トイレブラシの特徴
トイレブラシの特徴を一緒に見ていきましょう。
トイレブラシの特徴①:バリエーションが豊富
トイレブラシはポリプロピレン素材で洗浄パワーが強いブラシタイプと、陶器に優しい素材で広い接着面により時短掃除にもつながるスポンジタイプの2つがポピュラーです。
他には、シート状の合成繊維が厚く重ねられた使い捨てタイプも人気があり、シリコン製やふち裏掃除に特化したものまでいろいろとあります。
トイレブラシの特徴②:種類によってパワーや時間に差が出る
トイレブラシにはいくつか種類がありますが、それらの違いによって洗浄パワーや掃除の時間が異なってきます。
まず、洗浄パワーが強いのはブラシタイプで、頑固な汚れもしっかり落とせます。
次に、スポンジと使い捨てタイプは接触面が広いので速く掃除を済ませたい方におすすめです。
トイレブラシの特徴③:見た目以外もクリーン
トイレブラシは、使ったら濡れた状態でケースに入れるのが一般的ですが、使い捨てタイプのように使ってすぐ捨ててホルダーだけをコンパクトに収納できるのも人気です。
他にも、ケースやブラシ自体に工夫が施され乾きやすくクリーンな状態を保てる製品も増えています。
トイレブラシの種類
トイレブラシはブラシタイプが一般的ですが、その他にもスポンジタイプや使い捨てタイプもあります。
ここでは、これらのトイレブラシについて詳しくご紹介します。
ブラシタイプ
ポリプロピレン製の一番ポピュラーなブラシで、100均や量販店でも手に入りやすく、安価な製品が多いです。
硬めで細かいところにも入りやすいので、洗浄パワーは強いですが接触する面が小さいためきれいになるまでに何度かこする必要があります。
水切れが良く乾きやすいため、生乾きによる臭いやカビの発生が気になる方にはおすすめです。
スポンジタイプ
接触する面が大きく、汚れを取りたいところにダイレクトに触れることができます。
また、こすっても傷になりにくいため、表面が加工されている便器におすすめです。
ただ、水切れが良いわけではなく、収納場所や方法に気をつけないと臭いやカビの原因になりますのでご注意ください。
使い捨てタイプ
比較的新しいタイプ製品ですが、スタイリッシュに収納でき毎回清潔に使える点で人気が高く、すでに多くのメーカーから販売されています。
通常のトイレブラシは使った後の収納状況によっては乾きにくく、雑菌が繁殖し臭いの原因にもなりますが、使い捨ての場合はこの心配がありません。
ブラシタイプとスポンジタイプの違い
ここでは、ブラシタイプとスポンジタイプの違いを簡単に解説します。
ブラシタイプとスポンジタイプの違い①:得意分野が違う
ブラシタイプは硬めなので洗浄パワーが強く、細かいところまできれいになりますが、ブラシのこしが強いあまりこする時に水はねをしやすいというデメリットもあります。
スポンジタイプは柔らかいので、便器表面の加工を剥がしてしまう恐れがなく、頻繁に掃除される方は陶器に優しいスポンジタイプがおすすめです。
ブラシタイプとスポンジタイプの違い②:乾きやすさが違う
使ったら濡れた状態でケースに収納することが多いので、なるべく水切れが良く水垂れしにくく、乾きやすいのを選ぶのがおすすめです。
この水切れや乾きやすさで言えば、ブラシタイプのものをおすすめしますが、スポンジタイプでも中心が空洞になっているものは、通常より乾きやすくなっています。
トイレブラシの選び方
ここでは、トイレブラシを選ぶ基準を5点挙げ、各基準の中でのおすすめもご紹介します。
トイレブラシの選び方①:価格重視の場合は一般的なのがおすすめ
比較的安価に購入できるのはブラシタイプとスポンジタイプです。
これらはケースがセットになっていても100円で購入することができ、ブラシタイプであれば約半年、スポンジタイプであれば2~3か月程度継続して使えます。
できるだけ安く済ませたいという方には以上の2つがおすすめです。
トイレブラシの選び方②:見た目重視の場合はスタイリッシュなのがおすすめ
トイレブラシはよく隅に置いてあることが多いですが、結構生活感が出るものでもありますので、スタイリッシュに保管したい方には使い捨てタイプがおすすめです。
付替ブラシを挟むホルダーをフックで壁掛けにしておけば目立ちにくいですし、付替分は箱に入れて棚に収納しておけばトイレがよりスッキリとします。
トイレブラシの選び方③:清潔さ重視の場合は保管が楽なものがおすすめ
臭いや水垂れに悩まず、クリーンな状態でを使いたいという方には使い捨てタイプがおすすめです。
使ったらワンタッチで挟んでいるホルダーから外して処理できるので、悪臭やケースに戻す際の水垂れの心配がありません。
トイレブラシの選び方④:素材重視の場合は陶器に優しいのがおすすめ
便器の中には表面に汚れが付きにくいように加工されているものもあり、強い力でこすってしまうとその加工が剥がれてしまう可能性があります。
そのため、陶器にも優しいスポンジもしくは使い捨てタイプを使うのがおすすめです。
トイレブラシの選び方⑤:よく掃除する場合は接着面が広いのがおすすめ
こまめに掃除をしている場合は、強くこすらないと取れないほどの頑固な汚れは少ないので、接着面が広く短い時間できれいにできるスポンジか使い捨てタイプがおすすめです。
もし、1か月に2~3回ぐらいで掃除を行う場合は、汚れが頑固になっていることも多いので洗浄パワーのあるブラシタイプを使うといいでしょう。
おすすめのトイレブラシ【ブラシタイプ】
では、早速おすすめのトイレブラシをご紹介していきます。
まずは、ブラシタイプのおすすめの商品を4つご紹介します。
【ミニブラシ付き】マーナ 2 in 1 トイレブラシ ホワイト W078W
マーナはグッドデザイン賞を度々受賞するほどの優れた商品を販売する人気の家庭用品ブランドで、トイレブラシの製品もよくグッドデザイン賞に選出されています。
今回おすすめする2in1トイレブラシもふち裏掃除に役立つミニブラシと大きいブラシがセットになっており、2本一緒に1つのケースに収納できる無駄のないデザインの商品です。
本体サイズ(約) | 重さ |
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43×11.4×12.9cm | 400g |
【スタイリッシュ】GDORUN 高級トイレブラシ 磁石式 ステンレス+プラスチック製 長持ち スッキリ収納 トイレに飾れる スタイリッシュなデザイン
GDORUNのこのトイレブラシはブラシの形状が独特で、縦に弧を描くような形で排水口の奥や便器のふち裏掃除にも活躍し、ブラシのヘッドが密集しているので洗浄力も高いブラシです。
太く握りやすいステンレスとプラスチックの取っ手は丈夫に作られており、収納時はケースに付いている磁石で取っ手が固定され、使用時も簡単に取り出すことができます。
本体サイズ(約) | 重さ |
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"ホルダー:19×8.5×20cm | |
ブラシ:12×44.5cm" | 503g |
【水はねしにくい】Kimitech トイレ ブラシ ケース付き おしゃれ 壁掛け式 粘着タイプ 省スペース 長持ち やわらか 傷がつきにくい 水切れ 抗菌なデザイン
このトイレブラシはヘッド部分が樹脂製で便器を傷つけにくく、ヘッドの形状も半分はふち裏用、半分は通常のブラシの形になっており1本でトイレの隅々まできれいにできます。
ブラシの柄にはケースの蓋が付いており、水はね防止にもなりますしわざわざ蓋を開けてブラシを取り出すという作業が不要です。
また、ケースは粘着性のテープで壁掛けできるデザインで、ケースの中には珪藻土コースターが入っており乾燥しやすいという、機能性が高いトイレブラシケースも付いてきます。
本体サイズ(約) | 重さ |
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"ホルダー:10×9×20cm | |
ブラシ:7×40cm" | 300g |
【PET素材のブラシ】BEST HOME トイレブラシ お得なセット トイレブラシ 専用ブラシ スタンドセット トイレ清掃 トイレ掃除 便器裏 尿石 トイレ用品(ホワイト)
BEST HOMEのこのブラシもヘッド部分が樹脂製で、左右でふち裏用と全体用に異なる形状になっており、ブラシの密集度も高いため細かいところの頑固な汚れもしっかり落とすことができます。
また、ポリプロピレン素材のブラシよりヘッド部分の水切れが良いのですぐ乾き、セットになっているケースに入れると底が浮いた状態で保管できるのでさらに乾燥しやすいところもおすすめポイントです。
本体サイズ(約) | 重さ |
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"ホルダー:14×6.3×21cm | |
ブラシ:6.5×10×41.5cm" | 350g |
おすすめのトイレブラシ【スポンジタイプ】
ここでは、スポンジタイプのおすすめのトイレブラシを4つご紹介します。
【曲がるヘッド】アイワ トイレブラシ トイレそうじおまかせスポンジケース付きヘッド3段階調節_日本製
このアイワのスポンジタイプのトイレブラシは、ヘッド部分が3段階動かすことができ、便器全体を隅々まできれいに掃除することができます。
ヘッドを動かす際は、直接スポンジに触る必要が無く柄を握った状態で調節可能です。
また、セットになっているケースは水を受けるところがケース本体から取り外せるので、たまった水を捨てて清潔な状態を保つことができます。
本体サイズ(約) | 重さ |
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9.5×11.2×37cm | 265g |
【ふわふわブラシ】サンコー やわらか トイレブラシ ケース付 傷がつきにくい スリム グリーン びっくりフレッシュ 日本製 BF-49
このスポンジタイプのトイレブラシは、ヘッド部分に使われている繊維の断面が特殊で、それにより洗剤を使わず水だけでも汚れを落とすことができます。
見た目も手触りもふわふわで柔らかく、いろいろなところにフィットしやすいデザインなので、細かいところの掃除にもおすすめです。
また、付属のケースは底がトレーのように取り出せるのでたまった水を捨てることができます。
床に置いておくこともできますし、吸盤を使って壁掛けにするのもおすすめです。
本体サイズ(約) | 重さ |
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35×8.5×8.5cm | 200g |
【小さいサイズ】レック CERA COLOR ミニ トイレクリーナー ケース付 ホワイト ( トイレブラシ )
このレックのミニトイレクリーナーは、ヘッド部分と柄を含めてミニサイズでコンパクトなトイレブラシなので、細かい部分の掃除や使用後にちょっと掃除したい場合におすすめです。
ケースは吸盤で壁付けできますので、収納時もトイレの床のスペースを取らずスッキリとした見た目で保管することができます。
本体サイズ(約) | 重さ |
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7.5×8.5×23.5cm | 142g |
【空中収納】ヨコズナクリエーション トイレクリーナー & ケース float
このトイレブラシのおすすめポイントは、ブラシの特殊形状と衛生的に保管できるところです。
まず、ブラシにはエステル繊維を使用し程よい弾力があり、特殊形状の断面により水で汚れが落ちるだけでなく、ブラシ自体に防汚加工が施されているので臭いや汚れが気になりにくいです。
そして、ブラシの柄の上部とケースとステッキの持ち手のような部分に内蔵した磁石により、ブラシのヘッド部分がケースの底から浮いた状態で保管できてとても衛生的です。
本体サイズ(約) | 重さ |
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13×9×39cm | 280g |
おすすめのトイレブラシ【使い捨てタイプ】
おすすめのトイレブラシ紹介の最後は、使い捨てタイプのおすすめ4つをご紹介します。
【お掃除簡単】3M トイレブラシ クリーナー 本体 洗剤付 取替3個 スコッチブライト T-557+3HC
3M(スリーエム)の使い捨てトイレブラシは、ヘッド部分がスポンジなので掃除後流すのではなく、ゴミ箱に捨てるタイプのブラシです。
スポンジはトイレの隅々にフィットしやすい特殊な形状をしており、スポンジ自体に洗剤が付いているので水を付けてこするだけで汚れを落としてくれます。
本体サイズ(約) | 重さ |
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9.0×20.0×8.0cm | 104g |
【細かい部分に】(セシール)cecile 掃除 お徳用 トイレの黄ばみ スッキリ棒 (20本組) WF-3614
このセシールの使い捨てトイレブラシもヘッド部分がスポンジでなので流さないタイプのブラシですが、柄の部分が木製なので使用後は本体丸まる燃えるゴミとして処分することができます。
ブラシは研磨材がスポンジを包んでいるような構造で、トイレの黄ばみや水アカにも対応します。
便器を研磨するので、日々の掃除用というよりも時々使用するというような使い方がおすすめです。
本体サイズ(約) | 重さ |
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3.5×20×1.7cm | 118g |
【触らず流せる】レック 激落ち トイレ用 シート・ペーパー つまんで クリーナー (はさむ・洗う・流す) 防汚加工トイレ対応 B00160
このレックの使い捨てトイレブラシはブラシのヘッド部分を挟むホルダーのみで、ブラシ部分はトイレットペーパーもしくはトイレ掃除用のシートを折りたたんで使用するためとても経済的です。
ホルダーはトングのような形をしており、その先端でブラシにするものを挟んだらスライド式のボタンでロックして、掃除後はロックを外してブラシを流すという使い方です。
ホルダーの先端には両方とも便器に傷がつかないように加工されていますが、清掃時には先端が短い方が便器に接触する側に来るようにご使用ください。
本体サイズ(約) | 重さ |
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7×5×26.5cm | 99.8g(発送重量) |
【奥まで届く】スクラビングバブル トイレ洗剤 流せるトイレブラシ
使い捨てトイレブラシと聞いて多くの方が思いつかれるのが、このスクラビングバブルの流せるトイレブラシではないでしょうか?
この商品は専用のハンドルに専用の流せるトイレブラシを装着し、掃除後はワンタッチでハンドルからブラシを外しそのまま流して処分することができます。
ブラシには特殊な加工が施された不織布が使われており、さらに青色の洗浄用の洗剤と緑色の1週間の汚れ防止用の洗剤が付着しているので、他の洗剤を使用する必要がありません。
本体サイズ(約) | 重さ |
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12.7×5×26.1cm | 200g |
使い捨てのトイレブラシのメリット
ここでは、使い捨てトイレブラシを使うメリットを3つご紹介します。
使い捨てのトイレブラシのメリット①:その都度取り換えるので清潔
使い捨てトイレブラシはその名の通り、使ったらブラシを流すもしくは燃やすごみとして処分するので、汚れた状態で保管しておく必要がありません。
そのため、濡れたブラシの保管による臭いやケースに溜まっている水を捨てる必要もなく、小さな家事を増やさずより快適に過ごせます。
使い捨てのトイレブラシのメリット②:スマートに収納できる
使い捨てトイレブラシはブラシを挟んで固定するハンドルもしくはホルダーと呼ばれるものがあり、これは通常のトイレブラシの柄にあたります。
使い捨てタイプは、濡れたブラシをすぐに捨てますし、ハンドルやホルダーは濡れてもすぐ乾きますのでフックを使って壁掛けの状態でスマートに収納できます。
下に直接置かないので、トイレの床拭きが楽になりますし、細いハンドルは壁掛けすればより目立ちにくくトイレの空間がスッキリして見えます。
使い捨てのトイレブラシのメリット③:細かい箇所にも届きやすい
使い捨てトイレブラシは、不織布やスポンジ、トイレットペーパーのような柔らかい素材を使っているので細かい箇所でもフィットしやすく、ふち裏や奥もきれいにできます。
また、ハンドルがスプーンのように弧を描いているものだと、より楽にトイレ掃除を行えます。
使い捨てのトイレブラシのデメリット
反対に、使い捨てトイレブラシを使用するデメリットも3つご紹介します。
使い捨てのトイレブラシのデメリット①:値段が少し高い
使い捨てトイレブラシは販売場所によりますが、スクラビングバブルの12個入りの付替で約350円なので、1週間に1度掃除を行う場合この値段で約3か月使用できます。
その点、一般的なブラシタイプは100円で買ってもだいたい半年はへたりも無く使えることを考えると、使い捨てトイレブラシは値段が少し高いです。
使い捨てのトイレブラシのデメリット②:頑固な汚れには不向き
不織布もしくはスポンジ製の使い捨てトイレブラシは、どちらも柔らかい素材で便器を傷つけにくい一方で、頑固な汚れは落としにくいというデメリットがあります。
しかし、ちょっとした汚れにはしっかり働いてくれますし、商品によっては汚れ防止の効果もありますので、よくトイレ掃除を行う方にはおすすめです。
使い捨てのトイレブラシのデメリット③:常に付替分をストックが必要
一般的なトイレブラシは購入すれば買い替えまで何も買い足すことなく掃除を行えますが、使い捨てタイプで専用の付替ブラシを使うタイプは常に付替分をストックしておく必要があります。
付替分のストックが面倒くさいという方は、トイレットペーパーやトイレ掃除シートをブラシに使えるタイプを探されることをおすすめします。
トイレブラシの交換時期
ここでは、トイレブラシのタイプ別におすすめの買い替え時期をご紹介します。
トイレブラシのタイプによって替える期間は異なり、使い捨てタイプはそのたびに替えますが、ブラシタイプはだいたい半年に1回、スポンジタイプは2~3か月に1回替えるのがおすすめです。
ブラシタイプに関しては、毛が短い方が毛先のへたりにより汚れが落としづらいという問題が発生しませんし、スポンジタイプは乾きやすい場所に保管するとより快適に使えます。
新しいシリコン製トイレブラシもおすすめ!
今回主に紹介したのは3タイプのトイレブラシだけでしたが、この他に最近ではシリコン製のタイプも注目されています。
シリコン製のブラシは柔軟性に優れており、今まで届かなかった奥まで掃除することができ、水切れも良いので臭いや水が垂れる心配がありません。
ブラシが薄いデザインなので、トイレに置いておいても場所を取らないスタイリッシュな見た目のものが欲しいという方にはおすすめです。