ルービックキューブの魅力
ハンガリーの建築学者ルービックが3次元幾何学を教えるために動くモデルとして考案したものがルービックキューブです。
一般的なルービックキューブは、6面の色を揃えることで完成とします。
1つの色をそろえていく際に、その面に接する部分の1列の色も同時にそろえていきます。
1面に集中するのではなく、全体を想像しながらそろえていくことがコツと言えます。
最初の1面に接する1列をそろえておかなければ、次の面をそろえる際に最初にそろえた面を崩さなければならなくなるからです。
完成させることの速さを競う大会が、世界各国で行われているほどです。
両手の指先を動かすことで、脳に刺激が与えられ、たくさんのメリットがあることが、人気の理由の一つです。
ルービックキューブには、日本式のものと世界基準式のものがあります。
青と黄色の面の位置が異なり、白い面が下のときに青い面が上にくるタイプを日本式、黄色い面が上にくるタイプが世界基準式です。
ルービックキューブは、創造力、実践能力、推理力、カラー解像度、観察力、思考能力を強化できます。
ルービックキューブの造りで「競技用」と「おもちゃ」の区別があり、プレーヤーのレベルで選ぶことが出来ます。
ルービックキューブの攻略本が発売されたり、攻略書が商品に付属していることからもわかるように、色をそろえるコツを知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
コツを知ったからと言って、1日2日でマスターできるほど単純なものではないのがルービックキューブの奥の深さであり最大の魅力です。
競技用ルービックキューブとは
まずは、競技用ルービックキューブの特徴からご紹介します。
競技用ルービックキューブの最大の特徴は、速さを競う競技用ということもあり抜群に回しやすいことと言えます。
コンマ1秒の世界を競い合うため、回しやすさや動きの滑らかさが求められているのが、競技用のルービックキューブです。
価格は8000円前後と比較的高額なものから2000円以下のものまであります。
初心者こそ競技用の回しやすい物を使ったほうが上達したい意欲も増して楽しめます。
競技用ルービックキューブがすべて高価なものというわけではなく、低価格で購入できる競技練習用の1000円台のものもあります。
競技用ルービックキューブはスピードを競うものであることから、「スピードキューブ」と言う名称を付けて販売されることが多いです。
ルービックキューブの選び方
次にルービックキューブの選び方について説明します。
最近はデザインのバリエーションが広がり、昔の玩具とは様子が違いどれを買ったらいいのか迷いそうですね。
40年前のブームを経験していた人が懐かしさもあって購入を考えるパターンも多そうですが、最新事情を把握しておくといいですよ。
レベルに合わせたマス数
3×3のルービックキューブがオーソドックスなタイプですが、2x2と少ないタイプ、5×5などマス目が多いタイプもあります。
ピラミンクスというピラミッド型やメガミンクスという多角形、それ以外にも様々な種類のものがあります。
種類によって難易度はかなり高くなるので最初は自分のレベルにあったオーソドックスなものを選びます。
そろえるコツを掴み慣れてきてから、次のステップとしてブロックの多いタイプ、形の変わったタイプに進むことがおすすめです。
一般的には、ブロックの数が少ないほど初心者におすすめとされています。
最初から難易度の高いものにチャレンジすると、完成させられず途中で放棄してしまうことも考えられるため、段階を追って難易度を上げていくことです。
速さを求める人はスピードキューブ
ルービックキューブの完成させる速度を競うことをスピードキューブと言いますが、「スピードキューブ」と記載付きで売られているルービックキューブがあります。
これらは競技用や上級者用として売られていてブロックのスムーズな回転、磁石内蔵などを考慮して作られています。
スピードキューブを使って練習すれば誰でも1分以内で6面全てを完成させることが出来るようになるようです。
面の揃え方は下段、中段、上段の順番でそろえていくLBL法(Layer-By-Layer)が最もポピュラーです。
下の段の辺、次に下の段の角、そして中段、上段と揃えていく攻略法です。
これらの動きのパターンには暗記するために回転記号が使われます。
また、素早い手の動きを求められるので、トリガー、プッシュ、フィンガーショートカットなどのテクニックが考案されています。
ブロックが外れにくいか
ブロックははめ込み式で作られているため、力を加えすぎると抵抗力で外れてしまうこともあります。
タイムを競う場合、ブロックが外れることはタイムロスになるので出来るだけ抵抗力に耐えられるよう丈夫に作らているものを選ぶことをおすすめします。
また内部に調整ネジがあり自分で調整できるようになっているタイプのものもあります。
この場合は自分の回しやすい締め具合に出来るので上級者には人気があります。
ブロックは強度がありつつ、回転させやすいことが望ましいです。
競技用ルービックキューブの選び方
いまや、ルービックキューブの世界は広がりを見せて、パズルとして遊ぶ以外に競技大会が開催されてで目立つ存在になりました。
世界キューブ協会(WCA)主催の公認競技が世界中で毎月のように開かれています。
- 中国ブランドの最新作を選ぶ
- 磁石アシスト機能を選ぶ
- ブロックの抵抗力をチェックする
- コーナーカットを選ぶ
ルービックキューブを見ると競技用と表示されている物ばかりですが、どの程度の性能なのか、本当に競技用として適切なのかは分かりません。
現在、ルービックキューブの最先端を行くのが中国のメーカーで世界のトップクラスの製品を開発しています。
GANCUBE、MoYu、YuXin、QiYiなどが代表的な中国メーカーで、間違いないメーカーの最新作を選ぶとハズレが無いでしょう。
日本のメーカーでは、正規品を作っているメガハウスがありますが、動きが硬く、スピードを競うための造りでははありません。
頑丈で壊れにくいので自分でパズルを楽しむのに適しています。
また、競技用なら当然マグネット内蔵のものを選ぶべきでしょう。
カチッと磁力の機能で止まる動きも素晴らしく無駄にズレません。
大事なポイントはブロックの抵抗力で、素早く動かしている最中に力のの加減でブロックがバラバラに外れることがあります。
そうならないためにも自分の動きに見合うような、抵抗力に対応している機種を見つけることが大切です。
スムーズな動きを求めるならとコーナーカットタイプが適しています。
多少ブロックがズレても回転が柔らかく、速く動かせるので競技向きです。
おすすめのルービックキューブ12選
次に初心者から上級者、競技用とルービックキューブをご紹介します。
初心者でも最初から競技用を使うほうが上達が早いという説もありますが、ぜひ自分に合ったものを見つけてください。
【初心者におすすめ】ルービックフラット 3×1
フラットな形のルービックキューブは、薄型のため、持ち運びしたい方にもおすすめです。
色をそろえるだけでなく、パーツを回すことで形が変わるところも楽しめます。
本体サイズ | 57×19×57㎜ |
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重さ | 59g(梱包時重量) |
価格 | 812 円 |
【慣れてきたら】ルービックキューブ 2×2 Ver.2.1
色付け部分がステッカーではなく、パーツ自体に色付けされたルービックキューブです。
色付けシールではないため、剥がれません。
台座と6面完成攻略書がセットになったお得感のあるおすすめのルービックキューブです。
本体サイズ | 46㎜ |
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重さ | 150g |
価格 | 917 円 |
【上級者向け】ルービックキューブ 4×4 Ver.2.1
見るからに難易度の高さを感じさせる4×4のルービックキューブは、上級者におすすめです。
ブロックの数が多ければ多いほど難易度があがるため、4×4のルービックキューブの難易度は高めと言えます。
本体サイズ | 65㎜ |
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重さ | - |
価格 | 2,479円 |
【ポップなカラー】XMD キューブ 3×3×3【磁石内蔵】ステッカーレス 立体パズル
収納袋と台座、6面完成攻略書が付いています。
体に無害なABSプラスチックが材料として使われているため、お子様がなめてしまっても健康を害することはありません。
口に入れても害はありませんが、飲み込むと危険です。
小さなお子様の手にはなるべく触れないように注意して楽しみましょう。
本体サイズ | 56㎜ |
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重さ | 118g |
価格 | 1,480円 |
【いろいろなかたち】風の翼-不規則な形のルービック・キューブのスーツ5パック
5つの異なるデザインのルービックキューブがセットになっています。
一般的な形のルービックキューブはセットに含まれていません。
不規則な形のルービックキューブを一度に揃えたい方におすすめです。
本体サイズ | - |
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重さ | - |
価格 | 2,999円 |
【手ごろな価格】立体パズル ルービックキューブ3×3×3のスピードパズル玩具ゲーム教育
手ごろな価格のため、最初の1つとしておすすめのルービックキューブです。
お子様の玩具としてもおすすめします。
本体サイズ | 56 ㎜ |
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重さ | 77.1g(梱包時重量) |
価格 | 699円 |
【回しやすい】スピードキューブ Cobiz 立体パズル 2個セット(3×3、3×3)競技専用
ルービックキューブは、お子様への誕生日プレゼントとしてもおすすめです。
2個セットのため、親子で競って楽しむこともできます。
高齢な方へのプレゼントとしても、頭の体操になると喜ばれるようです。
本体サイズ | 56.8㎜ |
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重さ | 82g |
価格 | 1,380円 |
【ミスが減る】スピードキューブ【磁石内蔵】CACUSN M3.0 競技用キューブ 3×3×3 プロ向け ステッカー
磁力が強めに設定されているM3.0モデルは、回転を磁力でアシストしてくれるため、回しやすい仕様です。
キューブの回転がスムーズなため、タイムロスを減らし、タイムの短縮につながります。
回転のしやすさは、ネジで調節可能です。
ミリ単位で製作されたルービックキューブは、回すことさえも快感に変わります。
高品質のABSを使用したルービックキューブは、品質にこだわる方におすすめです。
本体サイズ | 56㎜ |
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重さ | 97g |
価格 | 1,380円 |
【高品質】EnacFire スピードキューブ 回転スムーズ 立体パズル
スムーズな回転、頑丈さ、手触りに改善を加えたルービックキューブです。
頑丈な作りのため、約3mの高さからルービックキューブを落としてもキューブが外れません。
本体サイズ | 57㎜ |
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重さ | 90.7g (梱包時重量) |
価格 | 1,080円 |
【耐久性のステッカーレス】FAVNIC GAN356R 立体パズル3x3x3 競技用
コーナーカットがあるので回転がスムーズ、中心の回転機構は強度がアップされて耐久性があります。
最近主流になっているステッカーレスを使ってみたい方におすすめします。
キューブスタンドと6面完成攻略書、収納袋つきです。
本体サイズ | 56㎜ |
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重さ | 141.0g(梱包時重量) |
価格 | 3,950円 |
【手触りいい】Findbetter スピードキューブ 3×3×3 炭素繊維ステッカー 競技用
炭素含有量が95%を超えるカーボンファイバーは、強度と弾性率の高い素材です。
そのカーボンファイバー製のステッカーは、見た目にも美しいだけでなく、手触りも良く、汗による滑りを軽減してくれます。
手触りにもこだわりたい方におすすめです。
本体サイズ | 57㎜ |
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重さ | 90.7g (梱包時重量) |
価格 | 998円 |
【ボックス付き】HJXDJP 磁気3×3×3スピードキューブ 競技専用
リサイクル可能な素材で作られた、人や環境にやさしいルービックキューブです。
磁気のポジショニングを改良したことで、優れたスピードとパワーを発揮します。
実用性だけでなく、専用のケースに入れて飾ることで、インテリアの一部として楽しめるため、インテリアとして飾りたい方にもおすすめです。
本体サイズ | 高さ2.52 横幅3.46 奥行5.43インチ |
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重さ | 181 g (梱包時重量) |
価格 | 1,485円 |
ルービックキューブは達成感を楽しむのがおすすめ
コンマ1秒の世界を楽しめるだけでなく完成させたときの達成感や指先を動かすことでのメリットもあるルービックキューブ。
日本では1980年に販売されて爆発的に流行しましたが、その後は玩具としてではなく、競技用としてジワジワと発展していき今に至っています。
いろんな形があるので一度手に取ってルービックキューブの楽しさに浸るのも良いですよ。
ぜひ、こちらで紹介したものを参考に、お気に入りのルービックキューブを見つけてください。