ライフジャケットの特徴
救命胴衣とも呼ばれるライフジャケット。
ベスト型がポピュラーですが、着用していると海に落ちた時に水に浮くことのできる胴衣のことです。
万が一の事故の時に命を助けてくれるおすすめ救命具です。
着用の義務
平成30年の2月から小型船舶に乗る人全員に着用が義務付けられました。
国の安全義務をみたしたライフジャケット「桜マーク」のついたものを着用しなければ、船長の違反となるので、釣り漁船に乗る際には必ず着用がおすすめです。
浮力体型
ベストの中に固形の浮力体発泡ポリエチレンなどが入っているタイプです。
子供用のライフジャケットは、ほぼこの型のライフジャケットです。
自動膨張型や手動で膨らむタイプのライフジャケットとは違い、すでに浮力をもっているので、着水時にうまく膨らまないなどの心配がありません。
安価で手に入れやすいのもおすすめポイントですね。
ラフティング等の川でのレジャーや海での水上バイクなどのレジャーでも活躍してくれる、汎用性の高いおすすめライフジャケットです。
自動膨張
水にぬれると中のボンベが反応し、膨らんでくれるライフジャケットです。
ひもを引っ張って膨らむ、手動のみのライフジャケットと、水濡れを感知して膨らむ自動と手動、両方できるものとあります。
中にボンベが入っていて、それが膨らむことでライフジャケットとして機能します。
コンパクトなので、動きやすいのが特徴です。
一度使うとボンベを交換しなければならないのですが、釣りなどで常時濡れるわけではないレジャーには、おすすめのライフジャケットです。
ライフジャケットの種類
ベスト型
一番ポピュラーで、手に入りやすい形です。
水に浮いた時に安定感があり、価格も安いのでおすすめです。
浮力体が風を通さないので、冬は暖かいですが、夏はすごく暑いです。
ベルト型
腰にベルトのように巻きつけて、着用するものです。
なかにボンベが入っていて、手動と自動のものがあります。
U字型の浮き輪の様なものが出てきます。
釣りの時、動きを邪魔しないので、使いやすく、釣りでは、主流となっているおすすめタイプです。
肩掛け型
ベルト型よりもさらに膨らんだ時に安定感があるタイプです。
肩にかけている部分から膨らむので、持ち替えたりしなくても落水時に楽に浮くことができます。
ベスト型のように胴を包み込まないので、暑くなく、軽量なのでおすすめです。
ポーチ型
ポーチの中に浮き輪型か、U字型の救命胴衣が入っているものです。
コンパクトさが魅力です。
ポーチの中から出てきた救命胴衣を自分で着用するものになります。
ライフジャケットの選び方
川や海でのレジャーや陸上での釣りであれば、国土交通省の認めた「桜マーク」付きのライフジャケットでなくても良いのですが、釣り船に乗る際は、「桜マーク」付きの物を着用しなければなりません。
「桜マーク」付きのライフジャケットにもタイプがA、D、F、Gと4つあります。
タイプAであれば、どの環境でも使えるので、迷っているのであればタイプAを購入するのがおすすめです。
使用用途で選ぶ
釣り船に乗って釣りをするのか、陸上から釣りをするのか、川でボートを出して釣りをするのか?
川や海でのレジャーに使うのか?
使用用途によって、選ぶライフジャケットが変るので、あわせて選びましょう。
安全性
いざという時に使えないと困るライフジャケット。
国土交通省の認めた「桜マーク」が付いたものを選ぶのが一番安心でおすすめですね。
価格
使用頻度と使うシチュエーションの危険性など、自分の使うシーンを考えて選ぶといいでしょう。
あまり使わないのに、15,000円もするウエストベルト型のライフジャケットはもったいないですね。
メーカー
選ぶときにメーカーで選ぶのもおすすめですよ。
釣り具でトップメーカーの「ダイワ」「シマノ」はもちろんおすすめです。
ライフジャケットの老舗「高階救命器具(ブルーストーム)」などがおすすめです。
おすすめのベスト型ライフジャケット
一番ポピュラーなライフジャケットです。
価格も手ごろなので、おすすめですよ。
BLUESTORM/ブルーストーム】アクアバレッド BSJ-28RS AQUABULET 国土交通省方式承認式 ライフベスト 大人用 メンズ レディース
動きやすさと通気性を重視したライフジャケットです。
安心のメーカー「高階救命器具」の「ブルーストーム」です。
背中と胸まわりデザインが動きやすさを重視した作りとなっています。
国土交通省承認の「桜マーク」付き、タイプはFになります。
船での釣りには使えませんが、陸上からの釣りであれば問題なく使えておすすめですよ。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 800グラム | ウエスト70~100センチ | 8.3キロ |
【ポケット多めで多機能】2015NEW!プロックス(PROX) フローティングゲームベスト PX399
ドリンクホルダーと取り外しできるポーチがついていたりと収納力の高いフローティングベストです。
背中には大型ポケットがついていて、雨具の収納も可能でおすすめです。
浮力も7.5キロあります。「桜マーク」は付ていませんが、十分なパワーがあるので、安心ですね。
取り外し可能な浮力体、反射板もついているので、陸上での釣りでは十分な機能でおすすめですね。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 558グラム | ウエスト100~150センチ | 7.5キロ |
【通気性も重視】Motomo フィッシングベストフローティングベスト ライフジャケット
浮力7キロ、体重が90キロまで対応できます。
背中面に大きなポケット付き、ホイッスルも付いていて、おすすめです。
価格も安く、陸上での釣りには十分な機能付きです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 1080グラム | 90キロ | 7キロ |
【サイズ展開の多さも魅力】Reedark ライフジャケット スマホ防水ケース+フローティングベストセット
サイズの多さが魅力のフローティングベストです。
内側に一つポケットが付いているので、鍵など入れることができますね。ホイッスル付きです。
目立つ三色の色展開で、広いビーチでうっかり見失ってもすぐに見つけることができます。
生地や浮力など、国土交通省の基準に準拠して作られており、おすすめですよ。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
SからXXXL | 440から621グラム | S(25キロから35キロ)XXXL(100キロ) | 7.5キロ |
【子供にも必須】 Leetaker ライフジャケット フローティングベスト 救命胴衣 子供用 ジュニア キッズ ライフベスト
明るいピンクとブルーの二色展開です。
Sサイズは、身長75センチから使用できるので、2歳ごろの小さな子供の水遊びにぴったりでおすすめです。
なかなか、2歳ごろから使えるフローティングジャケットがないので、貴重ですね。
水洗いしやすいように、メッシュ素材が使われています。
またベルトでしっかり固定でき、胴体部分のベルトも2つ付いているので、しっかりホールドで安心です。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
S | 322グラム | 8から5キロ身長75~100センチ | ー |
【シンプルデザイン】Hele i Waho(ヘレイワホ) ライフジャケット シュノーケリングベスト 大人用
シュノーケリングにぴったりのフローティングジャケットです。
浮力はMサイズで、4.5キロと浮きすぎないのが、おすすめポイントです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
M | 522グラム | 身長130から165センチ | 4.5キロ |
【便利なショート丈仕様】Amarine-made フローティングベスト ライトフロートゲームベスト レッド フリー
川釣りの時に、ベストが濡れにくいショート丈で、おすすめです。
体重110キロまで対応可能。
背中のメッシュとサイドはベルトのみの固定なので、暑くならなくておすすめです。
前面に2つポケット、背面に1ポケットが付いているので収納力もありおすすめです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 550グラム | ~110キロ | ー |
【10秒で膨張】Docooler ライフジャケット インフレータブルベスト 4色 CE認証取得済 フローティングベスト スイムベスト
手動で膨らませて、わずかが10秒でライフジャケットになります。
コンパクトに折りたためるのでおすすめです。
高強度な特殊ポリエステルを使用しているので、耐久性、撥水性抜群です。
背面がメッシュなので、暑くなくまた、乾きやすい。
海のレジャーにおすすめです。
CE認証とPONY認証付きでおすすめですよ。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 300グラム | 30から100キロ | ー |
おすすめのポーチ型ライフジャケット
コンパクトさが魅力のポーチ型ライフジャケット。
動きを邪魔しないので、アクティブに動く陸上の釣りにおすすめですよ。
【おしゃれな見た目】Bluestorm(ブルーストーム) BSJ-9320RS
桜マーク付き、タイプAで汎用性がたかくおすすめです。
ウエストベルトタイプのライフジャケット、タイプAの中では最もサイズがコンパクトでおすすめです。
メーカーは安心のブルーストームで、おすすめですよ。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 640グラム | ウエスト70~100センチ | 9.0キロ |
【反射板付き】Quoll CE認証済 ライフジャケット 救命胴衣 バッグタイプ
手動で膨らむ、ウエストバック型のライフジャケットです。
膨らませると方に二か所反射板がついています。
ホイッスルも付いているので安心ですね。
CE認証取得済み。
価格が安い割に高機能で、おすすめです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 531グラム | 110キロウエスト60~130センチ | 11キロ |
おすすめのベルト型ライフジャケット
安全性も高く動きを邪魔しないベルト型ライフジャケット、「桜マーク」付きのモデルも多く、船で釣りを楽しむ人にはおすすめのライフジャケットです。
【動きやすさも重視】SuperSunny ライフジャケット 手動/自動膨張式 ベルトタイプ 全9色 CE認証取得済
手動で膨張し、5秒で膨らむCEライセンス取得のライフジャケットです。
重さも軽量な500グラム、動きを邪魔しないウエストタイプでおすすめですよ。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 500グラム | 体重110キロウエスト65~130センチ | 8.8キロ |
【洗えて便利】ダイワ(Daiwa) ライフジャケット ウォッシャブル ウエストタイプ手動・自動膨脹式 DF-2207
安心安全の一流メーカーダイワのライフジャケットです。
価格は少し高めですが、船釣りにはおすすめですよ。
もちろん桜マーク取得のタイプAです。
本気で釣りをしている人には、最適のライフジャケットです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 600グラム | ウエスト55~140センチ | 7.5キロ |
【浮力が抜群】インフレータブル ライフジャケット 手動膨張式 ベルトタイプ 救命胴衣 CE(EU)/ISO認証取得済
浮力が15キロと抜群なライフジャケットです。
体重重めの人におすすめです。
手動で膨らませるタイプで3秒で完了。
反射場インホイッスル付き、ISO認証安全規格取得品、ヨーロッパ諸国正規CE認証品で安心おすすめです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 500グラム | ウエスト90から150センチ | 15キロ |
【コンパクトタイプで機動性アップ】シマノ ラフトエアジャケット ウエストタイプ VF-052K
安心のシマノブランドでもちろん桜マーク付きのタイプAです。
ダイワの物より50グラム軽く、軽量にこだわる人にはおすすめです。
手動でも自動でも膨らむ安心ライフジャケットです。
タイプAなので船釣りをする人におすすめ。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 550グラム | ウエスト60~105センチ | 7.5キロ |
【反射板付き】Quoll CE認証済 ライフジャケット 救命胴衣 ベルトタイプ 瞬時に膨らむ
手動で膨らむタイプのライフジャケットです。
カラーバリエーションが豊富でかわいいですね。
CE認証済み、陸上の釣りや川遊びなどにおすすめです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 500グラム | ウエスト60~130センチ体重110キロ | 11キロ |
【肩まわりにしっかりフィット】ダイワ インフレータブルライフジャケット(肩掛けタイプ手動・自動膨脹式) DF-2608
安心のダイワブランドのライフジャケットです。
ウエストベルトタイプのライフジャケットよりも膨らんだ時のホールド感がある肩掛けタイプでおすすめです。
泳ぎが得意でない人などは、落水時にパニックになってしまうので、ホールド感のあるこちらのライフジャケットがおすすめです。
もちろん桜マーク付きのタイプAです。
サイズ | 重量 | 適用サイズ | 浮力 |
---|---|---|---|
フリー | 812グラム | ウエスト55~140センチ | 7.5キロ |
ライフジャケットを使用する時の注意点
膨張式のライフジャケットは、高価なため、汚したくない気持ちからウェアの下に着用する人がいますが、これでは、本来の働きをしてくれません。
本末転倒です。
ウェアの一番上に着用し、いざという時にちゃんと作動できるようにするのがおすすめです。
サイズ
フローティングベストタイプのライフジャケットは、サイズ展開がありますが、ウエストタイプやポーチタイプはフリーサイズがほとんどです。
細めの人や、子供はサイズが合っていないと、水に落ちた時に身体からすり抜けてしまったりと大事な時に役に立たない場合もあるので、サイズ確認はしっかり行いましょう。
しっかり着用
フリーサイズのライフジャケットは、ベルトでしっかり固定することが命を守る大事な作業となります。
夏場は暑いですが、しっかり固定し体にフィットさせておきましょう。
特に子供のフローティングジャケットは、股ベルトをしっかりしめることが大事です。
しっかり着用して、ライフジャケットを使用しましょう。
自動膨張ボンベのメンテ
自動膨張のボンベは、湿気や、水しぶきで反応が悪くなったりすることがあります。
メーカーで、メンテナンスしてくれるので、1年に1回はメンテナンスするのがおすすめですよ。
ライフジャケットのお手入れ方法
フローティングジャケット型のライフジャケットは、水洗い可能なものが多いです。
使用した後は、真水をかけて、お手入れするのがおすすめ。
自動膨張型は、水をかけるとボンベが膨らんでしまうので、固く絞ったタオルで拭くなどのメンテナンスで十分です。
少し湿ってしまった場合も、しっかり拭いて乾かしておくのがおすすめ。
濡れたまま放置すると、センサーが反応して膨らむこともあります。
ライフジャケットの寿命は約3年
自動/手動膨張型のボンベの感知センサーは、最長3年です。
点検、センサー交換は、メーカーに依頼すればしてもらえるので、定期的なメンテナンスがおすすめです。
命にかかわるものなので、定期的に買い替えが必要です。
特に船で釣りを楽しむ方は、買い替え必須です。
命を守るライフジャケットしっかり着用して危険から身を守ろう
もしもの時の事故のために、確実に身に付けておきたいライフジャケット。
身に付けておくだけでも、安心感があります。
ポピュラーなベスト型から進化して、コンパクトなライフジャケットが登場し、より使いやすくなっています。
自分の使うシーンにあわせたライフジャケットを選んで、快適で安全な水のレジャーを楽しみましょう。