スーパーボールの作り方の原理を解説
手のひらに収まるほどの大きさで、良く弾むスーパーボール。
実は結構簡単な作り方で、手作りできちゃいます。
まずは、どんな作り方で手作りスーパーボールが出来上がるのか解説していきますよ。
- まずは材料をば
- PVA配合の洗濯のりじゃないとダメ絶対
- なくてはならない塩の存在
スーパーボールの作り方の原理を解説①:まずは材料をば
まず、作り方云々の前に一から作ろうと思った時に必要な材料から。
ざっくりですが、必要なものは、塩、水、洗濯のり(PVAと表記ありのやつ)です。
色を付けたい場合は、このほかに好きな色の絵具とかあればいいですね。
見て分かる通り、スーパーボールの材料は簡単に手に入りそうなものばかりなのが分かります。
スーパーボールの作り方の原理を解説②:PVA配合の洗濯のりじゃないとダメ絶対
作り方や材料の中で、ん?と思うものがあるとすれば、この洗濯のりではないでしょうか。
この洗濯のりですが、必ずPVA配合のものでないとだめ。
PVA配合じゃないとスーパーボールはスーパーではなくなってしまいます。
スーパーどころか、むしろボールにすらなりません。
そう、何を隠そうこのPVAというのがミソなんです。
PVA=ポリビニルアルコールは、簡単にいうとプラスチック。
つまり、PVA配合の洗濯のりというのは、水溶性のプラスチックが配合されていますよということです。
スーパーボールの作り方を語る上で、このPVA配合洗濯のりは必要不可欠!
スーパーボールの作り方の原理を解説③:なくてはならない塩の存在
スーパーボールの作り方を語る上で、もう一つ必要なものが、塩の存在です。
たかが塩と思うなかれ。
いくらPVAの洗濯のりがあろうとも、塩がないとボールになりません。
つまり、PVA配合洗濯のりと塩が合わさって初めて液体が固まり、ボール状になるんです。
PVA配合の洗濯のりに塩を加え、塩析という現象を起こさせます。
塩析っていうのは、有機物を含む水溶液に塩を入れて、脱水状態にし、その有機物を抽出する方法のこと。
つまり、PVA洗濯のり=水溶性プラスチックを含む洗濯のりから水分だけなくなるイメージでOKです。
そうすることによって、洗濯のりが固まり、ボール状に丸めることが可能になるんですよ!
100均グッズを使ったスーパーボールの作り方6選
1から10まで手作りもいいですが、よりキレイに丸っと作りたいという人には、作り方も簡単な手作りキッドがおすすめ。
100均で手に入るスーパーボールキッドでの作り方をご紹介です。
- まずはスーパーボールの手作りキッドを手に入れよう
- 今回はセリア商品でいきます
- 用意するのは水だけでOK
- ケースに粉を入れる(単色、複色お好みで)
- ぎゅっと押さえて水に入れて、3分放置
- ケースから取り出して完成
100均グッズを使ったスーパーボールの作り方①:まずはスーパーボールの手作りキッドを手に入れよう
まず最初にスーパーボールの手作りキッドを手に入れましょう。
ものがなければ始めたくても始められません。
そう、まず100均に行きましょう。
スーパーボールの手作キッドはセリアやダイソーで売ってます。
商品によって微妙に作り方が異なりますので、あしからず。
100均グッズを使ったスーパーボールの作り方②:今回はセリア商品でいきます
いくつかあるスーパーボールキッドの中から、今回はセリアで売っている自分でつくるスーパーボールの作り方を解説していきます。
ちなみに、この商品はネットでも売っていますが、セリアで買った方がお値段的にお得です。
セリアのこの商品は、火や熱湯など使わずスーパーボールが作れる作り方がいいんです。。
小さなお子さんでも安全に簡単に作れるので、親子で手作りスーパーボールを楽しめますよ!
100均グッズを使ったスーパーボールの作り方③:用意するのは水だけでOK
用意するのは100均で買った、スーパーボールキッドとコップ一杯のお水だけ。
お湯、熱湯を使う必要がないので、やけどの心配もありません。
小さなお子さんも安全に作ることができるのが嬉しいですよね。
小学生くらいになれば大人が近くで見ていなくても大丈夫そうです。
ただし、ガラスなど、割れ物を使う場合は割ったりしないように注意が必要です。
100均グッズを使ったスーパーボールの作り方④:ケースに粉を入れる(単色、複色お好みで)
材料が用意できたら、早速作っていきましょう。
キッドに入っているケースに色のついた粉を入れていきます。
単色にしてもいいし、2色、3色を組み合わせてもOK。
自分のセンスを信じて入れていきましょう。
ケースには穴があいており、底から少し粉が出てきてしまうことがあります。
ティッシュやキッチンペーパー、なんなら新聞紙でもチラシでもなんでもいいので、下に敷いてから作業すると後片付けがラクです。
また、この後水に入れると膨張するのを想定して、粉はケースの9分目を目安に入れましょう。
ギリギリまで入れるとキレイな球体にならず、変な形になってしまう可能性があります。
100均グッズを使ったスーパーボールの作り方⑤:水に入れてぎゅっと押さえて放置
ケースに粉を入れたら、コップなどに用意した水に入れます。
この時、しばらくケースの側面をぎゅっと押さえながら水に入れていきましょう。
そのまま30秒間押さえて、その後、水の中に1分~3分程度沈めて放置です。
水から取り出すまで最低でも1分は沈めておきましょう。
100均グッズを使ったスーパーボールの作り方⑥:ケースから取り出して完成
時間が来たら水から取り出し、いよいよケースからボールを取り出す作業です。
ケースにボールがくっついてしまっている場合もありますが、その時は勇気を出して一思いにいきましょう。
時間さえ守っていれば、崩れないので大丈夫。
無事ケースから取り出したら側面のベタつきがなくなったら完成です!
おゆまるを使ったスーパーボールの作り方4選
皆さん、おゆまるって知ってますか?
お湯につけるとぐにゃぐにゃになって好きな形を作れる面白いやつです!
実は、そのおゆまるでも作れるんですスーパーボール。
作り方をざっくり解説しますよ!
- まずはおゆまるを手に入れよう
- 80度以上のお湯に入れてぐにゃんぐにゃんに
- ぐにゃんぐにゃんに柔らかくなったら取り出して
- 形成し固まったらば完成
おゆまるを使ったスーパーボールの作り方①:まずはおゆまるを手に入れよう
まず手始めに、とにもかくにもおゆまるの確保。
そもそもおゆまるとは、プラスチック粘度のことです。
商品名は違えど、それぞれ有名な100均ショップに置いてあるので、簡単に手に入ります。
さあ、お近くの100均ショップにレッツゴーです。
おゆまるが手に入ったら、お次は、80度以上のお湯の用意です。
高温のお湯を使用するので、くれぐれも扱いには気を付けましょう。
火傷するととっても痛いですからね!
お子様と使用する場合は、特に気を付けましょう。
おゆまるを使ったスーパーボールの作り方②:80度以上のお湯に入れてぐにゃんぐにゃんに
おゆまるも手に入った、80度以上のお湯も用意出来たら、いよいよおゆまるを入水します。
おゆまるをこの熱湯の中に入れてじっと待つこと3分以上。
おゆまるがぐにゃんぐにゃんに柔らかくなります。
柔らかくなったおゆまるは当たり前ですが、とっても熱いです。
なんたって熱湯に入っていたんですから!
うっかり素手でさわると火傷をしていまいますので注意しましょう。
おゆまるを使ったスーパーボールの作り方③:ぐにゃんぐにゃんに柔らかくなったら取り出して
ぐにゃんぐにゃんに柔らかくなったおゆまるは、箸などをつかって取り出してください。
とりだしたら、キッチンペーパーやガーゼ、タオルなどで軽く水分をふき取ります。
この時、うっかりティッシュやトイレットペーパーで拭くと、ペーパーがおゆまるにくっつく可能性がありますので、気を付けましょう。
拭くものの素材選びは意外と重要です。
おゆまるを使ったスーパーボールの作り方④:形成し固まったらば完成
おゆまるを取り出した段階で、もう8割作用完了です。
あとは水分を軽くふき取ったおゆまるを形成していくだけ。
スーパーボールなので、柔らかいおゆまるをくるくる丸めていけばOK。
粘度でお団子を作る要領です。
多少いびつでも手作り感があっていいです。
無心になって美しい球体を追求していくのもいいでしょう。
作業途中で硬くなったおゆまるは、再度お湯に入れれば柔らかさがもどりますので、焦らず自分理想の球体を目指してください。
形が決まったらあとは固まるのを待つだけ。
そのまま放置でも固まりますが、待てないわよというせっかちさんは、水に漬けておくと常温放置より早く固まります。
ぜひお試しくださいまし。
日持ちする手作りスーパーボールにおすすめの材料をご紹介
手作りスーパーボールは一から作るとどうしても寿命が短いものになってしまいます。
それでも、少しでも長く日持ちすると嬉しいですよね。
そんな日持ちするスーパーボールにおすすめの材料をご紹介です。
- ホウ砂って知ってます?
- スライムも実は材料
- プラスチック粘土便利ですよね
- 手作りスーパーボールキッド買っちゃいましょう
日持ちする手作りスーパーボールにおすすめの材料①:ホウ砂って知ってます?
スーパーボールの材料ラインナップを見て何となく予想はつくと思います。
そう、結構早く干からびますよね。
そこでホウ砂の出番。
ホウ砂と洗濯のりでスライム風の物を作りスーパーボールにぜひ。
日持ちする手作りスーパーボールにおすすめの材料②:スライムも実は材料
スライムを使うか、スーパーボールを作る工程の中に時にスライム作成を含むかというだけの違いです。
あらかじめ作って遊んでいたスライムを再利用してスーパーボールにするのも2度おいしい感じ。
日持ちする手作りスーパーボールにおすすめの材料③:プラスチック粘土便利ですよね
プラスチック粘度で作ったスーパーボールは比較的ご長命塩なのでおすすめです。
プラスチック粘土を家に常備している後尾家庭はそう多くはないですが、そんなに高いものでもないので、買うのもアリかと。
もともと色付きの粘土なので、熱湯を用意して、火傷に気を付ければ簡単に作ることができますよ。
日持ちする手作りスーパーボールにおすすめの材料④:手作りスーパーボールキッド買っちゃいましょう
一から作らなくても、スーパーボールの手作りキッドを買えば万事解決。
なにも、一から作ることだけが手作りってわけじゃありませんよ!
日持ちします。
その上簡単に作れます。
もちろん手作りと言ってOK。
だってスーパーボールの手作りキッドなんですから!
スライムスーパーボールの原理を解説
スライムがスーパーボールに?!
簡単にどうしてそうなるのか解説します。
- スライムにもPVA配合の洗濯のりを使う
- スーパーボールに不要な原料が入っていない
- ホウ砂の力でむしろ長持ち
スライムスーパーボールの原理を解説①:スライムにもPVAの洗濯のりを使う
スライムの材料は、水、洗濯のり、ホウ砂。
この洗濯の地もPVA配合の物を使います。
つまり、スーパーボールの素となるPVA洗濯のりが含まれているスライムに塩を入れれば塩析を起こすことができるんです。
スライムスーパーボールの原理を解説②:スーパーボールに不要な原料が入っていない
手作りスライムの作り方を見てみると、入ってはいけないものが入っていないんです。
例えば、固まらない要因になるものなどが含まれていないんですよね。
スライムスーパーボールの原理を解説③:ホウ砂の力でむしろ長持ち
手間はかかりますが長持ちします。
というのも、ホウ砂がつなぎの役目を担ってくれるので、乾燥しにくいと言われています。
また、スライムならではのひやーっとした感触も楽しめますよ!
作ったスライムの処理に困ったときもスーパーボールにしてしまえば、1つのスライムで2度楽しい!
スライムスーパーボールの作り方の手順をご紹介
では、作り方をサクッと紹介していきましょう。
- 材料用意しないとね
- サクッとスライムを生成
- 水と洗濯のりでベースを作る
- ホウ砂と水で水溶液を作る
- 塩投入
- 形成して完成
スライムスーパーボールの作り方の手順をご紹介①:材料用意しないとね
材料を用意しなくてはなにも始まりません。
スライムスーパーボールの作り方の手順をご紹介②:サクッとスライムを生成
さて、まずはスライムの作り方です。
作り方をざっくり説明すると、水と洗濯のりのベースを、ホウ砂と水の水溶液に合わせればオールオッケー。
スライムスーパーボールの作り方の手順をご紹介③:洗濯のりと水でベースを作る
ベースは水と洗濯のりを1:1で混ぜればできます。
スライムスーパーボールの作り方の手順をご紹介④:ホウ砂と水で水溶液を作る
ホウ砂の10倍の分量の水で溶かすだけでOK。
あとはベースと合わすだけ。
スライムスーパーボールの作り方の手順をご紹介⑤:塩投入
スライムに塩を加えると水が出てきます。
出てきた水分は容赦なく捨てましょう。
ちょっと手間ですが、水分が出てきたら捨てるの作業を水が出てこなくなるまで続けます。
スライムスーパーボールの作り方の手順をご紹介⑥:形成して完成
水分が出てこなくなり、ある程度固まってきたら手捏ねにチェンジ。
手でこねて、形成していきましょう。
綺麗に丸まったら完成です!
美しい球体を作るのは至難の業ですが、頑張りましょう。
おすすめのスーパーボールキット
普通のスーパーボールじゃいやだというそこのあなた。
超ビックなスーパーボールはいかがでしょうか。
スーパーボールの作り方はいろいろ
から自分でスパーボールを作るのも楽しいものです。
まるで理科の実験をしている感覚で作れます。
ぜひお子様の自由研究としてスーパボールを一緒に作ってみてはいかがでしょうか。