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2019/02/20

フローリングの白カビはカビキラーで落ちる?カビ予防とカビの取り方も紹介

カーペットを敷いているとしらないうちにフローリングにカビが生えていた!という経験はないでしょうか。
カビは繁殖が早いため、フローリングが台無しになってしまわないように予防することが大切です。

フローリングのカビの生えやすさや予防方法をご紹介します。
フローリングのカビは自分で取ることができるかも解説しますので参考になさってください。

Large jolene hardy 18952 unsplash

フローリングに黒いシミのようなものができているけど何?と思っておられる方。
実はそのしみはカビかもしれません。

フローリングに生えてしまっているカビをとるにはどうすればいいのでしょうか。
フローリングに生えてしまいやすいカビを予防するためにできることをいくつかご紹介していきます。

フローリングはカビが生えやすい?

そもそも、なぜフローリングにカビが生えてしまうのでしょうか。
フローリングはカビが生えやすい、と言われますが、その理由はなんなのでしょうか。

カビが生えてしまう主な原因は湿気です。
特に日本は湿気が多い国ですから、どの家でも床にカビが生えてしまう恐れはありません。

床の素材という点で、フローリングは特にカビが生えやすいものということができます。
フローリングは木材ですので、水を吸い込みやすく湿気を溜め込んでしまうからです。

室内と外の気温に差が生じやすい冬は特に結露がおこるので、フローリングが濡れてカビのが発生しやすいかんきょうをつくることになります。

また、フローリングの上にカーペットを敷いたり、フローリングの上に直接布団を敷いているとフローリングに染み込んでいる湿気の逃げ場がなくなり、カビが発生しやすくなるのです。

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フローリングのカビは健康にも影響

フローリングに生えているカビを放置していると深刻な健康被害につながることがあります。
フローリングに生えるカビのほとんどは黒カビと呼ばれているものですが、これは体内に入るとアレルギーやガンを引き起こすと言われているからです。

フローリングに生えているカビは、生活しているうちに胞子が飛び体内に入ってきます。
その結果、気管支喘息アレルギー性気管支肺アスペルギルス症というものを発症することもあるでしょう。

カビがカビ毒を作ってしまうと、肝臓ガンや腎臓がんといった深刻な重病を引き起こすこともあります。
カビはあらゆる病気の原因となりえますので予防と早急な対処が必要なのです。

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フローリングのカビを予防する方法

フローリングのカビを予防するにはどうすればいいのでしょうか。
フローリングのカビ予防法を5つ取り上げます。

  1. 布団を直接しかない
  2. 結露をこまめに取る
  3. 意識的に換気をする
  4. 掃除を定期的に行う
  5. ラグやカーペットを洗濯する

フローリングのカビを予防するためにできる5つのことを1つずつご紹介していきます。

布団を直接しかない

1つめのカビを予防する方法は、布団をフローリングの上に直接敷かないことです。
布団をフローリングの上に直接敷くということは、寝ているときに人が書いている汗と、部屋の水蒸気や結露などの水分がすべてフローリングにつくということです。

つまり、フローリングはカビの大好物の宝庫となってしまいます。
ですから、布団とフローリングの間に防湿シートやすのこなどを敷いて、ワンクッション置くことで湿度が高くなるのを防げるでしょう。

結露をこまめに取る

2つめの方法は結露をこまめに取ることです。
特に、フローリングは乾燥させたり天日干ししたりすることができない場所ですから、人工的に結露を取り除いてあげる必要があります。

外と中の気温差がひどくなりやすい冬の時期には特に、結露防止の工夫が必要です。
こまめに朝のうちに結露を取り除くようにすれば、部屋の中に不要な湿度を溜め込まなくてすみます。

意識的に換気をする

3つめの方法は、フローリングがある部屋の換気を意識的に行うというものです。
乾燥させることがカビを予防する1番の方法です。

だからと言って布団やカーペットのようにフローリングは外に持ち出して天日干ししたり、クリーニングに出したり、乾燥機にかけることはできません。
ですから、外の空気を意識的に取り入れたり、除湿機を使ったりして、フローリングにカビが生える原因となる湿度を高めなように注意しましょう。

掃除を定期的に行う

4つめの方法は掃除を定期的に行うということです。
カビの原因の1つには汚れがあります。

部屋の中に埃や汚れが蓄積していくと、カビはそれを栄養として繁殖していくのです。
ですから、カビが繁殖しやすい汚い環境を作らないように、いつも清潔な状態を保つようにしましょう。

定期的に掃除機をかけたり、モップがけをしたり、フローリングシートで軽く水拭きするだけでも部屋のクリーン度はかなり高まります。

ラグやカーペットを洗濯する

5つめの方法はラグやカーペットなどのフローリングの上に敷いているものを定期的に選択することです。
ラグやカーペットに湿気が溜まったり、埃が溜まったりすることによってフローリングにカビを生えさせてしまうということもあります。

ですから、定期的に洗濯して清潔で乾燥している状態のものを維持しましょう。
フローリングの周りからカビ対策することで、フローリングにカビが生えることを防止できるでしょう。

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フローリングのカビは自分で落とせる?

予防していたにもかかわらず、または予防ができずフローリングにカビが生えてしまったらもうリフォームするしかないのでしょうか。
そんな極端に考える必要はありません。

フローリングのカビは初期段階であれば自分で落とすことができます。
カビが生えるたびに業者に来てもらう必要はありません。

カビを取るのは大変なことだと考えて、そのまま放置しておくことほど危険なことはありません。
自分でカビを落とせることを知っていれば、こまめにカビ対策を行って、クリーンな環境で生活することができるでしょう。

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フローリングのカビを自分でとる方法

フローリングのカビを自分で落とすことができる、と述べましたがどんな方法があるのでしょうか。
フローリングのカビを自分で取る方法について3つをご紹介します。

エタノール

エタノールは薬局やネットで購入することができます。
そのエタノールを使ってカビを除去するための洗剤を作りましょう。

消毒用のエタノールと水を合わせてスプレーに入れます。
そのスプレーをフローリングの気になる部分に吹きかけていきます。

少しの時間放置していると、だんだんとカビが浮き上がってきますのでしっかりと拭き取ってカビを除去しましょう。
簡単に手に入れることができますし、ただ水と合わせるだけですの手軽に自分でカビを取る方法として活用できること間違いありません。

逆性石鹸

2つめの方法は逆性石鹸を使ったカビ取りです。
逆性石鹸もネットで購入することができます。

まずフローリングのカビが生えている部分を布か雑巾で軽く拭きましょう。
そのあと、逆性石鹸を水で薄めて吹きかけていきます。

数分放置するとカビが浮き上がってきますので効率よく拭き取ることができるでしょう。
殺菌作用がある逆性石鹸はフローリングのカビ菌を除去して、カビ予防することもできるのでお勧めです。

中性洗剤

フローリングを傷めることなく、8安全に優しくカビを取る方法*といえば中性洗剤がお勧めです。
まだそこまで時間が立っていない表面上の軽度のカビは中性洗剤で落とすことができます。

カビが生えている部分に中性洗剤を吹きかけて数分放置します。
カビが浮き上がってきたら雑巾で水拭きしてしっかり除去します。

カビを取り除いた後にエタノールを吹きかけておくと、殺菌効果でカビ予防をすることもできるのでお勧めです。
カビ取りをした後はしっかり乾燥させるようにしましょう。

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やってはいけないフローリングのカビの落とし方

フローリングにカビが生えていることに気づいたらすぐに対処することが大切です。
そうしなければすぐに繁殖して家族の健康に悪い影響を与えるからです。

しかし闇雲に自分の方法でカビを落とそうとすると逆効果になったり、フローリングを痛めてしまう危険があります。
やってはいけないフローリングのカビの落とし方について説明しましょう。

まず、掃除機でカビを吸うという方法です。
実は、掃除機は吸い込みながらも廃棄をしています。

もちろんゴミは収集してくれているのですが、カビは胞子ですので空気とともに部屋の空気中に廃棄されてしまうのです。
つまり掃除機でカビを吸うということはへやにかびをばらまくというけっかになるので決して行ってはなりません。

そして重曹を使ったカビ取りはフローリングにはNGです。
研磨剤のような作用を持っている重曹はフローリングのワックスを剥がしてしまい、変色を起こしてしまうかもしれません。

加えて、酢や水によるカビ対策もしないようにしましょう。
酢や水はカビの栄養となります。

フローリングは洗った後に天日干しして完全に乾燥させるということができないため水を使ったたいさくは逆にカビに栄養を与え繁殖させてしまう恐れがあります。

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フローリングのカビを落としをプロに任せるべきケース

フローリングのカビ落としは自分で落とせるものもありますが、ケースによってはプロに任せなければいけないこともあります。
そのケースとは、フローリングの表面だけではなくワックスの下までカビが入り込んでしまっているというものです。

ここまでカビが繁殖してしまっていると、ワックスを剥いでフローリングの下のカビを除去しなければなりません。
自力では限界があるということを潔く認めるようにしましょう。

フローリングのワックスよりも下にカビが入り込んでしまっているときは、いくら拭いてもこすってもカビが取れないはずですので、プロであるカビ取り業者に相談してみましょう。

<下に続く>

フローリングのカビの防止と対策は早めに!

フローリングのカビは繁殖しやすく対処しにくいものです。
できるだけカビは生えない方がいいですから、生える前にしっかり防止して綺麗な空気で健康的に生活するようお勧めします。

もしカビが生えてしまったのであれば、できるだけ早く対策を行いましょう。
自分の力ではカビ取りは難しいと判断した際にも、そのまま放置するのではなくすぐに業者に連絡してカビを取り除いてもらうようにしてください。

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