カホンの特徴
南米の楽器
カホンという楽器は現在多くの国で見ることができますが、もともとはペルーで考えられました。
日本でもカホンを知っている方は増えてきていますよね。
演奏の仕方は、木箱のような形のカホンの打面を手で叩く、という単純なものです。
音の雰囲気や演奏方法が南米の気分にさせてくれる、おすすめの楽器ですよ。
仲間と一緒に、または気楽に1人で南米の気分を味わいませんか。
木製の楽器
カホンは木箱のような形の楽器です。
もともとはペルーで、普通の木箱や家具などを叩いて演奏してたことが、カホンの原点なのでそのような形なのです。
サイズも大きくないので、持ち運びが便利な点がおすすめのポイントです。
限られた住宅環境でも安心の楽器ですね。
また単純な作りなので、壊れにくいという点もおすすめできます。
演奏が簡単な楽器
小さな子供用のカホンが売られているほど、カホンは演奏者を選びません。
ただ叩くことさえできれば演奏することができるので、年齢性別を問わず楽しむことができるのでおすすめです。
しかしカホンには、ただ簡単に打面を叩く以外の演奏方法があります。
指を細かく使った、難しい演奏方法もあるのです。
初心者から上級者まで、飽きることなく楽しむことができる楽器ですね。
初心者が演奏に慣れてしまっても、さらに上の演奏方法を練習するという目標を持つことができるので長期取り組むのがおすすめです。
カホンの種類
一般的なカホン
カホンの上に座って足を開き、打面を叩く形のものが一般的です。
コンパクトすぎると、そのような演奏方法をするのが難しくなります。
体が小さな大人や、子供の場合はコンパクトなカホンをあえて選ぶことをおすすめします。
体に合った楽器を選ぶと、安定した演奏姿勢が取れてやりやすくなりますよ。
一般的なカホンは、特定の場所で演奏することが基本です。
あまり長距離持ち運ぶようには考えられていないのです。
少しの移動なら簡単なので、そんなに離れていない場所であれば移動することはできます。
演奏場所と気分を変えて本格的な演奏をするのも、おすすめですよ。
トラベル用のミニカホン
全体のサイズが小さくて軽いのが、トラベル用のカホンのポイントです。
トラベルということは、長距離持ち運ぶ必要があるので当然ですね。
全体のサイズが小さくなっただけではなく、楽器本体が薄いデザインのものも多くあります。
荷物としてかさばらないのはうれしいですよね。
トラベル用のミニカホンは、一般的なカホンとは演奏スタイルが違うので注意しましょう。
普通カホンは楽器本体の上に座りますが、ミニカホンは足の間に楽器本体を挟んで打面を叩くという演奏スタイルです。
サイズダウンしても、音質はそのままという優れもののカホンもたくさんあるのでおすすめですよ。
旅行先やハイキングでも、気軽に陽気な音楽を楽しむことができますね。
カホンの選び方
どのようなときに演奏するか
カホンをどのような場面で演奏するのか、イメージを持ってカホンを選びましょう。
旅行先やハイキングなどで演奏することがメインなのであれば、ストラップやバッグがセットになったカホンがおすすめです。
いろいろな種類のトラベル用ミニカホンがあるので、自分の運び方に合わせた選択をしましょう。
イメージしていた使い方を簡単にすることができないと、億劫になって演奏する機会が減ってしまいます。
だれと演奏するか
たくさんの楽器と一緒に演奏する場合、カホンの音のボリュームを考えて選ぶのも大切です。
演奏はバランスの取れたハーモニーが大切なので、カホンが他の楽器をかき消してしまわないようにしましょう。
上級者は打面の叩き方で調節することが簡単かもしれませんが、初心者はそもそも音量が抑えられたカホンを選ぶことをおすすめします。
どのような環境で演奏するか
都会の住宅街は家と家の間隔が狭く、生活音には気をつかいますよね。
そのような住宅環境で、打楽器であるカホンの音は気になることもあるでしょう。
自分は良い気分で演奏していても、周辺の評価が同じとは限りません。
そのような環境の場合は、大きな音が響きにくいカホンがおすすめです。
音の質感については、購入前に試し演奏をして確認するのが確実です。
どれほど本気で練習を始めるか
カホンは流行っているので、その流れに乗って始めてみたくなる方は多いでしょう。
しかし思いつきで始めることは、長続きしないことも多いですよね。
一度始めたことには何でもとことんのめり込む、というタイプの方は始めから本格的で高価なカホンを買ってしまいましょう。
しかしそのような方は限られますよね。
簡易的で安価なカホンや手作りカホンで、様子を見ることがおすすめです。
カホン演奏に夢中になって、もっと本格的な演奏をしたくなったら老舗メーカーなどのカホンを選びましょう。
何台目のカホンを購入するか
購入するカホンが初めてのカホンなのか、既にたくさん持っていて買うカホンなのかで、その選択肢は変わります。
初めてだったのでお手頃なカホンで練習を始めたけど、もっと本格的に演奏したくなった場合は、価格が高いカホンがおすすめです。
既にたくさんカホンを持っている方の場合、新たな性能を持ったカホンがおすすめの候補です。
打面の材質が変われば、それはもうまったく違うカホン、というほどカホンはバラエティーに富んでいます。
カホンは作りが単純ですが、ものによって品質がまったく違います。
歴史が長い楽器なだけあって、奥が深いのですね。
おすすめのカホン
【ビギナーにおすすめ】ammoon カホン ボックスカホン 23 * 24 * 37cm ドラム ゴム足付き
ammoonのボックスカホンは、底にゴムがついているので、滑らず演奏しやすい作りです。
初心者が練習するのにおすすめですよ。
サイズ | 23×24×37cm |
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重さ | 約2400g |
材質 | バーチ |
【入門機として人気】MEINL Percussion マイネル カホン MCAJ100BK-MA+ 純正ギグバッグ付き 【国内正規品】
MEINL(マイネル)のカホンは、専用のバッグが付属しているので保管しやすい点がおすすめポイントです。
大切な楽器を埃から守りましょう。
サイズ | 30.0×31.0×46.0cm |
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重さ | 6.1 Kg(発送重量) |
材質 | メイプル、MDF |
【見た目もおしゃれ】Pearl ブームボックスカホン PCJ-633BB
Pearlのブームボックスカホンは、部屋に置いておくだけでインテリアの一部になってしまうような、おしゃれさがおすすめポイントです。
老舗メーカーのカホンなので、品質も確かですよ。
サイズ | 48×31.7×32cm |
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重さ | 6.7 Kg(発送重量) |
材質 | レッドマホガニー、ファイバーグラス |
【音質いい】Schlagwerk シュラグヴェルク 2 in One カホン SR-CP404BLK
Schlagwerk(シュラグヴェルク)2 in Oneカホンは、響き線を付けたり外したりすることができる、本格的な物です。
音質の良さもおすすめポイントの1つです。
サイズ | 30×30×50cm |
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重さ | 5.9 Kg(発送重量) |
材質 | ビーチ材、バーチ材 |
【シックなデザイン】Bon! カホン ベースポート搭載モデル 打面:エボニー BCJ-10EB
Bon!のカホンは、ポップなプリントのロゴが目を引きます。
手頃な価格なので、初心者にもおすすめですよ。
サイズ | 30×29.5×48cm |
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重さ | 5.7 Kg(発送重量) |
材質 | エボニー、バスウッド |
【小柄な人に】Pearl パール ロースタイルカホン #ブラック PCJ-LSC/SC #BK
Pearl(パール)のロースタイルカホンは、サイズだけ小さくして音質は通常という点がおすすめポイントです。
小柄な方にはもちろん、収納をあまり取られたくない方にもおすすめです。
サイズ | 28×28×42cm |
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重さ | 5.6 Kg(発送重量) |
材質 | メイプル材 |
【カラフル】Pearl パール カホン ファンボックス PFB-300
Pearl(パール)カホン ファンボックスは、子供向けに設計されているので、音を出すことが簡単です。
またサイズも小さいので、初心者にもおすすめです。
サイズ | 34×24×25.5cm |
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重さ | 3.9 Kg(発送重量) |
材質 | パイン材、ファイバーグラス |
【リバーシブルカホン】濱崎商会 カホン SPC-380LH
濱崎商会のカホンは、1台でいろいろな音を楽しむことができるのでおすすめです。
サイズも価格も、上級者におすすめのカホンです。
サイズ | 34×29.5×48cm |
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重さ | 5.6 Kg(発送重量) |
材質 | フィンランドパーチ、ウェンジ、マホガニー |
おすすめのトラベルカホン
【超薄型】ammoon カホン トラベルカホン ドラム 31.5 * 24.5 * 4.5cm ゼブラ木 パーカッション
ammoonのトラベルカホンは、一見カホンには見えない程の薄い本体です。
どこへでも持ち運びできる、旅行には特におすすめのカホンですよ。
サイズ | 31.5×24.5×4.5cm |
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重さ | 約970g |
材質 | バーチ |
【小さいけど本格的】MEINL Percussion マイネル ミニカホン Baltic Birch SCAJ1LB-NT 【国内正規品】
MEINL(マイネル) ミニカホンは、とても軽いところがおすすめポイントです。
しかもミニサイズなので、子供でも簡単に演奏することができます。
このミニカホンは、足の間に挟んで演奏するスタイルの楽器です。
サイズ | 14.5×14.5×22.0cm |
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重さ | 約0.8kg |
材質 | バーチ材 |
【持ち運びやすい】Toolmsc Cajon・トラベルカホン・ハンドドラム・カホンドラム31.5 * 24.5 * 9.5cm ゼブラ木
Toolmsc Cajonのトラベルカホンは、本体をまるでかばんのように肩に掛けることができるストラップが付属しています。
持ち運びのことを考えた楽器なので、お出かけに持っていく際にはおすすめです。
サイズ | 31.5×24.5×9.5cm |
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重さ | 1250g |
材質 | ゼブラウッド |
【小さくてかわいい】ammoon カホンボックスドラム ポータブルトラベル ストラップキャリングバッグ付き C-68Z
ammoonのカホンボックスドラムは、持ち運びに便利なストラップが付属するだけではなく、バッグもセットになっています。
大切な楽器を傷から守ることができるので、おすすめですよ。
サイズ | 23×10×29cm |
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重さ | 1115g |
材質 | ゼブラウッド |
カホンの魅力
演奏場所を選ばない
カホンはピアノやオルガンのような大きな楽器ではないので、気軽に持ち運びできる点が魅力です。
一般のカホンも持ち運びできますが、もっと持ち運びに適したデザインにしたカホンもたくさんあります。
おすすめのトラベルカホンでご紹介したカホンがそれです。
遠方へカホンを持っていくこともできるので、出先でカホンを演奏したい方にはおすすめです。
値段の幅が広い
初めてカホンを買う方は、最初から本格的な価格のカホンは選びにくいですよね。
しかしカホンは幅広い価格のものが揃っているので安心です。
まずは練習用に買って、自分にカホンが合っていたら本格的な物を買う、といった使い分けがしやすいのがカホンのおすすめポイントです。
演奏人数を選ばない
カホンは1人で演奏しても、他の楽器と一緒に演奏しても、さらには多くのカホンを使って数人で演奏しても楽しむことができます。
気軽に手に入れることができるカホンなら、仲間どうしで購入して、みんなで演奏を楽しむのも良いですね。
仲間で共通の趣味ができると、絆が深まるのでおすすめです。
カホンの練習法
まったくのカホン初心者が練習を始めようと思うと、手掛かりがなさすぎて途方に暮れてしまいますよね。
やはり最初の一歩は教本に頼るのがおすすめです。
この著書は演奏姿勢など初歩的なことから記載があります。
また文章を読むだけでは理解が難しい部分も、CDがセットになっているので聴きながら確認することができますよ。
さらに練習曲の選曲がメジャーなものばかりなので、取り掛かりやすいです。
人に披露するときも、有名な曲の方が盛り上がりますよ。
初めから教室に通うのはハードルが高いと感じる方にも、この著書を使った自主トレーニングはおすすめです。
おすすめの中から運命のカホンを選ぼう
カホンを知らなかった方も、カホンを始めようと思っていた方も、カホンにはたくさんの種類があることに驚いたのではないでしょうか。
持ち運びに便利なミニカホンなどもあって、かなり幅が広い楽器でしたね。
おすすめのカホンから、自分のライフスタイルや演奏スタイルに合った1台を見つけて楽しみましょう。
すっかりカホンにのめり込んでしまって、次々とカホンが欲しくなるかもしれませんよ。