早炊きにかかる時間は通常の約半分
新しい炊飯器ほど、早炊きする時間は早くなります。
目安は15分程度。
ちょっと古いタイプのものになると、少し時間がかかります。
それでも、かかる時間は30分程度。
通常の炊き方でかかる時間は、50分程度。
半分の時間で炊くことができます。
忙しい朝でも早炊きできると助かりますね。
早炊きにかかる電気代は通常とほぼ同じ
早炊きは、いつもより早くご飯を炊いてくれる機能。
時間が短い分、節約になると考える人もいるでしょう。
しかし、電気代に違いはほとんどありません。
炊飯器で最も電力を使うのが、沸騰させている時なんです。
早炊きで短縮しているのは、吸水と蒸らす作業。
早炊きであっても、沸騰時間が短縮されているわけではありません。
また、種類によっては、早く沸騰させる必要があります。
そのため、余計に電気代がかかってしまう可能性も。
無洗米も早炊きできる
無洗米であっても、早炊きで炊くことは可能。
しかし、芯が残ってしまうこともあります。
そのため、味はだいぶ落ちてしまいます。
これは水を吸い込む時間が短いため。
無洗米を美味しく早炊きしたい場合は、ひと手間が必要です。
お米が水分を十分に吸った状態にしておかなければいけません。
最低でも30分以上は水に浸しておく必要があります。
通常通り炊いた方が早いかもしれません。
早炊きと通常の炊飯の違い
通常より短い時間で炊くことができる早炊き。
通常の炊き方と何に違いがあるのでしょうか。
- 工程の違い
- 炊きあがりの違い
早炊きと通常の炊飯の違い①:工程の違い
お米を炊飯器で炊く時の作業に違いがあります。
とはいえ、基本的な炊き方は同じです。
まず、お米に水を吸い込ませる。
その後温度を上げていき、沸騰させます。
そのままの状態を維持して、お米を炊いていく。
最後に蒸らす作業を行います。
水を吸い込ませたり、蒸らす作業を短縮しているのが早炊き。
そのため、一気に沸騰させる必要があります。
早炊きと通常の炊飯の違い②:炊きあがりの違い
早炊きの場合、お米に入っていく水分が少なくなります。
そのため、少し固さが残っていることも。
蒸らす時間が少ないことで、水っぽさが残っている場合もあります。
それ以外にも、あまり時間がたってしまうのは良くありません。
新しい炊飯器でであれば、性能も良いです。
そのため、感じる違いはほんのわずか。
しかし、通常の炊き方に比べると、美味しさを保つ時間は短くなっています。
すぐに食べることができるときに使った方が良いでしょう。
早炊きのご飯をもっと美味しく仕上げる方法
お米を炊く時間は短縮できても、美味しくないのは嫌ですよね。
味を落とさないための早炊きの手順を見てみましょう。
- お米を洗う
- 水に浸す
- ざるにあげる
- 早炊きする
手順①:お米を洗う
お米を洗う時は、やさしく行うのが基本。
力を入れてしまうと、粒にひびが多くなっていしまいます。
お米マイスターによると、洗い過ぎも良くないそう。
味が落ちてしまいます。
まずお米が軽くつかる程度の水を入れます。
その水は1度捨てましょう。
そのあとお米を研いでいきます。
水を入れて、捨てる、という作業は2回行ってください。
研いで、捨てるは2回で十分です。
手順②水に浸しておく
早炊きの場合、お米が水を吸い込む時間が少なくなっています。
そのため、事前に十分水を吸わせておくと良いでしょう。
温かい時期は30分程度。
寒い時期は1間程度は浸すようにしましょう。
浸し過ぎには注意してください。
お米が崩れやすくなってしまいます。
手順③:ざるにあげる
浸した後は、ざるにあげて時間を置きましょう。
目安は15分程度。
表面に残っている水分を吸わせるための工程です。
ここでも時間を置きすぎてはいけません。
水分を吸わせ過ぎると、お米の味に影響が出ます。
炊きあがりも水っぽくなってしまうかもしれません。
手順④:早炊きする
水分を吸わせた後は、早炊きをするだけ。
お米の量に合わせて水を入れましょう。
お米には充分に水を吸わす作業がしてあります。
入れ過ぎには気をつけてください。
通常の炊き方と同様、炊きあがりがやわらかすぎてしまいます。
これは早炊きではなく、通常の炊飯をしてしまっても同じです。
2019年早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器8選
炊飯器は出るたびに性能が良くなっています。
早炊きにおすすめの物を見ていきましょう。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器①:タイガー 炊飯器 IH 5.5合 炊きたて 同時調理 tacook パールブラウン JKT-J101-TP
この炊飯器、お米を炊くだけではありません。
取ってつきの調理プレートが付属品。
同時におかずを作ることができます。
時短だけではなく、節約にもなる優れもの。
調理の幅も広がりますね。
本来の機能である銅が入ったおかまで、ごはんをふっくら炊き上げてくれます。
効率よくお米を温めて、むらがありません。
お米の甘みをしっかり感じることができます。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器②:タイガー 土鍋コーティング 時短早炊き機能 ホワイト 炊きたて
1合であれば、15分で炊くことが可能。
早炊きの中でも短い時間で済みます。
炊きあがりは選べる3種類。
選ぶものによって、炊きあがりのうまみが変わります。
調理メニュー機能で、手軽にスープなどを作ることができます。
15分あればできるメニューが満載。
ふっくらしたスポンジのケーキ作りもおすすめ。
1台で大活躍間違いなし。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器③:象印 IH炊飯ジャー 極め炊き 黒まる厚釜 ブラウン 5.5合 NP-VJ10-TA
おかま自体が熱をあげるので、芯までふっくらした仕上がりになります。
高い温度をたもったまま炊き上げることで、うまみを引き出しています。
炊きあがりの固さを好みに合わせて選ぶことが可能。
玄米などの固い種類のお米でも、しっかり水を吸わせてくれます。
30分であれば、適した温度をコントロールして美味しい状態を保ちます。
水分の蒸発を防ぐ機能つき。
保温にしていても、味が落ちないので安心です。
メニューによって、保温できる時間に少し差があります。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器④:三菱電機 IHジャー炊飯器 備長炭炭炊釜 5.5合炊き ピュアホワイト NJ-VV108-W
振動を多く与えることで、お米のうまみを引き出します。
冷めても変わらないおいしさ。
水分をしっかり吸わせて、コーティングまでしてくれます。
炭の力で、ふっくらしていながら、粒が際立ちます。
超音波で素早くお米に水を吸収させることができ、早炊きにも困らない。
強い火力で炊くことで、美味しさを際立たせています。
コンパクトで場所をとらないのも嬉しいですね。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器⑤:パナソニック 5.5合 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ホワイト SR-PW107-W
ダイヤモンドで加工されたお釜。
ふたからも熱を出すことで、うまみを最大限に引き出しています。
1粒1粒に均等に熱をいきわたらせることが可能。
そのため、もちもちふっくらのごはんになります。
ご飯の炊き方は5種類。
銀シャリ・かため・やわらか・もちもち・少量から選ぶことができます。
保温中は自動でごはんの量に合わせて電力を調節する機能があります。
保温していてもエコです。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器⑥:日立 圧力スチームIH炊飯器 5.5合 パールホワイト RZ-BV100M W
土鍋で炊いたような仕上がりになります。
炊きあがりの調節もボタン1つで簡単。
コースがたくさんあり、炊き上げの状態を料理によって変えることが可能。
炊飯中に出てくる蒸気も少ないので、使用場所を選びません。
圧力とスチームの力で美味しくしてくれます。
スチームで保温することができ、味が落ちる心配もありません。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器⑦:アイリスオーヤマ 炊飯器 IH式 10合 銘柄炊き分け機能付き IHジャー炊飯器 10合 ブラック RC-IE10-B
食べ盛りのお子様がいる家庭におすすめ。
銘柄に合わせて、1番美味しい炊き方をしてくれます。
搭載されているお米の種類は31種類。
今までのお米でも、うまみが格段に変わるはずです。
早炊きでもふっくらおいしく炊き上げてくれます。
お米がくっつきにくいしゃもじ付き。
付属品には蒸し料理用のかごも。
料理の時短にもおすすめです。
早炊きでも美味しいご飯が炊けるおすすめ炊飯器⑧:シャープ パン調理機能付 ジャー炊飯器 3合炊き ブラック KS-CF05A-B
スタイリッシュな見た目で、おしゃれな部屋の邪魔をしません。
必要最低限のボタンで迷うこともないでしょう。
うち釜に取っ手がついているので、持ち上げるのも簡単。
球面でお米をふっくら炊き上げます。
お米の種類に合わせて炊飯可能。
健康志向の人におすすめです。
これがあれば、ホームベーカリーはいりません。
手軽にパンを手作りすることができます。
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おすすめの時短キッチングッズ
これが1つあれば大活躍。
つぶす・混ぜる・刻む・泡立てることが簡単になります。
混ぜるときも飛び散る心配がありません。
時間がかかって面倒なみじん切りもあっという間。
お鍋の中で具材を潰すことも可能。
泡立ても簡単にすることができ、お菓子作りにもおすすめ。
アタッチメントの付け替えも簡単にできます。
刃も取り外し可能で、洗う時も手間どりません。
上手に早炊きを使おう
早炊きは忙しいママの味方。
早くご飯を作ってあげたい時に使える機能です。
ご飯さえ炊けていれば、おかずを作るのに慌てる必要もありません。
ちょっとしたものをつまんでいてもらうことができます。
節約のために早炊きをする必要はありません。
生活に合わせて上手に活用してみてください。