アコギの弦の特徴
弦の直径のことをゲージと呼ぶ
アコギの弦の特徴の1つ目は、直径の長さのことを指してゲージと呼ぶことです。
弦がパッケージされている箱にGauge、と書かれていることがあり、Gaugeの前に書かれている言葉によってどのくらいの直径なのか判断することができます。
そのため、音楽店などで直接手に取って商品を選ぶ際、Gaugeという表記をチェックするように意識すると自分にあったものをチョイスできるでしょう。
一番直径が短いものはExtraLightGaugeで、直径が長いものはMediumGaugeです。
弦の直径が短いと手へのダメージが少なくなる
アコギの弦の特徴の2つ目は、弦の直径が短いと手先へのダメージが少なくなることです。
初めてアコギに触れるという方におすすめなものとなっているでしょう。
また、たくさん練習する時にも用いることで手へのダメージを軽減させつつ練習に集中しやすくなるのもポイントです。
弦の直径が長いと迫力のある音が出る
アコギの弦の特徴の3つ目は、弦の直径が長いと迫力のある音が出ることです。
演奏中の音の響きにこだわりたい場合は、直径が長めなタイプをチョイスすると良いでしょう。
Mediumタイプの場合は演奏をし終わった後にチューニングを緩める必要がある、という注意点もあります。
アコギの弦の種類
PHOSPHOR BRONZE
アコギの弦の種類の1つ目は、PHOSPHOR BRONZEです。
赤みのある見た目が特徴的で、音の伸びが良いため、和音を鳴らす際や音の動きを強調したい時におすすめとなっています。
きらきらとした音に近くなるため、音の主張を強くしたい時にもおすすめです。
やや値段が高めになっていることも特徴的で、音を引き立てたい時にチョイスすると良いでしょう。
80/20BRONZE
アコギの弦の種類の2つ目は、80/20BRONZEです。
金色の色味が特徴的で、通常の弦に比べるとややきらきらとした音が響きやすい材質となっています。
アコギの音を主張しすぎず、調和させることができるためどんな場面にも合いやすい弦にしたいという方におすすめです。
響きと主張のバランスの良い音が出る弦であるため、どれにしようか判断に困った時に取り入れると良いでしょう。
コーティング弦
アコギの弦の種類の3つ目は、コーティング弦です。
弦にサビが発生しないようにコーティングがされていて、つるつるとした感触があります。
コーティングされていない弦に比べると、少し詰まったような音なのもポイントです。
長く質を保てるため、毎日大切に使いたい方におすすめでしょう。
PHOSPHOR BRONZEと80/20BRONZEの違い
きらきらとした音色か万人受けしそうな音色か
PHOSPHOR BRONZEと80/20BRONZEの違いの1つ目は、きらきらとした音色か万人受けしそうな音色かどうかです。
PHOSPHORはより音が響きやすいですが、BRONZEのタイプは音が調和しやすいといった差が生まれています。
アコギをメインにしたいか引き立て役にしたいかという場面の違いでチョイスすることがおすすめです。
リン青銅がベースか青銅がベースか
PHOSPHOR BRONZEと80/20BRONZEの違いの2つ目は、リン青銅がベースでできているのか青銅がベースになっているのかです。
PHOSPHORはリンが追加された機械の部品として使われることが多いタイプとなっていて、80/20BRONZEは10円玉に似た材質である、-といった差が発生しています。
そのため、PHOSPHOR BRONZEのタイプの方がよくしなる材質となっていて、音を派手にする効果に繋がっているだけでなく丈夫な素材なのもおすすめなポイントです。
アコギの弦のブランドの種類
ダダリオ
アコギの弦のブランドの種類の1つ目はダダリオです。
80/20BRONZEをアコギの弦にいち早く取り入れていて、老舗のメーカーとしても知られています。
また、PHOSPHOR BRONZEと80/20BRONZEのいいとこ取りをしているタイプも販売しているため、よりバランスの取れた音質を追求したい方にもおすすめなブランドとなっているでしょう。
マーティン
アコギの弦のブランドの種類の2つ目は、マーティンです。
たくさんの種類があることで有名なブランドとなっていて、より自分好みの音を探していくことができます。
特に、青銅の配合が多めの弦を販売しているのも特徴的で、より高らかに鳴り響く音に調整したい場合にも取り入れやすくなっているでしょう。
エリクサー
アコギの弦のブランドの種類の3つ目は、エリクサーです。
万能薬、という意味を持つエリクサーという言葉の通り、長持ちしやすい材質を誇っています。
長く大切に扱いたい場合や、より質の高い弦にしていきたい場合に取り入れることがおすすめです。
コーティングされた弦の種類がいくつかあるのもポイントでしょう。
ヒストリー
アコギの弦のブランドの種類の4つ目は、ヒストリーです。
島村楽器という会社が販売していて、コスパの良い商品がそろっているという特徴があります。
最寄り駅などで立ち寄りやすいお店で買いやすいメーカー品となっているため、製品の保証などが気になる方にもおすすめな商品となっているでしょう。
アーニーボール
アコギの弦のブランドの種類の5つ目は、アーニーボールです。
エレキギターにぴったりな弦を作り出したことで有名なメーカーとなっていて、アーティストからも愛されている商品がそろっています。
憧れのアーティストと同じ弦を使ってみたいという方や、手先への負担を最小限にしていきたい方におすすめな商品となっているでしょう。
アコギの弦の選び方
安定した品質が良いならマーティンを選ぶ
アコギの弦の選び方の1つ目は、安定した品質を求めたい場合はマーティンの商品を選ぶようにすることです。
初めて弦を追加で購入するという方や、どんなタイプなら失敗しない買い物になるのか判断するのか難しいという方におすすめでしょう。
また、値段があまり高くないため手軽に取り入れやすいという魅力もあります。
コードの練習を頑張りたい時にはLIGHTGAUGEをチョイスする
アコギの弦の選び方の2つ目は、コードの練習を頑張りたい時にはLIGHTGAUGEをチョイスすることです。
たくさん指を動かすような曲を練習したい場合は、手への負荷を少なくしていった方が長い時間集中しやすくなります。
そのため、直径が長いタイプよりも直径がより短めなものを選ぶことがおすすめです。
自身の手もいたわりつつ練習することで、結果的に長期的な練習を積み重ねやすくなります。
より迫力のある音ならMEDIUMや青銅が多く配合されたものを選ぶ
アコギの弦の選び方の3つ目は、より迫力のある音ならMEDIUMや青銅が多く配合されたものを選ぶようにすることです。
ギターのソロなど、主役として際立つような演奏をしたい場合には、より直径が長いタイプや青銅がしっかり配合されているものを選び、音の響きを改良していくことがおすすめでしょう。
どちらかというとメロディーラインを弾くような曲に適しています。
また、思いっきり演奏したい時や自信がある曲で用いるようにすると良いでしょう。
繊細な表現を楽しみたい場合はULTRALIGHTGAUGEを選ぶ
アコギの弦の選び方の4つ目は、繊細な表現を楽しみたい場合にはULTRALIGHTGAUGEを選ぶようにすることです。
弾き語りなど、静かに穏やかな旋律を奏でたい場合には、より直径が短いタイプを選ぶと良いでしょう。
曲の良さをかき消すような音量にはしたくない、という場合にもおすすめな選び方となっています。
周囲に騒音被害を与えないようにしたい場合にもおすすめなアイテムです。
丈夫なアイテムを使いたい場合はコーティング弦を選ぶ
アコギの弦の選び方の5つ目は、丈夫なアイテムを使いたい場合はコーティング弦を用いるようにすることです。
丈夫になる素材が塗布された製品を用いるようにすれば、擦り切れにくく長時間の使用にも耐えやすいようにしていくことができます。
たくさん演奏をする機会がある、という方や、1種類の弦を大切に扱っていきたい、という方におすすめな選択肢となっているでしょう。
演奏中に弦が切れてしまった、という事態を防ぎたい場合にもおすすめです。
おすすめのアコギの弦
ブランド名 | 弦の太さ | 弦の素材 |
---|---|---|
D'Addario | LIGHT | PHOSPHOR BRONZE |
Martin | EXTRALIGHT | 80/20BRONZE |
Elixir | EXTRALIGHT | 80/20BRONZE |
S.Yairi | LIGHT | 80/20BRONZE |
ERNIE BALL | CUSTOMLIGHT | 80/20BRONZE |
K-GARAGE | EXTRALIGHT | 80/20BRONZE |
JohnPearse | LIGHT | PHOSPHOR BRONZE |
ERNIE BALL | MEDIUM | 80/20BRONZE |
HISTORY | EXTRALIGHT | 80/20BRONZE |
Gibson | MEDIUM | 80/20BRONZE |
DR | LIGHT | PHOSPHOR BRONZE |
SAVAREZ | LIGHT | PHOSPHOR BRONZE |
【場所を選ばない】D'Addario ダダリオ アコースティックギター弦 フォスファーブロンズ Light .012-.053 EJ16 【国内正規品】
おすすめのアコギの弦の1つ目は、D'Addario ダダリオ アコースティックギター弦 フォスファーブロンズ Light .012-.053 EJ16 【国内正規品】です。
より華やかな音を響かせやすい材質でできているだけでなく、扱いやすいゲージであるLIGHTに設定されているため、どんな場所にも配置しやすくなっているでしょう。
また、セット品を購入することもできるため、色々な場所に使いたい、という場合にも取り入れやすいという魅力があります。
ニッパー付きのタイプを選べば、自分で取り付けやすくなるのもおすすめなポイントです。
【スタンダードな弦】Martin アコースティックギター弦 ACOUSTIC (80/20 Bronze) M-170 Extra Light
おすすめのアコギの弦の2つ目は、Martin アコースティックギター弦 ACOUSTIC (80/20 Bronze) M-170 Extra Lightです。
マーティンのブランド製品の中でもとてもシンプルに作られているため、ミスチョイスをしたくないという方におすすめでしょう。
また、LIGHTよりも直径が短めな作りとなっているため、弾き語りにも適した音質を楽しむことができます。
手先へのダメージも軽減させつつ演奏を楽しめるため、初心者の方にも取り入れやすいアイテムとなっているでしょう。
チューナーがセットになったタイプを選べば、音程にもこだわりながら交換することができるのもポイントです。
【高音質長持ち】Elixir エリクサー アコースティックギター弦 NANOWEB 80/20ブロンズ Extra Light .010-.047 #11002 【国内正規品】
おすすめのアコギの弦の3つ目は、Elixir エリクサー アコースティックギター弦 NANOWEB 80/20ブロンズ Extra Light .010-.047 #11002です。
紫のパッケージが印象的で、ポリマーのコーティングが施されているため演奏による手先の汚れやすり減りを大幅に緩和してくれる効果があります。
また、ナノウェブという名前の通りかなり薄くコーティングされているため、弾いた時の違和感が抑えられているだけでなく、ノイズも控えめになっているという魅力もあるでしょう。
長持ちさせたいけれど音質にもしっかりとこだわりたい、という方におすすめなグッズとなっています。
【ストック用に】S.Yairi アコースティックギター弦 SY-1000L-3 3セットパック ライト (012-052) SY-1000L-3
おすすめのアコギの弦の4つ目は、S.Yairi アコースティックギター弦 SY-1000L-3 3セットパック ライト (012-052) SY-1000L-3です。
3つセットになっているタイプでも1000円未満と、かなりコスパの良いアイテムとなっているため、弦がすり減ってもすぐ交換できるという状態にしておきたい場合に取り入れやすいでしょう。
日本の矢入ギターというブランドから出ている商品であることも特徴的です。
本番に用いるアイテムというよりは、練習を熱心に行いたい時に用いる形が適しているアイテムとなっています。
【バランスの取れたサウンド】ERNIE BALL 2221 ギター弦 (10-46) REGULAR SLINKY レギュラー・スリンキー
おすすめのアコギの弦の5つ目は、ERNIE BALL 2221 ギター弦 (10-46) REGULAR SLINKY レギュラー・スリンキーです。
50年以上前から人気が続いているブランドの商品なので、アーティストご用達のかっこいいアイテムがほしい場合におすすめでしょう。
また、鷲のようなロゴが入ったデザインも特徴的で、プレーンな調整がされているためいろんなジャンルの曲を演奏しやすいという利点があります。
3パック揃っているタイプもあるため、好みに応じて数を増やして購入できるのもポイントです。
【安定した音】K-GARAGE アコギ弦 A/G 010-047 エクストラライトゲージ
おすすめのアコギの弦の6つ目は、K-GARAGE アコギ弦 A/G 010-047 エクストラライトゲージです。
かなり安い値段で取り入れやすいという魅力だけでなく、ヘクサコアという六角形に整えられた材質が使われているため、クールな印象の音が出やすいという特徴もあります。
キクタニミュージックというギター用品を販売しているメーカーの商品なので、安心感のあるグッズを使いたい方にもおすすめです。
【程よい柔らかさ】JohnPearse(ジョンピアース) アコースティックギター弦 600L
おすすめのアコギの弦の7つ目は、JohnPearse(ジョンピアース) アコースティックギター弦 600Lです。
柔和な音が響くため、より優しい印象の曲を演奏しやすくなります。
より自分が演奏したいジャンルに特化したアイテムがほしい、という場合におすすめでしょう。
PHOSPHORタイプとなっているため音にきらびやかな雰囲気をそなえているのもおすすめなポイントです。
【明るくはっきりした音】ERNIE BALL アコースティックギター弦 ブロンズ ミディアムライト (12-54) 2003 Earthwood 80/20 Bronze Medium Light
おすすめのアコギの弦の8つ目は、ERNIE BALL アコースティックギター弦 ブロンズ ミディアムライト (12-54) 2003 Earthwood 80/20 Bronze Medium Light です。
エレキギターに適した商品を多く扱っているアーニーボールのブランドの中でも、よりアコギに適した材質に仕上がっている、というおすすめなポイントがあります。
MEDIUMという直径に仕立てられているため、よりハリのある音を演奏できる、という強みもあるため、しっかりと音を鳴らしたい方におすすめでしょう。
【コスパいい】HISTORY AH1048 アコースティックギター弦 EX-LIGHT (ヒストリー)
おすすめのアコギグッズの9つ目は、HISTORY AH1048 アコースティックギター弦 EX-LIGHT (ヒストリー) です。
より繊細な響きを満喫したい時に、少ないコストで導入することができるアイテムとなっています。
コストを抑えつつ、質の高い音にしたい場合におすすめでしょう。
やや音にハリがあるため、他のブランドのゲージがLIGHTとなっているものと遜色ない音になっているのもおすすめなポイントです。
【歯切れのいいサウンド】Gibson SAG-BRS13 Masterbuilt Premium 80/20 Bronze アコースティックギター弦
おすすめのアコギグッズの10個目は、Gibson SAG-BRS13 Masterbuilt Premium 80/20 Bronze アコースティックギター弦です。
明るいトーンの音を楽しみやすいため、ポップな曲の演奏におすすめでしょう。
【タッチレスポンスいい】DR アコギ弦 VERITAS フォスファーブロンズ .012-.054 VTA-12
おすすめのアコギグッズの11個目は、DR アコギ弦 VERITAS フォスファーブロンズ .012-.054 VTA-12です。
より独自に改良したアイテムのため、器用に音を調節できるというおすすめなポイントがあります。
【キレもコクもある】SAVAREZ サバレス / A140L Phosphore Bronze L フォスファーブロンズ ライト 12-53 アコギ弦
おすすめのアコギグッズの12個目は、SAVAREZ サバレス / A140L Phosphore Bronze L フォスファーブロンズ ライト 12-53 アコギ弦です。
からりとしたクールな音を楽しみやすい、というおすすめポイントがあります。
アコギの弦の交換方法
アコギの弦の交換方法は、ボールエンドという部分を少し曲げてから穴に通してからペグに巻き付ける、という流れになっています。
まず、もともとついている弦を取り外してから、新しいアイテムについているわっかのようになったボールエンドという部分が軽く曲がるようにしていきましょう。
ギターのブリッジ部分に開いている穴にボールエンドを差し込んだら、ピンで固定してペグに開いている穴にも弦を通し、張るように指で軽く押さえます。
そのまま弦を2フレットほどヘッド側にずらしたらペグに巻き付けていき、軽くチューニングしてから余った部分をニッパーで取り除きましょう。
アコギの弦について情報を集めてお気に入りの音に調節しよう
アコギの弦について情報を収集して、よりお気に入りの音色になるように調節していきましょう。
アコギの弦にもこだわって自分の好きな音色を突き詰めていけば、演奏を楽しみやすくなります。
どんなブランドが有名なのかなども合わせてチェックすることで、品質の良いアイテムを選びやすくなるのもおすすめなポイントです。
自分にはどんな選び方がおすすめなのかも知って、アコギを自分好みにカスタマイズしていきましょう。
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