折り紙で作る傘の簡単な作り方!
折り紙を2枚使って作る、平面の簡単な傘の折り方を見ていきましょう。
詳しい折り方は動画をご覧ください。
用意するものは下記のとおりです。
- 折り紙 15cm×15cm 1枚
- 折り紙 15cm×3.75cm 1枚
- のり
- はさみ
傘の部分と、持ち手の部分を分けて作るので、のりを使用します。
本体に取り付けるときに持ち手の長さを変えると出来上がりの印象が変わって見えますよ。
持ち手の部分は4等分にカットした折り紙を使います。
ハサミを使いますので、お子様と一緒に作るときは先に切ってあげるとよいですね。
持ち手の部分は裏地が見えるので、傘の部分と同じ色を使うとまとまりがでます。
両面の折り紙を使ったり、傘の部分とは違う色を使ったりするとアレンジが楽しめますよ。
こちらの折り方は開いたりつぶしたりという工程がなく、お子様でも簡単にかわいい傘ができちゃいます。
無地の折り紙を使って完成した傘に絵を書いたら世界に一つの自分だけの傘の出来上がりです。
もちろん、和紙やお気に入りの柄の折り紙を使ってもかわいく仕上がります。
額縁を用意して飾ればそれだけでもかわいいインテリアになりますよ。
他の折り紙作品と合わせればもっと素敵な作品ができますね。
折り紙7枚で作る立体的な傘の作り方
こちらは折り紙を7枚を使って組み立てる、立体の傘です。
7枚組というと上級者向けに思えますが、心配ありません。
同じパーツを7枚作り、組み立てはのりを使用するので初心者の方でも簡単です。
まずは動画で折り方を確認しましょう。
用意するものはこちらです。
- 折り紙 7.5cm×7.5cm 7枚
- ストロー(傘の持ち手)
- グルーガン
お子様と一緒に作る場合などは、最初は大きい折り紙で作ってみるとよいでしょう。
大きいほうが折りやすいので、何度か折ってみてから小さい折り紙にチャレンジしましょう。
ストローがない場合は折り紙でも持ち手を作ることができます。
持ち手を折り紙で作る場合はもう1枚折り紙を用意してくださいね。
持ち手をストローで作る場合は、カラフルなものを用意できるとさらにかわいくなります。
インテリアなどに利用する予定なら、白いストローに油性ペンで着色すると好みの持ち手を作ることができます。
7枚なので、2色を交互に配置するストライプにはできませんが、3色以上を組み合わせればパラソルのようになります。
一部だけ柄物の折り紙を使ってワンポイントにしてもオシャレです。
ぷっくりした可愛らしいフォルムなので、お子様のおままごとや人形遊びにもピッタリ。
持ち手がストローなら遊ぶときにも持ちやすいですよ。
しっかりグルーガンで接着して取れないようにしてあげましょう。
ストローにひもを通せば簡単にオーナメントにすることができます。
折り紙1枚で作る傘の作り方
折り紙1枚でも立体の傘を作ることができますよ。
まずは動画で折り方を確認しましょう。
用意するものは以下のとおりです。
- 折り紙 15cm×15cm 1枚
- 折り紙 15cm×7.5cm 1枚
- グルーガン
傘の持ち手の部分は別に用意した折り紙を使います。
1枚の折り紙だけでふっくらとした形や傘のひだを表現しています。
複数枚使う立体よりも少し難しいかもしれませんね。
動画のコメントにもありますが、速度をゆっくりにしたり巻き戻したりして少しずつ進めると良いですよ。
コツはしっかりと折り目を作ることです。
一度広げた時に、傘の骨にあたる部分の折り目を確認して、折り目が弱いようならもう一度折り目を付け直しましょう。
その後の立体にしていく作業が少し楽になります。
使う折り紙が1枚で裏地も出ないので、お好みの折り紙を選んで作りましょう。
傘の先にビーズを付けてもかわいいですね。
裏地が見えるような飾り方を考えているのなら、両面折り紙で裏地に工夫することもオススメです。
両面折り紙を持っていない場合は、お手持ちの折り紙をのりで張り合わせることで代用できます。
厚くなる分折りにくさはありますが、完成後は丈夫に仕上がります。
慣れてきたら、広がり具合を調整してお好みの形にすることに挑戦してみましょう。
和傘を折り紙で作る方法
最後は日本の和傘を折り紙で作ってみましょう。
こちらは折り紙2枚を使用しますが、本物の傘のように開いたり閉じたりできる本格派!
和傘の一種で、竹と和紙を生かした骨太な作りのものを番傘と呼びます。
本来はシンプルなものでしたが、名入れや紋入れをしたものがインテリアとして人気です。
和紙を使えばさらに本物そっくりに仕上がります。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
動画は2本に渡りますが、その分詳しく説明されていますよ。
用意するものは以下のとおりです。
- 折り紙 15cm×15cm 2枚
- 竹串 10~13cmくらいのもの
- ひも(糸)少し
- 四角い紙 2.5cm×2.5cmくらい
- 長方形の紙
- ハサミ
- のり
工程は多いですが、折りながら進めるとわかりやすいです。
ハサミで切れ込みを入れたり、のりで貼りつけたりする作業があり大変そうに見えますが、折り方自体は難しくありません。
普通の折り紙でもいいですが、外側に使うものだけでも和紙の折り紙を使うことをオススメします。
ミニチュアの番傘が完成した時は感動ですよ。
完成した番傘だけでも立派なインテリアになりますが、和風小物と合わせると一層豪華に見えます。
折り紙傘のその他のアイデア
折り紙で作る傘は他にもたくさんの折り方があります。
一部になりますが簡単にご紹介します。
同じ折り方でも、選ぶ折り紙やカットの仕方でアレンジ
無限大です。
- 開閉可能な桜の番傘
- フリフリがかわいい日傘
- シンプルな開いた傘と閉じた傘
- 開閉もできるパラソル
- 14枚で作る和傘
- 14枚で作るアレンジパラソル
- ヒダがオシャレな和傘
- 1枚で作れる簡単な閉じた傘
その他のアイデア①:開閉可能な桜の番傘
番傘を桜の形にアレンジしたもの。
梅雨の時期だけでなく春にも飾りたくなる傘です。
和紙の色と模様がマッチしていて素敵です。
置いておくだけでインパクト大ですね。
折り紙をカットする発想力に拍手!
カットの形と使用する折り紙の色を変えれば、星や朝顔など色々なものを作れそう。
動画で紹介した番傘の作り方であれば、開いたり閉じたりすることもできますよ。
インテリアはもちろん、贈り物にもできそうなオシャレな和傘です。
その他のアイデア②:フリフリがかわいい日傘
こちらはフリルのついた立体の日傘。
7枚で作るもので、リボン部分を折り込むため作り方は少し難しめです。
同じパーツを7つ作って張り合わせるので、一つ作れるようになれば後は簡単ですよ。
裏地が見える折り方なので、両面折り紙を使ってリボン部分を強調することができます。
傘と持ち手の色の組み合わせがかわいいですね。
持ち手の部分をくるっと多めに曲げているのもポイントです。
閉じた傘もフリフリがついたふっくらしたシルエットでかわいく仕上がっています。
傘部分は1枚で作れます。
持ち手の部分は折り紙でもストローやモールを使っても良いですね。
インテリアにしても、お人形に持たせてもかわいいフリフリの傘は何個でも作りたくなりますね。
その他のアイデア③:シンプルな開いた傘と閉じた傘
動画でもご紹介したシンプルな傘と、閉じた傘。
閉じた傘は傘部分と持ち手、先端の色を変えることでさらにカラフルに。
閉じた傘は折ったままだとフチがまっすぐなので、画像のものはカットしているようですね。
カットの仕方を丸く変えたりして印象を変えることもできます。
ドット柄の折り紙で統一感を持たせています。
このまま額に入れて飾ったり、リースにしたりできそうな可愛さです。
その他のアイデア④:開閉もできるパラソル
折り方は番傘を簡略化したものとのこと。
和風の印象はすっかりなくなり、かわいい洋傘になっていますね。
紹介した番傘と同じで、開いたり閉じたりできます。
和傘と洋傘の一番の違いをご存じですか?
答えは持ち手が曲がっているかどうかです。
画像の傘は持ち手を曲げているので洋傘になります。
持ち手を曲げずに作ると和傘になりますが、傘のふちを丸く切り、カラフルな折り紙で作ることでパラソルのようになっています。
動画で紹介した番傘だと表からは裏地が見えませんが、表地を短くして裏地が見えるようにアレンジされているのも洋傘のように見えるポイントです。
その他のアイデア⑤:14枚で作る和傘
7枚で作る立体の和傘です。
内側に張り合わせる分も7枚なので合計14枚を使用しているそうです。
骨の部分も爪楊枝でしっかり再現されており、内側も本物の傘そっくりです。
折り方も詳しく説明されていますよ。
7枚なので2色で交互にすることはできませんが、1枚だけ色を変えることで上品な印象になっていますね。
持ち手の部分以外はのりを使わずに作ることもできますが、インテリアなどに使うならきちんと張り合わせたほうが丈夫になるのでおススメです。
その他のアイデア⑥:14枚で作るアレンジパラソル
こちらも7枚で作る立体の和傘ですが、色の組み合わせでポップな仕上がりに。
星やクローバーの模様や、骨部分の先にビーズでデコレーションすることでかわいいパラソルになっています。
折り方自体は簡単なので、小さな折り紙で作ることでお人形遊びにもピッタリなサイズで作ることができますね。
その他のアイデア⑦:ヒダがオシャレな和傘
紹介した番傘とは印象の違う和傘です。
折り紙ならではの形ですが傘のヒダがオシャレです。
ヒダの部分は折り方を変えることで模様をアレンジすることもできますよ。
ふちに少し裏面が見えるので、両面折り紙で作ると出来上がりのポイントになりますね。
一色でなく二色以上で作ったり、柄付きの折り紙で作るとさらにオシャレな傘が作れます。
その他のアイデア⑧:1枚で作れる簡単な閉じた傘
こちらは簡単な閉じた傘。
パラソルチョコにそっくりななんだか懐かしいフォルムです。
傘部分は1枚でできているので、折り紙の柄がかわいいものを選んで作るとよいですね。
画像のように持ち手をかけるだけでオーナメント風に。
もちろん開いた傘などと合わせて飾ってもかわいいですよ。
折り紙傘と一緒に飾りたい!アジサイや雨合羽の作品アイデア
傘の折り紙と一緒に作って飾れる、アジサイや雨合羽の作品を、簡単なものから難しいものまで紹介します。
長靴やカエルなど、組み合わせてかわいい折り紙も一緒に作ってみてくださいね。
- 1枚で作る折り紙上級者向けのアジサイ
- 1枚で作る簡単なアジサイ
- 24枚で作る立体のアジサイ
- 1枚でできる簡単なレインコート
- お顔がかわいいレインコートちゃん
- ぷっくりかわいい立体の長靴
- 2枚でできる立体のカエル
- てるてる坊主を折り紙で
アジサイや雨合羽の作品アイデア①:1枚で作る折り紙上級者向けのアジサイ
なんとこの作品の花の部分は一枚の折り紙からできているんです!
30cm×30cmの大きなサイズの折り紙を折り込んで作る、上級者向けの作品です。
縦横斜め、それぞれに30以上の折り目を作って、それを丁寧に折ったり立ち上げたり。
時間はかかりますが、完成した時は達成感が味わえます。
簡単な折り紙に慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください。
それだけで主役になれそうなアジサイに番傘を添えれば、折り紙で作ったとは思えない目を引くインテリアの完成です。
アジサイや雨合羽の作品アイデア②:1枚で作る簡単なアジサイ
折り筋をたくさんつけたり、折り返したりするような少し難易度の高い折り紙です。
コツはとにかく始めにつける折り筋をしっかりつけること。
グラデーション模様の折り紙で作れば1枚でもしっかりしたアジサイが完成します。
小さい折り紙でいくつか作って並べると豪華さも増しますね。
葉っぱをつければさらに完成度が高くなります。
平面なので額に入れたり、壁掛けにするインテリアにもオススメです。
アジサイや雨合羽の作品アイデア③:24枚で作る立体のアジサイ
くす玉折り紙のような、24枚で作るアジサイです。
同じパーツを24枚作って張り合わせるのですが、3色ほどを組み合わせて作ると色合いも楽しめます。
ひとつひとつの額もしっかりと形になっていて、本物のアジサイのようにこんもりと可愛らしい仕上がりになります。
簡単なのに豪華に見えるところもオススメです。
下に敷いている葉っぱは折り紙4枚を使って作ります。
ひとつの花の中心や、葉っぱにビーズを付けると、水滴がついたようなキラキラしたアジサイになりますよ。
アジサイや雨合羽の作品アイデア④:1枚でできる簡単なレインコート
傘の折り紙と一緒に飾るのにピッタリなレインコートの折り紙です。
1枚で簡単に折ることができるので、お子様でも作ることができます。
無地の折り紙でももちろん、柄付きの折り紙でもかわいく出来上がりますよ。
傘や長靴と一緒に作れば雨の日も楽しく過ごせそうです。
アジサイや雨合羽の作品アイデア⑤:お顔がかわいいレインコートちゃん
雨合羽を着た子どもの折り紙です。
のり付けが必要ですが、裏地がそのまま顔になっているのでお手持ちの折り紙で作れます。
しずくのような頭巾が可愛らしいですね。
頭、体、長靴と3つのパーツに分かれているので、色の組み合わせを変えて楽しむこともできます。
小さなお子様がいるなら、お顔を書くところを任せてあげても楽しいですね。
持っているレインコートと同じような折り紙で作れば大喜びしてくれます。
アジサイや雨合羽の作品アイデア⑥:ぷっくりかわいい立体の長靴
このかわいいぷっくりした形、ハサミやのりを使わずに1枚の折り紙で作ることができるんです。
正方形の折り紙で作ることができますが、一緒に飾る作品とピッタリのサイズにするには折り紙を切って調整してあげる必要があります。
つま先の部分と最後の折り込む時が少し難しいですが、何度か練習してみてくださいね。
折り返した裏地がふちの部分になっているので、両面折り紙を使用するとおしゃれなブーツになります。
折り方を覚えておけばクリスマスにはブーツとして活躍してくれそうです。
アジサイや雨合羽の作品アイデア⑦:2枚でできる立体のカエル
こちらも雨の時期に作りたい、カエルの折り方です。
立体なので立たせて飾ってもよし、平面にして飾ってもよし。
折り紙のカエルといえばぴょこんと跳ねるカエルが有名ですが、このカエルはイラストのようなかわいいカエルです。
裏地の白が口とおなかの部分になっているので、目を付けてあげるだけでニッコリとほほ笑んでいるようなカエルができちゃいます。
アジサイや雨合羽の作品アイデア⑧:てるてる坊主を折り紙で
てるてる坊主といえば、ティッシュで作る立体のものを想像しますよね。
こちらは平面の折り紙と合わせて飾りたい、折り紙で作るてるてる坊主です。
頭と体の2枚で簡単に作ることができ、顔を書いてあげるだけでかわいいてるてる坊主が完成します。
薄いピンクや水色で作ると、いつもよりかわいいてるてる坊主になりますね。
おすすめの折り紙本
季節ごとの折り紙が約200作品収録されています。
ひと月ごとにオススメの折り紙が紹介されており、飾り付けの参考にもなります。
6月には今回取り上げた傘も登場しますよ。
伝承作品として昔ながらのかぶとや花かごの折り方もありますし、ハロウィンに使えるジャック・オ・ランタンやクリスマスツリーなど、たくさんの折り方を見ることができます。
かわいい口絵を見たらつい作りたくなるような作品がいっぱいです。
コマやゆび人形などの遊べる折り紙も収録されているので、大人も子どもも楽しめる一冊です。
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傘の折り紙のアレンジは無限大
折り紙はひとつのものに対して、多くの折り方があるのが特徴のひとつです。
昔ながらの折り方に加えて、近年は創作折り紙も増えてきました。
今回紹介した傘は、それ自体に多くの種類がありますね。
和傘なら番傘、蛇の目傘に舞踊傘。
洋傘には普段使う雨傘、日傘にパラソルなど。
そのため、傘の折り紙にはさらに数多くの折り方が存在します。
お子様と一緒に作れる簡単なもの、本物そっくりな立体の和傘、フリフリのついた日傘などを紹介しましたがお好みの傘は見つかったでしょうか。
傘の折り紙は簡単な折り方のものでも傘部分と持ち手の部分に分かれています。
傘部分に複数枚を使う折り方も多いです。
選ぶ折り紙や、組み合わせを変えるだけで、同じ折り方で作った傘の印象も大きく変わります。
和紙や和柄の折り紙を使えばあっという間に和風の傘に。
無地の折り紙ならカラフルにしたり、模様付きの折り紙を使って洋傘を。
さらには傘のふくらみ具合や持ち手など、折り方自体もアレンジしやすい傘の折り紙。
完成してからの飾り付けなども含めると、傘の折り紙のアレンジはまさに無限に広がります。
完成した後の飾り方も、壁飾りやオーナメント、ミニチュアと組み合わせたりと楽しんで飾ることができますよ。
いくつ作っても飽きることのない奥深い折り紙の世界。
たくさん作って折り紙の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。