一脚の特徴
持っていると大変便利なアイテムである一脚。
しかし、使用したことがないという人も多いのではないでしょうか。
まずはじめに、一脚の特徴をご紹介していきます。
カメラを支える脚が1つである
一脚はその名前の通り、カメラを支えるための脚が1つだけである点が特徴です。
脚が少ない分コンパクトに収納できるので、簡単かつ気軽に持ち運ぶことがができておすすめですよ。
手ブレをしていない写真が撮影できる
一脚の特徴として、手ブレなしの写真が撮れるという点も挙げられます。
自分の手のみで支えて撮影をすると、高性能なカメラであっても手ブレが起きることもあり得ます。
そんな時には、便利な一脚を使うのがおすすめです。
一脚はカメラを安定して支えることが出来るので手ブレのお悩みがかなり軽減されて、綺麗な写真を撮影することができますよ。
人が多いところでも使用可能
先ほど、一脚はカメラを支える脚が1本であるとご紹介しました。
そのため、人が多いような場所でもあまりスペースを取らずに使用することができます。
人が多いところで三脚を広げてしまうと周囲の人の迷惑になってしまい、嫌な顔をされてしまうかもしれません。
気持ちよく綺麗な写真を撮るためにも、そういった場面では一脚を使用するのがおすすめです。
しかし、一脚がいくら省スペースで使用できるとはいえ、使うのは好ましくない場面もあります。
時と場合に応じて、マナーを守って使用していきましょうね。
一脚の種類
次は一脚の種類についてご紹介していきたいと思います。
一脚の中にもいくつかの種類が存在するのです。
今回は「モノポッドタイプ」と「スタンド型」の2種類について、詳しく解説していきたいと思います。
モノポッドタイプ
まずはモノポッドタイプの一脚について解説していきます。
「一脚」と聞くと、こちらを思い浮かべる人が多くいらっしゃるのではないかと思います。
モノポッドタイプの特徴は数段階に伸縮することが可能な点にあります。
数段階の伸縮ができるということは、一脚を使う人の身長に合わせやすいということ。
また、特別何かを取り付ける必要もないため少ない荷物で持ち運びがやすいのも嬉しいところですね。
気軽にささっと取り出して撮影したい人におすすめです。
スタンド型
次にスタンド型の一脚についてご紹介します。
通常、一脚は自立しないイメージがあると思うのですが、スタンド型の一脚を使用すれば一脚を自立させることができるのです。
スタンド型の一脚は先端部に小さな三脚のような部品を取り付けて使用するのが特徴で、三脚よりも場所を取らずに使用できるのでおすすめです。
「三脚よりコンパクトに持ち運びたいけど、手に持ちっぱなしで撮影するのは疲れる」…そんな人におすすめのタイプとなっています。
一脚と三脚の違い
続いては一脚と三脚の違いについてご紹介します。
一体どのような違いがあるのか、一緒に見ていきましょう。
脚の数
一脚と三脚の大きな違いとして、まずは脚の数が挙げられます。
その名前の通り、カメラを支える脚が1つなのが一脚で、3つなのが三脚です。
また、「一脚は三脚よりもブレやすい」「三脚は一脚に比べると撮影をする時に場所を取る」など、それぞれにメリットやデメリットが存在します。
購入時に自分が何を優先するのか、一度考えておくのがおすすめです。
価格
一脚と三脚は、少々価格にも差が出てきます。
実は、三脚よりも一脚の方が価格が安く販売されていることが多いのです。
もちろん、一脚でも十分綺麗な写真を取ることはできますよ。
「三脚を買う余裕がないけど、綺麗な写真を撮りたい!」という人は一脚を選ぶのがおすすめです。
一脚の選び方
ここまでで、一脚の種類や特徴が分かってきしたね。
「一脚が欲しい」と感じて人もいるのではないでしょうか。
それでは次はいよいよ、おすすめの一脚の選び方をご紹介していきます。
一脚を購入の際の参考にしてみてはいかがでしょうか?
主な撮影シーンで選ぶ
まずはじめに、主に撮影する場所で選ぶ方法についてご紹介します。
あなたが一脚を主にどこで使おうとしているのか、一度考えてみてください。
お子さんの発表会や試合など、長時間の撮影を行うのであればスタンド型の一脚を選ぶのがおすすめです。
スペースをあまり多く使えない場所や、登山などの足場が悪い場所で使用することが多そうな場合はモノポッドタイプの一脚を選ぶのがおすすめと言えます。
持ち運びやすさで選ぶ
一脚は持ち運びやすさで選ぶのも良いでしょう。
一脚はそれぞれで折りたためるサイズが異なります。
カバンの中に楽に収まるような小さいものから、背中に背負って持ち運ぶタイプのものまで、実に様々なサイズ展開があります。
持ち運びやすさを重視して一脚を購入したいのであれば購入の際に、折りたたむとどのくらいの大きさになるのかを確認をしておきましょうね。
重量で選ぶ
先ほどの「持ち運びやすさで選ぶ」と関連してこちらもご紹介。
持ち運びやすさを気にしつつ重量も気にして選んでみましょう。
荷物が重たすぎると、長時間持ち運ぶ場合にだんだんと辛くなってきますよね。
ストレスを少しでも減らして楽しく撮影を行えるように、一脚を選ぶときには重量を確認しておくのがおすすめです。
脚の伸ばしやすさで選ぶ
使用する際に毎回行うのは脚の伸縮。
脚の伸縮がしやすいかどうかで選ぶのも、特におすすめしたい選び方です。
一脚を使用するときに毎回もたもたするようなものは使いづらいですし、準備している間に貴重なシャッターチャンスを逃してしまうかもしれません。
そのため、すぐに脚を伸ばして撮影準備ができるような一脚を選ぶのをおすすめします。
価格で選ぶ
一脚の価格帯は幅広いため、価格で選ぶのもおすすめです。
一概には言えませんが、価格が高いものは三脚のような高機能を備えていることが多いです。
あまり使用頻度が高くなく、「とにかく何か1本持っておきたい!」という人は安めの価格帯の一脚を、機能性重視の人は少々高めのものを、というような選び方がおすすめです。
あなたの使用方法や使用頻度に応じたものを選んでみてくださいね。
おすすめのモノポッド型の一脚
次はおすすめのモノポッド型の一脚をご紹介します。
【安定性がある】Velbon ファミリー一脚 EXUP-53
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高]1500mm [縮長]430mm |
重さ | 360g |
脚径 | 23mm |
段数 | 5段 |
はじめにご紹介するの、おすすめのモノポッド型の一脚はこちら。
こちらの一脚は優れた安定性が特徴です。
激しい動きの被写体を撮影するときには、かなり活躍してくれることでしょう。
また、レバーをワンタッチすることで伸縮可能なため、一脚の操作に慣れない初心者の方にもおすすめの一脚となっています。
【軽量タイプ】TRAIL 一脚 DVC-0101M
項目 詳細
サイズ [全高]1350mm [縮長]390mm
重さ 180g
脚径 23mm
段数 5段
続いておすすめするのはこちらのモノポッド型の一脚。
こちらの特徴はなんといっても180gという軽さではないでしょうか?
軽量であるため、長時間の使用でも腕にかかる負担が軽減され、持ち運ぶ際も苦になりづらそうです。
また、収納ケースが付属しており、別途購入する必要がないのも嬉しいポイントですね。
【耐荷重15kg】Manfrotto 一脚 Element アルミ 5段 レッド MMELEA5RD
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1500cm[縮長]415mm |
重さ | 0.5kg |
脚径 | 不明 |
段数 | 5段 |
おすすめのモノポッド型の一脚、続いてはこちらをご紹介します。
こちらの一脚は耐荷重15kgという力持ちな一脚。
また、しっかりと固定できるロック機能もついており、安定性も優れています。
重ためのカメラを使用している人におすすめの一脚です。
【セッティングスムーズ】Velbon 一脚 ULTRA STICK SUPER 8
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1560mm[縮長]260mm |
重さ | 347 g |
脚径 | 30mm |
段数 | 8段 |
続いておすすめするのはこちらのモノポッド型の一脚です。
こちらの一脚のおすすめポイントはセッティングがスムーズに行えるところにあります。
一脚本体をひねることで伸縮して長さが変わるのが、スムーズなセッティングが行える理由となっています。
楽に操作可能で、すぐに使用できるのでおすすめですよ。
【持ち運びやすい】サンワサプライ マルチスタンド(一脚) 一眼レフ&ビデオカメラ対応
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1700mm[縮長]545mm |
重さ | 370g |
脚径 | 27mm |
段数 | 4段 |
続いてご紹介するのはこちらの一脚です。
こちらの一脚は持ち運びやすさがおすすめポイントです。
縮長545mmで収納ケースも付属しているので、様々なイベントに持って行きやすいですよ。
【しっかり握れる】SLIK 一脚 ライティポッド GX
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高]1510mm [縮長]500mm |
重さ | 275g |
脚径 | 24mm |
段数 | 4段 |
続いておすすめするモノポッドタイプの一脚はこちら。
持ち手の部分にはウレタングリップを採用しており、しっかりと握れるようになっています。
また、ウレタングリップのおかげで冬場に握っても冷たくなりにくくなっているため、冬場も一脚をよく使用する人におすすめしたい商品です。
【コンパクト】SIRUI 一脚 6段
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1540mm[縮長]380mm |
重さ | 440g |
脚径 | 32mm |
段数 | 6段 |
最後にご紹介する、おすすめのモノポッド型の一脚はこちらです。
こちらはコンパクトさが特におすすめポイント。
縮長が380mmのため、カバンにも入れておくことができますよ。
気軽に一脚を持ち運びたい人には、ぜひこちらをおすすめします。
おすすめのスタンド型の一脚
おすすめのモノポッド型の一脚についてご紹介しましたので、次はおすすめのスタンド型の一脚をご紹介。
それでは、どんなものがあるのか詳しく見ていきましょう。
【ハイアングル】SLIK 一脚兼簡易三脚 スタンドポッドGX-N
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1873mm[縮長]710mm |
重さ | 1035g |
脚径 | 24mm |
段数 | 4段 |
まずはじめにご紹介するスタンド型の一脚はこちら。
全高1873mmにもなるため、ハイアングルでの撮影が可能なのがおすすめポイントです。
一脚の部分を取り外して、先端部分に取り付ける三脚部分を使用すればミニ三脚に早変わり。
一脚の購入に迷っているのであれば、一脚と三脚の良いとこどりのこちらの商品をおすすめします。
【3WAY雲台】Velbon スタンド型一脚 Pole Pod EX
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1870mm[縮長]710mm |
重さ | 800g |
脚径 | 23mm |
段数 | 4段 |
続いてご紹介する、おすすめのスタンド型の一脚はこちらです。
こちらのおすすめポイントは3WAYの雲台です。
こちらの一脚はカメラを固定するためのパーツである「雲台」が上下左右、そして縦方向に自由に操作することができるのです。
自由に動くことでお子さんの運動会や電車の撮影など、動く被写体を撮影する際におすすめの一脚となっています。
【持ち運び便利】FOSOTO A-222自立一脚 +M-1ベース三脚
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1650mm[縮長]450mm |
重さ | 370g |
脚径 | 不明 |
段数 | 5段 |
おすすめのスタンド型の一脚で、次にご紹介するのはこちらです。
この一脚はコンパクトに収納でき、重量も270gと非常に軽いため持ち運びに便利な一脚となっています。
また、登山時には杖として使用することも可能です。
登山時に一脚を使用したい人におすすめの一脚と言えますね。
【場所を取らない】HAKUBA スタンド付き一脚 HUP-274VH
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1800mm[縮長]655mm |
重さ | 1365g |
脚径 | 不明 |
段数 | 4段 |
続いてご紹介するのはこちらのスタンド型一脚です。
こちらは場所を取らずに使用できるのがおすすめポイントです。
座った状態での撮影にも適しているので、お子さんの発表会やスポーツの試合観戦時などには特に活躍してくれるでしょう。
【しっかり安定】Andoer カメラ一脚 高品質 ポータブル
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1750mm[縮長]610mm |
重さ | 427g |
脚径 | 34mm |
段数 | 4段 |
次にご紹介するおすすめのスタンド型の一脚はこちら。
脚先に滑り止めゴムがついており、撮影時にはしっかりと安定してくれるようになっています。
より安定した状態で撮影したい人におすすめの商品です。
【スタイリッシュ】Manfrotto 一脚 XPRO
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | [全高] 2030mm[縮長]780mm |
重さ | 2100g |
脚径 | 30 mm |
段数 | 4段 |
続いてはこちらのスタンド型の一脚をご紹介。
こちらはスタイリッシュな見た目がおすすめポイントとなっています。
操作性や使うやすさはもちろん、一脚の見た目にも気をつかいたいというオシャレさんにおすすめしたい一脚です。
【スマホにも対応】XXZU 自撮り棒 ミニ三脚 セルカ棒
項目 | 詳細 |
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サイズ | [全高] 1000mm[縮長]200mm |
重さ | 230g |
脚径 | 不明 |
段数 | 7段 |
最後にご紹介するおすすめのスタンド型の一脚はこちらです。
こちらはなんと、スマホで撮影する際にも役に立つ一脚なのです。
Bluetoothリモコンが付属しており、少し離れた場所からの撮影も可能という優れた商品となっています。
一脚のメリット
次は一脚を所持しておくと得られるメリットをいくつかご紹介していきます。
一脚を持っているとどういった良いことがあるのでしょうか?
持ち運びやすい
一脚は、カメラを支える脚の数が少ないため軽量なうえにコンパクトに折りたたむことができ、持ち運びがしやすいのがメリットです。
気軽に持ち運ぶことができるため、ちょっとしたお出かけに持っていくのにおすすめです。
価格が安い
一脚は三脚に比べて比較的安い値段で購入できるのもメリットです。
まだ三脚を持っていない初心者の人や、綺麗な写真を撮るためのアイテムを何か1つ持っておきたい人におすすめです。
不安定な場所でも使用可能
一脚は足場が不安定な場所であっても使うことが出来るのもメリットの1つ。
登山時などの足場が悪いシーンでも、すぐに取り出して撮影することができるので1つ持っておくのがおすすめです。
一脚のデメリット
ここまで、一脚を持っていることで得られるメリットについてご紹介しました。
次は一脚のデメリットについてもご紹介しておきますね。
安定感は三脚よりも劣ってしまう
一脚は三脚に比べて安定感が劣ってしまうのがデメリット。
しかし、足場が悪い場面や狭い場所など一脚が活躍してくれる場面も多くありますので、余裕がある人はどちらも持っておくのがおすすめです。
自立しない
一脚は基本的に自立しません。
そのため、自分で一脚を支えて撮影する必要があります。
しかし、最近はスタンド型など、種類によっては自立可能なものも登場していますので、どうしても一脚を自立させて撮影がしたいという人はそちらを選ぶことをおすすめします。
場所を取る
一脚は三脚に比べると省スペースで利用できますが、やはり多少は場所を取ってしまうのがデメリットです。
使用する際はしっかりとマナーを守って使用するようにしましょう。
一脚の注意点
次は、一脚を使用するにあたっての注意点をご紹介します。
周囲に気を配る
一脚を使用する際は、周囲に気を配るのをお忘れなく。
一脚を伸ばしたまま移動すると他の人に当たってしまい、事故につながることもあります。
また、他の人が一脚や三脚を使っていないところで自分だけ使用すると、あまり良い顔をされないことも…。
ここは使って良い場所か、他の人に迷惑をかけないかなどを考えて使用しましょう。
しっかり固定しないとブレる
一脚は基本的に自立しないため、手で持って使用する必要があります。
そのため、しっかりと固定しておかなければブレてしまう可能性が出てきます。
綺麗な写真を撮るためにも、一脚を使用する際はしっかりと固定して撮影をしましょうね。
無くさないようにする
一脚はコンパクトに持ち運べる分、ついどこかに置き忘れてしまうこともあります。
そのため、一脚を持ち歩く際は置き忘れなどに気をつけましょう。
一脚の上手な使い方
最後に、撮影時に一脚を上手に使いこなす方法をご紹介しておきますね。
一脚を上手に使って、納得のいく綺麗な写真を取れるようにしましょう。
一脚を垂直に立てて撮影するのももちろん良いのですが、脚を斜め前に出して使用するのもおすすめです。
安定感が増しますので、ぜひ一度お試しくださいね。
綺麗な写真を撮りたいなら一脚がおすすめ!
一脚は1つ持っておけば、より綺麗な写真が撮れる優れものです。
今回ご紹介した選び方のコツやおすすめの一脚ランキングなどを参考に、あなたの相棒となるぴったりの一脚を見つけてみましょう!