スピーカースタンドの特徴
あると便利なスピーカースタンド。
無くても使えるものをわざわざ用意する必要があるのかというご意見もありますね。
スピーカースタンドが有る方が、音の聞こえ方が画期的に変化します。
サウンドを楽しむ必須アイテムスピーカースタンドについてまずは特徴を詳しく見ていきましょう。
スピーカーの設置に優れている
スピーカーを置くことに特化したスタンド。
DIY派は、それぞれに工夫されたスピーカースタンドの手作りアイデアもありますね。
既製品やメーカーのものは、それぞれにデザインやアイデアで工夫があります。
高さ調節ができるスタンドや、DIYでは難しいスタンドなどあります。
メーカーが販売しているスピーカーにデザインやサイズ的におすすめのスピーカースタンドがあり、インテリアとしてもおすすめです。
高さを選ぶことができる
スピーカーはおすすめの位置が決まっています。
聞く人の後ろや耳より少し上など、家具など無い空間にスピーカーを置くことが推奨されていることも。
そんなときに便利なのがスピーカースタンドです。
狭い隙間やちょっとしたスペースにもスピーカーを好みの高さに設置することができます。
素材によって音が違う
スピーカースタンドは、木製や金属製、石、鋳物、ファイバーボードなど様々な素材で作られています。
音響効果・サウンドのポテンシャルがベストになることを目指して作られています。
つまり、どんな素材でもスピーカーのパフォーマンスを上げることを目的としているわけです。
高さが出るだけで聞こえ方が抜群に良くなることもあります。
スピーカースタンドの種類
素材による違いを見てみましょう。
多くは、木製と金属製に分けられます。
それぞれの素材的特徴について詳しく見てみましょう。
木製スピーカースタンド
ファイバーボードやパーティクルボードで作られることも。
新しい素材ですが、木材小片などを使って作られることから木製に分類されます。
音響としては、柔らかめでなめらかな音質という意見が多くあります。
木目などがインテリアとしても、柔らかくおしゃれということも。
ゆったりと音楽や映画を楽しむなら木製もおすすめです。
金属スピーカースタンド
重低音をくっきりはっきりと楽しみたい人におすすめです。
振動の吸収に優れていることもメリット。
クリアでパキパキとした音質は、味気ないという意見もあります。
スピーカーの設置場所によって、金属製の方が使いやすいということも。
持ち運びを想定したコンパクトなスタンドもあります。
スピーカースタンドの選び方
音響を楽しむためのスピーカーを設置するなら、ベストの位置に設置したいですよね。
その手助けになるのがスピーカースタンドです。
そんなスピーカースタンドを選ぶおすすめポイントについて詳しく見ていきましょう。
ちょうど良い高さを選ぶ
スピーカーにはそれぞれおすすめの設置位置・高さがあります。
おすすめの場所からズレて設置しても、音は聞こえます。
その場にいるような生々しい音を楽しみたいならば、おすすめの場所に設置するのがベスト。
設置したい場所に届くスピーカースタンドが良いでしょう。
高さ調節ができるタイプもあります。
誤差に対応できて安心です。
スピーカーのサイズから選ぶ
スピーカーはサイズによって重さ・サイズ感など色々です。
2.1ch~のスピーカーには、サブの小さなスピーカーがあることが。
センターやサウンドバータイプだと横に大きなタイプもあります。
スピーカースタンドの接地・接続面がスピーカーの底面より大きいか小さいかの確認をしておくと安心です。
耐荷重から選ぶ
耐荷重7kg・30kg・50kgなど、スピーカースタンドの耐荷重にはバラツキがあります。
お手持ちのスピーカー用なら、スピーカーの重さが耐荷重内であることをチェック。
お気に入りのスピーカースタンドから選ぶなら、スピーカーは耐荷重内の重さのものを選びましょう。
素材から選ぶ
一般的な柔らかい音質なら木製を、輪郭のハッキリした音質なら金属製がおすすめです。
スピーカースタンドは素材で音質が変わることもあるアイテム。
店頭などでチェックできるならば、音の違いを体験してみましょう。
設置予定場所との相性で選ぶ
使う場所や用途に合ったデザインを選びましょう。
当たるだけで倒れてしまうタイプのスピーカースタンドもあり、子供がいるご家庭にはおすすめできません。
子供がいるご家庭や人が通る場所に設置予定の場合は、しっかり設置できる動かないスピーカースタンドが安心です。
スピーカースタンドは便利さや持ち運びできる軽さ・手軽さなどからも選ぶことができます。
また、デザインもメーカーによって特色があることも。
好きなメーカーやデザインと合わせて、設置予定場所に置くことができるかどうかなどチェックしておきましょう。
おすすめの木製スピーカースタンド7選
こちらからはおすすめスピーカーを7つご案内します。
木製スピーカー用やセンタースピーカー用や2本セットなどあります。
では、7つのおすすめスピーカースタンドを詳しく見ていきましょう。
【コスパ最強】 スピーカースタンド 2個1組 SPK-STD-MS01B
本体は金属製ですが、木製のスピーカーを設置できるコスパの良いスピーカースタンドです。
スリムな金属製のスタンドで、耐荷重7.5kg。
5~10cmのネジ穴のあるスピーカーか木製でネジ固定できるスピーカーにおすすめです。
サイズ | 高さ:57.5~104.5cm・台座サイズ:直径25cm |
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重量 | 2.74Kg/1本 |
本数 | 2本1組セット |
【高級感が魅力】 ハヤミ工産 NXシリーズ 小型スピーカースタンド NX-B300
組み立てが簡単でコスパも良く、家具やスピーカーの色と合うならおすすめのスピーカースタンドがこちらです。
木製2本セットで、1本あたり10kgの耐荷重もあります。
サイズ | 幅23x奥行29.5x高さ45cm・天板:19x23cm |
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重量 | 約4kg |
本数 | 2本1組セット |
【高さと奥行きを変えられる】ハヤミ工産 SBシリーズ スピーカーベース SB-946
H型と耐荷重50kgの安定感あるスピーカースタンドならこちらもおすすめです。
ハヤミ製で色はブラック。
家具・スピーカーの色と相性が合うなら統一感のある空間作りもできます。
サイズ | 30x25x高さ30cm・33x30x高さ25cm |
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重量 | 約5.4kg |
本数 | 各サイズ1本(2本1組セット) |
【上質でデザイン性に優れた】 金属スパイク 木製 台型スピーカースタンド 高さ60cm
コスパはかなり良いスピーカースタンドです。
取扱説明書が入っていないことがあり、組み立てるときに工夫が必要という2014年の口コミも。
DIYに慣れていて、ビニール製木目シートでコスパ重視ならこちらもおすすめです。
サイズ | 23x30x高さ60cm 天板:18.5x23.5cm |
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重量 | 約4.5kg/1台 |
本数 | 2本1組セット |
【ホームシアターに最適】 金属スパイク 木製 台型スピーカースタンド 檜調
2台セットで檜調、組み立て式木製スピーカーならこちらのスピーカースタンドもいかがでしょう。
DIYに慣れた人におすすめ。
柱は筒状の空洞。
高さを出したいファーストスピーカースタンドなら、音のクリアさの実感を狙うことができます。
サイズ | 23x30x高さ80cm 天板:18.5x23.5cm |
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重量 | 約5kg/1台 |
本数 | 2本1組セット |
【高品質の中密度ファイバーコア製】BXYXJ フロアスピーカースタンド
高級家具用塗料で仕上げられたスピーカースタンドがこちらです。
口コミが無いことが気になる人にはおすすめできません。
高品質の中密度ファイバーコア製のスピーカースタンドをお探しなら、こちらもチェックしてみましょう。
サイズ | 22.5x30x高さ75~106cm 天板:19x25cm |
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重量 | 8.5kg |
本数 | 2本1組セット |
【センタースピーカーにおすすめ】 ハヤミ工産 SBシリーズ スピーカースタンド SB-910
センタースピーカー用スピーカースタンドがこちらです。
テレビやモニターなどの下に設置して使うスピーカースタンド。
耐荷重20kgのハヤミ製ならこちらもおすすめです。
サイズ | 42x29.5x高さ13.5cm |
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重量 | 約2.3kg |
本数 | 1台 |
おすすめの金属製スピーカースタンド8選
スピーカースタンドには金属製もあります。
クリアな音なら金属製スタンドがおすすめです。
色やデザインも選ぶことができる金属製スピーカースタンド8選を詳しく見ていきましょう。
【高性能の金属製スピーカースタンド】 BXYXJ 金属製三脚フロアスタンド Color : C1
BXYXJ製スピーカースタンドです。
中密度ファイバーコアと金属製の丸管採用のスピーカースタンドならこちらもおすすめ。
Amazonではスピーカースタンドを多数出品しているBXYXJ製。
Full OF Personalityという中国企業のスピーカースタンドです。
サイズ | 23x30x高さ40cm 天板:23.5x18.5cm |
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重量 | 7kg |
本数 | 2本1組セット |
【高品質の中密度ファイバーコア製】 BXYXJ 金属製三脚 スピーカースタンドSize : Double
耐荷重70kgで、10~12インチ対応ならこちらのスピーカースタンドもおすすめです。
中密度ファイバーコア部分と金属部分とがあります。
サイズ | 35x40x高さ75cm 天板:34x34cm |
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重量 | 4.5kg |
本数 | 2本1組セット |
【リビングルームにおすすめ】BXYXJ スピーカーシェルフ 金属製三脚フロアスタンド
こちらもBXYXJ製スピーカースタンド。
メタリックなイメージで耐荷重8kgをお探しならこちらもおすすめです。
サイズ | 24x30x高さ77cm 天板:20x18cm |
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重量 | 9kg |
本数 | 2本1組セット |
【上質でデザイン性に優れた】 BXYXJ 高さ調節可能スピーカーシェルフスタンド
高さ調節が70cmから120cmと自由度があるスピーカースタンドならこちらもおすすめです。
口コミがありませんので、気になる人はしっかりチェックがおすすめ。
サイズ | 24x29x高さ70〜120cm 天板:12~22cmのストレッチ |
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重量 | 4.5kg |
本数 | - |
【安定した再生音が特徴】 Sound Magic RV30BB ブラック仕上げ スピーカースタンド
イヤホンやAVラックなどがAmazonで取り扱いあるSound Magic製のスピーカースタンドならこちらもおすすめです。
ローカーボン鋼を特殊MDF側木でサンドイッチした仕様。
黒のボディがインテリアと合うならおすすめのスピーカースタンドです。
サイズ | 25.4x30.5x高さ76.2cm 天板:20x25cm |
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重量 | 発送重量18kg |
本数 | - |
【エコー表示におすすめ】jaruite スピーカースタンド 金属製
スクリーン付きスマートスピーカーEcho Show (エコーショー) 用のスピーカースタンドならこちらもおすすめです。
360度回転で場所を選ぶことなく、一人で使うためにおすすめ。
寝室用・個室用でEcho Show を楽しむならおすすめアイテムです。
サイズ | 16.2×5×11cm |
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重量 | - |
本数 | 1台 |
【大幅な制振効果を発揮する】 SOUND MAGIC RV24BS スピーカースタンド
Sound Magic製スピーカースタンドのシルバーのペアならこちらもおすすめです。
制振・共鳴抑制を強化した金属フレーム採用。
小型スピーカー用の金属製スピーカースタンドならこちらもおすすめです。
サイズ | 25.4x30.5x高さ61cm 天板:20x25cm |
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重量 | 発送重量15.6kg |
本数 | 2本1組セット |
【軽量で扱いやすい】 9HORN ペア金属製 スピーカースタンド
マイクスタンドのような金属製スピーカースタンドならこちらもおすすめです。
Amazonのアイテムでは写真のリンクが切れているので、ツイッター写真をご参照ください。
足下の形が個性的で、金属製のブラックをお探しならおすすめです。
サイズ | 高さ28~46インチ(約71~121cm) |
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重量 | 発送重量4.1kg |
本数 | 2本1組セット |
スピーカースタンドのメリット
テレビやモニター本体内蔵のスピーカーでも映画や音楽を楽しむことができます。
スピーカーに繋ぐと臨場感がアップ。
スピーカースタンドがさらに音質や生々しい音を再現してくれます。
では、スピーカースタンドのメリットについて3つ詳しくご紹介します。
スピーカー本来の音を楽しむことができる
映画やゲームや音楽は、サラウンドサウンドスピーカーで臨場感がアップすること間違いありません。
スピーカースタンドはさらなるポテンシャルアップのアイテム。
スピーカー本来の高さに設置することで、その場にいるようなサウンドに包まれるでしょう。
スピーカー本来の音を生々しく楽しむならば、スピーカーにベストマッチのスピーカースタンドがおすすめです。
スピーカーからの振動軽減
スピーカースタンドはスピーカーからの振動が直接床やデスクに伝わらない設計。
逆に、スピーカーを床やデスクに直置きすると、スピーカーの振動がそのまま伝わり、音がぼやけたり、集合住宅なら近所に振動が響いたりする心配があります。
せっかくスピーカーを設置するなら直置きはおすすめできません。
もったいない、というイメージですね。
音をクリアにして、近所からの苦情を気にすることなく、本来の音質を楽しむためのアイテムがスピーカースタンドなのです。
まるでライブハウスや映画館の臨場感を自宅で体験できる
スピーカーのおすすめ位置に配置された環境で好きな音楽や映画やゲームを一度楽しんでしまったら、やみつきになるでしょう。
今まで聞こえなかったわずかな衣擦れの音やガラス同士がぶつかるような高音も、聞こえてくることも。
重低音もしっかりと響いてきて、ライブ動画などの臨場感はかなりアップします。
あるのと無いのとでは、大きな差を感じるのがスピーカースタンド。
スピーカーにベストマッチなスピーカースタンドを選んで、まるでライブ会場や映画館にいるようなサウンドをぜひ自宅で再現してみてください。
お持ちのスピーカーに使うことができるスタンドかどうかスペックや口コミなどじっくりチェックしてから選びましょう。
スピーカースタンドのデメリット
スピーカーを使うならスピーカースタンドもセットがおすすめ。
ですが、スピーカースタンドにもデメリットはあります。
こちらでは、3つのデメリットについて詳しくご紹介します。
木製・金属製それぞれにデメリットもある
木製スピーカースタンドは、柔らかい音質に。
金属製スピーカースタンドは、よりクリアな音質に。
それぞれに再現するサウンドに特徴がありますが、デメリットもあります。
木製スタンドは振動が響くことがあり、ぼんやりとした音質になってしまうことも。
金属製スタンドでは、クリアすぎて無機質な印象になることも。
ベストな場所が限定される
座ってゲームや映画を楽しむ場所に対して、サウンドのポテンシャルを上げるのがスピーカースタンド。
その場所からずれて座るとサウンドの印象は変わります。
スピーカースタンドによっては、固定して使うことが推奨されていたり、高さ調節ができないことが。
つまり、一度その場所を決めてしまうと、スピーカーに対するベストポジションも限定されてしまいます。
倒れることがある
5.1chや7.1chなどスピーカー本数の多いサウンドシステムでは、モニターの左右に設置する2つの小さなスピーカーがあります。
こちら、聞く人の左右の耳の高さに設置するということが多いスピーカーです。
比較的小さなスピーカーなのでスピーカースタンドも華奢なものでも十分対応できるのですが、揺れたり当たると倒れるというデメリットがあります。
対策として間に何かを挟むとサウンドに影響が出ることも。
転倒防止ストッパーが純正品で販売されているメーカーもありますので、スピーカーやスピーカースタンドと一緒にチェックがおすすめです。
倒れることが心配という人は、スピーカーの形状をチェック。
1台で使うサウンドバータイプのスピーカーなら倒れる心配が少なくおすすめです。
おすすめのスピーカースタンド設置場所
スピーカースタンドを使うなら、聞く人の場所・位置に対する指向性がポイントです。
毎日トイレにこもる時間が多い人なら、便座に座った高さに合わせて設置も良いですが、一般的なスピーカースタンドを設置する場所について、詳しく3つ見てみましょう。
PC周辺
毎日帰宅後はPCで余暇を楽しむという人は、PC周辺に設置がおすすめです。
PCに向かって座った姿勢から耳の位置をチェック。
その位置にベストなスピーカースタンドを選びましょう。
テレビ周辺
映画鑑賞やリビングでゲームをする環境なら、テレビ周辺にスピーカースタンドを設置しましょう。
スピーカー本数の多いタイプなら、センタースピーカーはテレビ下、サブをテレビ横の左右に設置するイメージ。
ソファ派か座布団派かでサブの高さの調節が必須。
両方のパターンを楽しむなら、高さ調節が簡単にできるスピーカースタンドもおすすめです。
音楽機材周辺
レコードやCDなど音楽を楽しむためのオーディオラックをお持ちなら、その周辺に定位置を決めてスピーカーとスピーカースタンドを設置することもおすすめです。
リクライニングタイプのソファーやチェアなどに座って、高音質のサウンドで贅沢な自分時間を楽しんでください。
スピーカースタンドは使う場所とスピーカーに合わせるのがおすすめ
スピーカーを買うならスタンドも一緒に使うことがサウンドのポテンシャルアップにおすすめ。
臨場感ある高品質なサウンドを自宅で贅沢に楽しむことができます。
スピーカーのサイズと必要な高さが得られるということがポイント。
口コミなどと合わせて自分好みのデザイン・品質のスピーカースタンドを選んでみましょう。