ブルーレイレコーダーの基本の機能
ブルーレイレコーダーは近い将来にDVDレコーダーにとって変わるものと言っても過言ではありません。
DVDと違い、映像圧縮効率がよく、高画質のまま記録することができます。
- ブルーレイやDVDを再生をする
- テレビ番組の録画をする
- ディスクに映像を記録する
こちらの3つの項目をご紹介していきます。
ディスクを再生をする
DVDも見たい方はDVDを再生できる機能がついたものの購入をおすすめします。
テレビ番組の録画をする
テレビ番組を録画予約しておくと、放送時間に見ることができなかったテレビ番組をあとから見ることができます。
製品によっては、同じ時間帯に放送している番組を同時に録画したり、その日全てのテレビ番組を録画しておくことができたりするものもあります。
ディスクに映像を記録する
レコーダーとプレイヤーの大きく違うところは記録をすることができるかできないかです。
レコーダーは本体に記録したデータをブルーレイディスクに録画することができます。
本体のHDDという部分に記録したテレビ番組などの映像データをDVDよりも高画質に録画します。
ブルーレイとDVDの違い
どちらの機器も見た目はほとんど変わりません。
2つの違うところを2つご紹介します。
記録できる容量の違い
ブルーレイディスクとDVDの大きな違いはデータの容量です。
DVDは2層で8.6GBの容量のデータを、ブルーレイディスクは同じ条件で50GBの容量のデータを書き込むことができます。
DVDよりもたくさんの情報を書き込むことができるのでより高画質で映像を保存することができるのです。
大きい画面になるほどDVDとブルーレイの違いが明らかになるといわれています。
画素数を比べてみると一目瞭然です。
画素数というのは1枚の画像を何個の「画素=小さな点」を並べて表現しているかを表すものです。
DVDの画素数が35万画素なのに反して、ブルーレイは207万画素なので1枚の画像がより細かい点で表現されていることが分かります。
値段に関しては、枚数でいえばDVDの方が安いですが、容量が5倍以上のため総合的に見ればブルーレイの方がお得といえます。
耐久性の違い
DVDの方が耐久性に優れています。
それは、読み取るときの波長の違いと、DVDは読み取るときに使われるスポットが大きく、少しの傷でも問題なく読み取れるからです。
反対にブルーレイは小さな傷でも映像に影響を受けやすいのです。
ディスクの寿命としては、DVDとブルーレイどちらも大差はなく、10年から100年といわれています。
ブルーレイという言葉が浸透して10年以上経ちますが、未だに映画などはブルーレイもDVDも両方発売されるものが多いです。
どちらにもメリット、デメリットがあり、自分に合った方を選ぶことが重要です。
安いブルーレイレコーダーの選び方
安いものだと3万円くらいから高いものだと10万円以上の価格のモデルもありますが、それぞれ特化している機能が違います。
機能が少なくシンプルなブルーレイレコーダーの方が値段は安いです。
反対に便利な機能がたくさんついているブルーレイレコーダーは高額になってきます。
自分がブルーレイレコーダーにどんな機能を求めるかによって値段は変わってきます。
そこで、ブルーレイレコーダーを購入する上で最低限確認しておきたいポイントを5つご紹介します。
- HDDの容量をチェック
- 同時録画の数
- 無線LAN対応
- スマホ連携機能
- 録画した番組の持ち出し機能
安いといっても数万円の出費はなかなか大きいものですよね。
買った後、後悔しないように確認しておきましょう!
HDDの容量をチェック
安いものとなると500GBや1TBくらいの容量のものが多いですが、こまめにディスクにやいたり、削除したりできれば500GBでも十分使えます。
「容量が足りない」と感じたら、外付けHDDもたくさん販売されているので追加で取りつけることも可能です。
機種によって録画可能時間が異なる場合があるので、確認してみましょう。
同時録画の数
BSやスカパーなどを利用している、または利用する予定がある方は同時に録画できる番組の数(チューナー数)がシングルではないものをおすすめします。
シングルチューナーモデルは価格が安い傾向にありますが、せっかくブルーレイレコーダーを買うのに「見たい番組が被ってしまって撮れなかった」となると悲しいですね。
このようなことを避けるためにはチューナーの数は2以上あれば安心です。
チューナーの数はブルーレイレコーダーを選ぶ上でとても重要です。
後悔のないように選ぶことができればベストですね。
無線LAN対応
ブルーレイレコーダーのインターネット接続はいまやあたりまえの時代です。
少し前は有線で繋ぐものが多かったのですが、いまは無線LANのモデルもたくさん出ています。
テレビの位置がモデムから遠い場合や、スマートに接続したい場合は無線LAN機能のついたブルーレイレコーダーをおすすめします。
インターネットに接続することでスマートフォンやタブレット、パソコンなどと連携でき、連携した機器で録画したい番組を選んだり、連携した機器で録画した番組を視聴することができたりします。
無線LAN内蔵でないモデルでも、別売りアクセサリーやコンバーターなどで無線LAN機能をつけることができるものもあります。
対応していないモデルもあるので、メーカーに確認することをおすすめします。
スマホ連携機能
スマホ連携タブレット連携ができるブルーレイレコーダーもあります。
具体的には、「遠隔でテレビ番組を録画できる」「録画した番組をスマートフォン・タブレットで見る(家の外でも見られる)」「放送中の番組をスマートフォン・タブレットで見る」などが挙げられます。
なんでもスマートフォンやタブレットで操作できる時代です。
ブルーレイレコーダーも例外ではありません。
メーカーによってはこの他にも便利な機能がついているものもあるので検討をおすすめします。
録画した番組の持ち出し機能
録画した番組を外に持ち出すという機能があります。
この機能はスマートフォンやタブレットと連携しているという前提になります。
ブルーレイレコーダーから録画した映像を転送することでスマートフォンやタブレットでみられるようになるという仕組みです。
今まで家出しか見られなかったテレビ番組が外でも見られるようになるとは、素晴らしいですね。
値段はやはりこの機能がついていないものと比べると割高ですが、あると便利でおすすめしたい機能です。
おすすめの安いブルーレイレコーダー8選
便利な機能がたくさんついていて、安いブルーレイレコーダーが欲しいと思うのは当たり前ですよね。
安い価格のブルーレイレコーダーの中で、おすすめのモデルをご紹介します。
【本編だけを一発再生できる】東芝 REGZA ブルーレイディスクレコーダー DBR-Z610
HDDの容量が500GBと少なめですが、こまめに削除することができる方、画質を落としても問題ない方は十分な容量なのでおすすめです。
2番組を同時に録画できるダブルチューナーモデルです。
スマートフォンやタブレットと連携することができ、持ち出しも可能です。
サイズ | 430x46x211 mm |
---|---|
HDD容量 | 500GB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | 東芝 |
機能 | 2番組同時録画/スマホ・タブレット連携○ |
【連ドラ自動お録りおき機能搭載】シャープ AQUOS ブルーレイレコーダー BD-NS520
シングルチューナーモデルのシンプルなブルーレイレコーダーです。
リモコン操作がしやすく、簡単に録画できるのでおすすめです。
価格も安く、「最低限の機能があればいい」という方におすすめしたい商品です。
サイズ | 430x48x195 mm |
---|---|
HDD容量 | 500GB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | シャープ |
機能 | スマホ・タブレット連携○ |
【手軽に時短再生】東芝 REGZA ブルーレイディスクレコーダー DBR-E1007
こちらもシンプルなブルーレイレコーダーで、シングルチューナーモデルです。
いままでご紹介してきたモデルとは違い、HDDの容量が1TBと大きいです。
たくさん撮り溜めたい方におすすめの商品です。
サイズ | 430x46x210 mm |
---|---|
HDD容量 | 1TB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | 東芝 |
機能 | スマホ・タブレット連携○ |
【より快適に編集できる】東芝ブルーレイレコーダー REGZA DBR-W1009
ダブルチューナーモデルで無線LAN対応、容量は1TBと今までご紹介してきた中では一番優秀といっても過言ではありません。
初期設定も操作も簡単で、家族みんなが楽しむというご家庭におすすめのモデルです。
サイズ | 430x46x210 mm |
---|---|
HDD容量 | 1TB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | 東芝 |
機能 | 無線LAN/2番組同時録画/スマホ・タブレット連携○ |
【初心者も操作しやすい】東芝ブルーレイレコーダーTOSHIBA REGZA DBR-W2008
1つ前におすすめした「 DBR-W1009」のHDDの容量は1TBでしたが、こちらの商品は2TBと2倍の容量があります。
その他の機能はほとんど変わりありません。
1TBだと不安があるという方におすすめしたい商品です。
サイズ | 430x46x210 mm |
---|---|
HDD容量 | 2TB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | 東芝 |
機能 | 無線RAN/2番組同時録画/スマホ・タブレット連携○ |
【スマートフォンで楽しめる】パナソニック ブルーレイレコーダー DIGA DMR-BRW1050
ダブルチューナーモデルで無線LANに対応しています。
テレビ番組だけでなく、本体に画像や音楽を取り込めばこれらもスマートフォンやタブレットで連携してみることができます。
スマートフォンやタブレットを持っている方のほとんどが利用していると思われる「LINE」で録画予約や番組の検索ができます。
サイズ | 430x41.5x179 mm |
---|---|
HDD容量 | 1TB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | Panasonic |
機能 | 無線RAN/2番組同時録画/スマホ・タブレット連携○ |
【BDへの高速ダビングができる】ソニー ブルーレイレコーダー BDZ-ZW1000
4K液晶テレビ「ブラビア」と組み合わせて使用することで、「ブラビア」の性能を存分に引き出し高画質を実現する「4Kブラビアモード」を搭載しています。
容量も機能も申し分ないのでブラビアをお持ちでなくてもおすすめします。
サイズ | 430.7x43.9x208.6 mm |
---|---|
HDD容量 | 1TB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | SONY |
機能 | 無線RAN/2番組同時録画/スマホ・タブレット連携○ |
【2番組同時録画できる】ソニー ブルーレイレコーダー BDZ-ZW500
1つ前でご紹介した商品のHDDの容量が小さいバージョンというニュアンスの商品です。
1TBも容量はいらない、その分安いものを買いたいという方におすすめです。
サイズ | 430.7x43.9x208.6 mm |
---|---|
HDD容量 | 500GB |
端子 | HDMI端子/LAN端子/USB端子 |
メーカー | SONY |
機能 | 無線RAN/2番組同時録画/スマホ・タブレット連携○ |
安いブルーレイレコーダーを長持ちさせるコツ
安いブルーレイレコーダーだけでなく、機械全般にいえることですが、「熱に弱い」この一言につきます。
設置している場所が熱のこもりやすい場所だったり、ホコリがファンに溜まって熱を上手く逃がすことができていなかったりすると、ブルーレイレコーダーの寿命が縮まってしまいます。
定期的にお掃除をして、高温多湿の場所には置かないように注意しましょう。
さらに、電源を付けたままにしておくことも、ブルーレイレコーダーにとってはあまりよくありません。
ブルーレイレコーダーは精密な機械なので、振動に弱いのです。
電源を付けると少なからず振動するため、なるべく使わないときは振動を抑える意味で電源を落としておくことをおすすめします。
ブルーレイレコーダーのお手入れ方法
ブルーレイレコーダーのメンテナンス方法をご紹介します。
長く使い続けたいのであれば定期的にメンテナンスすることをおすすめします。
まずはブルーレイレコーダーの電源を切ります。
ディスクが入っている場合はとって、ブルーレイレコーダーに差し込んであるケーブルをすべて抜き取ります。
そして掃除機で吸い取りますが、細いアタッチメントやブラシが着いたアタッチメントを付けることをおすすめします。
ファンの吹き出し口のゴミやホコリをやさしく吸い取ったあとは、下や横にある通気口(ないものもある)からゴミやホコリを吸い取ります。
ボディの周りの汚れは、メガネ拭きのような素材の布で優しくふき取ります。
取れにくい汚れは1%以下に薄めた中性洗剤を浸した布を固く絞って優しくクルクル回すように拭きます。
汚れが落ちたらかわいた布で拭きましょう。
多機能で便利な安いブルーレイレコーダーもおすすめ
安いブルーレイレコーダーの基本的な機能から便利な機能までざっくり解説してきました。
おすすめの安いブルーレイレコーダーもご紹介しましたが、めぼしいものはあったでしょうか。
安いといっても数万円はしてしまうので、後悔のないように買い物したいところですね。
参考になれば幸いです。