チョーカー作りに必要な道具
詳しい作り方を紹介する前に、まずはチョーカー作りに必要な道具から見ていきましょう。
どんなチョーカーを作るのか、デザインによって用意する材料は多少異なりますが、道具はどんなデザインでも必要になってくるので用意しておいてくださいね。
次の道具があるとチョーカー作りがスムーズになり、仕上がりもきれいになります。
- ニッパー
- 丸やっとこ(丸ペンチ)
- 平やっとこ(平ペンチ)
- はさみ
- ボンド
アクセサリーパーツを取り付けるのにニッパーややっとこは必須です。
この3つは3本セットで販売されていることもあるので、チェックしてみてくださいね。
ハトメなどを付ける場合は、穴を開ける道具など必要に応じてさらに追加してそろえてください。
チョーカーの基本的な作り方
チョーカーの作り方は意外と簡単!
作り方の手順に難しいことはほとんどなく、アクセサリーパーツの扱い方さえ覚えてしまえば短時間で仕上げることも可能です。
ここでは少ない材料で作れ、ハンドメイド初心者でも作り方がわかりやすいチョーカーの作り方を詳しく解説していきます。
- 材料をそろえる
- リボンをカットする
- リボンの端に金具を取り付ける
- 金具にネックレス用アジャスターを取り付ける
- リボンの真ん中に丸カンをつける
- 丸カンにチャームを取り付ける
①:材料をそろえる
まずは材料をそろえます。
必要な材料はこちら。
- リボン
- チャーム
- 平ヒモ留め金具
- ネックレス用アジャスター
- マルカン
材料は手芸店ですべてそろえることができますし、100均でも購入することができますよ。
リボンやチャームは手芸店のほうが種類が豊富なので、お気に入りのものが見つかる可能性が高いです。
②:リボンをカットする
リボンをカットします。
リボンは首のサイズに合わせてカットしましょう。
一般的なものは30cmほどが目安ですが、35cmくらいあれば少しゆとりのあるサイズでチョーカーを作ることができますよ。
実際に自分の首に当ててサイズを確認してからカットするのがおすすめです。
③:リボンの端に金具を取り付ける
リボンをカットしたら、リボンの両端に平ヒモ留め金具をひとつずつ取り付けます。
平ヒモ留め金具はリボンの幅に合ったサイズのものを用意してくださいね。
リボンを金具の奥まで差し込み、平やっとこでぐっと強く挟んだら金具の取り付けは完了です。
④:金具にネックレス用アジャスターを取り付ける
平ヒモ留め金具にすでにネックレス用のアジャスターが付いているものであれば、ここの手順は飛ばしてもらって構いません。
付いていないものは、平ヒモ留め金具の先にそれぞれアジャスターを取り付けましょう。
金具にはマルカン・アジャスターの順で取り付けていきます。
片方にアジャスター、もう片方にはカニカンを取り付けてください。
⑤:リボンの真ん中に丸カンをつける
リボンを半分にたたみ、大体の中心を取ったらそこへチャームを付けるための丸カンを取り付けます。
リボンの素材によっては丸カンだけではうまく刺さらない場合があるので、その場合は目打ちなどで軽く穴を開けておくとうまくいきますよ。
丸カンを刺したら口は開いたままにしておきましょう。
⑥:丸カンにチャームを取り付ける
手順⑤で取り付けた丸カンに、好きなチャームを付けます。
裏表が反対にならないように気を付けながら取り付けてくださいね。
チャームを付けたら丸カンの口を閉じ、チャームが落ちないか確認しましょう。
これで基本のチャームが完成しました。
作り方は同じなので、リボンやチャームを変えて作ってみてくださいね。
レザーチョーカーの作り方
レザーを使うと、ハンドメイドとは思えないようなスタイリッシュなチョーカーを作ることができますよ。
合皮は100均でも購入することができますが、本革が良ければ手芸店などで購入することをおすすめします。
ここではレザーチョーカーの作り方を紹介します。
革製品専用の道具がなくても作れる、革ひもを使った作り方なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 材料を用意する
- 革ひもをカットする
- 丸カンを革ひもに通す
- 丸カンにチャームを取り付ける
- 革ひもに金具を取り付ける
①:材料を用意する
まずは材料を用意します。
必要な材料はこちら。
- 皮ひも
- 皮ひも用ネックレスパーツ
- 丸カン
- チャーム
- ボンド
革ひもは丸ひもでもいいですし、編まれているものでもOKです。
細いひもを取り付けることができるネックレスパーツがあれば、簡単にチョーカーを作ることができますよ。
ネックレスパーツはひもの太さに合わせたものを用意してください。
②:革ひもをカットする
革ひもを好きな長さにカットします。
チョーカーなので首にややフィットするくらいの長さがおすすめですが、好みに合わせて長めにカットしてもいいですよ。
30cmから40cmの間で調整するといいでしょう。
初めは少し長めにカットしておくと調整しやすいです。
③:丸カンを革ひもに通す
丸カンを革ひもに通しておきます。
丸カンも革ひものサイズに合わせたサイズのものを用意します。
革ひもが4mmなら5mm程度の丸カンを、7mmの革ひもなら9mm程度の丸カンを用意しましょう。
④:丸カンにチャームを取り付ける
丸カンを少し開き、チャームを取り付けてから丸カンを閉じます。
チャームが表を向くように確認してから取り付けてくださいね。
チャームでなくてもちょっと大きめのビーズや金属パーツを取り付けるのもおすすめです。
いろいろな組み合わせを考えてみてください。
⑤:革ひもに金具を取り付ける
最後に革ひもの両端にヒモ用のネックレスパーツを取り付けます。
取り付け方はボンドをパーツに少量付け、そこへ革ひもを奥まで差し込むだけでOKです。
革ひもが抜けてしまいそうなほどパーツのほうが大きい場合は、ボンドを付けても取れやすくなるので、ジャストサイズのパーツを用意しましょう。
作り方は簡単なので、いろいろな革ひもで作ってみてください。
チョーカー作りにぴったりな100均アイテム5選
100均はハンドメイドの強い味方!
たくさんの資材やパーツが100円で購入できるので、いろいろなアクセサリー作りに挑戦することができますね。
アイデア次第でいろいろなデザインのものを作ってみませんか?
ここではチョーカー作りに使えそうな100均アイテムを紹介します。
同じアイテムを使っても、ちょっとした工夫で雰囲気の違う作品を作ることができます。
100均を上手に活用してくださいね。
- チャーム用金属パーツ
- リボン
- スエード調手芸ひも
- 樹脂粘土
- ビーズ
①:チャーム用金属パーツ
100均には金属の装飾パーツがたくさんあります。
これに丸カンを付ければ、簡単にチャームを作ることができますよ。
いろいろなパーツを組み合わせて好きなデザインに仕上げてくださいね。
ネイル用の装飾パーツを使うのもおすすめです。
②:リボン
チョーカー作りにリボンは必須!
100均のリボンは素材も様々ですし、カラーもたくさんそろっています。
数色が1セットになっている商品もあり、コスパも抜群ですね。
ベルベット調やサテン調のリボンは特にチョーカー作りにおすすめです。
ハンドメイドコーナーだけでなく、ラッピングコーナーもチェックしてみてください。
リボンについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください!
100均リボンの種類とアレンジ方法!手芸やラッピングの方法もご紹介【ダイソー・セリア】100均リボンは可愛くてコスパ抜群! ダイソーやセリア等で販売されている100均リボンは、可...
③:スエード調手芸ひも
100均にはスエード調のコードもあり、これがかなり使えるとハンドメイド好きの人から注目されています。
パステル調のものからブラウン系のものなど、カラーバリエーションも豊富。
首の後ろで結ぶだけのチョーカーなら、チャームをひとつ通すだけという作り方で完成してしまいます!
量産するのにもおすすめですよ。
④:樹脂粘土
なかなか好みのチャームが見つからない、という人は、樹脂粘土を使って好きなチャームを手作りしてみてはいかがでしょう。
100均の樹脂粘土は自然乾燥で作ることができるのでとっても手軽。
作り方は、好きな形に整えたらあとは2~3日乾燥させるだけでOKです。
⑤:ビーズ
チョーカーのチャーム代わりに使ったり、革ひもの端につけてアクセントとして使ったり、ビーズも欠かせないアイテムのひとつ。
100均のビーズは種類がかなり豊富なので、好みのものがきっと見つかるはずです。
プラスチックビーズやウッドビーズなど、作りたいイメージに合ったビーズを選びましょう。
ビーズについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください!
ダイソーのビーズはハンドメイドにぴったり!おしゃれな作品をご紹介ダイソーのビーズはとにかく種類が多い ダイソービーズ
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オリジナルチョーカーのアイデア3選
SNSにはハンドメイドのチョーカーがたくさんアップされていて、参考になるものばかり!
ちょっとしたアイデアで、こんなに素敵な作品を作ることができます。
前の項目で紹介した基本の作り方を参考にすれば、すぐにマネできそうなアイデアばかりを集めてみました。
もっと素敵なチョーカーを作ってみたい!簡単な作り方で作れるものを知りたい!という人の参考になれば幸いです。
- パール×リボン
- レザーコード×トンボ玉
- スエードコード2本×チャーム
①:パール×リボン
パールのチャームをいくつもつなげ、両端をリボンでつなげばこんなにおしゃれなチョーカーに。
うしろはリボン結びをするだけという簡単な作り方なのも魅力です。
結婚式などお呼ばれシーンにも使えそうなデザインですね。
②:レザーコード×トンボ玉
レザーコードにトンボ玉を通しただけなのに、おしゃれでスタイリッシュなチョーカーが作れます。
トンボ玉は手芸店などで手に入りますので、お気に入りのものを選ぶという楽しさもありますよ。
コードの色味と合わせて選んでくださいね。
③:スエードコード2本×チャーム
細めのスエードコードを2本組み合わせたチョーカーも素敵です。
スエードコードが2本になるだけで動きが出て、小さめのチャームでも存在感がアップします。
あえてチャームなしにしてもおしゃれな作品ができますよ。
おすすめのネックレスの作り方解説本
チョーカーだけでなく、華奢なネックレスなどにも挑戦してみたいという人は、こちらの本を参考にしてみてはいかがでしょう。
こちらの本は、題名にある通り初めてアクセサリー作りに取り組む人にもわかりやすい作り方と解説が人気となっています。
しかもデザインもおしゃれで、手作りなのに実用性が高いというのも魅力のひとつです。
ネックレスだけでなくピアスやブレスレットの作り方も載っていますので、どんどんアクセサリー作りに挑戦してみてください。
作り方が簡単なチョーカーでおしゃれを楽しもう
少ない材料で作業工程も少ないチョーカーは、アクセサリーハンドメイドの初心者にもおすすめです。
簡単な作り方ばかりですので、オリジナルのチョーカーを作っておしゃれをもっと楽しんでみてはいかがでしょう。
100均にもハンドメイドに使える材料がたくさんあるので、いろいろな100均をこまめにチェックしてみてくださいね。