マッサージチェアの特徴
最初に、マッサージチェアの特徴についてご紹介します。
手軽で低コスト
マッサージチェアの最大の特徴かつおすすめポイントは、自宅マッサージが可能になることです。
自宅にマッサージチェアがあれば、マッサージを受けるために外出する必要がありません。
外出の手間が省けるだけでなく、予約などの手間も不要なので手軽です。
マッサージ店に行きたいけれどタイミングが合わないなどでなかなか予約が取れない方におすすめ。
マッサージチェアは初期投資こそ費用が掛かりますが、一度購入してしまえば、毎回の出費は電気代のみ。
マッサージを受ける頻度が高い方ほどお得になるのもおすすめポイントです。
マッサージ可能箇所
こっているところを的確にもみほぐしてもらいたいですよね。
もみほぐす場所は、もみ玉の位置できまります。
もみ玉の稼働領域が広いマッサージチェアがおすすめです。
また、ほとんどのマッサージチェアでは、もみ玉の強弱や動かし方、動く範囲を変化させることでマッサージのコースを選択することができます。
可能であれば、自分の好みに合っているかどうか、試してみることをおすすめします。
医療機器(クラスⅡ)
マッサージチェアは、実は医療機器で、管理医療機器クラスⅡに分類されています。
管理医療機器クラスⅡとは、故障などのトラブルが発生しても、人体へのリスクがあまりないと考えられるものです。
ほかにも、補聴器などが該当します。
使用上の注意をよく読んで使用することをおすすめします。
マッサージチェアの種類
こちらでは、全身対応マッサージチェアと移動が簡単なマッサージチェアについてご紹介します。
全身対応マッサージチェア
全身、広い範囲でマッサージができるマッサージチェアは、リラックス効果抜群です。
製品によっては頭からつま先までできるものもあります。
ただし、高額であったり、場所をとるといったデメリットも。
使う時を考え、リクライニングを倒したときの最大サイズで検討するのがおすすめです。
おすすめは、実際と同じ大きさの紙や段ボールなどを置いてイメージしてみること。
せっかく購入したのに置き場所に困ってしまい、使えない……ということがあっては残念ですよね。
スペースや予算に余裕のある方におすすめです。
移動が簡単なマッサージチェア
マッサージチェアというと大きな安楽椅子のようなイメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか。
手軽に移動ができるマッサージチェアは、女性や重いものを持つのが苦手な方におすすめです。
マッサージチェアが欲しいけれど、スペースが心配という方にも、移動が簡単なマッサージチェアがおすすめ。
必要な時に取り出して使えるコンパクトサイズや、使わないときには折りたたんでしまっておけるタイプもあります。
マッサージチェアの選び方
こちらでは、おすすめの選び方をご紹介します。
マッサージチェア探しの参考にしてくださいね。
ケアできる部位をチェックしましょう
疲れがたまる原因は人によって異なるので、疲労がたまる場所もさまざま。
おすすめは、できるだけ広い範囲をマッサージできるタイプです。
たとえば、脚用マッサージといっても、足の裏とふくらはぎかの両方をケアできるとは限りません。
足の裏が疲れているのに、ふくらはぎしかケアできないマッサージチェアではがっかりしてしまいますよね。
可能であれば、購入前の試運転がおすすめです。
自分の疲れがたまりやすい部位がきちんとケアできるかどうか試してみるとよいでしょう。
おすすめは自動モード
マッサージチェアには、疲労回復コースやリラックスコースなど、目的別に自動モードが設定されているタイプがあります。
その時の好みと目的によって、簡単にモードを切り替えられるのでおすすめです。
しかし、モードが増えるほどランクが高くなり価格が上がるため、自分の目的にそったマッサージがあるかどうか確認して決めるようにしましょう。
もみほぐし以外の機能もチェックすることがおすすめ
最近のマッサージチェアは多機能なタイプが増えています。
リラックスしすぎてつい眠ってしまっても大丈夫なようにタイマーがついているのはもちろん、電動リクライニング機能を備えたタイプもあります。
また、血行を良くするための電熱機能は、マッサージ効果を高めてくれるのでおすすめです。
ほかにも、移動や収納を考慮したタイプもあります。
大きさをしっかり確認して失敗を防ぐ
家の隅で邪魔者扱いされている大型のマッサージチェアを見たことはありませんか?
店頭で見た時と家に設置したときとでは、大きさの印象が異なるので注意が必要です。
おすすめは、紙や段ボールで実際の大きさをイメージすること。
店頭で試したマッサージチェアがいくら気に入っても、自分の生活空間にマッチしていなければ快適に使うことはできません。
最近は、コンパクトでも高機能なマッサージチェアが増えています。
複数試して選ぶことをおすすめします。
意外と見落としがちな重量
意外と見落としがちなのが、マッサージチェアの重量です。
畳の上に重いマッサージチェアを置くと、畳を痛めてしまう可能性があります。
また、一人暮らしの場合は、あまりにも重すぎると移動が困難です。
置く場所と移動の可能性も考慮して選ぶようにしましょう。
おすすめの全身対応マッサージチェア
こちらでは、おすすめの全身対応マッサージチェアをご紹介します。
【手ごろな価格】スライヴ マッサージチェア くつろぎ指定席Light

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
リクライニングしていない時:幅62×奥行き88×高さ91cm、リクライニングしている時:幅62×奥行き135×高さ75cm | 23kg | (自動コース3種類)全身コース・肩コース・腰コース、(手動コース5種類)もみ・ゆらぎ・背すじ・もみ+背すじ・ゆらぎ+背すじ ※脚マッサージを組み合わせると、10種類のマッサージ |
自動コースがあるのにお手頃価格なのが嬉しいですね。
マッサージの種類が豊富なのもおすすめポイントです。
【全身気持ちいい】スライヴ マッサージチェア 「腕エアーマッサージ搭載」 CHD-9200

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
リクライニングしていない時:幅76×奥行き110×高さ112cm、リクライニングしている時幅76×奥行き159×高さ87cm | 45kg | 自動コース3種:(全身・肩・腰)、手動:背すじマッサージ(単独・複合動作:もみ、たたき、もみたたき、背すじ全体、背すじ部分) |
全身をしっかりほぐしたい方におすすめです。
背中へのケアがしっかりしています。
【本格マッサージ】パナソニック マッサージチェアREALPRO(リアルプロ) EP-MA100-K

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
リクライニングしていないとき:高さ約120×幅約85×奥行約130cm、リクライニングしたとき:高さ約79×幅約85×奥行約200cm | 約87kg | 自動コース:さすりコース、もみ揉ねつコース、指圧痛快コース、ストレッチコース、エアーコース、クイックコース、好みで作れる部位コース 9種(3ユーザー×3メモリー) 上半身マッサージ、エアーマッサージ、温感マッサージ |
自分好みのマッサージができるマッサージチェアをお探しの方におすすめです。
【スタイリッシュなデザイン】アテックス ルルド エアもみマッサージソファ LX AX-HIL1633bk

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
W620×L650~880×H770~660mm | 20kg | もみほぐし(もみ玉+エアバッグ)、立体的マッサージ(12層のエアバッグ) |
マッサージチェアもデザインを気にしたい方におすすめ。
【ソファとしても使える】SFIT Accordプレミアム ダブルトランス マッサージチェア CHD-7402

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
ソファ状態:約 W71×D90×H80 cm、マッサージチェア状態:約 W71×D153×H96 cm | 43 Kg | もみ運動、しぼりあげ運動、保圧状態、足裏も揉みほぐし |
使わない時はソファとして使えます。
スペースをとるマッサージチェアだからこそ、どんな時も活かしたい方におすすめです。
【人の手のような心地よさ】アテックス ルルド マッサージチェア 3Dもみパーソナルチェア AX-HIL1630br

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
W70×L86~129×H97~85.5cm | 約)28kg | 部分マッサージ(背、腰)、マッサージ(背+腰)、ストレッチ調整 |
人の手にもまれているような心地よさを得られるタイプです。
背中と腰のケアを重視したい方におすすめです。
【160度リクライニング】HOHO 多機能電動マッサージチェア

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
75×96×110cm | - | 4種:マッサージ、混練、高周波振動、ウォームモード |
しっかりリクライニングできるマッサージチェアが好きな方におすすめです。
【すっぽり包まれる】ドリームファクトリー ドクターエア 3Dマジックチェア MC-001BR

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
58×87×89cm | 30kg | 7種:全身コース、上半身コース、下半身コース、骨盤コース、ヒップコース、自動1コース、自動2コース |
下半身をとくにケアしたい方におすすめです。
骨盤をケアしたい方にうれしい骨盤コースがあります。
おすすめの移動が簡単なマッサージチェア
こちらでは、移動が簡単なマッサージチェアをご紹介します。
お部屋のスペースを有効に使いたい方におすすめです。
【薄くて軽い】ALINCO(アルインコ) シートマッサージャー ヒーター搭載 どこでもマッサージャー モミっくす Re・フレッシュ MCR2216(T)

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
幅39.5×奥行39×高さ61cm | 4.2 Kg | 3種:背中集中コース、腰集中コース、全身リフレッシュコース |
薄くて軽いので、女性の方にもおすすめです。
【ソファや椅子で】スライヴ マッサージシート 「つかみもみ機能搭載」 MD-8610(H)

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
(座面)幅36×奥行き29cm、(背部)幅44×奥行き76×高さ18cm | 7kg | 3種:つかみもみマッサージ、もみ上げ・もみ下げマッサージ、たたき移動 |
ソファや椅子で使いやすいデザインです。
コンパクトでもしっかりもみほぐしてくれます。
【コンパクトなのに本格的】ドクターエア 3Dマッサージシート プレミアム MS-002BK

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
幅46×高さ126(背部84)×奥行12cm(もみ玉部除く) | 7.35kg | 4種:もみ、たたき、指圧、もみたたき |
コンパクトでも本格的なマッサージを求めている方におすすめです。
【寝たままマッサージ】ツカモトエイム マッサージマット AIM-121(BR)ブラウン

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
(約)幅66×奥行168×高さ18cm | 13.5Kg | 3種:全体、上半身、下半身 |
持ち運びができるタイプなのに、寝たままマッサージが可能なので、広い範囲をケアできます。
【おしゃれなデザイン】ツカモトエイム 折りたためる マッサージチェア AIM-250(GR)

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
(約)幅 61 × 奥行 70 ~108× 高さ62~ 88cm 座面高さ 約34m | 15Kg | 3種:日本式、タイ式、スウェーデン式 |
日本式、タイ式、スウェーデン式 とそれぞれの国のマッサージを再現したマッサージチェア。
ギフトにもおすすめです。
【幅広くマッサージ】フジ医療器 シートマッサージャーmy relax(マイリラ) MRL-1100BK

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
幅460×奥行460×高さ810mm | 9.72 Kg | 3種:全身、肩、腰 |
持ち運びができるタイプでも、全身マッサージができるタイプをお探しの方におすすめです。
【座椅子タイプ】ツカモトエイム マッサージ座いす プレミアム7 AIM-127(NR)

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
:幅 55 × 奥行 78 × 高さ 70cm (リクライニングしていない時),幅 55 × 奥行 133× 高さ 20cm (リクライニングしている時),座面高さ 約15cm(座中央) | 9.1Kg | 自動マッサージコース2種:全身(リラックス)コース 、上半身(疲労回復)コース。 |
座椅子タイプでヒーター付きですから、血流をよくしながらマッサージできます。
自動コースがあるのもおすすめポイントです。
【美尻に】ツカモトエイム ポルト エアリーシェイプ スタイル ラボ AIM-FN030(RS)

サイズ | 重量 | マッサージの種類 |
---|---|---|
(約)幅 65×奥行55×高さ47.5cm 座面の高さ:約20cm(先端) | 約10kg | 4種:ヒップシェイプアップ&アップコース、ヒップエクササイズコース、ウエストストレッチコース、レッグシェイプコース |
ヒップケアをしっかりしたい方におすすめです。
マッサージチェアのメリット
疲労をケアしてくれるマッサージチェア。
疲れている体を癒してくれるので、リラックスタイムの質を上げるのに役立ちます。
こちらではマッサージチェアのメリットをご紹介します。
マッサージ店に行かずに済む
「マッサージ店に行きたいけれど、なかなか予約が取れない」と、疲れが取れないまま日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
自宅にマッサージチェアがあれば、マッサージ店に予約を取る必要がありません。
また、体の疲労はツライけれど、知らない人にマッサージをされるのは抵抗があるという方も安心です。
一度のマッサージにかかる費用が電気代だけなのも嬉しいですね。
自宅でリラックスできる
どのマッサージ店も、リラックスできるよう工夫がされていますが、自宅ほどリラックスできる場所は、少ないのではないでしょうか。
ゆったりくつろぎたい方におすすめです。
強さを自分の好みにできる
せっかくお店に行ったのに、マッサージの強さが好みではなかった……とがっかりした経験を持つ方も少なくないのではないでしょうか。
マッサージチェアなら、自分の好みに合わせて強弱を変えることができます。
もちろん、マッサージチェアは自分の好みの強弱を伝えることが苦手な方にもおすすめです。
マッサージチェアのデメリット
疲れをいやしてくれるマッサージチェアにもデメリットがあります。
デメリットをきちんと把握すれば、失敗を避けることができます。
初期費用が高い
マッサージチェアは機能が優れているものほど高額になってしまいます。
ただし、一度買ってしまえば、そのあとは電気代だけで済みます。
使用頻度が低いと「高い買い物をした」と感じてしまう可能性があります。
同居家族がいる場合は、家族にも使いやすい場所に設置するのがおすすめですよ。
もみほぐし箇所が限られている
マッサージチェアは機械ですので、接触している箇所しかマッサージができません。
背中側だけだともの足りない方、正面もマッサージを受けたい方には、マッサージチェアはおすすめしません。
可能であれば、購入前に試してみることをおすすめします。
使い方に注意が必要
マッサージチェアの最大のデメリットは、誤った使用方法を続けてしていても気づきにくいこと。
強くもまれることに慣れてしまい、かえって体に負担をかけてしまうこともあります。
説明書を読み、使用時間や回数を守りましょう。
異常を感じたときは医療機関に相談してください。
マッサージチェアの注意点
蓄積した疲労を癒してくれるマッサージチェアですが、注意しなければならないこともあります。
取扱説明書をきちんと読みましょう
マッサージチェアを使用する前に、取扱説明書をよく読むようにしましょう。
マッサージチェアは医療器具です。
人によっては、使用を避けたほうがいい場合もあります。
心配な時は医療機関での相談をおすすめします。
使用をおすすめできないケース
医師からマッサージを禁止されている方にはおすすめできません。
身体に異常が生じる可能性があります。
また、マッサージチェアは手軽に使うことができますが、お子様だけで使用することは危険です。
自分の意思表示ができない方への使用も同様です。
購入前に医師に相談することをおすすめするケース
ペースメーカーなどの医療機器を使用している方は、購入前に主治医に相談することをおすすめします。
電磁障害が生じる可能性があります。
また、心臓に障害のある方や悪性腫瘍のある方、現在病気やけがで通院中の方も購入前に医療機関に相談することをおすすめめします。
皮膚に疾患のある方や、妊娠中の方、出産直後の方も同様です。
少しでも不安がある場合は、自己判断を避けましょう。
快適にマッサージチェアを使うためには正確な情報の収集がおすすめです
現代人の疲れた体を癒してくれるマッサージチェア。
快適にリラクゼーションタイムを過ごすために、購入前に情報を集めることが大切です。
実際に試してみるのはもちろんのこと、置き場所についても考慮することをおすすめします。
マッサージチェアはスペースをとるので、同居家族がいる場合は事前に相談しましょう。
しっかり準備をして、お気に入りのマッサージチェアを迎えてくださいね。