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2019/07/02

オキシ漬けを活用したお風呂の掃除方法を解説!浴槽の残り湯を使った掃除方法なども紹介

今掃除の定番になりつつあるのがオキシ漬けという掃除方法。
いつもの掃除では手が届きにくい汚れも、すっきりきれいにすることができるとして話題となっています。

お風呂の掃除もオキシ漬けをして、見えない汚れまですっきりさせてみませんか?
お風呂のオキシ漬けの基本的な方法と、残り湯を使った方法を詳しく解説していきます。

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オキシ漬け風呂とは?

オキシ漬け
オキシ漬けとは、コストコなどで購入できる『オキシクリーン』などの酸素系漂白剤を使った掃除方法です。
酸素系なので素材へのダメージが少ないのに、汚れをしっかり浮き上がらせてきれいにする効果があります。

オキシクリーンは弱アルカリ性の性質を持っていて、油汚れや皮脂汚れといった酸性の汚れに効果を発揮します。
お風呂だけでなく、洗濯機やキッチン、トイレなど様々な場所に使えることも魅力です。


消臭効果や除菌効果も期待できるので、お風呂の掃除にぴったりなんですよ。
塩素系漂白剤と違って、あの嫌なツンと鼻を突くようなにおいがしないことも特徴です。

40℃から60℃ほどのお湯にオキシクリーンを入れると泡が発生し、汚れを落としてくれます。

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オキシ漬け風呂の注意点

風呂掃除
初めてお風呂でオキシ漬けをするという人も多いと思いますが、ただお風呂に入れればOKというわけではありません。
使用前にいくつかの注意点を押さえておく必要があります。

まずは3つの注意点を押さえて取り組んでみましょう。

オキシ漬け風呂の注意点①:ゴム手袋をつけて手荒れ防止

オキシ漬けに使うオキシクリーンなどは酸素系なので、塩素系漂白剤に比べると肌にも優しい素材となっています。
しかし皮脂や油汚れに強い性質を持っているため、素手で作業をすると手の皮脂や水分まで奪われてしまい、肌荒れの原因となってしまうことも少なくありません。

オキシ漬けをするときは必ずゴム手袋などを装着し、肌に直接触れないようにすることが大切です。
もし肌に付着してしまった場合は、なるべく早く流水などで洗い流すようにしましょう。

小さなお子さんがいる家庭では、特に注意して作業をしてくださいね。

オキシ漬け風呂の注意点②:熱めのお湯を使って溶かす

前の項目でも少し触れましたが、オキシ漬けをするときに使用するのは水ではなく40℃から60℃程度のちょっと熱めのお湯です。
熱めのお湯に溶かすことで泡が発生し、この時に発生した泡が汚れを浮き上がらせて落としてくれます。

冷たい水を使っても一定の効果はありますが、より効果を発揮させるためには熱めのお湯を使って作業をすることも大きなポイントです。
お湯を使っても泡立ちが悪いと感じたら、お湯のシャワーを勢いよく注いで泡立たせてもOK。

お湯をお風呂に溜めたらいよいよオキシ漬けの開始です。

オキシ漬け風呂の注意点③:配管掃除まできっちりやる

オキシ漬けをして一定時間たったら、お風呂の栓を抜いて汚れた水を流しましょう。
お風呂のフタやいすなどは、スポンジを使って再び洗い流します。

これで完了、ではありませんよ。
お風呂の配管にもオキシ漬けをしたお湯が入り込んでいるので、配管まできっちり掃除をするのがポイントです。

配管掃除ボタンがあれば、それを使って掃除をします。
配管掃除ボタンがない場合は、一度お湯を沸かしたあと何度か追い炊きをして泡が出ないか確認しましょう。

この作業を怠ると、お湯を沸かした時に泡が出てしまうので注意しましょう。

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浴槽の残り湯を使ったオキシ漬け風呂のやり方をご紹介

オキシ漬け方法
お風呂のオキシ漬けは、前日の残り湯を使って行うのがおすすめです。
まずは基本的なやり方を動画でチェックしてみましょう。

お風呂のオキシ漬けの手順はこちら。

  1. お風呂を追い炊きして40℃から60℃に温める
  2. オキシクリーンなどを入れてよく溶かす
  3. 洗面器などを浴槽に入れて浸ける
  4. 半日程度浸けたら取り出す
  5. スポンジで洗い流す
  6. 配管掃除をして完了

浸けておくのに半日程度の時間が必要なので、夜お風呂に入った後に浸けおき作業だけしておいて、翌朝に流す作業をするという方法でもOKですよ。
これならお湯を沸かしなおす作業も短くて済みますし、夜寝ている時間も有効に使えますね。

浴槽のオキシ漬けをするなら、一緒にお風呂の床までオキシ漬けにするのがおすすめ。
洗い場の排水口にもフタをすれば、床もしっかりオキシ漬けすることができますよ。

浴槽からお湯を床にまであふれさせてもいいですし、床用にオキシ液を作りなおして流してもいいです。
お風呂の排水溝のフタがないという家庭も多いですが、ビニール袋1枚で簡単にフタをすることができますよ。

ビニール袋に水を入れて空気を抜き、それを排水口にセットします。
たったこれだけで水が漏れなくなるので試してみてくださいね。

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オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法8選

きれいな風呂
せっかくお風呂のオキシ漬けをするなら、お風呂内のいろいろなものをピカピカにしたいですよね。
浴槽に入れられるものならいいですが、浴槽に入らないものも少なくありません。

お風呂のフタも最近は大きいものが多いですし、壁や扉はどうやってオキシ漬けをすればいいのか迷ってしまいます。
ここでは方法に迷ってしまう場所の掃除方法をたっぷりと紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

  1. 排水口は濃いめの液を流して放置する
  2. 浴室のドアはキッチンペーパーでラップする
  3. お風呂のフタは半分ずつ浸ける
  4. 浴室ドアも下半分は浴槽で浸ける
  5. 細かいところはオキシペーストで掃除
  6. オキシ液でこすり洗いする
  7. オキシ液をタオルで絞って壁や天井を拭く
  8. シャワーヘッドやホースは浸け&ラップ

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法①:排水口は濃いめの液を流して放置する

排水口もしっかりオキシ漬けをしたいところですが、すぐに流れてしまうので浸けおきすることはできません。
オキシ液は洗浄効果が高めなので、すぐに流さなければ一定の効果が期待できるんですよ。

ちょっと濃いめにオキシ液を作り、それを排水口に流します。
そのまま水を流さずに1~2時間放置してから流水で流せば、排水口もすっきりきれいにすることができますよ。

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法②:浴室のドアはキッチンペーパーでラップする

浴室のドアは取り外せないというケースも少なくありません。
そんな時は、オキシ液を作りキッチンペーパーを浸しましょう。

オキシ液がたっぷりしみ込んだキッチンペーパーを浴室のドアに貼り、いて散時間放置します。
時間が経過したら、シャワーでしっかり流せばOKです。

汚れがひどい場所には、キッチンペーパーを貼った後にラップを使って覆うとさらに効果が高まります。

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法③:お風呂のフタは半分ずつ浸ける

巻くことができるお風呂のフタは浴槽に付けることができますが、2枚式のフタだと全部を付けることはできませんよね。
大きいフタは半分ずつ浸けても大丈夫ですよ。

1~2時間おきに浸ける場所を変えていけば、全体を浸けることができなくても同じような効果を期待することができます。
大きなものは部分的に浸けるようにしましょう。

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法④:浴室ドアも下半分は浴槽で浸ける

スライド式のドアなら、比較的簡単に取り外すことができます。
浴室のドアが取り外せる場合は、お風呂のフタと同様に浴槽に浸けるのがおすすめです。

浴室のドアの汚れが気になるのは、主に下のほうですよね。
この気になる部分だけでも浴槽でオキシ漬けをすれば、すっきりきれいにすることができますよ。

上のほうはキッチンペーパーでラップをしてオキシ漬けしましょう。

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法⑤:細かいところはオキシペーストで掃除

ゴムパッキンなど浴室には細かい汚れが気になる部分もたくさんあります。
こういったところはオキシ漬けすることが難しいのであきらめてしまいがち。

そんな時はオキシクリーンと重曹を1:1で混ぜてペーストを作ってみましょう。
ペーストを気になるところに塗布してしばらく置くだけでOK。

ペーストなので密着力が強いのも魅力です。

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法⑥:オキシ液でこすり洗いする

お風呂の床や壁がタイルだという人も多いですよね。
タイルの溝はオキシ漬けをしただけではきれいにならないことも珍しくありありません。

オキシ漬けをしても汚れが気になる場合は、オキシ液を使ってブラシなどでこすり洗いをしてみましょう。
しばらくオキシ液でラップをして時間をおいてからこすり洗いをすると、意外と簡単に汚れが落ちることもありますよ。

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法⑦:オキシ液をタオルで絞って壁や天井を拭く

浴室の天井や壁は手が届きにくく、キッチンペーパーでのラップもしにくいですよね。
こういった場所には、オキシ液を浸したタオルを固く絞り、それを使って全体を拭くのもおすすめです。

最後はシャワーで全体を流すだけでいいので、とっても簡単ですよ。
天井は意外と汚れが付いているので、定期的にオキシ液で掃除をするのがおすすめ。

オキシクリーンを使ったお風呂の排水口や浴室ドアの漬け置き掃除方法⑧:シャワーヘッドやホースは浸け&ラップ

シャワーヘッドやホースももちろんオキシ漬けOKです。
シャワーヘッドはほかのアイテムと同じように浴槽などに入れておけば、こまかい汚れを落としてくれます。

シャワーのホースまで浸けるのは難しいので、浸けられる部分までは浸けて、オキシ液に入りきらない部分はキッチンペーパーで覆ってラップするのがおすすめです。
ついでに洗面台や蛇口などもキッチンペーパーで覆うきれいにすることができます。

<下に続く>

オキシクリーンを使ったお風呂の漬け置き掃除に失敗しないコツ6選

オキシクリーン
オキシ漬けはオキシクリーンとお湯の2つさえあれば、誰でも簡単にすることができるのですが、中にはオキシ漬けに失敗してほとんど効果を実感できなかったという人がいるのも事実。
オキシクリーンなどオキシ漬けに使うアイテムはそんなに安いものではありません。

できれば失敗せずに掃除をしたいですよね。
ここでは失敗せずにオキシ漬けをする6つのコツを紹介します。

  1. ステンレスやアルミにはオキシ漬けNG!
  2. オキシクリーンはよく溶かす!
  3. お湯の量に合ったオキシクリーンを使う!
  4. 汚れに合わせて濃さを変える!
  5. お湯が冷めないようにする!
  6. 6時間以上は浸けないように!

6つのコツを押さえてオキシ漬けを定番掃除に取り入れましょう。

オキシクリーンを使ったお風呂の漬け置き掃除に失敗しないコツ①:ステンレスやアルミにはオキシ漬けNG!

オキシ漬けは何にでも使えると思われがちですが、中には使えないものもあります。
特に注意したいのは、ステンレスやアルミなどの金属性のもの。

お風呂の洗面台や蛇口などが金属性の場合は、オキシ漬けをするとコーティング剤が剥げたり変色したりしてしまうこともあります。
オキシ漬けできるものとできないものを把握しておくことで、失敗を防ぐことができます。

オキシクリーンを使ったお風呂の漬け置き掃除に失敗しないコツ②:オキシクリーンはよく溶かす!

効果を一定にするにはオキシクリーンがしっかり溶けていることもポイントのひとつ。
浴槽入れる場合は、よくかき混ぜて底のほうにオキシクリーンが残っていないように気を付けましょう。

床などに撒いて使う場合は、一カ所に撒いてよく溶かしながら全体に広げていくことで、全体にしっかりと行きわたらせることができますよ。

オキシクリーンを使ったお風呂の漬け置き掃除に失敗しないコツ③:お湯の量に合ったオキシクリーンを使う!

オキシクリーンが適量使われているかどうかも、大きなポイントです。
お湯の量が多いのにオキシクリーンの量が少なければ、洗浄効果はほとんど期待できないでしょう。

パッケージに記載されている量が目安になりますので、その量を参考に実際のお湯の量に合ったオキシクリーンの量を入れることで、失敗せずに掃除をすることができます。

オキシクリーンを使ったお風呂の漬け置き掃除に失敗しないコツ④:汚れに合わせて濃さを変える!

パッケージに記載されている分量の通りに使っても、しつこい汚れには効果が出ないこともあります。
汚れに合わせて濃さを変えることもひとつのポイントです。

前の項目で紹介したように、濃いめのオキシ液を作ったり重曹と混ぜあわせてペーストを作ったりと、用途や汚れの度合いに合わせたオキシ液を使うようにしましょう。
小さな汚れには薄めにしてもOKですよ。

オキシクリーンを使ったお風呂の漬け置き掃除に失敗しないコツ⑤:お湯が冷めないようにする!

オキシ漬けは熱めのお湯を使うことで洗浄効果がアップします。
放置しているうちにお湯はどんどん冷めてしまいますが、ここで冷めないように気を付けることで、より効果が期待できるんです。

特に冬場はお湯が冷めやすいので、汚れ落ちがいまいちというときはお湯の温度が原因かもしれません。
途中で一度追い炊きをすれば配管の掃除にもなり一石二鳥です。

オキシクリーンを使ったお風呂の漬け置き掃除に失敗しないコツ⑥:6時間以上は浸けないように!

オキシ漬けの浸けおき時間は20分から6時間とかなり幅が広いんです。
どのくらい浸けておけばいいかわからないという人も多いですが、始めは3時間程度で切り上げてもOKです。

素材によっては長く浸けていると変色や傷みの原因になることもあるので、どんなに長くても6時間以上は浸けないようにしましょう。

<下に続く>

おすすめのオキシクリーン

ここまでオキシ漬けについて紹介してきましたが、オキシ漬けに使うおすすめのアイテムを3つ紹介します。
掃除の効果はどれも変わりませんが、それぞれ特徴があるので理解したうえで選ぶようしましょう。

おすすめは次の3つです。

  1. OXICLEAN(オキシクリーン) STAINREMOVER 4.98kg
  2. 紀陽除虫菊 オキシウォッシュ 680g
  3. オキシクリーン 1500g

おすすめのオキシクリーン①:OXICLEAN(オキシクリーン) STAINREMOVER 4.98kg

OXICLEAN(オキシクリーン) STAINREMOVER 4.98kg シミ取り 漂白剤
2500円

コストコなどで買えるのはこちらの大容量のオキシクリーン。
アメリカ版で洗浄力が強く、お湯に入れるともこもこと泡立つのが特徴です。

より洗浄効果の高いものを使いたいという人は、アメリカ版のオキシクリーンならきっと満足いくはず。

おすすめのオキシクリーン②:紀陽除虫菊 オキシウォッシュ 680g

紀陽除虫菊 オキシウォッシュ 酸素系漂白剤 粉末タイプ ボトル入 (680g)
473円

初めてオキシ漬けをしたいという人におすすめなのが、こちらの商品。
ちょうどいいサイズ感と日本のメーカーが販売しているという安心感がありますね。

泡立ちはオキシクリーンに比べると少ないですが、洗浄力はばっちりです。
粒子が細かく溶けやすいという点も魅力。

おすすめのオキシクリーン③:オキシクリーン 1500g

オキシクリーン 1500g
830円

こちらは日本向けに作られたオキシクリーン。
アメリカ版に比べると洗浄力はやや弱いですが、気になる汚れはしっかり落とします。

泡立ちは少なくにおいも日本版のほうが少なく感じるという人が多いです。
オキシクリーンに関するこちらの記事もぜひご覧ください。
靴や洗濯機,お風呂に!オキシクリーンの使い方や成分を丁寧に解説オキシクリーンについて オキシクリーンとは、どのようなアイテムなのでしょうか。
こちらでは、...

<下に続く>

オキシ漬けで清潔なお風呂に

清潔なお風呂
オキシ液につけておくだけで、目に見えない汚れまできれいにしてくれるのが魅力のオキシ漬け。
月に1回のオキシ漬けを取り入れることで、いつも清潔なお風呂に入ることができますね。

使い方はとっても簡単ですが、肌に直接触れないようにするなど使い方には気を付けましょう。
お風呂以外にも使えるので、いろいろ試してみてくださいね。

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