最近話題の流行っている食品サンプル
食品サンプルも、段々と自分で作れる時代になり、身近な存在になってきました。
twitterなどでも、自作の食品サンプルを撮って投稿したり、かわいくて購入した食品サンプルなど多くの作品が載っています。
樹脂粘土からレジンまで、ハンドメイドの手法を組み合わせて作ったミニチュアの和菓子。
10円玉とほぼ同じ大きさで、とても良く出来ていますね。
食品サンプルでありながら、家に新しくミニチュアの空間を作りたくなるような、世界観のある芸術のようです。
ネイルをする方でもびっくりの、食品サンプルのせネイル。
ミニチュアのお菓子や洋食などを、ネイルにきれいに貼り合わせています。
スプーンやフォークがシンプルなワンポイントにもなっていてオシャレですよね。
食べ物にはツヤも表現されていて、ミニチュアながら繊細に作られた食品サンプルです。
寿司のミニチュア食品サンプル、小さくてかわいらしい作品ですね。
かなり細やかで、細分までこだわりが見られます。
寿司の照りが美しくて、本当に本物の寿司のようです。
食品サンプルを作ることを極めている一般の方も、少なくありません。
それだけ食品サンプルは人気があり、ファンに愛されている存在なのです。
食品サンプルの作り方【パフェ】
食品サンプルで、簡単にパフェが作れたら楽しいですよね。
好きなスイーツやお菓子を盛り付けて、自分好みのパフェが作れちゃうのは夢のようです。
実際に、簡単にパフェを作って夢をかなえていきましょう!
では、食品サンプルの作り方【パフェ】はどのようにおこなうのでしょうか。
- パフェの容器(100均でも購入可能です)
- 樹脂粘土と水(100均でスイーツデコソースという商品もあります)
- シリコン
- デコパーツ(100均で購入可能。樹脂粘土を使って自分でも作れます)
続いて、食品サンプルの作り方【パフェ】を詳しくみていきます。
食品サンプルの作り方【パフェ】①:土台づくり
食品サンプルパフェの容器を準備したら、まずは土台づくりです。
みなさんが想像する、美味しそうなパフェを再現していきましょう。
一番下はソースが好きな方。
使用するソースは、樹脂粘土と水を混ぜて液状にしたものを使っても良いです。
100均のスイーツデコソースを使えば、手間がかからず簡単に作ることができます。
- 100均で売っているデコスイーツシリーズの「ソース」を流し込みます。(イチゴソースやチョコソースなど種類がたくさんあります)
- お好みで違うソースも層にして重ねていきます。
食品サンプルは中を見られることはないので、外側から見える部分を重視して作っていきます。
ソースも、パフェの容器の外側に広めに付けるようにすると良いです。ソースがたっぷりに見えて鮮やかなビジュアルになります!
ちなみに、容器の真ん中にペットボトルのキャップを重ねたものやコルクなどを入れる方法があります。
こうするとソースやホイップを使う量が減らせるので低コストで作ることができますよ。
食品サンプルの作り方【パフェ】②:ホイップ
100均のスイーツデコシリーズに、「ホイップ」として売られているものがあります。
少量ですがこれでも十分食品サンプルを作ることができます。
ですが100均のデコホイップだと段々しぼんでいってしまうことがあるので、オススメなのが「シリコン」です。
市販されている絞り器にシリコンを入れて、ホイップクリームを絞るように盛っていきましょう。
ホイップも、できるだけ容器の外側から見える部分を意識して絞るのがポイントです。
食品サンプルの作り方【パフェ】③:フルーツやお菓子で盛りつけ
パフェができたら、最後に上にカラフルに盛りつけていきましょう。
市販のデコパーツを使って、イチゴやチェリーなどのフルーツ、ポッキーやコーンフレークなどを乗せます。
デコパーツは100均でも購入可能ですが、樹脂粘土に樹脂塗料で着色をしたりして、自分で一から作っても楽しいですよ!
彩りや配置などを考えて、美味しそうなパフェに仕上げましょう。
食品サンプルの作り方【レタス】
レタスの食品サンプルは、食品サンプル体験などお金を払ってプロに教わるものがあります。
最近では外国人観光客にも人気があります。
ですが今回は、家庭でもできるレタスのサンプルの作り方をご紹介したいと思います!
では、食品サンプルの作り方【レタス】はどのようにおこなうのでしょうか。
- 鍋とおたま
- 白色のロウ
- 緑色のロウ
準備するものはこれだけ!意外と簡単にできちゃいますよ。
続いて、食品サンプルの作り方【レタス】を詳しくみていきます。
食品サンプルの作り方【レタス】①:レタスの芯
まずはレタスの芯となる部分から作っていきます。
- 鍋で42度ほどのお湯を用意します。
- 白色のロウをおたまで1杯すくって、お湯に近づけた低い位置から横長に流し込みます。
- 固まったら、優しく手で白色のロウを少しだけ持ち上げておきます。
食品サンプルの作り方【レタス】②:レタスの葉の部分
そのまま続けて、レタスの葉の部分を作ります。
先ほどのレタスの芯のロウに少しかぶせるのがポイントです。
- 白色のロウを持ち上げたまま、緑色のロウをおたまで1杯すくい、白色のロウに少しかぶるように、低い位置で横長に流し込みます。
- 白色のロウ(芯の部分)を手前に、下にくぐらせるように入れます。
- そのまま緑色のロウ(葉の部分)もお湯にくぐらせます。
食品サンプルの作り方【レタス】③:芯と葉を合体させて仕上げ
- 芯と葉の部分が一体化したら、クシャクシャっと丸めて1玉のレタスのように成形します。
- 完成!
葉の部分が芯より長くなるようにお湯にくぐらせると、よりレタスっぽくなります。
お湯にくぐらせた時点で、本物のレタスのようなシワができていたら完璧です。
水流を使って上手にシワを作ることが可能です。
全てロウでできているので、乾いてしまわないうちに成形して丸めてくださいね。
食品サンプルの作り方【寿司】
寿司の食品サンプルは、個性的でかわいいですよね。
色々なネタの寿司が作れたら、眺めているだけで楽しい作品です。
ここでは、樹脂粘土を使った寿司の食品サンプルを作っていきます。
では、食品サンプルの作り方【寿司】はどのようにおこなうのでしょうか。
- 樹脂粘土
- 樹脂塗料(粘土に色を付けるためのもの)
- 7本針(つまようじを束ねたものでも可能です)
- マニキュア(ツヤ出し用)
必ず用意しなければならないものは以上です。
基本的に、シャリは白い樹脂粘土を使います。
あとはそれぞれ作りたいネタの色の樹脂塗料を準備してください。
ちなみに「透明粘土」という粘土を使えば、自然と透けた仕上がりとなるので、マニキュアは必要ありません。
シャリも若干透けるので、お好みで使ってみてください。
続いて、食品サンプルの作り方【寿司】を詳しくみていきます。
食品サンプルの作り方【寿司】①:まぐろの寿司
寿司といえばまぐろは定番の一品ですね!
照りのあるマグロの赤身を、食品サンプルで作ってみましょう。
- 好みの大きさに白い樹脂粘土をちぎり、シャリの形に整えます。
- 小さめのシャリなら7本針でプツプツと刺して、お米の感じを再現していきます。
- (大きめのシャリなら、1粒1粒お米状にした粘土を、まわりの見える部分に貼り付けても良いです。)
- シャリの完成!
続けて、主役のマグロのネタの部分を作っていきます。
- 樹脂塗料を混ぜて粘土を赤くし、好みの大きさにマグロっぽく成形します。
- カッターを使って、表面に筋を入れます。
- シャリとピッタリくっつくように合わせます。
- 粘土が固まったら、マニキュアを塗ってツヤを出します。
- 完成!
食品サンプルの作り方【寿司】②:たまごの寿司
次はたまごの寿司の食品サンプルの作り方です。
シャリは先ほどのまぐろと同じく作ります。
- 樹脂塗料を混ぜて粘土を黄色くしたら、まぐろと同じように、好みの大きさ&厚さのたまごの形に成形します。
- リアルさを出すために、つまようじの頭を使って軽くボコボコを作ります。
- たまごのネタの完成!
たまごのまだらな白身などを再現したい場合は、黄色の樹脂粘土に、無着色の白い樹脂粘土を混ぜてください。
続けて、たまごの寿司に巻く海苔の作り方です。
- 作りたい寿司に合うサイズの樹脂粘土をちぎって、黒に着色します。
- 海苔の形になるように、横長に伸ばしてから平べったく潰します。
- アルミホイルを使って、海苔の表面のザラザラを再現していきます。
- 緑の樹脂塗料で、表面に色を付けます。
- 綺麗な形になるようにカットします。
- 海苔の完成!
完成した海苔を、たまごとシャリに巻き付けて乾燥させれば完成です!
食品サンプルの作り方【寿司】③:軍艦巻き
軍艦巻きは、先ほど説明した海苔を、シャリに巻き付けていきます。
たまごの時よりも、少し広めに海苔をカットしましょう。
軍艦巻きといえば、ウニ・ネギトロ・納豆などありますね。
今回はいくらの軍艦巻きの食品サンプルの作り方をご紹介します。
- 樹脂塗料で赤く着色した樹脂粘土を、好みの大きさに丸めて、いくらの粒を一つ一つ作ります。
- 海苔で巻かれたシャリの食品サンプルを用意しておきます。
- シャリの上や、必要な箇所にボンドを付け、すき間のなくなるようにいくらの粒を乗せてくっつけます。
- 固まったら、マニキュアでコーティングしてツヤを出します。
- 完成!
いくらをリアルに作りたい方は、白い塗料や、白い絵の具で粒にツヤを描いたり、赤い塗料で点を描くと良い仕上がりになります。
基本の作り方をおさえてしまえば、他の寿司ネタも簡単に作ることができます。
慣れてくれば、自分なりに工夫ポイントを見つけて、よりきれいな食品サンプルを作れるようになりますよ!
100均粘土を使った食品サンプルの作り方
これまで紹介してきた食品サンプルに使った道具や材料も、100均で揃えることが可能なものが多くあります。
粘土やマニキュア、飾りつけする場合はデコパーツなど、100均で簡単に手に入ります。
ここでは、100均で購入できる樹脂粘土をメインに使った、簡単な食品サンプルの作り方をご紹介します!
では、食品サンプルの作り方【100均粘土使用】はどのようにおこなうのでしょうか。
- 樹脂粘土(紙粘土や軽量粘土などもあります)
- アクリル絵の具(好きな色)
- 接着剤
最低限必要なものは以上です。
細かいこだわった作業が必要な場合や、小さなかわいい食品サンプルを作りたい場合は、それぞれつまようじや綿棒なども準備が必要です。
続いて、食品サンプルの作り方【100均粘土使用】を詳しくみていきます。
食品サンプルの作り方【100均粘土使用】①:簡単クッキー
100均粘土を使って、パフェ以外にも色々なスイーツを作ることができます。
クッキーは特に簡単なのでご紹介します。
準備するものはこちら。
- 本物のクッキー
- 紙粘土
- 絵の具
- おゆまる(型取り用)
- スポンジ
- まずは先にクッキーを冷凍させておきます。
- おゆまるをお湯にいれて柔らかくしたら、凍らせておいたクッキーの表面を覆うように被せて、型取りをします。
- おゆまるが冷めたら、型は完成!
- 紙粘土を型に埋めて、形が整ったら型から外します。
- 一晩寝かせてしっかり固めます。
型から外せば、表面にクッキーの模様が付いているはずです。
ここから、着色をして完成させていきます。
- 絵の具に水を多めに入れてまぜ、クッキーの表面に塗ります。
- 次は絵の具の黄色と黄土色など、焼き色を表現する色を作り、スポンジで優しく叩くように着色します。
- 完成!
ここから、さらに濃い茶色の絵の具をスポンジに付けて、外側を囲うように着色すれば、香ばしい見た目のクッキーの食品サンプルが出来ます。
食品サンプルの作り方【100均粘土使用】②:ミニチュア目玉焼き
100均の樹脂粘土を使った、ミニチュアのかわいらしい目玉焼きの作り方です。
完成したら、そのまま飾ってもかわいいし、アクセサリーとして身に着けてもオシャレで良いですね!
樹脂粘土、絵の具のほかに準備するものはこちら。
- つまようじ
- マニキュア(ツヤ出し用)
それでは、白い樹脂粘土を使って白身から作っていきます。
クッキングシートを下に敷くと、最後にはがしやすいです。
- 好みの大きさの白い樹脂粘土をよくこねます。
- 白身の形に成形します。大きさによって、(小さい目玉焼きであればつまようじで)黄身を作りたい部分をくぼませます。
- ここで、白身のまわりをクシャクシャっとさせるとリアル感が出ます。
続けて、黄身を作っていきます。
- 白い樹脂粘土に、黄色と赤色の絵の具を混ぜます。
- 好みの色になったら、団子の形にして、作った白身のくぼみにはめ込んで、押してなじませます。
- 粘土を完全に乾燥させたら、マニキュアを表面に塗ります。
- 完成!
かわいらしい目玉焼きの食品サンプルの完成です!
焦げ目のある目玉焼きを作りたい場合は、スポンジを使って白身のふちを茶色に程よく着色すると良いです。
ぷっくりした目玉焼きを作るには、黄身を大きくして、マニキュアで強調させてツヤ出しすると美味しそうになりますよ。
食品サンプルの作り方【100均粘土使用】③:ロールパン
今度は、簡単にできるロールパンの食品サンプルです。
ロールパンは形がシンプルなので、初心者でも簡単に作ることができますよ。
準備するものはこちらです。
- 樹脂粘土
- 絵の具
- つまようじ
- スポンジ
- マニキュア
簡単にできるので、さっそく作り方にいきます。
- 樹脂粘土に黄色の絵の具を混ぜて、よく捏ねて黄色の粘土にしたら、作りたいパンの形に成形します。
- つまようじで、粘土の表面となる部分に線を入れるように型を付けます。
- 絵の具の黄色や茶色をそれぞれ好みに組み合わせて、スポンジを使ってポンポンと着色していきます。(グラデーションを付けると、焼き色にリアル感が出ます)
- 粘土が乾燥したら、マニキュアでコーティングします。
- 完成!
他にもクロワッサンやあんぱんなど作りたい方は、これまでの食品サンプルの作り方を組み合わせて、試行錯誤して作ってみてください。
オリジナリティのある素敵な食品サンプルが完成しますよ!
食品サンプルは自由研究にもおすすめ
食品サンプル作りは、お子さんの自由研究にも最適です。
大人でも楽しめるので、お子さんと一緒に作るのも良い思い出になりますね。
自由研究にオススメなのが、「食品サンプルキャンドル」です。
食品サンプルにろうそくを埋め込んで、そのものをキャンドルにしちゃおうという作品です!
野菜でもフルーツでも作れるので、性別問わず楽しく作れて、終わってもキャンドルとして使うことができます。
準備するものはこちら。
- 寒天(粉寒天でもOK)
- 計量カップ、もしくは容器になるもの(ペットボトルの下を切り取ったものでもOK)
- 割箸
- 野菜かフルーツ
- クレヨン(着色用です。野菜やフルーツを再現できる色)
- 鍋
- ろうそく(100均で購入可能)
さっそく作り方にいきましょう!ここでは、トウモロコシのキャンドルを作ることを例に説明します。
- トウモロコシの真ん中に割箸を刺し、容器の中央にくるように、カップの両端に割箸を横に乗せて、しっかりテープで固定させます。(割箸を3本程使って十字に固定させても良いです)
- 水で溶かした寒天を、鍋で温めます。
- どろどろになったら火を消し、少し冷まします。
寒天の量は、容器の中のトウモロコシがしっかり埋まるくらいです。
- 寒天を容器に流し込み、固まるまで待ちます。
- 固まってきたら、つまようじを使って出てきた空気を抜きます。
- 白くなったら、容器から外します。
- 固まった寒天を包丁で真っ二つに切ります。(かなり固いので、大人が手伝うことをオススメします)
- ロウを流し込むための穴を真ん中に作り、先ほどの容器に寒天を戻します。
ここまでで、キャンドルの型が完成です。
- 鍋にろうそくを溶かしたら、黄色のクレヨンを入れ着色します。(アルミホイルを敷くと、後片付けが楽になります)
- 出来た黄色のろうを型に流し込みます。
- ろうそくの芯を入れてロウ冷し、2~3時間待つと固まります。
- 型を抜いて余分なロウを上手にはがします。
- 完成!
おすすめの食品サンプルの作り方の本
自宅で作ることができる食品サンプルが40種掲載されている本です。
作り方が分かりやすいことで評価が高いです。
中には難しいものもありますが、試行錯誤しながら作るのも、サンプル作りにやりがいがうまれますよ。
見ているだけでも楽しめるような本でオススメです。
食品サンプルは簡単に作れて楽しい!
お菓子やパフェ、パンや野菜など、あらゆる食べ物が簡単に食品サンプルで作ることができます。
売られているものを買っても良いですが、自分で作る楽しさや、出来た時の達成感や喜びは、やっぱりハンドメイドには敵いません。
慣れてきたらクオリティも上がり、どんどん新しい食品サンプルに挑戦したくなるはずです。
是非、楽しい食品サンプル作りの世界に浸って、彩りのある生活を送ってみては?