メガネ拭きの特徴
メガネをかけている人にとっては、メガネ拭きは手放すことのない身近なアイテムです。しかし、実際に全ての特徴を知っているでしょうか?ここではメガネ拭きの特徴を一つ一つ確認していきます。
汚れが効率よく落ちる
身近にあるもので汚れを落とそうとすると、かえって汚れてしまうこともあります。
メガネ拭きは繊維が細かく、からめとって汚れをきれいにしてくれるもの。
そのため、効率よく汚れを落とすことができます。
静電気を起こすことなく、きれいにすることが可能。
ただ、汚れの具合によっては傷がついてしまう場合があるので気をつけましょう。
洗濯できる
正しく洗濯していれば、何度も繰り返し使用することができます。
やり方を間違えてしまうと、劣化を早める原因に。
繊維が細かいままの状態を保つことが大切です。
長持ちさせるケアを覚えておきましょう。
洗濯の仕方は後で説明するので、参考にしてみてください。
電子機器や楽器に使用ができる
メガネ拭きといいつつ、メガネを拭くには大きなサイズもあります。
電子機器や楽器は繊細で、できるだけ傷をつけたくないもの。
メガネ拭きであれば効率よく汚れを落とすことができ、傷がつく心配がありません。
脂汚れをふき取ることにもおすすめです。
細かい所も大きな所もきれいにすることができます。
場所に合わせてメガネ拭きの大きさを変えましょう。
メガネ拭きの選び方
メガネ拭きを使っている人は、あまりこだわりを持たずに自分のメガネ拭きを使っている人が多いのではないでしょうか。ここでは、メガネ拭きを
選ぶ際のポイントを紹介します。
目的に合うもの
メガネやスマホ以外に、電子機器の拭き掃除に使用することもおすすめ。
傷をつけずに画面をきれいにすることができます。
現代は1つも電子機器を持っていない人の方が珍しいでしょう。
自分が使用するものだけではなく、プレゼントにすることもおすすめです。
洗顔ができるタイプは、きめ細かい泡を作ることができます。
1つで何役もこなしてくれることでしょう。
素材
柔らかい素材であれば、汚れを良く拭きとってくれます。
しかし、持ちがあまりよくないことも。
繊維自体がやわらかいメガネ拭きが多いもの。
やわらかいものに使用することは向いていません。
柔らかいもの同士で使用すると傷がつく可能性も。
また、汚れがひどくなってしまう可能性があります。
メガネ拭きに使用されている主に4つの素材を紹介します。
マイクロファイバー
タオルやぞうきんなどで良く聞くこともある素材。
繊維が細かいので、水分を多くふき取ることができます。
繊維がとがってはいますが、1つ1つは細かいもの。
かたいものに使用するにはおすすめです。
やわらかいものに使ってしまうと傷がつく可能性があります。
洗濯することで、繊維が広がりダメになってしまうものもあるので気をつけましょう。
トレシー
洗濯に強いものが欲しい場合はおすすめ。
何度洗っても、簡単に劣化してしまうことがありません。
繊維自体がものすごく細かいので、汚れ落ちにも差が出ます。
ミクロの汚れに強いことが特徴で、評価も高いです。
油汚れにも強く、しっかりからめとってくれます。
それだけではなく、磨き上げるようにきれいにすることが可能。
洗顔に使用することができる優しい素材。
メガネ拭きで泡立てることで肌のキメも細かくなります。
ベリーマX
ミクロの汚れを落とすのに効果的という点で、こちらもおすすめ。
洗濯しただけで劣化する心配もありません。
油に強いポリエステルと水に強いナイロンを合わせたもの。
注意して見ておくと、色々なものに多く使われています。
皮脂などが多くつくスマホを拭くことにもおすすめ。
また、傷をつけたくない部屋の小物の汚れを拭くこともおすすめです。
キョンセーム
キョンとは、鹿のことで、その皮を使用しています。
鹿の中でも世界で1番小さいと言われているもの。
使っていくうちに、機能が向上していきます。
人工物には表現しきれない繊維の細かさでしっとり感があります。
電子機器以外に傷がつくと困るようなものにおすすめです。
木製の楽器との相性が良く、つやをだすことができます。
ただ、管理には少し手間がかかるかもしれません。
洗うことは可能ですが、必ず手洗いをしましょう。
日に当てずに、日陰で干すことも忘れずに。
以上の素材の特徴を表にまとめました。
種類 | 特徴 |
---|---|
マイクロファイバー | 細かい繊維で水分を拭き取る。 |
トレシー | 劣化しずらく、汚れを落とす力が強い。 |
ベリーマX | ミクロの汚れを落とすことに特化。 |
キョンセーム | 鹿の皮でできており、傷がつきづらくツヤを出す。 |
サイズ
メガネを拭くことだけが目的の場合、小さいもので良いでしょう。
サービスでもらえるものよりは少し大きめがおすすめです。
レンズのサイズに合ったものを選びましょう。
電子機器のサイズに合わせて大きいものを選ぶのもおすすめです。
スマホの画面をきれいにふき取ることにも役立ちます。
その場合20cm程度あるものが便利です。
メガネ拭きの中でもおすすめなのが洗顔ができるようなタイプ。
洗顔用の泡立て以上に細かい泡を作ることができると言われています。
その場合少し大きなものになります。
大判のものになると40cmというものも。
使い捨てか繰り返し用か
メガネ拭きの種類は2つに分けられます。
それは使い捨てか繰り返し用かです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
使い捨てタイプ
個包装されているタイプは持ち運びにおすすめです。
汚れた時にさっと拭いて、捨てることができるもの。
単にきれいにすることができれば良いと考えるひとにはおすすめ。
アルコール成分が含まれていて、消毒できるタイプもあります。
家で使用する分には、ティッシュのように取り出しが簡単なものでも良いでしょう。
使用頻度に合わせて得な方を選んでみてください。
以下に使い捨てと繰り返し用それぞれのメリットとデメリットを表にまとめました。
繰り返し使えるタイプ
素材自体が強く、洗っても使用できるものも多い。
何度も使うことができるので、使用頻度が高い人におすすめです。
メガネを使用している場合、サービスでもらうこともあります。
ただ、ケースに収めるため、小さい場合が多いです。
繰り返し使うことができるからとそのまま使い続けることはやめましょう。
メガネ拭きのケアをしてあげることも忘れずに。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
使い捨て | 雑菌の心配なし・旅行などで持ち運びが便利 | コストがかかる |
繰り返し用 | コストがかからない・こだわりの商品を使える | 洗濯をしても細かい汚れが残っている恐れがある |
おすすめの繰り返し用メガネ拭き8選
【大判で使える】①DABLOCKS クリーニングクロス
スマホやパソコンにおすすめの大きめサイズ。
ブラックとブルーがそれぞれ4枚入っていてお得です。
柔らかい素材で、両面どちらも使用することが可能。
拭き痕を残さず、クリアな視界にすることができます。
サイズ | 素材 |
---|---|
20cm×20cm | マイクロファイバー |
【油分も取れる】 ②東レ トレシーメガネ拭き
油にもおすすめのメガネ拭き。
驚くほど汚れを落とすことができます。
カラーは10種類から選ぶことができます。
お得な2枚セットもおすすめです。
サイズ | 素材 |
---|---|
30cm×30cm | ポリエステル |
【傷つきにくい】③fun in family キョンセームクロス
弦楽器やジュエリーなど高価なものを拭くのにおすすめです。
光沢を出したい場合にもおすすめ。
油分をしっかり取ってくれるので、錆させないために使用するのも良いでしょう。
使用していくうちに、皮独特の味わいが出てきます。
サイズ | 素材 |
---|---|
20cm×20cm | キョンセーム |
【使いやすいサイズ】④エレコム クリーナー クリーニングクロス グレー P-KCT1523GY
スマホやタブレットにおすすめ。
ipadにちょうど良いサイズで、そのまま収納することが可能。
水にも油にも強く、汚れを良く落とすことができます。
静電気などでホコリが付きやすいものにおすすめです。
サイズ | 素材 |
---|---|
13.9cm×10.5cm | ベリーマX |
【サイズ選べる】⑤パール クリーニングクロス ザヴィーナミニマックス
1度こするだけでほとんどキレイにすることができます。
21cmでも十分ですが、さらに大きなものも。
40cmの大判サイズは家の掃除に使用するのもおすすめです。
傷をつけずに油と水をふき取ってくれます。
サイズ | 素材 |
---|---|
21cm×21cm 27cm×27cm 40cm×40cm | ベリーマX |
【洗濯可能】⑥BloomSesame 天然 セーム革 クリーニングクロス 3枚セット
天然素材でありながら、洗濯することができます。
柔らかいだけではなく、しっかりした弾力性があります。
高級品におすすめのクロスです。
しっかり拭いて、つやを出しましょう。
サイズ | 素材 |
---|---|
15cm×15cm | セーム革 |
【贅沢な拭き心地】⑦クロスアイ グランセーマ
素材を密集化させたことで、他にはない厚みがあります。
厚みがあることで、触り心地も拭き心地も抜群。
高級感のある贅沢なクロスで、価格も手ごろなのが嬉しいですね。
水洗いしたくないものにおすすめです。
サイズ | 素材 |
---|---|
21.5cm×21.5cm | ベリーマX |
【柔らかい】⑧メガネ拭き クリーニングクロス 6枚セット
グレートブルーがそれぞれ3枚のセットでお得です。
携帯用と家用と分けても良いですね。
しっかりした厚みがあるのに柔らかい触り心地。
様々なことに使用することができ、しっかり汚れを落とすことができるおすすめクロスです。
サイズ | 素材 |
---|---|
20cm×20cm | マイクロファイバー |
以上の商品を表にまとめました。
種類 | サイズ | 素材 |
---|---|---|
① | 20cm×20cm | マイクロファイバー |
② | 30cm×30cm | ポリエステル |
③ | 20cm×20cm | キョンセーム |
④ | 13.9cm×10.5cm | ベリーマX |
⑤ | 21cm×21cm 27cm×27cm 40cm×40cm | ベリーマX |
⑥ | 15cm×15cm | セーム革 |
⑦ | 21.5cm×21.5cm | ベリーマX |
⑧ | 20cm×20cm | マイクロファイバー |
おすすめの使い捨てメガネ拭き4選
ここでは使い捨てメガネ拭きおすすめ4選を紹介します。持ち運びやすさや、清潔さを重視して使い捨てメガネ拭きに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
【携帯に便利】①小林製薬 メガネクリーナふきふき
ポーチやバッグに入れておくと便利です。
速乾性のあるアルコールで消毒することができます。
くもり止めの成分もはいっていて水痕が残らず、ストレスになりません。
高価なものには使用できないので注意しましょう。
汚れがひどい時はそのまま使うと効果が薄れたり、傷がつく可能性も。
また、乾いてしまった時は新しいものを使うようにしましょう。
内容量 | サイズ | 素材 |
---|---|---|
50包 | 10cm×13.3cm | 不織布 |
【すばやくキャッチ】②MOSSLIAN レンズクリーニングワイプ
ゴミを出さずに、汚れを吸着させる力があります。
静電気を起こさないので、表面にゴミが残る心配もありません。
拭いたあとは、素早く乾きます。
より効果を高いものにするには、らせん状に拭いていくことがおすすめですよ。
内容量 | サイズ | 素材 |
---|---|---|
120包 | 11.5cm×15.5cm | クリーニングティッシュ |
【コンパクトサイズ】 ③ダイセル メガネふき 10枚入
ドライタイプで水分がなくなってしまう心配がいりません。
コンパクトで価格が安く耐久性が高いのでおすすめです。
ウェットタイプと違い、1度で長く使用することが可能。
メガネだけではなく、スマホも一緒にキレイにするのもおすすめですよ。
内容量 | サイズ | 素材 |
---|---|---|
10枚 | 14cm×15cm | 極細繊維アクリル不織布 |
【速乾性アルコール】④アイリスオーヤマ メガネふきシート SMS-30
ウェットタイプは乾いてしまうと使用できないものがほとんど。
しかし、こちらは乾いても使用することが可能。
しっかり水拭きした後にから拭きもしたい場合におすすめです。
使い捨てでありながら、繰り返し使用することもできます。
価格以上の価値があります。
ボロボロになるまで使って役目を全うさせてあげましょう。
内容量 | サイズ | 素材 |
---|---|---|
30枚 | 10cm×15cm | 極細繊維アクリル不織布 |
以上の商品を表にまとめました。
種類 | 内容量 | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
① | 50包 | 10cm×13.3cm | 不織布 |
② | 120包 | 11.5cm×15.5cm | クリーニングティッシュ |
③ | 10枚 | 14cm×15cm | 極細繊維アクリル不織布 |
④ | 30枚 | 10cm×15cm | 極細繊維アクリル不織布 |
メガネ拭きの正しい使い方
メガネ拭きは汚れをきれいに落としてくれるもの。
しかし、メガネを拭く場合は、先に少し手入れをしておく必要があります。
そのまま拭いてしまうと、汚れをからめとる時に傷がついてしまう可能性も。
水などでさっと流してから使うようにしましょう。
水洗いできない電子機器や楽器の場合、使う素材を選ぶことが大切。
メガネ拭きの主流はマイクロファイバー。
さっと拭く場合には問題ないでしょう。
しかし、しっかり拭きたい場合は別のものがおすすめです。
また、ティッシュなどでメガネを拭いてはいけません。
ティッシュで拭くことで起こる問題点は主に3つあります。
傷がつきやすい
ティッシュの繊維はメガネ拭きよりも硬い素材でできています。
そのため、何度もこすることで傷になりやすい。
ちょっとした汚れであっても危険です。
プラスチック製のものは物自体に硬さがあるため、傷がつく可能性が高まります。
目には見えない細かい傷でも、継続してつくことで劣化の原因になります。
専門的な知識がある人ほどティッシュでふき取ることを避けるようです。
汚れが広がる
ティッシュを使った場合、メガネにティッシュの繊維が付着します。
そのため、きれいにしているつもりが、汚れがひろがってしまうことに。
それに、メガネ拭きを使うより時間がかかってしまいます。
これは洋服で拭いても同じことが言えるでしょう。
洋服の場合、メガネ拭きに使われている素材であることもあります。
しかし、余計な汚れがついてしまうという点でおすすめはできません。
特に油汚れには注意が必要。
時間をかけて、広げただけでは意味がありません。
見づらくなることも
汚れが取れたように見えているかもしれません。
しかし、傷や細かい汚れが付くことによってかえって見づらくなってしまうことも。
常にメガネをかけていると、視界に入って気になるものです。
正しいやりかたでメガネのケアをしておきましょう。
以上の理由でティッシュなどでメガネを使うことは、くれぐれもしないようにお気をつけください。
メガネ拭きの洗濯方法
洗濯機にかける場合は、洗濯ネットを使用します。
他のものの繊維などがついてしまっては意味がありません。
通常洗濯ではなく、おしゃれ着と同じようにしましょう。
洗剤は必ず液体を使用することを忘れずに。
粉末の場合、メガネ拭きの繊維につまりってしまいます。
そうなるとメガネ拭きの機能が悪いものになり、汚れ落ちに影響が出ます。
また、傷がつく原因を作ってしまうことにもなります。
手洗いする場合は、もみ洗いが基本。
ぬるま湯に中性洗剤を溶かして行いましょう。
すすぎはしっかり行い、絞らずにたたいて水分をとります。
絞ってしまうと、繊維が傷む原因になってしまいます。
そうなると劣化も早くなってしまうことに。
あとはハンガーにかけて干すだけ。
風通しの良い日陰で陰干しすることが大切ですよ。
自分の用途に適したメガネ拭きを選んで使おう
様々なものに使用できて便利なメガネ拭き。
メガネを持っていなくても、1つは持っておきたいものです。
気づいたときにさっとキレイにすることができるので、負担になりません。
メガネ拭きのケアもしっかりして、長く使っていきましょう。