プッシュアップバーの特徴
プッシュアップバーという名前を聞いても、「よくわからない」「どんなものなの」という人も多いでしょう。
そんなプッシュアップバーの特徴をまとめました。
腕立て伏せの効率を上げるおすすめアイテム
腕立て伏せは英語で、プッシュアップといいます。
その名から分かる通り、プッシュアップバーは、腕立て伏せの効率をアップさせたい人におすすめのアイテムです。
通常の腕立て伏せのときとは違い、体を深く沈ませることができるようになります。
手首の負担を軽減したい人にもおすすめ
プッシュアップバーなしで腕立て伏せをする場合、手首は床に対して90度になります。
この体勢で体重をのせると、手首に違和感や痛みを感じる人も少なくありません。
プッシュアップバーは、手首をのばして使えるので負担が少なく、手首を痛めにくいのが特徴です。
たくさん回数をこなしたい人や体重の重い人にもおすすめでしょう。
自宅での筋トレを効率よく行える
プッシュアップバーは、自宅での筋トレ効率を上げるアイテムです。
ジムに行ってトレーニングする方法もありますが、子育て中や仕事が忙しいなど、ジムに行くのは難しい人も多いでしょう。
自宅に居ながら、通常の腕立てで鍛えるよりも、効果が期待できるのが魅力です。
またさほどかさばらないため、収納スペースに限りがある人にもおすすめのアイテムです。
分解・組み立てが簡単かつ数秒で行える製品も発売されています。
プッシュアップバーで得られる効果
プッシュアップバーを使うことで、
- 高負荷をかけられる
- 可動域が広がる
- 鍛えたい場所に負荷をかけやすい
などの効果が期待できます。
効率的に筋トレをしたい人におすすめのアイテムですね。
ひとつずつみていきましょう。
高負荷をかけられるので、効率UP
プッシュアップバーを使用すると、通常の腕立て伏せをするより、高い負荷がかけられます。
同じ回数をこなしても、得られる筋肉は違ってくるでしょう。
短時間で効果的に筋トレを行いたい人におすすめです。
可動域が広げたい人におすすめ
プッシュアップバーを使って深く体をしずめることで、通常の腕立て伏せでは刺激できなかった筋肉を鍛えることができます。
可動域が広がり内側はもとより外側の筋肉も刺激されることで、さまざまな筋肉の発達が期待できるでしょう。
鍛えたい場所に負荷をかけやすい
2つのプッシュアップバーを置く間隔を変えると、鍛えられる筋肉が変わってきます。
肩幅に開けば二の腕に、肩幅より広く置けば大胸筋に負荷がかかります。
間隔を調整して、自分の理想の体型に近づけるとよいですね。
プッシュアップバーの選び方
プッシュアップバーといっても、たくさんの製品があります。
選ぶときに知っておきたいポイントをまとめました。
自分にあった製品を探してみてください。
素材を知ろう
プッシュアップバーは
- プラスチック
- 金属
のどちらかで作られていることが多いです。
プラスチック製は、軽量で持ち運びにも便利なぶん、耐荷重が低いという特徴があります。
会社や出張先に持ち運ぶ人や初心者におすすめでしょう。
反対に金属製は、重い傾向がありますが、耐久性に優れています。
トレーニング中にたわむことなく、長期間使ってもゆがむ心配がありません。
耐久性が気になる人は、金属製にしておくのがおすすめです。
シンプルか多機能か
シンプルで低価格な製品もあれば、多機能な製品もあります。
機能としては、手首部分を回せる回転式や、自動カウント機能、他の部位のトレーニングにも使えるものなどがありますよ。
安定している製品を選ぶのがおすすめ
プッシュアップバーの中には、床と面する部分に吸盤がついている製品や足がスポンジになっている製品もあります。
安定性がないと、トレーニング中に動いてしまい、集中できないでしょう。
バランスをとろうとして、意図しない部分に力が入り、怪我につながるリスクもあります。
動きにくいよう工夫されている製品を選ぶのがおすすめです。
耐荷重をチェックしてから、購入しよう
安全に使用するために、耐荷重の確認をしましょう。
特に、体重が重めの人は注意が必要です。
数値に余裕をもって選ぶのがおすすめですよ。
水平タイプか傾斜タイプか選ぼう
プッシュアップバーは持ち手部分が水平なタイプだけでなく、傾斜のあるタイプも販売されています。
傾斜タイプは、より手首を痛めにくいというメリットがあります。
おすすめのプッシュアップバー
たくさんの製品が販売されていますが、その中でもおすすめしたいプッシュアップバーを、厳選して12品選びました。
ぜひ、参考にしてください。
【弾力性のあるスポンジ】ボディテック(Bodytech) プッシュアップバー 2個セット
Amazonの限定ブランドボディテックのプッシュアップバーは、手軽な価格なのに、工夫が凝らされているのが魅力です。
脚部分とグリップには、滑りにくいようEVAスポンジが採用されています。
また手首に負担がかかりにくいようグリップに傾斜がついているので、回数をこなしたい人にもおすすめでしょう。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
長さ25cm×幅15cm×高さ13cm | 約540g | 脚部分にEVAスポンジを使用 | なし | プラスチック | 100㎏ |
【手が痛くなりにくい】NAKO プッシュアップバー 2個セット
安定性が気になる人にもおすすめの吸盤付きプッシュアップバーです。
グリップには、滑りにくくするための凹凸加工や手が痛くならないために厚いスポンジが使われるなどの工夫がほどこされています。
耐荷重が300㎏あるので、頑丈さが気になる人でも安心感がありますね。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
長さ23cm×幅14cm×高さ13.5cm | 不明 | 脚部分にPP硬質ゴム使用、 吸盤付き | なし | スチール | 300㎏ |
【組み立て式】ACTIVE WINNER プッシュアップバー
組み立て式で3つに分解のできるプッシュアップバーです。
持ち運びしたい人にもおすすめでしょう。
グリップ部分は手首の負担が軽減できるよう分厚く作られています。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
不明 | 不明 | 滑り止め加工 | なし | ポリプロピレン | 100kg |
【抜群の安定感】wdsin プッシュアップバー 2個セット
滑って動きにくく、フローリングの傷も防止できるよう、脚に滑り止めがついているプッシュアップバーです。
アーム部分と脚を簡単に分解・組み立てできるので、旅行先や仕事場へ持ち運びたい人にもおすすめでしょう。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
長さ22cm×幅14cm×高さ12cm | 不明 | 滑り止めつき | なし | ABS | 100kg |
【スタイリッシュ】Wolfyok プッシュアップバー 滑り止めラバー付き
耐荷重が320㎏ある、丈夫なプッシュアップバーを探している人にもおすすめな商品です。
スタイリッシュなデザインも魅力でしょう。
広い脚の接地面積には滑りにくいという利点があります。
プラスチック製で、軽量なのも特徴です。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
幅24.5×奥行15.5×高さ11.5cm | 750g | 5mmEVAラバーに顆粒凸凹の加工 | なし | EVA+TPR+EVA通気棉スポンジ | 320kg |
【女性にもおすすめ】ALINCO(アルインコ) プッシュアップバー EXG228A
女性にもおすすめなのが、アルコインコのプッシュアップバー。
グリップ部分には滑りにくいよう溝のついたスポンジがついています。
おしゃれなデザインも魅力です。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
幅23.5×奥行14.5×高さ14cm | 0.29kg | 不明 | なし | PP、PVC、NBR | 90kg |
【デザイン性高い】adidas(アディダス)プッシュアップバー ADAC-12231 BLK
人気ブランドアディダスのプッシュアップバーです。
グリップには滑り止め加工が施されています。
ブランドロゴがさりげなく入っており、デザイン性を求める人にもおすすめです。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
19.5cmx 15cm x H11.5 cm | 375g×2個 | 不明 | なし | アイアン、HDR | 不明 |
【組み立て簡単】WinLine プッシュアップバー
金属製で耐荷重も300㎏あるので、耐久性のあるプッシュアップバーを探している人にもおすすめの商品です。
高さが15cmと高めなのも特徴でしょう。
トレーニング方法が記載されている日本語のマニュアルが付属されています。
脚とグリップ部分は簡単に分解、組み立てできるので、持ち運びや収納にも便利でしょう。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
全長24cm×幅16cm×高さ15cm | 343g×2個 | ゴム底ラバー | なし | 金属製 | 300kg |
【しっかり鍛えられる】plantobiz プッシュアップバー
このプッシュアップバーの特徴は、高さが15cmと高いことでしょう。
身体を深く沈めて、しっかり鍛えたい人にもおすすめの商品です。
金属製なので、しなったり、長く使っても歪んでしまうことはありません。
脚はゴム製で滑り止めがついています。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
全長20.cm ×高さ15cm×幅15cm | 700g | ゴム底ラバー | なし | 金属製 | 120㎏ |
【握りやすい】シックスパッド プッシュアップバー(SIXPAD Push Up Bar) MTG
SIXPADのプッシュアップバーは、おしゃれでスタイリッシュな雰囲気です。
握りやすいグリップなので、トレーニングはかどるでしょう。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
約 125×225×130mm | 約660g(2個) | 不明 | なし | ニトリルゴム、鉄、ポリプロピレン | 60kg(1個あたり) |
【低価格】Reodoeer 金属製 プッシュアップバー プッシュアップスタンド 筋肉トレーニング 腕立て伏せ
低価格なので、続けられるか心配な初心者にもおすすめなプッシュアップバーです。
グリップ部分に傾斜のついたタイプ。
金属製で、耐荷重も200㎏ありますよ。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
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(約)高さ14×幅22×奥行14cm | 430g×2個 | 脚部分はゴムが巻いてある | なし | 本体PC+金属グリップ | 200㎏ |
【継続させたい人に】エックスブランズ パーフェクトプッシュアップ (DVD付) PPU-01
この元米国海軍特殊部隊のミルズ氏が監修したプッシュアップバーには、21日間のトレーニングDVDが付属されています。
最初にテストを行い、その結果に応じてトレーニング内容が変わるので、その人にあった難易度で行えるのもポイントです。
ハンドルが回転する機能がついています。
サイズ | 重量 | 安定性 | 機能(カウント機能など) | 素材 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
直径230mm×高さ120mm(2個1組) | 888g | 不明 | 回転ハンドル | ABS/スチール/ゴム | 不明 |
プッシュアップバーのメリット
プッシュアップバーを使うメリットをまとめました。
プッシュアップバーはダイエットにもおすすめ
プッシュアップバーは、鍛えたい筋肉をピンポイントで鍛えられます。
置く位置や回数を調整すれば、引き締めたい部分を鍛えることができるということです。
マッチョになりたいという人だけでなく、ちょっと上半身を引き締めたい、ダイエットしたいという人にもおすすめでしょう。
トレーニングの時短になる
プッシュアップバーを使えば、通常の腕立て伏せと比べて、同じ時間で多くの効果を得ることができます。
ジムと違い自宅でできるので、家事や育児の隙間時間に鍛えることももちろん可能です。
忙しい人にもおすすめのアイテムでしょう。
コストパフォーマンスがよい
プッシュアップバーは、2,000~7,000円、安いものは1000円以下で販売されていることもあります。
ジムやその他のトレーニンググッズと比べても、手頃な価格です。
また、かさばらないので旅行や出張、会社などに持ち運べる、収納場所に困りにくいというのもメリットですね。
プッシュアップバーの効果的な使い方
プッシュアップバーの効果的な使い方をご紹介します。
自分の鍛えたい部分に合った、トレーニングに励んでください。
基本の腕立て伏せで、大胸筋・背筋・広背筋を鍛える
基本の腕立て伏せをプッシュアップバーを使って行うことで、大胸筋や背筋、広背筋により高負荷をかけられます。
手首の負荷は少なくなるため、手首が痛くて続けづらいといった、腕立て伏せでよくある悩みも解消されるでしょう。
大胸筋をメインに鍛える
大胸筋をメインに鍛える場合は、
- プッシュアップバーを肩幅より広めに、八の字になるようにおく
- グリップをつかみ、身体を一直線にしたら、肘をまげて床すれすれまで身体をしずめる
- 10回繰り返す
トレーニングがおすすめです。
回数は目安です。
しんどい場合は、膝をついて行いましょう。
腹筋のトレーニングにもおすすめ
プッシュアップバーを使った、おすすめの腹筋のトレーニングです。
- 足をのばして座り、プッシュアップバーを肩の下くらいの位置に置く
- グリップを握り、身体を浮かせる
このとき背中が丸まらないよう注意しましょう。
回数は10回が目安です。
プッシュアップバーを使うときの注意点
プッシュアップバーを使う前に知っておきたい注意点をまとめました。
自作プッシュアップバーはおすすめしない
100円均一などの材料で、プッシュアップバーをDIYする人もみられますが、自作プッシュアップバーはおすすめできません。
自作プッシュアップバーは安全な保障がなく、故障した際怪我のリスクも大きいためです。
市販されている商品を使うのがおすすめでしょう。
筋トレは毎日こつこつより、1日にたくさん&休息がおすすめ
筋肉トレーニングは毎日こつこつ行うのがよいというイメージを持っている人も多いかもしれません。
ですが、実は筋肉はトレーニングでうけたダメージを回復する際に、強くなるので、回復させる期間が必要なんです。
毎日同じ部位をトレーニングするのではなく、休息も心がけるのがおすすめです。
体をしっかりと下に落とす
プッシュアップバーは、身体を床より下に落とせるようにするための道具です。
トレーニングの際に、身体を沈ませなくては、効果を最大限に発揮できません。
正しいフォームを意識して、活用するのがおすすめです。
プッシュアップバーのお手入れ方法
プッシュアップバーは、特に毎日の手入れは必要ありません。
分解・組み立ても必要なときだけでよいでしょう。
よごれた場合は、購入した製品の取扱説明書に従い、ケアしてくださいね。
プッシュアップバーは効率よく筋トレしたい人におすすめのアイテム
筋トレにプッシュアップバーを使うことで、高さがでて、より身体をしずめられるようになります。
可動域が広がること、より高い負荷をかけられることから、筋肉トレーニングの効率があがるでしょう。
自宅にいたまま短時間でトレーニングをしたい人にもおすすめのアイテムです。
正しく使って、理想の身体を手に入れてくださいね。