ジュニアシートとチャイルドシートの違い
価格 | 対象年齢 | 機能 | |
---|---|---|---|
ジュニアシート | 3千円~6万円 | 3歳~11歳 | なし |
チャイルドシート | 1万円~9万円 | 新生児~4歳 | リクライニング・回転など |
一般的にジュニアシートは3歳以上でなければ使用できません。
3歳未満ならチャイルドシートがおすすめです。
ジュニアシートは椅子だけのブースタータイプや背もたれがついているタイプがありますが、いずれも簡易で移動しやすいのが特徴。
価格もチャイルドシートに比べて安価なものがが多く、3,000円ほどで購入できるものから6万円程度するものまでさまざまです。
チャイルドシートは新生児から使用できるため種類や機能も充実していて、価格も1万円台~9万円台までと非常に幅があります。
回転式やリクライニングなど、新生児をガードするアイテムが多く発売されています。
チャイルドシート兼用のジュニアシートは、成長とともにパーツを外して椅子だけのブースターシートとして使用できます。
ジュニアシートを使用する目安
- 3歳以上
- 身長100CM以上
- 体重15kg
上記の条件に当てはまれば、ジュニアシートが使用可能です。
ジュニアシートはチャイルドシートに比べると簡易的で価格も抑えられるジュニアシートがおすすめです。
チャイルドシートに比べるとコンパクトなジュニアシートが多いので、少しでも車内のスペースを確保するために、ブースタータイプの椅子だけジュニアシートを購入する場合も多いんですよ。
ただ年齢に達していても、体重や身長が足りていない場合は安全と言い切れないためチャイルドシートを使用したほうが良いでしょう。
また1歳頃から使用できるジュニアシートは、上記の条件に当てはまっていなくても使用できます。
購入前に対象年齢・身長・体重をチェックしておきましょう。
ジュニアシートの選び方
ジュニアシートはさまざまなメーカーからいくつも発売されています。
どれが良いか基準がわからないと選ぶのも難しいですよね。
安全で乗り心地の良いジュニアシートを選ぶポイントを紹介しますよ。
安全基準の「Eマーク」をチェック
Eマークとは国土交通省の定めた、ベルトの引っ張り検査や50キロ走行時の衝撃検査などの安全基準をクリアしているジュニアシートにだけつけられるマークのこと。
Eマークがついていないジュニアシートを使用していると、いざという時に何の効果も得られず死亡事故につながってしまうことも考えられます。
万が一の時に子供を守るために取り付けるジュニアシートですから、安全性にもこだわって選びましょう。
その基準の一つがEマークです。
購入予定のジュニアシートにEマークがあるかを必ずチェックしましょう。
シートへの固定方法
安全性 | 取り付けやすさ | 対応車種の多さ | |
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ISOFIX | ◎ | ◎ | △ |
3点シートベルト | 〇 | △ | ◎ |
シートへの固定方法は2種類あります。
- ISOFIX
- 3点シートベルト
車種が対応していれば手軽で安全性も高いISOFIXのジュニアシートがおすすめです。
ISOFIXに対応していない場合には、3点シートベルトで固定するジュニアシートを選びましょう。
ISOFIXとはシートベルトを使用しない固定方法。
車自体に固定器具が装備されていて、そこにジュニアシートの金具を装着するだけで取り付けられるので、女性や年配者でも簡単に設置できます。
シートベルト式が当たり前のジュニアシートやチャイルドシートですが、取付方法が間違っていたことが原因による、死亡事故が非常に多かったためISOFIXが開発されました。
金具にはめ込むだけなので、取付方法が間違っているという心配がありません。
ただしISOFIX搭載の車種でなければ、固定器具が装備されていないので必ず自家用車に固定器具があるか確認をしておきましょう。
基本的には2012年以降の車種はISOFIX搭載していることが、多いのですが型式によっても異なります。
3点シートベルトでの固定方法は昔からある装着方法です。
ジュニアシートにシートベルトを通して、通常のシートベルトと同じくバックルにはめ込みます。
取付方法はジュニアシートによって異なるため、取扱説明書を見ながらシートベルトを通す位置などを確認しながら装着してください。
間違っていると子供の死亡事故につながる可能性が高まるので、確実に装着しましょう。
調整のしやすさ
背もたれ付きのジュニアシートやチャイルドシート兼用の場合は、中のクッションなどを外して調節できるようになっています。
年齢や体の大きさに合わせて、パーツを外す必要があるため調節のしやすいものを選びましょう。
またベルトの位置も調節できるジュニアシートがほとんどですので、調整がしやすいかをチェックしておくと安心ですよ。
シート内をクッションなどで調整できるジュニアシートなら、4歳~11歳くらいまで使用できるので買い替える必要がなくおすすめです。
シートの形
安全性 | 取り付けやすさ | 価格 | |
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椅子だけのジュニアシート | △ | ◎ | 3千円~5千円 |
背もたれ付きのジュニアシート | ◎ | △ | 8千円~2万円 |
シートの形は2種類あります。
- 椅子だけのジュニアシート
- 背もたれ付きのジュニアシート
価格も安くコンパクトな椅子だけのジュニアシートが一般的ですが、安全性を重視するなら背もたれやヘッドレスト付きがおすすめ。
背もたれ付きのジュニアシートのパーツを外すことで椅子だけのジュニアシートに変形するモデルも多く販売されています。
体が小さいうちは背もたれ付きで使用して、窮屈になってきたらパーツを外して椅子だけのジュニアシートに変形して使用するというのがベストです。
法律で定められているチャイルドシート使用義務期間は6歳までとされていますが、シートベルトの安全性が保障されるのは身長140cm以上の人が使用した場合に限られています。
6歳になっても身長が140cmに達していないことがほとんどですので、安全のためには背もたれ付きのジュニアシートを使用することをおすすめしますよ。
おすすめのジュニアシート12選
おすすめのジュニアシートをご紹介しますよ。
背もたれのあるジュニアシートと椅子だけのジュニアシートそれぞれご紹介するので、好みのアイテムを探してみてくださいね。
【ホールド感あり】GRACO(グレコ) ジュニアシート ジュニアプラス メトロポリタンGR 3歳頃からロングユース 67170
サイズ | 40 x 40 x 82 cm(梱包) |
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対象年齢 | 3歳から12歳 |
耐荷重 | 35.83 kg |
カラー展開 | 黒 |
欧州安全基準適合品のジュニアシートで、衝突時など頭をしっかりと守ることができるのでおすすめ。
カラーもブラックで、男女問わず楽しむことができるため、兄妹であってもお下がりして使用できるおすすめジュニアシートです。
ヘッドサポートは6段階で調整できるので、子供の姿勢に合わせて調節できて便利ですよ。
リクライニング機能もあるため、長距離の移動で窮屈さがなくなり子供もぐずらず乗ってくれるでしょう。
飲物を入れられる収納式カップホルダー付は子供自身でいつでも水分補給できるので、わざわざ運転席や助手席から渡す手間がかかりません。
【1歳から使える】コンビ Combi チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エアスルー GG
サイズ | 71 x 44 x 31.8 cm(梱包) |
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対象年齢 | 1歳 から 11歳 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | 黒・レッド |
1歳から使用できるジュニアシートで、年齢に合わせて調整しながら11歳まで使えるので非常にコスパの良いジュニアシート。
ユニセックスなデザインなので、性別や年代問わずおすすめできます。
通気性やクッション性も高く長時間座っていても疲れにくいので、快適にドライブを楽しめるでしょう。
コンパクトタイプなので、軽自動車でも快適に使用できますよ。
シートの洗濯が可能なのでいつでも清潔できれいなジュニアシートを保てるところもおすすめポイントです。
【がっちりタイプ】エールベベ 『安心トリプル保証付』サラット3ステップ クワトロST ALC248
サイズ | 高さ66×幅44×奥行44cm |
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対象年齢 | 1歳 ~ 11歳 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | 黒・グレー |
装着が簡単で抜けにくいため、しっかりと子供の安全を守ってくれるおすすめジュニアシートです。
成長に合わせて調整できるため、1歳から11歳まで買い替える必要がありません。
エアーホールを採用しているため、通気性もよく体温管理が苦手な子供でも快適に過ごせますよ。
【設定簡単】アイリスプラザ チャイルドシート ジュニアシート (1歳-12対象) 安全 ベビーシート 5段階調整 通気性抜群
サイズ | 幅約45×奥行約37×高さ約71~81 |
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対象年齢 | 1才頃~12才頃まで |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | 黒・赤・青 |
ヘッドレストが5段階で調整できるので、身長が伸びても快適に使えるジュニアシート。
パーツの取り外しをするとブースタータイプの椅子だけまで簡易化できるので、軽自動車や実家に戻った時なども邪魔になりません。
カラーも3色展開で、子供の好みや車のボディカラーに合わせて選べるのが嬉しいですね。
デザイン自体は非常にシンプルなので、どんな車にも合わせやすくおすすめです。
【ドリンクホルダー付き】アップリカ(Aprica) ジュニアシート 3歳頃から エアライド AB
サイズ | W44.2 × D41.3 × H67.2~75 (cm) |
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対象年齢 | 36ヶ月 ~ 121ヶ月 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | スカーレットレッド |
アップリカのエアライドなら寝てしまってもしっかりと頭をサポートしてくれます。
メッシュシートになっているため、体温調整が苦手でも快適にジュニアシート座っていてくれるはず。
ドリンクホルダーも付属しているので、長時間ドライブも安心して楽しめますよ。
【頭もしっかり守る】コンビ シートベルト固定 チャイルド&ジュニアシート ジョイキッズ FK (3才頃~11才頃対象)
サイズ | W45.2×D54.3~56.5×H63.6~73.3cm |
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対象年齢 | 36ヶ月 ~ |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | メッシュネイビー |
*5段階のヘッドレスト調整をすることができるジュニアシートのため、衝撃に強く子供をしっかり守れるコンビのジョイキッズ *
サイドプロテクションや立体メッシュのエアスルーシートでドライブ中も快適に過ごせる工夫がたくさんで、おすすめです。
3歳頃は背もたれ付きで使用して、成長とともにブースタータイプの椅子だけジュニアシートに変形できますよ。
長く使用できるので、買い替えも不要でお財布にも優しい一台です。
【ロングユース設計】GRACO(グレコ) ジュニアシート コンパクトジュニア モードノアール 67151
サイズ | W41×D41×H22(cm) |
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対象年齢 | 3歳から12歳 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | 黒 |
ウォッシャブルシートでいつでも簡単に洗うことができ、清潔さを保てるGRACOのジュニアシート。
シート横には収納式のドリンクホルダーが左右それぞれに用意されていたり、ひじ掛けもついていたりと至れり尽くせりなジュニアシートですよ。
座面のデザインが豊富で人気のカーズやプリンセスなども用意されています。
普段はあまり気が進まない子供でも、気に入って乗ってくれるかもしれませんね。
【シンプルデザイン】LEAMAN ジュニアシート リーマンジュニアEX
サイズ | W420xD350xH210mm |
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対象年齢 | 3歳から10歳 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | 黒・赤 |
デザインも価格も非常にシンプルなリーマンジュニアEX。
シンプルだからこそ使い勝手も良く、どんな車にも違和感なく載せられます。
通気性・耐久性に優れたダブルラッセル生地を使用しているので、長く使用することができ、子供に壊されるという心配もありませんよ。
【座り心地抜群】アップリカ シートベルト固定 Aprica ブースタージュニアシート マシュマロジュニアエアー サーモ(AB)
サイズ | W46.0×D38.0xH23.0 |
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対象年齢 | 3歳 ~ 11歳頃 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | 黒 |
マシュマロクッションによって座り心地がとてもよく、子供もドライブが楽しくなるアップリカのマシュマロジュニアエアー サーモ。
おしりや太ももがしっかりフィットする立体座面なので、ずっと長く座っているのが苦手な子供も快適な時間を過ごせるでしょう。
ベビーグッズを多数製造販売しているアップリカだからこそ、座面にこだわったジュニアシートです。
シート部分は手洗いできるので、汚れてしまっても安心ですね。
【ゆったりシート】ジュニアシート ブースターシート 3歳~12歳ロングユース 3点式シートベルト固定 通気性良い カバー洗濯可能 YKO
サイズ | 41.3 x 36.5 x 21.1 cm(梱包) |
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対象年齢 | 3歳から12歳頃 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | グレー&ブラック |
3D座面で人間工学に基づいて開発されているので、座りやすく安全性も期待できるジュニアシート
お尻がピタッと吸い付くような座面で、子供もリラックスした状態で移動できるでしょう。
背もたれ付きですが、外して椅子だけのジュニアシートとして使用できます。
【通気性いい】シンセーインターナショナル kiss babyブースターシート
サイズ | 40x35x16.5cm |
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対象年齢 | 3歳から |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | ブルー |
シンプルで使い勝手の良い kiss babyジュニアシート
椅子だけのジュニアシートなので、持ち運びも簡単。
2台目や実家の車などに置いておくにもちょうど良いジュニアシートです。
価格も手ごろで、使えればOKという人にはぴったりですね。
【優しくホールド】ネビオ ホールドピット HOLD Pit
サイズ | 41c×46×22cm |
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対象年齢 | 48ヶ月 ~ 144ヶ月 |
耐荷重 | 36 Kg |
カラー展開 | グレー×ブラック |
少し背もたれがあることで、子供の体を優しく包み込むことができるので、とても使いやすいネビオ ホールドピット HOLD Pit
丸みを帯びた緩やかカーブによって、子供の負担を軽減してくれるジュニアシートです。
座面も47cmと広く、長時間ドライブでもゆったりと過ごせるでしょう。
シートベルトガイド付きなので、身長に合わせてベルトの位置を設定できますよ。
ジュニアシートをつけるときの注意点
せっかく安全性の高いジュニアシートを見つけても、取付方法が間違っていては何の意味もありません。
ジュニアシートをつけるときの注意点をしっかり確認してから取り付けてくださいね。
助手席には取り付けない
すれ違う車を見てみても、チャイルドシートやジュニアシートを助手席に設置している車をよく見かけますよね。
助手席にこどもを座らせていると、何をするにもスムーズで安心できるもの。
しかし急ブレーキや衝撃などでエアバッグが作動した時に、窒息してしまう可能性があるためジュニアシートを助手席に置くのはおすすめできません。
助手席は死亡率も高かったり、運転に集中できないといったデメリットもあるんです。
説明書や本体にも「助手席に設置しないように」という表記があるシートも多く、メーカーも推奨していません。
多少不便でも安全面を考慮すると、ジュニアシートの設置は後部座席がベストですよ。
取付方法を確認して確実に取り付ける
チャイルドシートやジュニアシートを使用していても、死亡事故を確実に防ぐことはできません。
でもそのうちの6割程度はチャイルドシートやジュニアシートの取付方法が間違っていたことが死亡事故につながっているそうです。
特に3点シートベルト式は説明書を読まずに取り付けてしまいがち。
装着が簡単であればあるほど、取扱説明書は読みませんよね。
ジュニアシートの取付はそう難しくありませんが、必ず取扱説明書を確認しながら取り付けるようにしましょう。
失敗が命取りになってしまうので、簡単だと思っても念には念を入れて確認してくださいね。
ISOFIXならより簡単に確実に装着できるので、取付方法が間違っているという失敗は起きにくくなっています。
もし車を変える機会があるなら、ISOFIX対応の車種に乗り換えるのもおすすめですよ。
ジュニアシートのお手入れ法
ジュニアシートはお出かけの度に使用するものですが、外で遊んだ体のまま使い続けると汚れも気になりますよね。
簡単に洗えない場合も多く、どのようにお手入れをすればいいのかわからない方も多いでしょう。
まずパーツが外せるジュニアシートなら、ばらせるところをすべて外します。
シートやカバーは手洗い可能な場合も多いので、表示を確認して洗いましょう。
取り外しが難しい場合は、スポンジで優しくたたくだけでも目立った汚れは落とせますよ。
ちょっと手間がかかりますが、シートやカバーを手洗いするだけでもジュニアシートは綺麗になるので最低でも数か月に1度は洗っておくと良いですね。
お気に入りのジュニアシートで快適なドライブを楽しもう!
ジュニアシートの取付方法や設置する座席には注意が必要ですよ。
助手席以外の座席に、取扱説明書を確認したうえで確実に装着しましょう。
ジュニアシートはドライブの必須アイテム。
渋滞などで長時間座っていなければいけない場合も多いでしょう。
メッシュ素材やクッション性に優れたジュニアシートなど、さまざまなタイプを紹介しましたが、親がどんなに気に入っても子供自身が気に入って座ってくれるジュニアシートがベストですよね。
ぜひ一緒にお気に入りを探してあげましょう。