シュレッダーの特徴
まずは、シュレッダーの特徴について詳しく解説します。
シュレッダーの特徴①:大きく分けて2種類ある
シュレッダーは大きく分けると2種類で、1つは手動シュレッダーでもう1つは電動シュレッダーです。
電動シュレッダーの方が高性能でマルチタスクなものが多く、細断できる量も多いですが、電動の方が手動より良いというわけではなく、使用場所や用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
この2種類については後でまた詳しくご紹介します。
シュレッダーの特徴②:いろいろな細断方法がある
シュレッダーでの細断方法はどれも同じではなく、細断された紙くずの形で3種類に分けられます。
1つ目はストレートカットとという方法で、紙くずの形は直線に細くなっておりセキュリティレベルが高いとは言えない細断方法ですが、手動や低価格のシュレッダーに採用されていることが多いです。
2つ目はクロスカットとという方法で、ストレートカットの途中で等間隔に横向きの細断が入ってきて紙くずのサイズもより細かくなっており、セキュリティの面でも安心の細断方法です。
3つ目はマイクロクロスカットという方法で、クロスカットをさらに細かくした細断方法で、業務用シュレッダーによく採用されるほど安心のセキュリティレベルなので価格が他2つよりやや高いです。
シュレッダーの特徴③:裁断できるのは紙だけではない
シュレッダーの用途は紙類の細断だけと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
実は、シュレッダーによってはプラスチック製のカードやCD・DVDも裁断できるものがあります。
この機能があるのは電動シュレッダーが多いですが、最近では手動でもこの機能があるものがあります。
シュレッダーの種類
では、先ほど少しお話したシュレッダーの種類について詳しくご紹介します。
手動シュレッダー
手動シュレッダーは、エコな製品、卓上にも置けるコンパクトサイズ、そして低価格のシュレッダーが欲しい方におすすめです。
細断は本体横のレバーやハンドルを回して行いますが、1度に細断できる量が1~2枚単位のものが多いので大量の書類の細断には向いていません。
最近は電動にも劣らないスペックを備えているものがあり、紙だけでなくCD・DVD、カードを細断できる機能性の高い手動シュレッダーも出ています。
電動シュレッダー
電動シュレッダーは、オフィスではよく見かけますが最近は自宅でも使いやすいコンパクトサイズで静音性が高いものも増えてきています。
1度に細断できる量が手動より多いものが多く、多いものでは10枚弱を1度に細断にかけられます。
ただ、一定時間使用すると熱を持つので、クールダウンが必要になるデリケート面もあります。
手動と電動の違い
手動シュレッダーと電動シュレッダーの違いを2つ挙げ簡単にご紹介します。
手動と電動の違い①:細断パワーが違う
手動タイプと電動タイプの大きな違いは細断のパワーが1つ挙げられます。
手動タイプも高性能のものが増えてきてはいますが、人力で細断するので1度に細断できる量は限りがあり、電動タイプのように5枚から10枚弱の量を1度に細断するのは難しいでしょう。
量が少ないく小さい物をシュレッダーにかけたい場合は手動タイプ、たくさんの量を効率よく細断したい場合は電動タイプにするというように、用途に合わせて使うのがおすすめです。
手動と電動の違い②:連続細断可能時間の有無
電動シュレッダーは細断パワーが強いためか、一定時間続けて細断すると熱を持つようになります。
そのため、連続細断可能時間もしくは定格時間という表示があり、その時間使用すると自動的に機械が細断を中止しクールダウンの時間に入ります。
この連続細断可能時間というものは手動タイプには無いので、効率よく細断作業を行うためにはやはり書類の量を見てどちらを使用するのか判断するのがおすすめです。
シュレッダーの選び方
実際にシュレッダーをおすすめする前に、シュレッダー選びの基準となる5つのポイントをご紹介します。
シュレッダーの選び方①:使う場所で選ぶ
シュレッダーを選ぶ際にはどこで使用するのかを考えるのもおすすめです。
例えば、オフィスで使用する場合はたくさんの量を細かく速く処理できるもので、できるだけ紙くずの回収回数が減らせるようにダストボックスが大きいものをおすすめします。
家庭用の場合は、どれぐらいの量をどれぐらいの頻度で使用するのかも考慮して、どちらも少ないのであれば手動タイプて十分ですが、よく使用するのであれば電動タイプがおすすめです。
シュレッダーの選び方②:機能や性能で選ぶ
シュレッダーを選ぶ基準でどのような機能が装備されており、どのような性能を備えているかも知っておくと自分のニーズに合うものを見つけやすいのでおすすめです。
シュレッダーの機能であれば、紙の細断だけでなくCDやカードなどの裁断ができるかや、どのような細断方法が採用されているかも確認しておきたいポイントです。
性能であれば、1度に投入できる紙の枚数や電動の場合は使用時どれぐらい静かなのか、また連続細断可能時間などを確認しておくのことをおすすめします。
シュレッダーの選び方③:細断方法で選ぶ
細断方法はすでに少し触れましたが、ストレートカットとクロスカット、マイクロクロスカットの3種類があります。
細断の細かさからセキュリティレベルはストレートカット<クロスカット<マイクロクロスカットの順で高くなります。
高いセキュリティレベルを求める方はマイクロクロスカットを、値段とセキュリティのバランスを重視する場合はクロスカット、低価格でとりあえず細断できれば良い場合はストレートカットがおすすめです。
シュレッダーの選び方④:サイズで選ぶ
シュレッダーのサイズは手動タイプが電動タイプより平均してコンパクトで軽く、軽いものでは500g切るものあり卓上に置いてちょっとした細断に使う方にはおすすめです。
電動タイプは手動タイプに比べるとサイズが大きく重量も重いのは仕方ないことなのですが、それでも最近は横幅がスリムなデザインのものや重量が2kg前後のものもあり軽量化が進んでいます。
シュレッダーの選び方⑤:値段で選ぶ
シュレッダーの値段は手動タイプが500円~2000円の間のものが多く、電動タイプは2000円以上で1万円を超すものも多いです。
また、同じタイプでも細断方法で値段に差があり、一番細かく細断できるマイクロクロスカットのシュレッダーの方がそれ以外の細断方法のものより値段が高いです。
おすすめの手動シュレッダー
では、実際におすすめのシュレッダーをご紹介します。
まずは、手動シュレッダーのおすすめの7選を一緒に見ていきましょう。
【プラスチックもOK】アイリスオーヤマ 卓上 シュレッダー CD DVD カード細断対応ハンドシュレッダー クロスカット H1ME

このアイリスオーヤマの手動シュレッダーは、紙類の細断だけでなくCD・DVDやカードも裁断できる機能性が高いシュレッダーです。
また、クロスカット以外にもストレートカットタイプのものもあり、より低価格なものを探している方にはストレートカットのものがおすすめです。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
33.5×14.5×17.5cm | 1.75kg | "紙:216mm |
CD・DVD:126mm | ||
プラ製カード:58mm" |
【マイクロカット】アスカ asmix ハンドマイクロカットシュレッダー HM02W 2×10微小細断 2枚同時細断

この手動シュレッダーのおすすめポイントは、1度に紙を2枚細断できることとマイクロカットという細断方法で紙くずが2×10mmとかなり細かくなるところです。
価格は3000円台なので手動シュレッダーの中では高価な方ですが、マイクロカットを採用していてこの値段だと考えるとコスパの良い商品です。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
29.8×14×17.8cm | 2.6kg(発送重量) | 220mm |
【コンパクト】ナカバヤシ ハンドシュレッダー クロスカット ホワイト HES-H01W

ナカバヤシは人気のメーカーで、シュレッダーの商品ラインナップもかなり豊富です。
その中でこの手動シュレッダーは、クロスカットを採用しており紙類以外にカードの裁断もでき、コンパクトなデザインなので置き場所にも困りません。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
20.5×12.8×18.9cm | 1.5kg | "A6紙:110mm |
カード:90mm" |
【3つの投入口】サンワダイレクト シュレッダー 家庭用 手動 マイクロクロスカット CD DVD カード 対応 ハンドシュレッダー 400-PSD010

この手動シュレッダーはマイクロクロスカット採用で、コンパクトサイズながらも紙類の細断以外にCD・DVD、プラスチック製のカードの裁断もできます。
引き出し式のダストボックスはA4コピー用紙であれば33枚分入りますので、何度もごみ回収をせずに済みます。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
28.5×13×18cm | 2.3kg | "紙:220mm |
CD・DVD:123mm | ||
カード:88mm" |
【低価格】SANWA SUPPLY ハンドシュレッダー PSD-12

この手動シュレッダーはストレートカットの細断方法で、A4のコピー用紙を半分に折りたたんで投入口に入れる仕様で、シュレッダーを自体もかなりコンパクトサイズです。
低価格なのでとりあえず基本的なシュレッダーが欲しいという方にはおすすめです。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
18×10×14.5cm | 0.41kg | 123mm |
【かわいいデザイン】ナカバヤシ クルッキル ストレート ハンドシュレッダ ピンク Z3023

この手動シュレッダーは投入口のところが丸くドーム型になっておりカラーもピンクやグリーン、ブルーなど可愛いカラーバリエーションで取り揃えられています。
スペックは紙専用でストレートカットを採用しており、重量が何と400gという圧倒的に軽いシュレッダーです。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
18.3×10.7×15.2cm | 0.4kg | 119mm |
【機能的】ナカバヤシ クルッキルクロス 3ウェイ ハンドシュレッダ ホワイト Z3011

先ほどの可愛い手動シュレッダーもナカバヤシのクルッキルシリーズですが、こちらは紙とCD・DVD、カードの3wayに対応しており、細断方法もクロスカットとかなり優秀な手動シュレッダーです。
価格も2000円未満なので、機能性と価格のバランスの良い手動シュレッダーをお探しの方にはおすすめの商品です。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
29.3×14.4×17.8cm | 1.8kg | "紙:213mm |
CD・DVD:125mm | ||
カード:57mm" |
おすすめの電動シュレッダー
次は、電動シュレッダーのおすすめ商品7選をご紹介します。
【コンパクト】アイリスオーヤマ シュレッダー 家庭用 細断枚数 5枚 P5GCX ブラック

アイリスオーヤマはシュレッダーの商品が多く取り扱われており、手動も電動もタイプ問わず豊富なラインナップです。
その中でおすすめするこちらの格好いい電動タイプは、何と最大細断枚数が5枚でクロスカットを採用しているので速く細かく細断することができます。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
31×19×30cm | 3kg | A4サイズ |
【ゴミ出ししやすい】コクヨ シュレッダー 超静音 CD・カード細断可能 ホワイト AMKPS-MX100W

大手文具メーカーKOKUYOから出ているこちらのシュレッダーは、紙はクロスカットで細断し、CDはストレートカットで裁断する仕様になっています。
スリムなデザインでスペースを取らず置くことができ、静音性も高いので家庭用電動シュレッダーを探している方にもおすすめです。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
18×35.5×35.5cm | 5.6kg | "紙:220mm |
CD:124mm" |
【軽量タイプ】bonsaii シュレッダー 家庭用 業務用 電動 おすすめ 人気 価格 クロスカット a4 カード 細断枚数5枚 連続使用時間 5分間 C204-B

bonsaiiの電動シュレッダーは、コンパクトな見た目に反してダストボックスがA4コピー用紙120枚も納めることができる大容量サイズなので業務用としてもおすすめです。
また、シュレッダー中に電話がかかってきても音が気にならないぐらい静音性が高く、電源を入れておけば紙を投入しただけで自動で細断してくれる便利なところもおすすめポイントです。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
30.2×18.5×38.7cm | 3.7kg | A4サイズ |
【ホチキスしたままOK】アイリスオーヤマ シュレッダー 業務用 静音 自動細断 スペース重視 細断枚数 100枚 ホワイト AFS100C

こちらのシュレッダーは投入口に手差しで最大6枚、入れておけばボタンを押すだけで自動で細断してくれる専用の給紙ボックスには何と最大150枚入れることが可能です。
ダストボックスにも工夫があり、内蔵されているスイングアームが山なりに積もる紙くずをならして平たくしてくれるので、ダストボックスをいちいち開けてならす必要がありません。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
43.5×35.5×52cm | 14kg | A4サイズ |
【持ち運び便利】iCODIS シュレッダー 3x9mmクロスカット 最大細断5枚 15L大容量 業務用 家庭用 超静音 コンパクト

iCODISの電動シュレッダーは、クロスカットを採用しており最大細断枚数は5枚で連続細断可能時間は5分です。
シュレッダー本体部分に持ち手が付いており持ち運び、取り外しに便利なのですが、本体とダストボックスを外すと自動で電源が切れる安全設計や逆回転ができるのもおすすめポイントです。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
31.5×19.5×34cm | 4.2kg | A4サイズ |
【卓上タイプ】アスカ クロスカットシュレッダー 卓上スリムデザイン 連続10分 最大3枚細断 B03W

このアスカのクロスカットシュレッダーは、細長いスリムなデザインで卓上に置いても圧迫感がないコンパクトでスタイリッシュな電動シュレッダーです。
最大細断枚数は3枚とそこまで多くはありませんが、電動シュレッダーの中では低価格な商品ながらも逆回転や連続細断可能時間10分など高い性能を備えているのでおすすめです。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
37.5×9.5×18.4cm | 2.1kg | 219mm |
【安全設計】コクヨ シュレッダー RELISH KPS-X80W

こちらのシュレッダーは紙の投入口が使用時以外は閉じることができ、小さなお子さんやペットを飼っていらっしゃるご家庭でも安心して使える設計です。
ダストボックスの一部が中が見える仕様はごみの量を確認できるだけでなく、コンパクトで丸みのある可愛いデザインの良いアクセントにもなっています。
本体サイズ(約) | 重さ | 投入幅(約) |
---|---|---|
17×33×30.6cm | 5.19kg | A4サイズ |
シュレッダーのメリット
ここでは、シュレッダーを使うメリットを簡単に解説します。
シュレッダーのメリット①:外に漏らしたくない情報を廃棄できる
履歴書や給与明細、DMなど個人情報が記載されている書類はご家庭にもたくさんありますが、それらの書類を何もせずそのまま捨てると個人情報漏洩の危険があります。
手で割いて廃棄してもいいですが、細かくするのは時間も労力もかかりますので、そういう場合にシュレッダーがあれば簡単に細かく細断できるので家庭でも取り入れることをおすすめします。
シュレッダーのメリット②:手軽に使える
オフィスで機密文書を廃棄する際は、シュレッダーを使って自分たちで処理するか、書類廃棄専門の業者に依頼して溶解してもうらうかの2択があります。
もし、大量に廃棄する書類がある場合はシュレッダーだけでは追い付かないので業者に依頼することをおすすめしますが、量が少ない場合は自分で処理した方がすぐ済みますのでシュレッダーがおすすめです。
シュレッダーのメリット③:裁断した紙を再利用できる
シュレッダーで細断した書類は、定期的に紙くずを回収する必要があり、これが面倒くさいという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、シュレッダーから出た紙くずはごみになるだけでなく使い方次第でいろいろなものに活用できます。
例えば、ペットを飼っていらっしゃるところではベットのトイレやマット代わりに、紙くずを小さめの袋に入れて割れ物などと一緒に梱包すれば緩衝材にもなります。
シュレッダーのデメリット
では、次はシュレッダーを使うデメリットについても見ていきましょう。
シュレッダーのデメリット①:大量の書類廃棄には時間がかかる
先ほどシュレッダーのメリットで、シュレッダーは他の書類廃棄方法よりも手軽に使えるとご紹介しましたが、それは量が少ない場合であって大量に廃棄する必要がある場合は決しておすすめしません。
シュレッダーは1度に裁断できるリミットがあり、よりたくさん裁断できる電動シュレッダーでも10枚弱が限度で、さらに連続使用すると機械が熱を持ちクールダウンの時間も必要になってきます。
そのため、大量の書類廃棄をする場合は、業者に依頼して溶解してもらうのが楽なのでおすすめです。
シュレッダーのデメリット②:定期的な手入れが必要
これは手動、電動に限らずシュレッダーの刃は使っていくうちに切れ味が落ちてきて、紙詰まりを起こしたり、書類を細かく細断できなくなったりします。
そのため、機械によりますがよく家庭で使われるサイズの場合は2~3週間に1度専用のオイルもしくはオイルをしみ込ませたメンテナンスシートを使って手入れを行うことをおすすめします。
刃の部分以外でも、ダストボックスの部分も紙くずが静電気であちこちにくっついていることが多いので、ウェットティッシュを使ってボックス内の壁や床をサッと拭き取るのがおすすめです。
シュレッダーのデメリット③:復元は難しい
シュレッダーで書類を細断する目的は第三者に内容を分からないようにするためなので、細断後の紙くずを頑張ってつなげようとしても復元するのは時間がかかりますしとても難しいです。
それはつまり万が一廃棄してはいけなかったものを細断してしまった場合も復元は難しいということなので、シュレッダーにかける前は廃棄してよい書類かどうかしっかり確認することをおすすめします。
シュレッダーの注意点
手軽に使えるシュレッダーですが、以下の3点に注意してご使用ください。
シュレッダーの注意点①:1度に大量の書類を入れない
書類をシュレッダーにかけていると数枚ずつちょこちょこ細断するのが面倒くさくなってきて、つい一度に大量に投入して詰まらせてしまったことがあるという方も多いのではないでしょうか?
シュレッダーで1度に細断できる紙の枚数は2枚~10枚弱で、それぞれの機械で設定されている限度枚数を超えて投入すると、詰まってしまったり刃が変形してしまうことがあります。
最近は対応機器も多く出ていますが、機械によっては書類を固定しているステープラーやクリップ、綴じひもがあると細断できないものもありますので、それらも細断前に取り除いておきましょう。
シュレッダーの注意点②:髪の毛や衣類など巻き込まないように気をつける
書類をシュレッダーにかけている最中に髪の毛や衣類の一部が入り込みそのまま細断してしまうという事故は実際によく起こっており、怪我にもつながりますので注意が必要です。
シュレッダーを使う前には、髪の毛が長い方は後ろで束ねるか前に流れないようにして、服のデザイン的にシュレッダーに入り込みやすそうなものは脱ぐか上着やエプロンで押さえるのがおすすめです。
シュレッダーの注意点③:可燃性のものを近づけない
エアダスターは炭酸ガスを強力噴射してほこりや細かいごみを吹き飛ばすもので、PC機器のお手入れによく使われるアイテムです。
これだけ聞くとシュレッダーの紙詰まりや刃の掃除に使えそうと思われるかもしれませんが、シュレッダーにエアダスターやその他の可燃性スプレーは絶対に使用しないでください。
なぜなら、シュレッダーは気密性の高い機器で、電動の場合は熱を持ちやすく静電気がたまりやすいため、このような状況下ではエアダスターで噴射したガスに引火し爆発を起こす恐れがあるからです。
シュレッダーの正しいお手入れ方法は次の見出しで紹介していますので、そちらを参考にメンテナンスされるのがおすすめです。
シュレッダーのお手入れ方法
シュレッダーは使っていると徐々に切れ味が悪くなってくるため、定期的に適正なお手入れが必要です。
そこで、今回はシュレッダーのお手入れ方法を簡単にご紹介します。
シュレッダーの刃のお手入れ方法はコスパの良い専用オイルを使うか便利な専用のメンテナンスシートを使うかの2種類ありますが、実際にシュレッダーにお手入れするやり方はほぼ同じです。
オイルは、1枚のコピー用紙に糊のようにオイルを塗りその紙を2枚~4枚の紙で挟んで細断します。
メンテナンスシートは既にシートにオイルが浸みこんでいる状態なのでそれを細断するだけ完了です。
また、刃の逆回転機能があるものは逆回転するだけでも紙くずの詰まり解消に有効なのでおすすめです。
手軽に細断できるシュレッダーはさみもおすすめ
最近は低価格でスペックも高いシュレッダー続々と出ている中で、よりコンパクトでシンプルな形のシュレッダーも人気があります。
特におすすめなのが「シュレッダーはさみ」というアイテムで、上から見ると通常のはさみのように見えますが、横から見ると刃が5枚から多いもので9枚付いているものもあります。
シュレッダーよりは細断に時間がかかりますが、コンパクトなので卓上に置いておけますし、使いたい時にサッと使えるので小さい書類や家庭のちょっとした書類の廃棄にはおすすめです。