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2019/08/25

土鍋におすすめの焦げの取り方集!重曹活用術やシミ取り手順など解説

寒くなると恋しくなるお鍋、また土鍋で炊いたご飯や雑炊も良いですよね。
ごちそうさまの後におそいかかるのが土鍋の焦げです。

ゴシゴシとこすって傷つけてしまいその傷にまた焦げが、なんてこともよくあることです。
そんなことになる前にこの記事でお悩みを解決しちゃいましょう。

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土鍋が焦げる原因

土鍋といえば味わいたいのがご飯ですこの画像の名前は「ふっくらご飯」です

土鍋はやっぱり寒い季節の鍋料理ご飯雑炊なんかもたまらないですね。
とはいうものの、焦げやすくって後始末が大変などと敬遠されがちですがなぜ焦げるかなんて考えたこともない人がほとんどです。

ここではなぜ土鍋が焦げるかを解説し、焦げ落としのための第一歩を踏み出してみましょう。

  1. そもそも土鍋とは
  2. 使いはじめのひと手間
  3. 手入れ不足
  4. 土鍋の大きさ
  5. 火にかける時間
  6. 焦げるタイミング

土鍋が焦げる原因①:そもそも土鍋とは

土の鍋と書いて土鍋、そうです土でできた陶器なんです。
昔から続く古いタイプの調理器具としていまも使われている土鍋ですが、内側も外側も焦げやすいという難点があります。

土をそのまま固めて作ってしまうと割れやすくなります。
それを防ぐために無数の目に見えない穴をあけることによって割れにくく作っています。

陶器なので釉薬というものでコーティングをしていますが、底の部分は素のままです。
コーティングされていないところの無数の穴に染み込んだ煮汁などが、焦げのもとになっています。

土鍋が焦げる原因②:使いはじめのひと手間

そんなわけで土鍋は焦げやすくなっているのですが買ったらそのまま使わず、まずはじめに目止めということをしないといけません。
この目止めをしないで使うと焦げやすい鍋になってしまいます。

ポツポツト空いた細かな穴をでんぷん質で栓をして、焦げのもととなる食材の煮汁が入ってくるのを防いだり火にかけたときに小さな穴からひびが入り割れてしまうのを防ぐ効果があります。
ご飯を炊くときにきれいなおこげを作るためにも、はじめのひと手間は必要になります。

土鍋が焦げる原因③:手入れ不足

昔から変わらることなく使われている古いタイプの鍋なので、焦げるということは性質上仕方ありません。
使い終わった後に焦げや食材の残りを落とさずにしまうと、その汚れから繰り返し焦げていきます。

焦げを防いだり長く使い続けるためにも、使った後はその都度汚れはしっかりと落としておきましょう。

土鍋が焦げる原因④:土鍋の大きさ

土鍋の大きさも焦げの原因になります。
大きければ大きいほど熱くなりにくくなり、鍋底に食材が沈みやすく焦げてしまいます。

一人鍋だからって面倒くさいから一気に食材を入れるのは中身が動かなくて×だし、怖がって大きな鍋に食材を入れなさすぎるのも沸騰に時間がかかりすぎて×です。

土鍋が焦げる原因⑤:火にかける時間

寒い冬の鍋ものはみんなでワイワイとつつくのが楽しいですね。
鍋料理はそのため土鍋を長時間火にかけることになります。

長時間火にかけることでくずれた食材が底に沈んでリスクが高くなり、気づいたときには焦げがぎっしりということになってしまいます。

土鍋が焦げる原因⑥:焦げるタイミング

土鍋でご飯を炊くときには、いっきに炊き上げるのがコツです。
沸騰するまではそんなに気をつかわなくても良いですが沸騰し始めたら土鍋のそばから離れないことが鉄則ですよ。

土鍋をよく観察していれば焦げ特有の臭いがあります。
その匂いにいち早く気づいて、火を止めることでご飯の焦げるタイミングを逃さずおいしいご飯を炊くことができます。

このタイミングを逃すと真っ黒のご飯を味わうこととなってしまうので火を止めるタイミングは大切ですね。

<下に続く>

土鍋の焦げ付きを防ぐ方法4選

炎が決め手の土鍋ということでこの画像の名前は「炎の力」です

土鍋が焦げてしまうにはいくつかの原因があるってことをおわかりいただけたでしょうか。
いろいろと原因をあげていくと結構面倒くさいイメージを持たれたかもしれませんね。

焦げ付きもうまく防いでしまえば、あつかいやすくておいしい鍋料理が味わえる便利な調理器具になります。
これを機会にうまく土鍋を活用して料理の腕を上げてくださいね。

  1. 目止めの方法
  2. 汚れを残さない
  3. ひと工夫
  4. 性質を利用

土鍋の焦げ付きを防ぐ方法①:目止めの方法

そもそも目止めとは土鍋にある小さな穴をふさぐことを言います。
穴に染み込んだ煮汁の嫌な臭いが残ったり、また詰まった煮汁が焦げ付くことでその上に食品がこびりついて焦げ付きを繰り返してしまうことがあるため、長く使うためにも必要なはじめて使う前に必要なひと手間です。

方法は簡単で、代表的な方法がおかゆを炊くことです。
まず土鍋を水洗いしよく拭いてから乾燥させます。

土鍋の8分目まで水をはりご飯を入れたら、つぶをほぐし弱火でゆっくりと炊き上げます。
おかゆが炊き上がったら火からおろして1時間冷まし、おかゆを取り出したら土鍋を水洗いして終わりです。

焦げやすくなったらそのつどよく落としてから,この目止めを繰り返せばまた焦げることなく使えます。
土鍋の穴を防ぐのはでんぷん質なら何でも使え、2回目以降は水に溶いた小麦粉や米のとぎ汁を使ってもできますよ。

土鍋の焦げ付きを防ぐ方法②:汚れを残さない

焦げてはいないけど底に張り付いた食材やぬめりはきれいに落としてしまいましょう。
その時に気をつけないといけないことは、焦げが落ちないからとゴシゴシとこすらないことです。

土鍋はキズが付くと割れてしまったり、焦げつきやすくなります。

土鍋の焦げ付きを防ぐ方法③:ひと工夫

板昆布が有効ですよ。
ご飯でも鍋料理でも昆布を底に敷いておくことで食材が直接土鍋の底に触れることを防いでくれるので、焦げ付かなくなります。

昆布からはだしも出るのでご飯がおいしく炊けるし、水炊きなどの鍋料理にもうまみが出て一石二鳥ですね。

土鍋の焦げ付きを防ぐ方法④:性質を利用

みんなでつつく鍋会の時は別として、ご飯を炊いたり土鍋で煮物などを作るときは出来上がりの一歩手前で火を止めて鍋を火からおろしましょう。
土鍋は熱をのがしにくいので、最後まで火にかけて調理してしまうと火が入りやすくその分焦げるリスクも高くなってしまいます。

土鍋の余熱で蒸らしたり調理したりすることで、ご飯はふっくらと炊きあがり煮物は煮崩れることなく中までしっかりと火が通り味も染み込みます。

<下に続く>

重曹を使った土鍋の焦げ落としの手順

ついつい後回しになる鍋洗いということで「たまっていく鍋洗い」というタイトルです

土鍋は傷つきやすいから洗うのもひと苦労ですね。
焦げ付きといえば、そう重曹を使う方法があります。

手間なし簡単に汚れが落とせる重曹は焦げ落としにも大活躍です。
一つずつ手順を追っていけばあの手ごわかった焦げがするっと取れちゃいます。

  1. 重曹(またはセスキ)を用意
  2. 土鍋に水を入れる
  3. 重曹を入れる
  4. 土鍋を火にかける
  5. 一晩おく
  6. 洗って乾かす

重曹を使った土鍋の焦げ落としの手順①:重曹(またはセスキ)を用意

なぜ重曹かというと,原因のほとんどがご飯や肉、魚などの焦げです。
これらの焦げは酸性なのでアルカリ性の重曹が効くというわけです。

また、重曹の代わりにセスキでも良いです。
セスキとはセスキ炭酸ソーダとも言い重曹よりもアルカリ性が強い性質を持っています。

重曹を使った土鍋の焦げ落としの手順②:土鍋に水を入れる

この方法で気を付けることは、必ず水を使うということです。
お湯をつかったり、水を沸騰させてから重曹を入れないでください。

重曹がいっきに泡立ってあふれてしまいます。

重曹を使った土鍋の焦げ落としの手順③:重曹を入れる

水1リットルに対して重曹は大さじ3杯ほど入れます。
このとき正確に計らなくても大丈夫です。

重曹を使った土鍋の焦げ落としの手順④:土鍋を火にかける

重曹と水を混ぜたら火にかけます。
しばらく火にかけておくと重曹がぶつぶつと泡立ってくるでしょう。

沸騰したらそのまま5分ほど火にかけておきます。

重曹を使った土鍋の焦げ落としの手順⑤:一晩おく

5分間沸騰させたあと火を止め、そのまま冷まし一晩おいておきましょう。

重曹を使った土鍋の焦げ落としの手順⑥:洗って乾かす

一晩おけば焦げが浮いて指でこするだけで取れていくのがわかります。
スポンジやキッチンペーパーを使って焦げを落としていきましょう。

そのほかの汚れはササっと洗えるので、あとは水気をよくふき取って自然乾燥させましょう。

<下に続く>

重曹以外でできる土鍋の焦げの落とし方6選

調味料を使っても焦げが落ちるということで「あの調味料も」というタイトルです

その以外にも落とす方法はあります。

  1. 水だけで落とす
  2. お酢を使う
  3. オキシクリーンを使う
  4. 割りばしを使う
  5. 天日干しする
  6. 塩や玉子のカラ

重曹以外でできる土鍋の焦げの落とし方①:水だけで落とす

とりあえず土鍋を使った後に習慣づけておくと良いやりかたです。
残ったものを捨て、たわしで内側についた汚れを軽く落としておきます。

水をはり5分ほど沸騰させたあとに火を止めて、そのまま一晩放置します。
軽い焦げなどはこのやりかたでしっかり落とせますよ。

つけおきするのに洗剤を使いたいところですが土鍋の細かな穴に臭いが染み込んでしまうのでやめましょう。
また焦げ付きがひどいからと金属たわしやスプーンなどでこすることはやめてくださいね。

重曹以外でできる土鍋の焦げの落とし方②:お酢を使う

お酢は酸性なのでキノコ類や野菜、くだものなどのアルカリ性の焦げに効くやりかたです。
はじめに必ずたわしでおおまかな焦げや汚れを落としておいてください。

あとは前のやりかたと同じで水から始めれば良いです。
水を1リットル入れたらお酢を50cc混ぜて沸騰させ、5分間煮立たせます。

つけ置いた酢水を捨てて焦げをスポンジやたわしでやさしく洗い落としましょう。

重曹以外でできる土鍋の焦げの落とし方③:オキシクリーンを使う

これまでのやりかたで煮込んでも落ちないガンコな焦げや真っ黒にしてしまったときにオキシクリーンで落としましょう。
オキシクリーンは油に強くて焦げに含まれている油を分解し、酸素の泡が焦げに染み込んで浮かせるというはたらきがあります。

土鍋に3cmほど水をはってスプーンに3杯ほど入れてよく溶かします。
だいたい60℃くらいまで加熱します。

目安としては泡がぽつぽつと出だしたら火を止めて冷まします。
あとはゆびなどでやさしくこすれば焦げが落とせます。

オキシクリーンベイビーなら無香料なので土鍋への臭いうつりもなく安心です。
酸素系の漂白剤が効くからといって、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤は臭いが染み込んでしまうので使わないでください。

重曹以外でできる土鍋の焦げの落とし方④:割りばしを使う

少し協力にはりついていて落ちにくいときは割りばしや木べらを使ってこすり落とすと良いでしょう。
これなら土鍋を傷つけることなく焦げを落とすことができます。

ただ、染み込んだ焦げは落とせないので重曹やお酢に付け込んだあとに使うと良いでしょう。
斜めに切り込みのあるものは焦げを起こしながらこすり落とせるし、最近では竹で作った丈夫なものもあるので便利ですね。

重曹以外でできる土鍋の焦げの落とし方⑤:天日干しする

これはとても時間がかかるやりかたなので、頻繁に土鍋を使う場合には向いていませんね。
これまで解説してきたやりかたで焦げが落とせないときには天日に干すことで、焦げが乾燥して収縮する度合いの差を利用した方法です。

むかしから行われているやりかたなので効果はたしかです。
何度も言いますが乾燥した焦げや汚れは固くなっていますがスプーンの柄などでがりがりと落とすことはやめましょうね。

重曹以外でできる土鍋の焦げの落とし方⑥:塩や玉子のカラ

土鍋の外側の焦げや黒くついてしまったススも不快ですよね。
でも土鍋の外側は土の状態がむき出しなので内側よりもさらにデリケートです。

表面の焦げに関してはこれまで説明してきた重曹や、お酢で落とすことができます。
ここで大切なのは、それでも落ちない頑固な焦げやススです。

土鍋の外側は釉薬(ツルツルのもと)が付いていないので汚れが染み込みやすく、もろいです。
ひびを作ってしまえばそこから割れてしまいます。

そこで使うのがここでも重曹です。
重曹と水を3:1で混ぜ合わせてペーストを作りゴシゴシとこすり落とします。

水でしっかり洗い流せばよいのですが外側は水が染み込みやすいので洗った後ははしっかり乾燥させて保管しましょう。
それでも落ちないガンコな焦げは少々手荒ですが、ホームセンターなどに売っている紙やすりを使ったり、塩や砕いた玉子のカラを研磨剤代わりに使って削り落とします。

ここで気を付けることは、削りすぎてしまうと割れてしまうことになります。

<下に続く>

セラミック土鍋におすすめの焦げ落とし4選

様々なセラミック土鍋の画像で「世界の土鍋」がこのタイトルです

近ごろ注目されているセラミック土鍋は土っぽくなく、見た目おしゃれなものが多いです。
IHコンロ対応のものも多く耐熱性が優れています。

焦げが付きにくく、臭い移りもしないのでお手入れも楽です。
汚れも落としやすいので焦げがついても簡単に落とせます。

有名な多治見のKintoの土鍋も最近では良いですよ。
吸水性が低く臭い移りがなく、さまざまな熱源にも対応しているので料理の幅が広がるし、オーブンで焦げた土鍋も簡単にお手入れできるのがうれしいですね。

これまでは国産のものが少なかったのですが、伝統的な日本の土鍋にセラミック加工したものも売られるようにもなってきました。

  1. 水洗い
  2. 重曹で洗う
  3. お酢でシップ
  4. 天日干し

セラミック土鍋におすすめの焦げ落とし①:水洗い

基本的には焦げが付きにくいのですが焦げ付いたときは水を入れ沸騰させ一晩冷ましてつけ置けば簡単に落とせます。
焦げ落としというとアルミホイルを丸めてたわし代わりに使う人がいますが傷がついてしまうのでやめましょう。

セラミック土鍋で肉じゃがなどの煮物を作ったときは、玉ねぎの皮を水と一緒に煮込んでしまうのも焦げ落としには〇ですよ。

セラミック土鍋におすすめの焦げ落とし②:重曹で洗う

重曹を使うときはセラミック土鍋は鍋全体がコーティングされているので、重曹ペーストとスポンジで丸ごと洗ってしまいましょう。
重曹は研磨剤と違ってつぶが細かいので安心して使えますよ。

もちろん内側だけの焦げならこれまでどおり、水に重曹を溶かして熱してから冷ましこすり落とす方法でも十分です。

セラミック土鍋におすすめの焦げ落とし③:お酢でシップ

お酢を使うならシップがお手軽です。
キッチンペーパーにお酢を染み込ませて焦げに貼り付けます。

しばらく置いてから割りばしや木べらでこすればきれいに落ちますよ。
より効果を出すためにキッチンペーパーの上にラップをかぶせてしまうのも良いですね。

お酢の代わりにクエン酸でもかまいません。
500mlの水に小さじ2杯程度のクエン酸を溶かしてお酢と同じ要領で焦げにシップします。

先にも書いていますが、お肉やお米などの酸性の焦げには重曹を使い、キノコや野菜などのアルカリ性の焦げにはお酢などの酸性のもので落とします。

セラミック土鍋におすすめの焦げ落とし④:天日干し

天日干しはどんな鍋にも使える、ある意味万能の焦げ落としです。
1週間ほどよく乾燥させてから割りばしや木べらなどでとすり落とせばよいだけです。

共通して言えることは焦げ落としの後、ほかの汚れはコーティングされていますから洗剤を使っても大丈夫ですよ。

<下に続く>

土鍋の焦げ落とし後についたシミの取り方

土でできた土鍋のシミを象徴してこの画像は「土壁のシミ」です

土鍋を買ったときに目止めをしてもどうしても使っているうちに焦げついたりしますよね。
せっかく一生懸命落としてもそのあとにシミが残っていたらガクッと落ち込んでしまいます。

ここでは焦げもシミも残さずきれいにし、カビやシミ対策保管方法も併せてご紹介しましょう。

  1. 水で消す
  2. 酸性のシミ
  3. アルカリ性のシミ
  4. オキシクリーン
  5. 目止めをする
  6. 正しく保管

土鍋の焦げ落とし後についたシミの取り方の手順①:水で消す

焦げを落とした後にシミができたときはまず水をはって沸騰させ冷ますということを数回行ってみましょう。
軽いシミならばこの段階で落ちることもあります。

土鍋の焦げ落とし後についたシミの取り方の手順②:酸性のシミ

焦げの原因でも触れましたが、もととなった食材によっても違いがあります。
野菜などの焦げを落とした後にお酢で落としても、肉やご飯などの酸性の汚れがシミとなって残ってしまうことがあります。

その時はアルカリ性の重曹を使ってとどめを刺しましょう。

土鍋の焦げ落とし後についたシミの取り方の手順③:アルカリ性のシミ

酸性のシミと同じく、肉などの酸性の焦げを落とした後のシミは野菜などのアルカリ性の汚れを疑ってみましょう。
これも焦げを落とすときと同じで、酸性のお酢やクエン酸でやっつけてしまいましょう。

土鍋の焦げ落とし後についたシミの取り方の手順④:オキシクリーン

どうしても落ちないガンコなシミはオキシクリーンなどの酸素系漂白剤の浸透性を利用して、シミに溶け込ませて落としましょう。
焦げやシミなどは野菜だけ、肉だけでついてしまうことはまずなくていろいろな食材が混ざり合ってついてしまいます。

何回も使っているうちに汚れの積み重ねでシミがついてしまうこともあるのでいくつかの方法を組み合わせて焦げだけでなく、シミまでも落としてしまいましょう。

土鍋の焦げ落とし後についたシミの取り方の手順⑤:目止めをする

シミなどの染み込んだ汚れを落とした後は、土鍋の小さな穴に目止めした栓が落ちてしまうのでもう一度目止めをしましょう。
シミと一緒に表面だけの栓が落ちている場合もあるので、できればおかゆを炊く方法で目張りをしたいところですが簡易的な米のとぎ汁などで目止めしても大丈夫です。

土鍋の焦げ落とし後についたシミの取り方の手順⑥:正しく保管

せっかくシミ取りまでしてもそのまま元の箱にしまっただけでは残っていた汚れがしみだしてきたりカビが黒くポツポツと現れたりします。
しっかりと乾燥させたつもりでも水分が奥の方まで染み込んでしまっているので、保管中のトラブルのもとになります。

洗って乾燥させたら、ふたと鍋本体を別々に新聞紙で包み保管しておくと新聞紙が湿気を吸い取ってくれて次に使うときに大慌てしなくて済みますよ。
長期保管するときは時々新聞紙を交換しておけばより安心ですね。

<下に続く>

おすすめの焦げとりグッズ

優しく洗えるニットスポンジからこの画像の名前は「毛糸」です

ここまで焦げ取りの方法や焦げに強いセラミック土鍋などを紹介してきましたが、最後にあると便利な焦げ取りグッズを紹介しておきましょう。

カネヨ石鹸 カネヨン ホーロー・陶器用クリーナー 100ml
336円

陶器にも使える焦げ取りクリーナーです。
もっちりとした使用感で焦げをしっかりとキャッチしてスクラブ効果ですっきりと落としてくれます。

サトウキビ由来の天然成分を使用しているので安全安心です。

[傷つきにくいナイロン製] お掃除ヘラ (大・小 2本組) G-34-B
540円

ナイロン素材なのでキズが付きにくく、にぎりやすいので楽に焦げが落とせます。
小さいほうのへらで土鍋のふちもこすれるのであると便利ですね。

茂木和哉 の 「 超人たわしZ 」 傷がつきにくく、ガンコな汚れをしっかり落とす
430円

焦げ落としといえば茂木和哉ですね。
このたわしはキズをつけることなく強力に焦げを落としてくれます。

パール金属 ササラ 竹製こげ落とし ラクラククッキング C-3657
662円

中華なべなどコーティングしていないものはキズをつけると焦げ付きやすくなって使い物になりません。
このササラはプロが昔から使っている竹製の焦げ落としです。

キズをつけることなく強力に焦げを落とせるのが長年プロ御用達の理由ですね。

オーエ パームたわし 3号
194円

ヤシの実の繊維でできたこのたわしは油汚れや熱にも強い丈夫なたわしで、ハードに使ってもめげにくい頼れるたわしです。
大きめなのでつかみやすく、土鍋洗いも疲れずラクラク焦げ落としできます。

<下に続く>

土鍋のことをよく知って焦げ落としを

土鍋のテーマの締めくくりでこの画像は「やきもの」という名前です

土鍋って鍋パーティーには欠かせないし、ご飯を炊いてもおでんを煮込んでもおいしく出来上がるとっても便利なお鍋ですよね。
水が付いたまま火にかけたり傷をつけただけで割れてしまったり、すぐに焦げ付いたりと扱いにくいイメージだったけど土鍋のことが良くわかるといつまでもおいしい料理が作れるとても手軽な調理器具だとわかっていただけたでしょう。

今回紹介した焦げ落としの技を使ってお気に入りを長く大切に使ってもらえればとてもうれしいです。

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