチック製のまな板の特徴
ジョーさん。さんにプラスチック製のまな板の特徴について教えていただきました。
プラスチック製はさまざまな色のものが出ているので、キッチンをおしゃれにしたい人にはおすすめです。また、値段も木製に比べると抑えめに済ませることができます。
ただ、包丁のはね返りが強いため、包丁の切れ味が悪くなりやすいというデメリットがあります。
プラスチック製のまな板には、ケアしやすい反面、素材が硬いため包丁が傷みやすいというデメリットもあります。
また、滑りやすく食材を切る際に腕への負担がかかるので、腕の力が弱い方にはおすすめ出来ません。
また、プラスチック製のまな板は衛生面でケアしやすく手軽に使用しやすい素材といえますが、毎日しっかり料理する方にはあまりおすすめ出来ないかもしれません。
料理する頻度が少なく、簡単に清潔に保ちたい方にはおすすめですね。
ここで実際にプラスチック製のまな板を使っている人の口コミを紹介します!
漂白ができるので衛生面でのメリットを挙げる人が多かったです。
ゴム製のまな板
ゴム製のまな板は、比較的新しく、とても実用性の高い素材といえます。
木製よりも簡単にメンテナンス出来ますし、プラスチック製よりもソフトで弾力性があるのでとても使用しやすいので料理初心者さんにもおすすめですね。
ゴム製のまな板の特徴
料理研究家のジョーさん。さんにゴム製まな板の特徴を教えていただきました。
ゴム製のまな板は滑りにくく、また木と同じくらい包丁に優しく、切れ味が悪くなりにくいです。このように木製とプラスチック製、両方のいいところを持っているのですが、あまり流通していないため選択肢は多くありません。
また価格も高めで、持ってみるとずっしりと重く、片付けが少し大変です。
ゴム製のまな板は、少々重さはありますが、特別デメリットは見当たらない素材ですので、扱いやすいまな板を探している方におすすめです。
ただ、ゴム独特のにおいは多少ありますので、ゴムのにおいが苦手な方にはおすすめ出来ません。
また、デザイン性の高い木製のものと比べると見た目はかなり生活感の出るものが多いので、見た目を重視される方にはあまりおすすめ出来ないかもしれません。
簡単にケア出来て使い勝手の良さを求めている方にはおすすめです!
ここで実際にゴム製のまな板を使っている人の口コミを紹介します!
刃あたりが優しくお手入れもしやすいとの意見が寄せられました。
まな板の選び方
料理研究家がおすすめするまな板の選び方
ジョーさん。さんにおすすめのまな板の選び方を解説していただきました。
まず最初にチェックするのは素材です。
素材にはプラスチックや木製、竹製、ゴム製などがあります。滑りやすい素材だと調理中に食材や、まな板自体が動いてしまい、うまく切れないこともしばしば。プラスチックは特に滑りやすいので、滑り止め加工のしてあるものがおすすめです。
また、まな板自体の厚さも確認しておきましょう。
薄いまな板は軽くて取り回しがしやすいというメリットがありますが、キッチンの天板がしっかりしていないところだと作業がしにくい場合があります。(私の場合は薄いステンレスのキッチンで、薄手のまな板を使用したら、独特の跳ね返りがあるせいでみじん切りなどが非常にやりにくかったという経験があります)
素材
ジョーさん。さんもおっしゃるようにやはり素材選びは必須です。
まな板の素材によって使い勝手やメンテナンスの仕方が異なりますので、自分のライフスタイルにはどの素材が一番使いやすく合っているのか考えてみることをおすすめします。
除菌加工の有無
まな板によっては、初めから除菌や抗菌の加工がされているものがあります。
まな板そのものが加工されているのは、衛生面を重要視している方にとっては嬉しいポイントですよね。
商品によっては、表面だけではなく木材の中心部にまで染み込ませてあり、表面を削っても除菌の効果が維持されるものもあります。
小さいお子さんがいらっしゃる方は特に、食材をそのまま接触させるまな板を簡単にしっかり清潔に保つことが出来るのでおすすめです。
衛生面を重要視されている方は、商品の加工や素材の特徴をよく調べておきましょう!
漂白について
前述した通り、木製であれば漂白剤が使用できない場合が多く、プラスチック製とゴム製であれば使用できる場合が多いです。
ですが商品によって使用方法が異なりますので、漂白剤が使用可能かどうかは確認しておきましょう。
食洗器対応
まな板によっては、食洗器に対応していないものもあります。
木製のまな板は表面に包丁の傷がつきやすいため、食洗器に入れて乾燥させるとそこからヒビが入ったりひずみの原因になりうるので使用出来ないものが多いです。
その点では、プラスチック製やゴム製のものは食洗器対応になっている商品が多いので食洗機を使用している方にはおすすめですね。
ですが食洗器対応かどうかは商品によりますので、食洗器を普段使用している方はしっかり商品情報をチェックしておきましょう!
サイズ
まな板のサイズ感も重要です。
家庭によって、キッチンの大きさは違いますよね。
キッチンスペースが広ければ、大きいまな板の方がおすすめですが、スペースにそこまで余裕がない場合はコンパクトなサイズのまな板の方が邪魔にならないのでおすすめですね。
自宅のキッチンスペースの広さや収納の容量によって、自分の家庭に適切なサイズのものを選びましょう!
形
まな板の形もさまざまなものがあります。
一般的には、まな板は長方形の形をしていますが、丸い形のものや楕円形のもの等、色んな形状のまな板があります。
丸い形だとが四隅のスペースに何か別のものを置くことが出来て便利になるのでスペースに余裕がある方にはおすすめです。
また、厚さもしっかりした厚さのものから薄いシート状のようなものもあります。
どんなものが自分のキッチンに合っているのか、自宅のキッチンスペースを把握しておきましょう!
デザイン
まな板は、毎日料理する方であれば毎日使用して目にするものなので、デザインも気に入った商品を選ぶのがおすすめです。
前述した通りいろんな形や素材のものがありますので、料理する時にワクワクするような、お気に入りのデザインのまな板を見つけて毎日の料理する時間をワクワクする時間にしちゃいましょう!
料理研究家がおすすめするまな板
ジョーさん。さんにいただいたアドバイスを踏まえた上で、実際にはどのような商品がおすすめなのかを紹介していきます。
コスパで選ぶならこれ!パール金属 抗菌 まな板
また刃があたった感触も、低廉なものに比べると柔らかく、刃がいたみにくいです。
品質重視!ダイワ産業 まな板 木製
おすすめのまな板
【両面使える】まな板 抗菌まな板 こぼれにくいフチ付き多機能まな板 両面使えて 耐熱 食洗機対応 家庭用 アウトドアに適用する(34×27.5×1.5cm)
こちらのまな板は吸水性がないため、雑菌やカビの心配が不要です!
使用後に布巾などで軽く拭き取るだけでお手入れ完了です。
使いやすくて衛生面も気を付けたいという方にはぜひおすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
34㎝×27.5㎝×1.5cm | 585g | 天然麦わら+シリコン | ×(天然の抗菌・防臭効果あり) | ○ |
【天然の麦わら素材】HiLiff まな板 まないた 天然麦わらのまな板 抗菌 多機能 家庭まな板 小きい(29.6cm22.5cm1cm)
天然の麦わらには抗菌効果において優れており、水を吸収しにくい素材です。
また、匂いが残りにくいことや汚れを落としやすいのも特徴です。
重さも比較的軽いので扱いやすい商品ですので料理初心者さんにおすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
29.6cm×22.5cm×1cm | 380g | 天然麦わら | ×(天然の抗菌・防臭効果あり) | ○ |
【お手入れしやすい】トンボ NEW ラバー付 耐熱 抗菌 まな板 L グリーン
細菌の増殖を抑える抗菌加工が施されていて、衛生面で優秀な商品です。
またこの商品は、サイズ展開も豊富なので、ご家庭にあったサイズを選べます。
衛生面を重視している方、なかなかサイズが合うまな板がない・・という方におすすめです!
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
22.5㎝×37㎝×0.8cm | 520g | ポリプロピレン、TPR(プラスチックとゴムの間のような素材) | ○ | ○ |
【使い分けにおすすめ】イノマタ化学 使い分けシートまな板 4枚セット 約24×38.2cm×厚さ1mm
4枚セットになってるなんてお得感がありませんか?
まな板のシートが薄くしなやかに曲がるようになっているので、切った食材をそのまま簡単にフライパンやお皿にうつすことが出来ます。
また、いろんな食材を切る時にも便利ですよね。
効率的に料理をしたい方におすすめです!
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
24㎝×38.2㎝×0.1cm | 100g | ポリプロピレン(プラスチック) | × | × |
【メモリ付きで使いやすい】京セラ カラーまな板 ピンクキッチンシリーズ CC-99 PK
こちらの商品は、なんとまな板にメモリが付いています!
右からも左からも計れるので左利きの方も使用できます。
食材の大きさを均等に切りたい方には使いやすくておすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
30㎝×21㎝×0.2cm | 120g | スチレン系エラストマー(ゴム) | × | ○ |
【漂白できる】やわらか抗菌 まな板 KSN-MW
こちらの商品はプラスチック素材ですが、感触が木のまな板に近いという優れものです。
木の素材を使用してみたいけどメンテナンスが面倒だし・・という方にぜひおすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
25㎝×37㎝×1.3cm | 1085g | ポリエチレン(プラスチック) | ○ | × |
【おしゃれな木製素材】ロゴス(LOGOS) Bambooちょっとまな板 81280003
見た目がとってもお洒落な商品です。
もちろんまな板としても使用できますし、お皿としても素敵に使えるので、よく料理を写真で撮る方や自宅へ人を招く方にぜひおすすめです!
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
24.5㎝×24.5㎝×1.4cm | 500g | 竹集成材 | ×(抗菌効果があると言われる竹を使用) | ○ |
【包丁が使いやすい】アイメディア 食洗器対応 丸いまな板 耐熱 エラストマーカッティングボード
まな板にしてはめずらしい奥行きのある丸い形で、広く使えて複数の食材を切る時に便利な商品です。
キッチンスペースを有効的に使えるので、一人暮らしの方などキッチンスペースが狭い家でも使いやすくておすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
35㎝×29cm | 900g | 耐熱エラストマー(ゴム) | ○ | ○ |
【上質なゴム製】アサヒ クッキンカット抗菌ゴムまな板 750×330×20 G105
こちらの商品は、レストラン向けの業務用商品です。
一般家庭には必要ないかもしれませんが、ゴム素材で衛生的ですし包丁への負担も少ないので、本格的に料理をする方にはおすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
750×330mm | 6490g | ゴム | ○ | × |
【滑り止めが便利】三洋化成 スベリ止抗菌まな板(シート付) W KST-SW
濡れたシンクの上でもすべらないストッパーが付いている商品です。
料理しているときは野菜を洗ったり調理している間に洗い物をしたりと、その度に布巾で拭くのが面倒な時もありますよね。
素早く料理したい方にはおすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
32㎝×22㎝×1.3cm | 886g | まな板:ポリエチレン(プラスチック)/シート:ポリプロピレン(プラスチック) | ○ | × |
【デザインがかわいい】抗菌 耐熱 まな板 両面 30×26×厚み1cm 丸型 イラストパレット バンケット RM ピンク
イラストが可愛らしくてデザイン性のある商品です。
ケーキをカットすることも出来るので、お子さんと一緒に料理をされる方などにおすすめです。
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
30㎝×26㎝×1cm | 350g | 外側・芯材=ポリプロピレン(プラスチック)、フチ部=エラストマーゴム | ○ | ○ |
【2枚組がお得】パール金属 日本製 まな板 食洗機対応 備長炭入り シートまな板 2枚組 大 中セット River ブラック 黒 BLKP CC-8503
大きさの違うまな板が2枚セットになっている商品です。
また、備長炭ブレンドで抗菌剤が含まれているので衛生面でも魅力的ですね。
見た目もブラックで素敵なので見た目も機能性も譲れないという方にはおすすめです!
サイズ | 重さ | 素材 | 除菌加工 | 食洗機対応 |
---|---|---|---|---|
大(約)39㎝×26㎝×0.2cm/中(約)32.5㎝×21㎝×0.2cm | 290g | エラストマー(ゴム) | ○ | ○ |
まな板のお手入れ方法
汚れの落とし方
使用後には、サッと水で洗い流します。
特に魚や肉を切った場合はしっかり落とすよう注意してくださいね。
台所用洗剤等を使用して、木製ならタワシで擦り、木製以外ではスポンジを使用します。
最後しっかりすすぐことも忘れずに!
除菌方法
使用している素材、商品によって、除菌方法が異なります。
熱湯消毒が最も簡単で確実に除菌が出来るのでおすすめですが、プラスチック製は耐熱温度を必ず確認しましょう。
また、台所用除菌洗剤や塩素系漂白剤を使用する方法もありますが、漂白可能かどうかも商品によって異なるので必ず商品情報をチェックしてから行ってくださいね。
乾燥方法
まな板は使用後に水気をしっかり拭き取り、まな板スタンド等を使用して乾燥させましょう。
水分を含ませたままだと雑菌が繁殖しやすくなります。
おすすめのまな板で料理する時間を楽しく豊かな時間に!
まな板の種類やおすすめのまな板を紹介してきました。
毎日料理をしているとどうしても料理することが億劫になってしまいがちですよね。
そこでおすすめなのが、お気に入りのまな板を使用して料理をすること!
お気に入りのものを使用すると、テンションが少し上がりますよね。
料理する時間が少し楽しい時間になるので、ぜひお気に入りのまな板を探してみることをおすすめします!
キッチンに立つ時間を楽しい時間にしちゃいましょう!
料理研究家。世界に一つでも多くの幸せな食卓を作り出す仕事をしています。
食の企画会社にて3年の勤務を経て独立。
Webで”バズる”企画を得意とし、Twitterで投稿した”春巻きの皮クレープ”、”アスパラのバターごはん”が20万いいね!を獲得、テレビなど各メディアで注目を集める。
企業様向けレシピ開発、レシピ動画、記事の企画開発、執筆、撮影、編集、フードコディネートを一貫して行います。