万年筆のインクの特徴
万年筆のインクと一口に言っても、いろいろなものがあります。
ではおすすめの万年筆のインクについて、主な特徴を解説していきます。
染料インクなら万年筆の維持が楽
染料インクであれば一番の魅力は、何といっても万年筆の維持の簡単さにあります。
それはなぜかと言うと、基本的に水に溶ける成分ですので、仮にインクが万年筆で詰まってしまったとしても取り除くのは難しくないからです。
万年筆を持つのに抵抗を感じる理由としては、何と言ってもその維持の難しさにあります。
しかしその維持が簡単であれば、初心者の方であっても簡単に万年筆を持つことができますね。
万年筆といえば、このようなインクの手入れなどは必須です。
このようなことからインクの手入れがしやすいということであれば、万年筆を持つのはそんなに苦ではありません。
さらにはインクによって、万年筆が痛むということもありませんので、その意味でも大変初心者でもとりあえず使いやすい点がありますので、おすすめです。
顔料インクならにじまないために長期保存の書類作成にも適切
中には長期保存をしたいような書類作成もあるでしょう。
例えば子供の成長日記について、万年筆で書くとしたら子供が成長してその日記を見ると言ったら、最短で10年ぐらい後、さらには子育て世代になったらとなると20年や30年後ということもあり得ます。
このような事を考えると、長期保存に適した万年筆のインクで書くのが良いと思いますね。
そこでおすすめなのは顔料インクです。
筆跡も非常にはっきりとしたものになりますので、滲まず上記の期間を経て見ようと思っても非常に見やすい一面があります。
しかしその一方で、染料インクなどに比べるとお手入れの難しさが難点です。
頻繁なお手入れも必要ですし、仮にペン先にインクが詰まったとしたら、それを取り除く作業も初心者にとってはそう容易ではありません。
没食子インクなら長期保存可能で味わいのある色に変色する
没食子インクとは、顔料インクと同じく長期保存が可能であるという点が非常に魅力的なところもあります。
顔料インクと何が違うのかと言うと、はじめに書いた時は青色っぽい色であっても、時間を重ねるごとに段々と黒味を帯びてくるという、味わいのある色に変化する点にあります。
そのような点で面白みのある万年筆のインクであるという点でおすすめです。
その一方で顔料インクと同じく、管理のしにくさがデメリットになり得ます。
初心者の方であれば少々扱いが難しいという覚悟は必要です。
万年筆のインクの種類
万年筆のインクは主に2種類あります。
特性を抑えて、相応しいシチュエーションで使えるようにしましょう。
染料インク
先ほども触れたように染料インクは、水性のインクですので初心者でも非常に扱いやすいという点からおすすめです。
さらには発色が良い点においても、非常に魅力的な万年筆のインクと言えるでしょう。
しかしその一方で、水性のインクだからこそ避けられないところがありますが、滲みやすい所があります。
だからこそ、あまり長期の保存が必要なものに関して染料インクを使うのはおすすめできません。
しかし少し日記を書くとか、手紙を書くというような用途で使うには非常におすすめの万年筆のインクであることは言うまでもありません。
顔料インク
顔料インクは先ほども触れたように、長期保存をしたいような書類についても非常に向いています。
水性ではありませんので、にじみにくいという点でも非常に長期保存に向いているのです。
長期の保存をする必要のある書類を書く人にもおすすめですし、さらには万年筆の扱いがうまいという方にも非常におすすめです。
先ほども触れたように、顔料インクはインクがペン先に詰まった時に取り除く作用がそこまで容易ではありません。
このような点から、初心者には少々ハードルが高いでしょう。
しかし裏を返せば、皆はじめは初心者ということで、果敢に挑戦したい方であれば初心者であっても、ぜひやってみてはいかがでしょうか。
万年筆のインクの選び方
では、おすすめの万年筆のインクの選び方にはどのようなものがあるのでしょうか。
早速おすすめの万年筆のインクの選び方について解説していきます。
万年筆のインクは純正メーカーが吉
万年筆のインクは、一口に言ってもいろいろなものがあります。
ただできれば純正のメーカーの万年筆のインクの方はおすすめです。
万年筆のインクは基本的に、ペン先に詰まりやすいなど少々お手入れが必要なところがあります。
このような時に純正の物であれば、そのような対応もしっかりとしている可能性が非常に高いです。
インクの質などの問題などもありますので、できれば万年筆のインクは純正メーカーのものを使うのがおすすめです。
万年筆で何を書くかによってインクを選ぶ
さらには万年筆で何を書くかによって、インクを選ぶというのも非常におすすめです。
たとえばあまり長期保存が必要ではない手紙や日記を書くということであれば、染料インクでも全く問題はありません。
少々にじむ可能性があるかもしれませんが、滲んだとしても手紙であれば読んでしまえば終わりですし、日記も自分で読み返す程度でしょう。
しかし長期の保存が必要な書類についてはそうはいきません。
必要な書類であればあるほどに、顔料インクのようなにじみにくいインクを選ぶ必要があります。
さらには日記でも、育児日記に関してはできれば長期保存で読み直せた方が良いので、顔料インクを使った方がおすすめである一面もあります。
バリエーションが欲しいなら小瓶タイプが良い
万年筆のインクも、バリエーションが色々と欲しいということもあるでしょう。
何も黒や青ばかりではなく、色々な色があります。
そのような点を考えると、小瓶タイプで色々と揃えるということはおすすめです。
そうすることによって、使いたい色に変えることもできます。
このような点でも、多色の万年筆のインクを使って行きたいのであれば、様々な色を小瓶で持っておくというのもおすすめです。
色
万年筆のインクの選び方としては、色選びも避けられません。
基本的に何か書類を書くときは、黒を基本としていることが多いです。
時折、青などもあるでしょう。
ただ色々と色を付けて書きたいという場合であれば、他の色などもインクを選ぶことが可能です。
万年筆のインクを選ぶ時のおすすめとしては、色もいろいろと考えて選ぶようにしましょう。
価格
確かに値段が高ければ、そのぶん品質が良い可能性も非常に高いですが、やはり予算には限りがあります。
万年筆のインクを選ぶ際に、おすすめポイントとしては、やはり価格帯も妥協できないところでしょう。
コスパが良いものを使うというのも手ですし、このような価格のことは少々目をつぶってでも質の良いものを使うというのも手です。
色々と口コミも載っていることがありますので、自分にはどのような万年筆のインクが適切なのかということをチェックしながら選ぶことも非常におすすめです。
万年筆のおすすめ染料インク
初心者にも非常に扱いやすくおすすめな染料インクですが、万年筆のおすすめ染料インクについて色々と見ていきましょう。
【色の変化を楽しむ】プラチナ万年筆 ボトルインク クラシック 66 セピアブラック INKK-2000-66
こちらも万年筆のインクは、何と段々と色が変わっていくという楽しみがあるという点で非常におすすめの万年筆のインクです。
ただ口コミによると、色味が暗いものについては、あまり変化がないというような声があるのも事実ですので、どのような色味に変わるのかというのは、実際に口コミを確認して購入されることを強くおすすめします。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
60ml | W57mm×D57mm×H63mm | ◎ | 6種類 |
【落ち着いた色味】セーラー万年筆 万年筆 ボトルインク 四季織 十六夜の夢 金木犀 13-1008-215
全般的に色味が落ち着いているというのもありますが、なんといっても種類が豊富ですので、色々な書類に非常におすすめです。
ボトルインクですので、その都度インクを色を変えるということも可能です。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
20ml | W34×D34×H58mm | ◎ | 16種類 |
【深みのある色】プラチナ万年筆 万年筆ボトルインク 60cc ブラック INK-1200#1
深みのある色ということで、非常におすすめの万年筆のインクですが、ブラックの他にもブルーブラックというものもありますし、全く違う色合いとして赤いインクもあります。
その都度自分に合う色を使っていくということができるのも、この万年筆のインクの魅力なのではないのでしょうか。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
約180g | 57×57×63mm | 〇 | 3種類 |
【乾くのが早い】パーカー ボトルインク クインク
万年筆のインクで、是非とも備わって欲しい機能としては乾くのが 早いということです。
やはり帰ってからすぐに、うっかり手を滑らせてしまって滲んでしまうことはよくあることです。
こちらの万年筆のインクであれば、乾くのが早くうっかりと手を滑らせてしまった時も安心できる可能性が高いという点でも非常におすすめです。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
57ml | ー | ◎ | 2種類 |
【ボトルもかわいい】MONTBLANC モンブラン 万年筆 インク MB105190
ボトルのデザインにも、こだわりたいということであれば、こちらの万年筆のインクも大変おすすめです。
普通のインクとは少し違うデザインですので、飾っていても非常に可愛らしく、そのような点でもおすすめです。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
240 g(発送時) | ー | ◎ | 2種類 |
【青系インクならこれ】TACCIA 万年筆インク 水性染料 ジーンズインク アクアブルー TFPI-WD401-7
青系のインクで、色々なバリエーションがありますので、青系の万年筆のインクで色々と書きたいという方には、こちらの万年筆のインクが大変おすすめです。
2019年10月現在は、あまり多くの口コミが集まっていない状態ですが、その口コミを参考にしつつも、自分に合う万年筆のインクを選ぶことを強くおすすめします。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
40ml | W60×W60×H54mm | 〇 | 7種類 |
【選べるピンク系】TACCIA 万年筆インク 水性染料 リップカラーインク ローズペール TFPI-WD30-6
ピンクの万年筆のインクを選びたいということであれば、こちらの万年筆のインクが大変おすすめです。
万年筆のインクと言うと、何となく黒とか青というイメージが強いですが、プライベートな日記などは、あえてピンクで書くというのもいいかもしれませんね。
日記なども、そのようなピンクで書くというのでまた違う味わいが出るのではないのでしょうか。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
30ml | W56×D37×H57mm | ー | 6種類 |
【滑らか】MixFree/ミックスフリー【オーロラブルー】 INKM-1200#55
こちらの万年筆のインクの一番の魅力は、何といってもなめらかさにあります。
2019年10月現在は、そんなに口コミが集まっていない状態ですが、その中でもはっきりとしていて色合いが好みだというような声もありますので、評判は概ね悪くありません。
そのような点においても、おすすめです。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
172 g(発送時) | ー | 〇 | 1種類 |
【定番のインク】ペリカン Pelikan ボトルインク
こちらの万年筆のインクは、非常に定番のインクと言われており、口コミでも大変良い評価の多いおすすめの万年筆のインクです。
口コミの評判からしても、殺伐としていないような優しい色合いが人気ということがうかがえるという点でもおすすめできる万年筆のインクです。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
62.5ml | ー | 〇 | 11種類 |
【安定の発色】パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-SNK
こちらも安定の発色があるということで、非常におすすめの万年筆のインクです。
口コミでも、この発色については評判が良く万年筆のインク選びに悩んでいる方にも非常にぴったりである可能性が高いです。
色々と口コミを見た上で、購入されることを強くおすすめします。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
340 g(発送時) | 縦=79mm 横=84mm 厚さ=35mm | 〇 | 1種類 |
おすすめの万年筆の顔料インク
次に、滲みにくいおすすめの顔料インクを見ていきましょう。
【書き心地いい】セーラー万年筆 万年筆 顔料ボトルインク 50ml 極黒 13-2002-220
こちらの万年筆のインクは書き心地が良いということで、非常におすすめです。
口コミにおいても、非常に書きやすいとか発色がいいなどというような書き込みが寄せられていますので、万年筆のインク選びに悩んでいる方は、チャレンジしてみる価値はあるのではないかと推測されます。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
50ml | W53×D44×H70mm | ◎ | 3種類 |
【滲みにくい】セーラー万年筆 万年筆 顔料ボトルインク ストーリア 20ml ブルー 131006240
万年筆で文字を書くときに、にじむと困るという時は、こちらの万年筆のインクを強くおすすめします。
それは顔料インクだからというのもありますが、こちらも万年筆のインクは、特ににじみにくいという点からも非常に魅力のある商品です。
口コミをチェックしてみると、年賀状が写真タイプだと水性だとにじむということで、こちらの万年筆のインクを使用されている方もいらっしゃいます。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
20ml | 幅34×奥行き34×高さ56.3mm | ◎ | 8種類 |
【乾きやすく鮮明】PLATINUM プラチナ 万年筆 ボトルインク 60cc カーボンインク(水性顔料インク) ブラック INKC-1500#1 (4283001)
万年筆がうっかりと手を滑らせると、そこでにじんでしまうこともありますが、こちらは乾きやすく鮮明にかけるということで、非常におすすめの万年筆のインクです。
耐水性においても非常に人気ですので、そのような点でも非常におすすめできる商品です。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
60cc | ー | ◎ | 1種類 |
【カラバリ豊富】セーラー万年筆 万年筆 顔料ボトルインク ストーリア 30ml パープル 131502250
カラーバリエーションが豊かという点でも、こちらの万年筆のインクは非常におすすめです。
口コミにおいても 使い勝手の良いインクだと評判も良いので、その点からしてもおすすめです。
ただ気を付けるべき点としては、薄いと感じられる方は振ってから使うと、それが解消できる可能性があります。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
159 g(発送時) | Φ54.5×51mm | ◎ | 8種類 |
【他にはない色味】カキモリ 顔料インク
こちらの顔料インクは他にはない色味があるという点でもおすすめです。
気になる方は、カキモリのサイトなどをチェックしてみると良いでしょう。
内容量 | ボトルサイズ | 書きやすさ(〇・◎・△) | カラー展開 |
---|---|---|---|
33ml | ー | ー | 12種類 |
万年筆の魅力
おすすめの万年筆のインクを見てきたところで、気になるのは万年筆の魅力です。
では万年筆の魅力について解説していきます。
長く使い続けることが出来る
皆さんの文房具を使う時、鉛筆は削ってなくなると処分したりしていますよね。
しかし万年筆であれば、インクを変えたりする事によって長く使うことができます。
この様に、長く使い続けることによって、より愛着が生まれるところがあります。
万年筆を愛用されている方の中には、このように長く自分の愛着が持てる万年筆が持ちたいということで使っている方もいます。
このような点で、非常におすすめです。
特に年齢を重ねた方であれば、せっかくですので、自分の万年筆を持って長く愛用してみるというのはいかがでしょうか。
独特の書き味が魅力
万年筆はボールペンや鉛筆にはない独特の書き味が魅力となるところがあります。
非常に滑らかに動くというような書き味に魅力を感じている方が多いです。
特に字を書くのは苦手という方であれば、もしかしたらボールペンでうまく字が書けないということはありませんか?
もしそうであれば、万年筆を取り入れてみるというのも手です。
長く書いても疲れない
万年筆は基本的に長く書いても疲れない点に魅力があります。
ですので、色々と文章を書くことが多いということであれば、万年筆を取り入れてみてはいかがでしょうか?
普段使いとして万年筆を取り入れることによって、何か書くことはあっても疲れずに済む可能性もあります。
特に主婦の方であっても、お子さんの学校関係の連絡事項について色々と書くなどパソコンなどが取り入れられている昨今でも、文字を書く機会は色々とあります。
せっかくですので、万年筆を取り入れてみるというのも一つの方法です。
万年筆のインクの注意点
万年筆のインクの扱い方は、ボールペンのようにはいかず、扱う際には注意するべき点があります。
正しい使い方で使いましょう。
使い方や管理の仕方などを解説していきます。
インクは混ぜてはいけない
万年筆のインクは基本的に混ぜないようにしましょう。
それは万年筆のインクを詰め替える作業についても言えることです。
基本的に、万年筆のインクの色を変えたりインク自体を変えるときは、しっかりと洗うということが求められます。
違うメーカーのインクを混ぜるというのは良くないですが、同じメーカーのインクであっても、基本的には混ぜるのは良くないということは覚えておきましょう。
しかし色々と万年筆のインクをブレンドできるという点を押しているような万年筆のインクもあります。
このようにメーカーから、あらかじめインクを混ぜても良いということを言われているのであれば、混ぜても大丈夫です。
もしインクを混ぜて独特の色味を使いたいということであれば、このようにインク同士を混ぜても問題がないというような万年筆のインクを使うことをおすすめします。
保存は冷暗所に
また万年筆のインクの保管方法で気をつけておく点があります。
基本的には熱と光を避けるという事に気をつけましょう。
中には非常に可愛らしいデザインであることから、部屋に飾っておきたいという方もいるでしょう。
しかしそのような場合であっても、日が煌々と照るところではなく、どちらかと言うと日陰に飾っておくということはおすすめです。
この冷暗所に保管するということが守られていない場合、どうなるかと言うと最悪の事態としてはカビが生える可能性があります。
やはりカビが生えるのは品質に大きな損失が出るという点ではおすすめできないことです。
だからこそ正しく保管することは大切です。
また基本的に未開封のものであっても、使用期限がありますので、使用期限には必ず使い切れるようにするべきです。
基本的に万年筆本体と同じメーカーを使う
全く違うメーカーを使うのはダメだというわけではありませんが、基本的に万年筆本体と同じメーカーのインクを使った方がおすすめで、安全なのは言うまでもありません。
それはなぜかと言うと、大抵の場合は同じメーカーのものを使う事を前提にインクが作られているからです。
もし他のメーカーの万年筆を使って壊れてしまったとしても、修理の保証の対象外になってしまう可能性が高いです。
さらに言うとインクの詰め替え作業においても、同じようなメーカーのものを前提としているので、詰め替えにくい可能性も非常に高いです。
ただ自己責任にはなるものの、あえて違うメーカーを使うことによって新しい発見がある可能性もあります。
自己責任とはいえ、新しい選択肢を生み出すというのもおすすめでもあります。
万年筆のインクの保管方法
先ほども触れたように、万年筆のインクの保管は、何と言っても冷暗所がおすすめです。
それが守られていない場合、万年筆のインクにカビが生える可能性があります。
このカビが入るというのは、万年筆自体にも良くありません。
ですので万年筆のインクにカビが生えてしまったら、そのインクは処分するしかありません。
冷暗所と言うと、冷蔵庫が真っ先に思い浮かぶ方もいらっしゃるでしょう。
しかし冷蔵庫のようなところで保管することもおすすめできません。
それはなぜかと言うと、インクが乾燥してしまうからです。
ですので冷暗所での保管といっても、冷蔵庫ではないところで保管することを強くおすすめします。
さらには使用期間はだいたい2年から3年です。
かなりたくさんのインクを使うということであれば話は別ですが、そうでなければ基本的に小さなボトルなど使いきれるサイズの万年筆のインクを購入されることを強くおすすめします。
おすすめの万年筆のインクを使って一生のパートナーにしよう
万年筆を使ったことがない方も、「万年筆を購入してみようかな」と思っている方も、おすすめの万年筆やインクを購入することによって一生のパートナーにすることもできます。
万年筆の魅力は何と言っても、使い捨てにしなくても済むということです。
インクさえ変えれば、本体は長く使うことができます。
色々なおすすめの万年筆のインクを見てきましたが、中には安く手に入れられるような万年筆もありますし、万年筆のインクもあります。
ですので初心者の方は、そのようなものからチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
さらにはそれで気に入ったということであれば、こちらでもご紹介させて頂いたおすすめの万年筆のインクを使ってみるのはいかがでしょうか。