みんなの折り紙かぶと作品6選
折り紙で作るかぶとにもいろいろとバリエーションがあるのはご存知でしたか?
今回はまず、それらのバリエーションの中からおすすめの6つの折り紙かぶと作品をご紹介します。
- 基本のかぶと
- 折り紙の質感が面白いかぶと
- 可愛いブックマーカーかぶと
- 赤とゴールドで格好いいかぶと
- リアルな甲冑のようなかぶと
- 上級者向け龍頭付きかぶと
みんなの折り紙かぶと作品①:基本のかぶと
まずは、折り紙のかぶとと言われるときっと頭に浮かぶであろう基本のかぶとをご紹介します。
基本の15cm四方の折り紙でかぶとを作るとだいたい手のひらに乗る仕上がりになり、ちょっとした飾りやぬいぐるみなどにかぶせて飾るのに向いています。
また、折り紙の柄を無地のもの以外に柄入りのもので作ってみるのも、また違った雰囲気になりますのでおすすめです。
みんなの折り紙かぶと作品②:折り紙の質感が面白いかぶと
最近の折り紙は平面的な柄だけでなく、立体的な手触りが再現されているものも多く、そういったものを使ってかぶとを作るとまた一味違った作品になるのでおすすめです。
この作品は、恐竜を作る折り紙を使ってかぶとを作っており、色はシンプルなモノトーンですが恐竜の皮膚のような模様がユニークで目を引きます。
みんなの折り紙かぶと作品③:可愛いブックマーカーかぶと
ページの角にかぶせる形で使うかぶとの可愛いブックマーカーは、形が基本の折り紙かぶととほとんど同じなので、基本のかぶとの折り方が分かればすぐに作ることができます。
最後の一折りで折り紙の白い面を上に折る箇所を糊付けすると形が崩れにくくなります。
応用すれば、かぶとが付いたぽち袋や箸袋などの作品も作ることができます。
みんなの折り紙かぶと作品④:赤とゴールドで格好いいかぶと
基本のかぶとに比べるとやや複雑に織り込まれているように見えますが、最後の細かい折り込みを除けば簡単な作業が多いので小学校高学年ぐらいであれば1人でも作ることができます。
このかぶとは赤とゴールドの組み合わせが非常に格好よく、大きいサイズの折り紙で作られているので実際にかぶることもできます。
みんなの折り紙かぶと作品⑤:リアルなかぶと
この折り紙かぶとは長く大きい鍬形(くわがた)と左右に出ている吹き返しが作られており、まるで本物のかぶとのように見えます。
赤と紺色の2色の組み合わせがシックで良く合い、後ろにある手作りの金の衝立も作品の良さをより引き出しています。
みんなの折り紙かぶと作品⑥:上級者向け龍頭付きかぶと
かぶとの龍頭(りゅうとう)は前立てとも呼ばれて、一般的な折り紙かぶとでは簡単に表現されることが多いのですが、このかぶとは龍頭部分がとても細かく折られています。
白っぽい折り紙を使ったかぶと本体に、金色の折り紙で作った鍬形と龍頭の部分を付け加えたとても上品な印象の作品です。
折り紙かぶとに必要な材料
ここでは、折り紙かぶと作りに使う材料と道具を簡単にご紹介します。
- 折り紙もしくは新聞紙など
- 接着剤
- はさみ
折り紙は一般的なカラーの面と白い面があるものでも良いですが、和柄や両面カラーの折り紙を使って作るとより和の印象が強い折り紙かぶとが作れます。
他にもかぶれるかぶとのように大きいサイズのかぶとを作りたい場合には、新聞紙や包装紙のような大きめの紙を用意し、それらを正方形に整えて使えばかぶとを作れます。
かぶとの前面にある龍頭や眉庇(まびさし)部分は、接着剤で固定しておくときれいな状態を保てますし、動き回るお子さんがかぶっても形が崩れる心配がありません。
かぶることができる大きいサイズのかぶとを作る場合に、新聞紙や大きめの画用紙などを使うことも多く、正方形でない場合はまずはさみを使って正方形に整えた方が作りやすいです。
また、かぶとの種類によっては、鍬形部分をカットして作るものもありますので、その場合にもはさみを使います
折り紙の簡単かぶとの作り方
では、早速折り紙かぶとの作り方を見ていきましょう。
まずは、初めてかぶとを折る方でも簡単な基本のかぶとの作り方を以下の4つの手順でご紹介します。
- 下にある角を3回上の角に合わせる
- 鍬形の部分を作る
- 上下を逆にして龍頭部分を作る
- 眉庇部分を作って裏を折り返したら完成
折り紙の簡単かぶとの作り方①:下にある角を3回上の角に合わせる
15cm四方のお好みの色の折り紙を用意します。
白い面が上に来るようにひし形の形で置いたら、下の角を上の角に合わせてしっかり折ります。
次に下にある左右それぞれの角を上の角にきれいに合わせて折り、小さい正方形の形にします。
折り紙の簡単かぶとの作り方②:鍬形の部分を作る
先ほど上の角に合わせた左右の角をそれぞれ下の角に合わせて折ります。
この左右の角を同じ角度でそれぞれ横に広げて折って、かぶとの鍬形の部分を作ります。
左右の角を横に広げ過ぎると鍬形が太すぎて不格好になりますので程良い幅に広げてください。
折り紙の簡単かぶとの作り方③:上下を逆にして龍頭部分を作る
鍬形までできたら、鍬形がある方が上に来るように折り紙を動かします。
上下を逆にしたら、下の三角形を上1枚だけ取りその角が鍬形の半分の高さまで来るように折ります。
この龍頭の部分をしっかり固定したい場合はここで糊付けするといいですよ。
折り紙の簡単かぶとの作り方④:眉庇部分を作って裏を折り返したら完成
最後は、先ほど折った龍頭の部分の下が中心よりやや下に出ているので、そこを上に1回折り上げて眉庇部分を作ります。
後は残っている下側の三角形を裏側から上の角に合わせて折れば基本の折り紙かぶとの完成です。
折り紙を使った長かぶとの作り方
ここでは、基本のかぶととはちょっと違う形の長かぶとの作り方を以下4つの手順でご紹介します。
- 下にある角を3回上の角に合わせる
- 上下を逆にして特徴的な頭の部分を作る
- 鍬形と龍頭の部分を作る
- 眉庇の部分を作り裏側を折ったら完成
折り紙を使った長かぶとの作り方①:下にある角を3回上の角に合わせる
15cm四方のお好みの色の折り紙を用意します。
白い面が上に来るようにひし形の形で置いたら、下の角を上の角に合わせてしっかり折ります。
次に下にある左右それぞれの角を上の角にきれいに合わせて折り、小さい正方形の形にします。
折り紙を使った長かぶとの作り方②:上下を逆にして特徴的な頭の部分を作る
先ほど出来た正方形の上下を逆にしたら、上側の左右それぞれの端を正方形の中心に沿わせるように折ります。
この時に出来た縦長の三角形が長かぶとの特徴である頭の部分になるので、上の角はきれいに揃えましょう。
折り紙を使った長かぶとの作り方③:鍬形と龍頭の部分を作る
下にある左右に分かれている角をそれぞれ上に折り上げたら、さらに左右それぞれの角を同じ幅で横に広げて鍬形を作ります。
そして、下の三角形の上1枚を角が鍬形の半分ぐらいの高さまで折り上げて龍頭の部分を作ります。
折り紙を使った長かぶとの作り方④:眉庇の部分を作り裏側を折ったら完成
最後は、龍頭部分の下を1回折り上げて眉庇を作って、残っている下側の三角形をかぶとの中に全部入れ込むように折れば折り紙長かぶとの完成です。
長かぶとは頭の部分のスペースが多いので、頭の部分に名前やイラストを描いたり、シールなどで飾ったりして工夫するのもおすすめです。
折り紙を使った侍かぶとの作り方
侍かぶとは基本のかぶとよりも鍬形部分が細長く、眉庇の左右に吹き返しのようなものがあるよりリアルに見える造りのかぶとです。
ここでは、そんなリアルで格好いい折り紙侍かぶとの作り方を以下4つの手順でご紹介します。
- 折り筋を1回つけて、正方形にする
- 下の左右の角を上に折り上げ、はさみで切る
- 鍬形と龍頭の部分を作る
- 眉庇の部分を作って後ろを入れ込んだら完成
折り紙を使った侍かぶとの作り方①:折り筋を1回つけて、正方形にする
15cm四方の折り紙を用意し、白い面が上に来るようにひし形に置いたら、下の角を上の角に合わせて1度折り筋を付け開き、折り紙を90°動かし再度下の角を上の角に合わせて三角形を作ります。
次に下にある左右それぞれの角を上の角にきれいに合わせて折り、小さい正方形の形にします。
折り紙を使った侍かぶとの作り方②:下の左右の角を上に折り上げ、はさみで切る
先ほどの正方形の上下を逆にして、下の2つに分かれている分をそれぞれ折り上げます。
折り上げる際、上の角に合わせるのではなく、その角から少しずらすように折ります。
2つとも折り上げたら、2つの角をはさみを使って同じ幅に縦に切ります。
折り紙を使った侍かぶとの作り方③:鍬形と龍頭の部分を作る
先ほどはさみで切ったところの外側の部分をそれぞれ左右の角に合わせるようにして折ります。
これで鍬形と吹き返しのような部分の完成です。
下側にある三角形の上1枚の角を、鍬形の半分の高さまで持ち上げて折れば龍頭部分の完成です。
折り紙を使った侍かぶとの作り方④:眉庇の部分を作って後ろを入れ込んだら完成
最後は、龍頭部分の折り紙の下の部分を1回折って眉庇の部分を作ります。
後は、下側の残りの三角形を1度上の角に合わせて折り筋をつけ、再度かぶとの頭の中に折り込めば侍かぶとの出来上がりです。
折り紙を使ったかぶれるかぶとの作り方
ここでは、実際にかぶって遊べるかぶとの作り方を以下4つの手順でご紹介します。
- 使う紙を準備して、正方形にカットする
- 下にある角を3回上の角に合わせる
- 上下を逆にして、鍬形部分を作る
- 龍頭と眉庇部分を作って仕上げる
折り紙を使ったかぶれるかぶとの作り方①:使う紙を準備して、正方形にカットする
まずは、かぶと作りに使用する紙を用意します。
大きい折り紙があればいいのですが、無ければ新聞紙や包装紙など比較的大きな紙であれば大丈夫です。
新聞紙や包装紙を使う場合は長方形のままでは折りにくいので、正方形の形にはさみでカットして下準備をします。
折り紙を使ったかぶれるかぶとの作り方②:下にある角を3回上の角に合わせる
かぶとの龍頭や眉庇などにする面を上にしてひし形の形で置いたら、下の角を上の角に合わせて三角形を作ります**。
次に三角形の両端を上の角にきれいに合わせて折り、小さい正方形の形にします。
折り紙を使ったかぶれるかぶとの作り方③:上下を逆にして、鍬形部分を作る
正方形の上下を逆にして、下の左右2つの角を上の角にきれいに合わせるように折り上げます。
そして、折り上げた左右の角をそれぞれ同じ幅で横に半分ほど折ります。
これでかぶとの鍬形部分の完成です。
折り紙を使ったかぶれるかぶとの作り方④:龍頭と眉庇部分を作って仕上げる
最後は、下側の三角形の上1枚の角を鍬形の半部の高さまで折り上げて龍頭を作り、龍頭を作った折り紙の下側を1度上に折って眉庇を作ります。
後は、残りの下側の三角形をかぶとの裏側から上の角に合わせればかぶれるかぶとの完成です。
今回は基本のかぶとのかぶれるかぶとの作り方をご紹介しましたが、もし長かぶとや侍かぶとを大きいサイズで作る場合は。2種類とも高さが出るので形が崩れないよう少し厚みのある紙を使うといいですよ。
折り紙かぶとを作るコツ3選
では、ここで折り紙かぶとを作る際に、気をつけるとよりきれいに丈夫に仕上がるコツを3つご紹介します。
- 角をきれいに合わせて折る
- 左右対称に気をつける
- 鍬形や龍頭部分は崩れないように固定する
折り紙かぶとを作る際のコツ①:角をきれいに合わせて折る
折り紙かぶとは頭のトップの部分や鍬形の部分など角が目立つところが多いので、角を折るときはきれいに折るとよりきれいに仕上がります。
特に長かぶとの頭の部分は左右の端をきれいに合わせて折らないと隙間や角の不揃いの部分が目立ちやすいので気をつけてください。
折り紙かぶとを作る際のコツ②:左右対称に気をつける
折り紙かぶとは基本的に線や角に合わせるようにして左右対称になるように折っていくのですが、鍬形の部分だけは折る人の間隔で左右対称になるように幅と角度を揃える必要があります。
また、侍かぶとは鍬形の部分を切って調節するので、左右の幅を揃えるために事前に線などを引いておくのもおすすめです。
折り紙かぶとを作る際のコツ③:鍬形や龍頭部分は崩れないように固定する
最後のコツは折り方ではないのですが、折り紙かぶとを実際にかぶる用に大きめのサイズで作る方もいらっしゃいますが、かぶるとどうしてもかぶとの形がが崩れてしまうという問題があります。
もし、用途をかぶるために折り紙かぶとを作るのであれば、鍬形と龍頭、眉庇の3点を接着剤やテープで固定しておくと長くきれいな形をキープできます。
おすすめの折り紙の本
ここでは、作った人もそして作品を見る人も楽しむことができる折り紙の作り方を紹介している本を1冊ご紹介します。
喜ばれる素敵な折り紙
内容が3章に分かれており、1章は「包む折り紙」というテーマでプレゼントのラッピングに使える折り方、最後の3章は「招く折り紙」ということで箸袋やコースターなどの折り方が紹介されています。
そして、2章は「飾る折り紙」というテーマで、今回のかぶとの折り方も含む正月飾りやクリスマスの飾りなどの折り方が紹介されており、季節のイベント用の飾りに活用できます。
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基本の折り紙かぶとは6ステップで簡単にできる!
折り紙でかぶとを作ったことが無い方でも、折り紙で鶴を作ったことはあるという方は多いのではないでしょうか?
もし、そうであれば基本の折り紙かぶとはたった6ステップで作れるので、鶴に比べればとても簡単ですし、1ステップ変えるだけで形の違ったかぶとを作ることも可能なので、初めてでも楽しく作れます。
折り紙かぶとを作ったことが無いという方は、ぜひ季節の飾りとしてまた日常的な遊び道具として楽しく作ってみてください。