結束バンドとは
結束バンドが一体何なのか知らない人のために、まずは結束バンドとは何かを解説していきます。
結束バンドの主な使い方としては、ケーブルをまとめるために使用するというものです。
先端を「ツメ」と呼ばれる反対側の穴に通して使います。
そのため、女性など力が弱い方でも力を入れずに、簡単に固定することが可能となっているのです。
結束バンドには様々な種類があり、最近では、ケーブルをまとめることのほかにも幅広く活用されはじめているのです。
結束バンドは業者の人が使用しているイメージがありますが、実はキッチンやリビングといった、家庭でも活用できるアイテムなのです。
結束バンドは1度結束したら、そう簡単に外れることはありません。
そのため、急を要する場合に外し方を知らないと困りますよね。
いつでも落ち着いて対応できるように、外し方をしっかりと学んでおきましょう。
結束バンドの外し方【はさみ編】
ここまでで、結束バンドはどういうものか知ることができましたね。
続いては、はさみでの外し方をご紹介。
- 結束バンドを切るときは万能バサミを用意する
- 細めの結束バンドであれば薄い部分を切る
- 結束バンドの結び目部分にはさみを入れ込んで切る
結束バンドの外し方【はさみ編】①:万能ばさみを用意する
はさみで切るなら、切りやすいはさみ選びも重要なポイントです。
使用するはさみとしては、万能ばさみを使用するのがおすすめ。
はさみであれば大体のご家庭に1つはあることが多いので、特殊なアイテムを用意しなくていいのが嬉しいですね。
また、作りが乱雑なはさみを使用すると、切りにくいために時間がかかってしまいますので、避けた方が無難です。
どの外し方がい良いか迷ったときは、1度こちらの「はさみを使用する外し方」を行ってみるのも良いですね。
結束バンドの外し方【はさみ編】②:細めの結束バンドであれば薄い部分を切る
はさみで切る結束バンドの外し方には、切る部分にもポイントがあります。
結束バンドにはいくつかの種類が存在することは先ほどご紹介しましたね。
細めの結束バンドであれば、平らな場所をどこか一部切ることで、簡単に外すことができますよ。
外したい結束バンドの太さを、1度確認してみてくださいね。
結束バンドの外し方【はさみ編】③:ツメにはさみを入れ込んで切る
先ほど、「細めのものは平らな部分を切る」とお伝えしましたが、太めのものですとそれは難しいですよね。
太めのものをはさみで切るときは、結束バンドの「ツメ」にはさみの刃の先を入れ込んで切るのをおすすめします。
このとき、少々力を入れて切ることになると思うのですが、ケガをしないように注意しながら作業を行ってください。
切れそうにない・無理そうだと思ったら中止し、別のアイテムを使用することを考えるのが良いでしょう。
結束バンドの外し方【安全ピン編】
続いては、結束バンドを安全ピンを使って外す方法をご紹介。
- ツメを安全ピンで押して外す
- ツメにはさみを入れ込んで切る
- 安全ピンがない場合は別のアイテムで代用可能
結束バンドの外し方【安全ピン編】①:ツメを安全ピンを差し込む
まず最初にご紹介するのは結束バンドの「ツメ」を安全ピンで押して外すというもの。
先ほどご紹介した「はさみをツメの隙間に入れ込んで切る」という方法ができなかった場合に試していただきたい外し方となっています。
はさみよりも安全ピンの先は細くなっているため、隙間が狭い場合くてはさみが差し込めない時には特に有効な外し方です。
結束バンドの外し方【安全ピン編】②:差し込んだ安全ピンを押して外す
次に、差し込んだ安全ピンを押して、結束バンドを外していきます。
この方法で外すことができれば、結束バンドの種類によっては再び利用することもできますよ。
安全ピンを使った外し方を実行するときは、怪我のないよう注意して行ってくださいね。
結束バンドの外し方【安全ピン編】③:安全ピンがない場合は別のアイテムで代用可能
ここでは安全ピンを使用するのをおすすめしていますが、ご家庭に安全ピンがない場合もありますよね。
急いで外したい時には、わざわざ安全ピンを買いに行く時間さえ惜しいこともあるのではないでしょうか。
そんなときは、シャープペンシルなどの先端が細くなっているもので代用することが可能です。
ここで注意したいのは、先端が細いものであっても、爪楊枝のような折れやすいものは避けるということ。
折れにくい代用品を探してみましょう。
結束バンドの外し方6選
続いて、様々な外し方を紹介します。
ぜひ参考になさってくださいね。
- はさみを使って切る
- 安全ピンを使って外す
- マイナスドライバーを使って外す
- ニッパーを使って外す
- 専用の道具を使う
- 手を使う
結束バンドの外し方①:はさみを使って切る
まず最初にご紹介する外し方はこちら。
先ほどもご紹介したように「はさみ」を使った方法です。
細めのものであれば、はさみを使えば簡単に切れます。
もしも太めのものを切るのであれば、ツメの隙間にはさみを入れ込んで切ってみるとうまくいくかもしれません。
結束バンドの外し方②:安全ピンを使って外す
続いてご紹介する外し方は「安全ピン」を使う方法です。
こちらも、先ほどご紹介した方法ですね。
安全ピンは先端が細くなっているので、ツメの隙間に簡単に差し込むことができます。
隙間に差し込んだ安全ピンをグッと押すことで、ツメのロックを解除することができます。
はさみと安全ピンはご家庭にあることが多いアイテムですので、ぜひ試してみてくださいね。
結束バンドの外し方③:マイナスドライバーを使って外す
次にご紹介するのは「マイナスドライバー」を使った外し方です。
こちらは安全ピンでの外し方と似ており、ツメの部分に差し込んでロックを外していくといった工程です。
マイナスドライバーは先端が細いうえに丈夫ですので、力を入れて押し込んでも折れてしまう心配がありません。
結束バンドの外し方④:ニッパーを使って外す
はさみを使って切ることができなかった場合に試していただきたい外し方として、「ニッパー」を使った外し方もご紹介。
力を少々使った作業でも大丈夫という人にもぜひおすすめしたい外し方となっています。
こちらもはさみと同じように切って外していきます。
ニッパーははさみに比べると力を入れやすくなっていますよ。
結束バンドの外し方⑤:専用の道具を使う
続いては結束バンド専用のアイテムを用いる方法をご紹介。
結束バンドを外す時のために作られているアイテムであることから、使い勝手も良いといえます。
結束バンドを使う機会が多いという人であれば、こういったものを1つ持っておくのもおすすめですよ。
結束バンドの外し方⑥:手を使う
中には、手を使って外すことが可能ものもあります。
爪を使って外していくのですが、方法としては安全ピンでの外し方と同じようになっています。
ツメの隙間に自分の爪を差し込んで、ロックを解除していきましょう。
種類によっては、アイテムを使わなくてもこのように自分の手で簡単に外していくことができますよ。
結束バンドで縛られた際の外し方3選
「もしも」に備えて、結束バンドで縛られた場合の外し方も覚えておくと良いでしょう。
それでは、どのようなものがあるかご紹介します。
- お腹に結束バンドを叩きつける
- 靴紐を使う
- 手首をひねる
結束バンドで縛られた際の外し方①:お腹に結束バンドを叩きつける
まず最初にご紹介していくのはこちら。
腹部に結束バンドで縛られている部分を叩きつけて外すといった方法です。
身体の後ろで縛られてしまった場合にもこの方法は有効です。
1度「お辞儀」の姿勢をしてから、勢いをつけてお尻に結束バンドで縛られた部分を叩きつけてみてください。
少々痛いですが、そこは緊急時ですのでぐっとこらえてやってみましょう。
結束バンドで縛られた際の外し方②:靴紐を使う
続いてご紹介する外し方は「靴紐」を使った方法です。
こちらの方法は足元に手が届く場合に有効な方法となっています。
こちらは、靴紐を結束バンドに繋いで、靴紐の摩擦熱を利用し、切って外します。
靴紐や紐を使えそうな場面であれば試してみてください。
結束バンドで縛られた際の外し方③:手首をひねる
最後にご紹介するのは手首をひねって外す方法。
こちらは縛られている手首を勢いよくクロスさせて外すので少々痛いかもしれませんが、緊急時には少々我慢して行いましょう。
紹介した方法で、自分がどの外し方ならできそうか、1度考えてみるのも良さそうですね。
自分の身は自分で守れるようにしておくと安心ですね。
洗濯機の結束バンドはニッパで切る
続いて、洗濯機の結束バンドの外し方をご紹介します。
洗濯機の結束バンドは水漏れ防止の用途があり、出来るだけ外さない方が良いのですが、もしものことがありますので知っておくのがおすすめです。
洗濯機の結束バンドは水漏れを防ぐためにかなり頑丈にできています。
そのため、ニッパを使って切ってしまう のが1番手っ取り早く、簡単に外せる方法と言えるでしょう。
結束バンドを外す際の注意点3選
次に、結束バンドを外す際に注意してほしいことをご紹介します。
注意点を確認して、効率的に結束バンドを外していけるようにしましょう。
- 安全面に注意する
- 結束しているものに傷がつかないようにする
- 無理に外そうとしない
注意点①:安全面に注意する
結束バンドを外すときは、安全面に注意して外していきましょう。
外す作業を行うときに、安全ピンやマイナスドライバーなどの道具を使う場合があります。
道具を使って外していく際に、怪我のないよう注意して作業を行うようにしましょう。
また、自分だけでなく、周囲の安全にも気を配れるとさらに良いですね。
注意点②:結束しているものに傷がつかないようにする
結束バンドを外す際は、結束しているものに傷がつかないように意識するのも重要。
結束バンドは外せたものの、結束していたものに傷がついてしまった…なんて事態になってしまうのはあまりいい気分ではないですよね。
結束バンドを外す際は、この点にも注意して作業を行ってくださいね。
注意点③:無理に外そうとしない
最後にご紹介する注意点はこちら。
結束バンドは無理に外さないように注意することをおすすめします。
なんとかして結束バンドを無理に外そうと力任せに作業をしていると、結束していたものに傷がついてしまったり、怪我をしてしまうかもしれません。
「この方法では外せない」と感じたら、1度そのほかの方法に変更してみるのをおすすめします。
結束バンドの活用方法5選
結束バンドは「配線を繋ぐもの」というイメージから、昨今では様々な活用方法で使用されることが増えてきました。
続いては様々な結束バンドの活用方法をご紹介していきます。
- ペットケージ
- 扇風機が壊れた時の応急処置
- おしゃれな収納棚 4.ガーデニングに使用する 5.洗濯物を効率的に取り込む仕掛けに
活用方法①:ペットケージ
まずはじめにご紹介するアイデアはこちらです。
結束バンドを使用して、ペットケージを作ることができます。
100円ショップで全て揃えることができるので、安くペットケージを自作できますね。
活用方法②:扇風機が壊れた時の応急処置
扇風機の枠が壊れた時の応急処置としても、結束バンドがやくに立ってくれるのです。
扇風機の枠には埃が溜まりやすく、洗ってから付け直そうとしたら落としてしまって壊れた…!なんて事も、意外とありますよね。
買い換えるまでのつなぎとしても、まだ使えるのに買い換えるのは気が引けるときにも、ぜひ試していただきたい活用方法です。
活用方法③:おしゃれな収納棚
なんと、結束バンドを使えばおしゃれな収納棚を作る事も可能となるのです。
自分のイメージするような収納棚が見つからない時は、自作してみるのもおすすめですよ。
「収納棚を作る」と聞くと日曜大工のような力仕事のイメージがありますが、結束バンドを活用する事で力をあまり使わずに収納棚を作ることが出来ます。
これを機に、世界に1つだけの、自分で作り上げた収納棚をご自宅のインテリアに加えてみてはいかがでしょうか?
活用方法④:ガーデニングに使用する
結束バンドは、ガーデニング時にも活躍してくれるアイテムです。
植物と、植物を支える棒を繋ぐヒモの代わりに結束バンドを使ってみてはいかがでしょうか?
ヒモは外で長時間、雨や風や太陽に晒されていくうちに解けたり、劣化してしまうことがあります。
結束バンドならその心配はなく、長期間植物を支えてくれることでしょう。
ポイントとしては結束バンドと植物をガチガチに結束させるのではなく、少々余裕を持たせることです。
活用方法⑤:洗濯物を効率的に取り込む仕掛けに
結束バンドを活用すれば、洗濯物を一気に効率的に取り込む事も出来ますよ。
強度のある結束バンドは、力を込めても外れにくくなっていますので、洗濯バサミなどと組み合わせる事で効率的に衣類を取り込むアイテムとなります。
洗濯物が面倒臭いと感じている人は、ぜひ試してみることをおすすめします。
おすすめの外せる結束バンド
最後に、「外せる」おすすめの結束バンドをご紹介。
実は、最近ではもともと外しやすくなっているアイテムも発売されているのです。
こちらの結束バンドは外すことができるだけでなく、可愛らしい見た目もおすすめポイントです。
こちらであればインテリアにも馴染みやすく、結束バンドを使うのも楽しくなりそうですね。
結束バンドを使う時は外し方も覚えておこう!
結束バンドには、様々な活用方法があることが分かりましたね。
結束バンドは、「もしも」に備えてその外し方もしっかりと覚えておくことが重要です。
結束バンドをうまく扱っていきましょうね。