トレッキングシューズの基本的な特徴
一般的に本格的な登山ではなく、人それぞれのペースで山歩きをするときに履く靴を登山靴・トレッキングシューズといいます。
安全に山登りをするための軽装備と考えましょう。
本格的な登山をする場面でも活躍するトレッキングシューズもあります。
- 障害物から足を守る
- 雨や水たまりにも負けない防水性
- 滑りにくい靴底になっている
まずは、トレッキングシューズの3つの特徴についてみていきましょう。
障害物から足を守る
登山や山歩きをする上で、障害物の危険性が常につきまといます。
岩や木の根っこが出ていても安全に歩ける設計になっています。
砂利道や大きめの石がごろごろしている道でも、足をくじかないように工夫が施されていて安心です。
さらに、硬い靴底にすることによって、長い時間山道を歩いても足が疲れにくいのです。
初めてトレッキングシューズを購入する際はショップに行って試し履きをしてみましょう。
雨や水たまりにも負けない防水性
次に紹介する特徴は、優れた防水性です。
山では急に天気が変わることも珍しくありません。
突然の雨や水たまりがあっても安心です。
また、防水するだけでなく透湿性も兼ね備えています。
登山は往路復路があるため、きっと思っているよりもたくさん歩くことになります。
汗で足が蒸れやすくなりますが、透湿性があるので蒸れを外に逃がして、快適に歩くことができます。
優れた防水の機能に透湿性も加わることによって、より登山や山歩きに適したものになります。
滑りにくい靴底になっている
最後に紹介するトレッキングシューズの特徴は、滑りにくい靴底についてです。
日本の山は特に多湿で起伏が激しく、滑りやすいという特徴があります。
滑って転んだりなんかした暁には大怪我してしまう可能性もあります。
それを防ぐために、安全を一番に考えて作られているので、滑りにくい靴底になっています。
靴底のことをソールと呼びますが、ソールの種類もゴムやポリウレタン素材など様々です。
ソールの溝が深い方が、水気がある場所で滑りにくいためおすすめです。
硬さも様々あり、初心者ならば歩き方を養うために柔らかめのソールがおすすめです。
トレッキングシューズの種類
トレッキングシューズを見た目で大きく分けると3タイプです。
ハイカットタイプ、ミドルカットタイプ、ローカットタイプに分けられます。
見た目だけでなく、それぞれ機能にも違いがあります。
それぞれのタイプのトレッキングシューズがどんな山に適しているのか詳しく解説していきます。
ハイカットタイプ
ハイカットタイプのトレッキングシューズは、高山などハイレベルな場面に最適です。
重い荷物を持つときにもハイカットタイプのトレッキングシューズがおすすめです。
登山での怪我はとても危険です。
時には命までもが危ぶまれることもあります。
ハイカットタイプのトレッキングシューズは、足首を固定して捻挫を防ぐという特徴があります。
捻挫は足首が可動範囲を超えて曲がってしまうことにより、靭帯を損傷してしまうことです。
物理的に足首を固定して登山において防がなければいけない怪我を予防します。
足首が固定されていると普通の道は歩きにくいですが、アップダウンが激しい山を登るときには、歩きやすくなるように設計されているトレッキングシューズもあるのでそちらもおすすめです。
初心者の方でハイレベルな登山をしたいという方はハイカットタイプのトレッキングシューズを選ぶことをおすすめします。
ミドルカットタイプ
次にご紹介するミドルカットタイプのトレッキングシューズは、ローカットとハイカットの真ん中くらいの高さをしています。
ハイカットタイプよりも靴底(ソール)がやわらかく、靴自体の重量が高さがない分軽いモデルが多くみられます。
高い山などハイレベルな場面では、足運びなどのテクニックがなければ難しいでしょう。
初心者の方がこちらのタイプのトレッキングシューズを履くならば、地形の高低差が少ない山歩きが最適です。
また、山歩きをする上で少しスピードを上げてみたいという方にもおすすめです。
機能においてもハイカットタイプとローカットタイプの中間であることが多いため、そのときのシーンによって幅広く活躍することでしょう。
ローカットタイプ
最後にご紹介するローカットタイプのトレッキングシューズは、山歩きやハイキングなど、道のアップダウンが少ない場面が最適です。
ハイカットタイプやミドルカットタイプのトレッキングシューズとは違い足首が固定されないので、動きやすい上にバランスが取りやすいという特徴があります。
デザインも様々あり、アウトドアだけでなく普段使いもできるものも多いのが特徴です。
そして、ハイカットやミドルカットよりも重量が軽いモデルがほとんどなので、足が疲れにくいということも特徴のひとつといえます。
山歩き初心者の方はまず、ローカットタイプのトレッキングシューズから試してみてはいかがでしょうか。
スニーカーとトレッキングシューズの大きな違い
山を歩くだけならスニーカーじゃだめなの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
結論からいうと、「スニーカーで山歩きをすることは絶対にいけない」ということはないのです。
まずはスニーカーとトレッキングシューズの違いをみてみましょう。
足首の自由度
トレッキングシューズのハイカットタイプ、ミドルカットタイプでは特に足首を固定する特徴があります。
捻挫を予防するためと前述しましたが、それだけではなく、足を前にズレないように固定するという役割もあります。
スニーカーを履いて長い時間歩いて、つま先が痛くなった経験はありませんか?
これは歩く度に足がズレて動き、つま先が靴に当たるために起こってしまう現象です。
この現象を防ぐために足首を固定して、長時間歩いてもつま先が痛くならないようになっています。
そして、トレッキングシューズを購入するときは必ず試着をして、1cm~1.5cmほど大きいものを選びましょう。
靴底(ソール)の硬さ
靴底(ソール)がトレッキングシューズの方が硬いものがほとんどです。
その理由は登山や山歩きは長時間歩くためです。
靴底が柔らかいと歩く度に足が屈曲します。
この動作が足を疲れさせる原因になるのです。
舗装されていない山道を歩くとなると、さらに足に負担をかけてしまいます。
このように靴底が硬いので足の負担が減って、長時間歩いても疲れにくいのです。
トレッキングシューズの選び方
トレッキングシューズを購入するときはどのように選べば良いのでしょうか。
初めてトレッキングシューズを購入する方は、たくさんある種類の中から選ぶのは難しいでしょう。
- 足首の高さを選ぶ
- 靴底(ソール)の硬さを選ぶ
- 防水性を選ぶ
- ちょうど良いフィット感のものを選ぶ
- 正しいサイズを選ぶ
実際にお店に行って履いてみることが1番重要です。
店員さんにおすすめを紹介してもらうもの良いでしょう。
トレッキングシューズを選ぶポイントを5つご紹介します。
足首の高さを選ぶ
前述したように、トレッキングシューズは大まかに3タイプに分かれています。
ハイカットタイプ、ミドルカットタイプ、ローカットタイプの中から、自分が登る山に適切なトレッキングシューズを選びましょう。
ハイカットタイプはハイレベルな登山や重い荷物を持つとき、ミドルカットタイプは整備がされている登山道を歩くとき、ローカットタイプはアップダウンがほとんどない自然歩道などを歩くときにおすすめです。
靴底(ソール)の硬さを選ぶ
硬いものはハイレベルな登山やごつごつしている場所を歩くときにおすすめです。
反対に軟らかいものは整備されている登山道やアスファルトなどの普段の道を歩くときにおすすめです。
防水性を選ぶ
トレッキングシューズを選ぶ上で必要な機能は防水性です。
さらに、汗で蒸れた空気を逃がすための透湿性も必要です。
最近はゴアテックスという素材がよくみられます。
防水性、透湿性に優れた素材で、軽くて耐久性もあります。
それだけ良い素材なので、ゴアテックスを使ったトレッキングシューズは少し値段が張りますが、買う価値ありで大変おすすめです。
ちょうど良いフィット感のものを選ぶ
トレッキングシューズを履く上でフィット感がとても重要になってきます。
実際に何足か試着して、窮屈すぎていないか、つま先が靴についていないかなど確認して歩いてみましょう。
正しいサイズを選ぶ
普段履く靴のサイズの1~1.5cmほど大きめを選ぶことをおすすめします。
登山用靴下を履いて、選んだトレッキングシューズに足を入れます。
つま先が当たるまで足が入ったらかかとの部分をみてみましょう。
この状態でかかとの部分に指が1本入るスペースがあればOKです。
次にかかとの方に足を移動させます。
つま先とトレッキングシューズの間に空間ができたら、靴紐を締めていきます。
まとめて一気に締め上げるのではなく、つま先側から1編み1編み締めましょう。
トレッキングシューズが履けたら、店内を歩いてみましょう。
傾斜台がある場合は上り下りのときの履き心地も確認します。
確認するポイントは、フィット感、つま先が当たっていないか、足の甲やくるぶしなどが当たって擦れるところがないか、幅が窮屈ではないか、かかとが浮いてこないか、です。
よく分からないときは、店員さんに相談してみましょう。
おすすめのトレッキングシューズ【ハイカットタイプ】
ハイカットタイプのトレッキングシューズのおすすめを7つご紹介します。
ハイカットタイプのトレッキングシューズを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
【日本人の足に合うデザイン】[キャラバン] トレッキングシューズ C1_02S ゴアテックス 0010106
登山初心者の方が使いやすいように設計されていて、初めてのハイカットタイプのトレッキングシューズにはおすすめの商品です。
履き口はやわらかい素材を使っていて、足首を優しく固定します。
サイズ展開 | 22.5-30.0cm |
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重量 | 約590g |
メイン素材 | メッシュポリエステル/合成皮革 |
ヒールの厚さ | 4.5cm |
【履き口が柔らかい】[Ziitop] トレッキングシューズ
靴底は硬くしっかりしているのにもかかわらず、歩きやすいのが特徴です。
履き口が柔らかく、痛くなりにくいのでおすすめです。
サイズ展開 | 24.5-28.0cm |
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重量 | 1.22kg |
メイン素材 | 合皮 |
【幅広甲高の足にもフィット】[サロモン] トレッキング・ハイキングシューズ XULTRA 3 WIDE MID GTX
フィット感を高める素材を使っていて歩行をサポートします。
ゴアテックスを採用していて防水透湿性も高いためおすすめです。
サイズ展開 | 25.0-32.0cm |
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重量 | 450g |
メイン素材 | 合皮 |
ヒールの厚さ | 5cm |
【本格的なトレッキングにも対応】[HIFEOS] トレッキングシューズ
防水透湿性に優れ、衝撃吸収性も優秀です。
本格的な登山にもおすすめの1足です。
サイズ展開 | 22.5-28.5cm |
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重量 | 1.1kg |
メイン素材 | アンチ絨/メッシュ |
【スイスの名門アウトドアブランド】[マムート] トレッキングシューズ ケント ハイ ゴアテックス
値段は張りますが、有名ブランドマムートのトレッキングシューズです。
前後の柔軟性が特徴で動きやすくおすすめです。
サイズ展開 | 25.0-31.5cm |
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重量 | 620g |
メイン素材 | 防水性GORE-TEXPerformance Comfort Footwearメンブレイン |
ヒールの厚さ | 2.5cm |
【スタイリッシュなシンプルデザイン】[XIANG GUAN] トレッキングシューズ
トレッキングシューズなのにスタイリッシュで普段使いもできそうなデザインです。
完全防水の機能もおすすめです。
サイズ展開 | 23.0-30.0cm |
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メイン素材 | 天然牛革 |
おすすめのトレッキングシューズ【ミドルカットタイプ】
次にミドルカットタイプのトレッキングシューズを8つご紹介します。
初心者の方はまずはミドルカットタイプを購入することをおすすめします。
【足指保護で長時間歩ける】[TONGYANWUJI] トレッキングシューズ
甲高、幅広の日本人の足に合った形をしています。
カラーバリエーションも豊富でデザインも楽しみたい方におすすめです。
サイズ展開 | 22.5-28.0cm |
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重量 | 約480g |
メイン素材 | スエード |
【優れた衝撃吸収性】[レロコ] トレッキングシューズ 登山靴
衝撃吸収性が優れていて足が疲れにくい構造になっています。
初心者の方におすすめです。
サイズ展開 | 22.5-28.0cm |
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重量 | 400g |
メイン素材 | スエード皮革 |
ヒールの厚さ | 4cm |
【上質なレザーを使用】[RDGO] メンズ ハイキングシューズ トレッキングブーツ
上質な皮を使っているのにも関わらずコスパがよくて、7色のバリエーションがあります。
デザイン重視の方におすすめです。
サイズ展開 | 24.5-28.5cm |
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重量 | 約560g |
メイン素材 | 合皮 |
【軽量タイプで初心者にも使いやすい】[LSGEGO] トレッキングシューズ
完全防水ではありませんが、通気性が良く、軽量で初心者の方におすすめです。
山歩きから日常使いもできるトレッキングシューズです。
サイズ展開 | 24.5-28.0cm |
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重量 | 360g |
メイン素材 | 合繊 |
【絶妙なフィット感】[オボズ] トレッキング、ハイキング OB00021601
紐を軽く引くだけで足が固定され、フィットします。
快適な履き心地でおすすめです。
サイズ展開 | 25.0-28.0cm |
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重量 | 670g |
メイン素材 | メッシュ |
ヒールの厚さ | 3cm |
【安心のブランド】[アディダス] トレッキングシューズ TERREX AX3 MID GTX
防水透湿性に優れたゴアテックスを採用しており、おすすめしたい商品です。
マルチなシーンで活躍することでしょう。
サイズ展開 | 24.0-33.0cm |
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重量 | 425g |
メイン素材 | 合繊, 合皮 |
ヒールの厚さ | 2.9cm |
【スピードハイキングモデル】[メレル] トレッキングシューズ モアブFSTミッドゴアテックス メンズ
濡れたアップダウンの激しい場所でも滑りにくいのが特徴です。
モアブはメレルの人気シリーズで、スタイリッシュなものも多くおすすめです。
サイズ展開 | 25.0-28.0cm |
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重量 | 400g |
メイン素材 | 天然皮革 |
ヒールの厚さ | 4.5cm |
【足をしっかりと守る】[クローツ] トレッキングシューズ レディース
防水性がしっかりしていて、クッションが厚く疲れにくい作りになっており、足が疲れやすい方におすすめです。
デザインも良く、様々な場面で活躍することでしょう。
サイズ展開 | 24.0-25.0cm |
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メイン素材 | スエード |
おすすめのトレッキングシューズ【ローカットタイプ】
最後にローカットタイプのトレッキングシューズを3つご紹介します。
山歩きにも普段使いにもおすすめです。
【つま先を守るデザイン】[キーン] ジャスパー JASPER ウィメンズ
なんといってもデザインがおすすめです。
天然防臭加工がされていて、匂いの心配が少ないのも女性にとってはありがたいですね。
メンズもあります。
サイズ展開 | 22.5-26.5cm |
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重量 | 345.9g |
メイン素材 | 天然皮革 |
【通気性がよく快適】[猛烈な愛] トレッキングシューズ
防水ではないので注意が必要ですが、通気性に優れていて耐久性も兼ね備えています。
グリップ力もあるため、山歩きはもちろんキャンプなどのレジャーにもおすすめです。
サイズ展開 | 23.0-28.0cm |
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メイン素材 | スエード |
ヒールの厚さ | 4.5cm |
【長時間の歩行にも】[ザ・ノース・フェイス] トレッキングシューズ ヘッジホッグ ファストパックライト II GORE-TEX
ゴアテックスを使用し、防水透湿性に優れています。
超軽量で歩きやすく安定感もあります。
サイズ展開 | 25.0-29.0cm |
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重量 | 320g |
メイン素材 | メッシュ |
トレッキングシューズのお手入れ方法
山道を歩くと当然トレッキングシューズは汚れてしまいます。
トレッキングシューズだけでなく、靴は日頃からメンテナンスすることで長持ちします。
こちらではトレッキングシューズのお手入れの方法をご紹介します。
- 汚れを落とす
- 中敷を外す
- 撥水スプレーをする
1.汚れを落とす
まずはトレッキングシューズについた汚れを落としていきます。
かわいた布で拭き取ります。
汚れがひどいときは、固く搾った布やスポンジで拭き取りましょう。
たわしなどでゴシゴシ強くこすることはNGです。
専用のクリーナーも販売されていますのでこちらもおすすめです。
汚れが落ちたらかわいた布で軽くふきます。
2.中敷を外す
靴から中敷(インソール)を外します。
トレッキングシューズがいくら透湿性があるといっても、足が全く汗をかかないということはありません。
湿気はカビなどの原因となってしまうため、靴から外した中敷は風通しの良い日陰でしっかり乾かしましょう。
3.撥水スプレーをする
布製のトレッキングシューズには撥水スプレーをかけます。
革製の場合は専用のクリームやスプレーで防水処理をしましょう。
この防水処理がトレッキングシューズのお手入れにおいて一番大切といっても過言ではありません。
急に天候が変わってしまう山では防水機能はとても大切です。
自分が持っているトレッキングシューズが防水性に優れているからといって、怠ってしまうとトレッキングシューズの寿命が短くなってしまう可能性があります。
長く履き続けたいのであれば防水処理をしっかり行いましょう。
トレッキングシューズを長持ちさせる使い方
トレッキングシューズは決して安い買い物ではありません。
トレッキングシューズの寿命は5年ほどです。
主に靴底に使われている素材であるポリウレタンの寿命が原因です。
ポリウレタンは加水分解をします。
つまり、放置しておいても空気中の水分によって劣化してしまうのです。
その他にも劣化の原因はありますが、ポリウレタンは履けば履くほど強くなるという性質があります。
トレッキングシューズは長く放置しているよりも定期的に使った方が劣化しにくいのです。
トレッキングシューズを長持ちさせるためにするべきことをご紹介します。
- 使用後は必ずお手入れをする
- 型崩れを防止する
- しっかり乾燥させる
それではみていきましょう。
使用後は必ずお手入れをする
登山や山歩きから帰ってきたら、まずはトレッキングシューズのお手入れをしましょう。
そのまま放置していると、汚れや湿気によって劣化が進んでしまいます。
たまにお手入れをするのではなく、履く度にお手入れするようにします。
長期間履く予定がないときは、月に1回くらいお手入れをするとだいぶ持ちが違います。
その際に、トレッキングシューズの異常の有無も確認しましょう。
靴底が剥がれている、もしくは剥がれかかっているところはないか、亀裂はないか、D環やフック、靴紐は正常かなど細かなところまでチェックすることをおすすめします。
異常を早期発見することで、登山中のハプニングを防ぐことができます。
安全に登山を楽しむためにはトレッキングシューズをしっかりメンテナンスすることをおすすめします。
もし異常を見つけたらメーカーや登山専門店に問い合わせてみましょう。
型崩れを防止する
保管するときは型崩れを防止するためにトレッキングシューズの中に新聞紙などを詰めます。
そして、靴紐を上まで閉めましょう。
1度型崩れを起こしてしまうと、トレッキングシューズに大切なフィット感がなくなってしまい、登山中のトラブルの原因になってしまいます。
特に革製のトレッキングシューズで注意が必要です。
しっかり乾燥させる
トレッキングシューズにとって湿気は大敵です。
使用後に乾燥させることはもちろん、普段の保管場所にも注意を払いましょう。
トレッキングシューズは風通しの良い乾燥した日陰で保管します。
靴箱の中や直射日光、湿度が高い場所は避けてください。
トレッキングシューズは熱にも弱いため高温になる場所も避けましょう。
真夏に日が当たる場所に置いていただけで靴底が剥がれてしまうこともあります。
しっかり乾燥させることでトレッキングシューズを長持ちさせることに繋がります。
トレッキングシューズを正しく選ぼう!
トレッキングシューズのおすすめや、基本的なことをご紹介していきました。
トレッキングシューズはデリケートな靴であることがわかります。
これから登山をはじめる方もそうでない方にも有意義な情報であれば幸いです。